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達成感が心地よい「障子張」

   我が家に障子が何張かあり、何年か前に生まれて初めて「障子張」に挑戦、うまくいきましたので、師走のことだし、まだ張り替えてない4張を張り替えることにしました。何しろ、自分でやれば、手数料がタダばかりではなく、仕事をした気分になれます。では経験したことがない方のために「障子張」の手順を紹介します。

   まず、「障子張」に必要な道具は、濡れた雑巾、障子のサイズの巻いてある紙(東急ハンズにあらゆるサイズがあります)、鋭利な歯のカッター、紙用のスティック糊(乾くのを待つ必要がない)、30センチの透明なスケール、印をつけるボールペン。これだけ用意して、いよいよ、作業を開始します。その手順は次の通りです。

   ①まず、障子を敷居からはずし貼ってある紙を全て破きます②サンを濡れた雑巾で丹念に拭きます③少し乾く間を置き糊を全てのサンに塗ります④巻いてある紙を障子の一番上に持っていき、一番下までころがしてサンに貼り付けます⑤紙の上からサンを指で丁寧に押さえ貼り付いたことを確認。

   そして、最後に上下左右4つの辺をカッターで切り取って完了です。最初やった時は長いスケールを使いましたが、私の経験上、切り取りたいポイントに10センチおきにボールペンで印を付け、分けて切った方がきれいに仕上がることが解りました。完成した時の達成感が心地よいので「障子張」お奨めです。

儚く消える「スターダスト」

   夜空をよぎって、流れては消えてしまう流れ星。その儚さゆえに、流れ星を見て消えるまでに三度、願いごとをとなえれば、その願いは叶うと言い伝えられています。ところで、この流れ星は、一体、どこに行ってしまうのでしょうか。ある本によると、流れ星の正体は星ではなくて星くずより小さい宇宙のチリです。

   宇宙空間には、小惑星が誕生する時に出来たかけらなど、チリに類するものが沢山浮遊しています。このチリが地球の引力圏に入ると、地球に向かって突入してくるので流れているように見えますが、大気圏を通過するうちに燃え尽きて、しまいに消滅してしまいます。つまり、儚く消えてゆく「スターダスト」です。

   この「スターダスト」の量は半端ではなく、一日、20トンも降り注いでいるそうですが、ごくまれに燃え尽きる前に地球に激突するものがあり、それが隕石です。さすがに宇宙のチリはスケールが大きくて、これまでの最大級の隕石は、落下の跡が直径150メートル、深さ200メートルに達しています。

   ところで、地球にとって最も恐ろしいのが小惑星との衝突です。何しろ、1936年には「アドニス(ギリシャ語で美少年)」と呼ばれる小惑星が地球とかなり接近したのですが、幸いなことに「アドニス」が軌道を少し変えたために、地球との衝突を避けられました。ちなみに今度の大接近は2036年です。

「イチロー式瞬間記憶術」礼賛

   イチロー選手が、あれほど凄い記録を残してきたのは、瞬間記憶術の達人で、児玉光雄著「わかりやすい記憶力の鍛え方」にその詳しいことが書いてあります。イチロー選手に限らず、一流のプロ野球選手やプロテニス選手、あるいは、プロサッカー選手はすべて瞬間記憶の達人なんだそうです。

   イチロー選手は、パターン認識により、飛んでくるボールの情報を瞬時に画像処理しなければなりません。その時間はせいぜい0.2~0.3秒。ここに記憶術の達人になるヒントが潜んでいるのです。イチロー選手が、ほかの選手に比べてヒットを量産出来たのは、投手の手から離れたボールの情報把握が優れていたのです。

   《彼はボールの速度、スピン量、スピンの向き、軌道など複数の要素を脳内で瞬時に判断して、ボールがホームベースに飛んでくるずっと前に、すでにヒットを打っているはずです。つまり、イチロー選手は、ほかのバッターよりも球の見極めが早いため、ボールを打つまでの時間的余裕があるのです。

   その気になれば、私たちも瞬間記憶の能力を高めることが出来るのです。例えば、車の助士席やタクシーに乗っている時、反対方向から走ってくる車のナンバーを瞬時に読み取るのもこの能力を高めてくれるのです。事実、イチロー選手は小さい頃からこれを趣味にして、車に乗った時に実践していたそうです。

世界最小の国「バチカン市国」

 世界で最も小さな国家「バチカン市国」のことが吉田一郎著「国マニア」という本に実に詳しく紹介されています。何しろ、2008年現在の人口は791人。面積は0.44キロメートルで、日本の皇居の約3分の1ですから、到底、都市国家とは呼べない狭さですが、カトリック教徒の総本山です。 

   国家のある場所は、イタリアのローマ市内で、ローマ法王が暮らすバチカン宮殿、サン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館などが建ち並び、イタリア政府から治外法権を認められています。そして、バチカン国家元首はローマ法王で、首相に相当するのは国務長官で、その下に総務部、外務部などがあります。

   「バチカン市国」は世界178ヶ国と外交関係を結んでいて、主権国家として承認されていますが、「バチカン市国」が派遣している代表は、国家の代表なのか、宗教組織の代表なのか曖昧で、東京にある大使館は「バチカン市国大使館」ではなくて「ローマ法王庁大使館」と呼ばれています。

   一方、日本政府がバチカンに開設している大使館は「バチカン市国日本大使館」という名称ですが、住所はバチカンではなくてイタリアの領土内。つまり、バチカンの領土はあまりにも狭いので、ほとんどの国がイタリアの領土内に大使館を置いているのです。ちなみに、バチカンには軍隊は無く、法王の身辺警護はスイス人の衛兵だそうです。ではバチカンの映像です。

4億年前の魚「シーラカンス」

 およそ4億年前に出現した魚で、当時は世界各地の淡水域に生息していましたが、7000万年前に地球から絶滅したと考えられていた「シーラカンス」という魚がいます。ところが、1938年、南アフリカ東岸の近海で捕らえられ、今なお、古代のままの姿で生息しているのが解り、大きなニュースになりました。

   この「シーラカンス」の生息域は、主にアフリカ南東沖コモロ諸島周辺の水深70メートル~600メートルあたりで泳いでいるのが確認されています。全長は150センチぐらいで全身が硬いウロコで覆われ、胸びれと背びれが葉っぱのような形をしていて、尾びれは三葉に分かれています。

   こうした特徴は、脊椎動物が魚類から四足動物へと分岐する頃の変化を今に伝える、貴重な生きた標本ともなっているのです。この「シーラカンス」、1938年に魚師の網にかかった時、たまたま近くに海洋学者のJ・スミス博士が滞在していて、この魚を古代種と見抜いたことから注目を集めました。

   ところで、「シーラカンス」が4億年もの間、生き長らえてきたのは、勿論、環境の変化に巧みに適応してきたからですが、最大の理由は味がまずく人間が食べなかったからのようです。では、世界中の水族館が、何とか手に入れたいと躍起になっている「シーラカンス」が実際に泳いでいる映像です。

電話は最初「もしもし」の理由

   電話のベルが鳴り、受話器を取った時や掛けた時、ほとんどの人が、最初に「もしもし」と言いますが、ネットにその理由がありました。そもそも、日本で電話が開通したのは明治23年で、当時は電話交換手に口で相手番号を伝えるシステムで、その時の呼びかけは「おいおい」だったそうです。

   何だか偉そうに聞こえますが、最初の頃は電話を持っている人は高級官吏や実業家などのお偉いさんばかり。そのため「おいおい」にあまり違和感はなかったようです。しかし、横柄な感じで一般的ではなく、電話交換手が電話の相手に言っていたのが、「(これから話を)申します申します」だったのです。

   そこで、電話局が考えついたのが「申します申します」を縮めた「もしもし」が、電話に出た時の呼びかけの言葉として最適と判断し、統一するようにしたという説が最も有力です。ところで、日本の「もしもし」に該当する電話の呼びかけは、世界の国はどうなってるかがこの記事にあります。

   その幾つかを紹介すると、アメリカは誰でもご存知の「ハロー」、韓国は「ヨボセヨ」、中国は「ウェイ ウェイ ウェイ」、フランスは「アロ」、ドイツは「ハロ」、イタリアは「プロント」、スペインは「オラ、オイガ」、ブラジルは「アロー」、ロシアは「アローかアリョー」、トルコは「アロー」など。どうやら外国では「ハロー」と言えばよさそうです。

俳句に挑む人工知能(AI)

   昨日の朝日新聞夕刊の一面に、俳句に挑む人工知能(AI)の話があり、面白いので朝日新聞をお読みになっていない方のために紹介します。この話は、人工知能が専門の北海道大学の川村秀憲教授が、昨年、「AI俳句」に取り組み始めたのがこの発端のようです。まず人間の五感が凝縮した俳句をAIに理解させるのです。

   この試みを知ったテレビ局が人間との対決を打診したのです。川村教授によると、AIは過去に詠まれた大量の俳句をデータとして読み込み、単語のつながりや、季語などを学び、AI自らが「ディープ・プラーニング(深層学習)」と呼ばれる手法で学習を深めたのです。そして、今年の1月、テレビ対決を行いました。

   その方法は人間とAIが写真を見て句を詠む三番勝負です。この時、AIが《旅人の 国も知らざる 紅葉哉》と《又一つ 風を尋ねて なく蛙》の2句を披露しましたが、この時は読み込んだ句が古くて語感がこなれず、AIの負けになりました。そこで、再度、7月に北海道で俳句イベントを行ったのです。

   それも僅差で人間側が勝利しましたが、その時、人間とAIの全ての中で最高点はAIが詠んだ《かなしみの 片手ひらいて 渡り鳥》。ところで、AIの俳句を俳句会はどう受け止めているかというと、「過去につくられた俳句を元にした今のやり方では、人間は超えられない」とか。でもAIが詠む俳句、とても興味があります。

「100円ショップ」は知恵の宝庫

   家から歩いて約5分のところにある「100円ショップ」に時々行きます。別に買いたいモノがあるわけでなくても、時に思い掛けないアイデア商品を発見することもあれば、「へー、これが100円で買えるんだぁ」という品物を見つけ、現在、必要としてないのに、お店に敬意を表して買ってしまうこともあります。

   最近、私が100円で買ったのはステンレス製の「トング」です。これはパンなどを焼く時に、パンを直接手で持たないで、はさんでトースターに入れる道具です。形をアルファベットで表現すると、使わない時は、小さな金物が端にあって「I」の形になっていますが、その金物を反対側に移動すると、バネの力で開き「V」になります。

   つまり、「V」の広い方をちじめてモノをつかむのです。この「トング」が凄いのは「I」から「V」にする金具をずらす操作が片手だけで出来て快感です。そして、使った後、再び「V」を「I」に戻すのに、これも片手だけで操作可能。恐らく、この「トング」の設計者はこれが売り物に違いありません。

   私は、これを家に買ってきて、「I」から「V」に、「V」から「I」に片手だけで何度も素早く操作して、すっかりこの「トング」に感動してしまいました。私は家内に「これを100円で作るとは凄い!」と叫び、この感動を誰かほかの人に伝えたくて、親戚の奥さんに贈呈しましたが、私のように感動したかどうかはまだ聞いていません。

永遠のクリスマス・ソング

   毎年、12月が来ると、待っていたとばかりにブログにアップするのが古い3曲のクリスマス・ソングです。もう、どなたも聴き飽きてるかも知れませんが、この3曲は何度聴いてもいいと確信しています。まず1曲目は山下達郎の「クリスマス・イブ」(特別版)。何しろ、1983年のリリースですからもう35年も経ってます。

   《雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ 心深く秘めた想い 叶えられそうもない 必ず今夜なら 言えそうな気がした まだ消え残る君への想い 夜へと降り続く 街角にはクリスマス・トゥリー 銀色のきらめき》。なんという切ない歌詞と旋律でしょう。

   そして、2曲目はとても心地よいワム!の「ラスト・クリスマス」。《Last Christmas, I gave you my heart But the very next day you gave it away This year, to save me from tears I'll give it to someone special..Last Christmas, I gave you my heart But the very next day you gave it away This year, to save me from tears I'll give it to someone special》。

   昔、西武池袋線の江古田駅近くにあったカフェで、12月のある日、女子大生らしき3人が、ジューク・ボックスから流れるこの曲に合わせて歌っていた光景が今も脳裏に鮮明に甦ります。そして、3曲目は更に古い「ホワイト・クリスマス」。これはもうビング・クロスビーでなければなりません。今年も同じことを書きました。

慶大法学部教授の音楽評論家

   慶大法学部教授の私が好きな音楽評論家が二人います。許光俊氏と片山杜秀氏で、今日は片山杜秀氏の著書「クラシックの核心」の中から、《ショパン メロドラマと「遠距離思慕」》というタイトルの一文を紹介しショパンを偲びます。片山氏がショパンで印象に残っているのは、1974年に放映されたドラマ「白い滑走路」。

   ジャンボ・ジェット機の機長田宮二郎が主人公で、ショパンが重要な役割になってるのです。「白い滑走路」を制作した頃は、日本航空がボーイング747、いわゆるジャンボ・ジェットを導入したばかりの頃で、その宣伝もかねて、JALがが全面協力したドラマなんです。しかし、残念ですが私はこのドラマを観ていません。

   そこで、片山氏の文章で、このドラマを掻い摘んで紹介すると《田宮二郎が久々に家に帰ってくるところから始まったと思うんですね。都内の高級マンションではないですか。日本航空が747を導入する。操縦法を覚えなくてはいけない。国際線の機長の田宮二郎は747向けの要員にされて、講習をうけるためアメリカに出張。

   で、帰宅した。そうしたら妻が消えていたんですよ。……》。この妻はピアニストで得意な曲がショパンなんです。とにかくいない。口紅で洗面所の大鏡に別れの言葉が書いてあるのです。音楽評論家の片山杜秀氏、ショパンの魅力を語るのに人気ドラマを引用したりしてとても解りやすく、同じ慶大法学部教授の許光俊氏と共に沢山の著書がありますので、音楽愛好者に声を大にしてお奨めです。ちなみに、私が現役時代、大変お世話になった会社の顧問の公認会計士も慶大法学部卒業で音楽がとてもお好きで、仕事の合間によく音楽を語った事が懐かしいです。

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