新幹線車両が走る在来線
東海道山陽新幹線の終着駅は九州の博多駅であるのは、誰でも知っていることですよね。しかし、その先に博多南線という路線があって、博多南駅という駅が一つだけあるのをご存知でしょうか。博多駅と博多南駅の間は、たったの8.5キロ、所要時間は10分。料金は乗車券190円のほかに100円が必要で290円掛かります。
そもそもこの博多南駅は、新幹線博多駅の博多総合車輌所、つまり、車庫のような存在で、営業用の駅ではなかったのですね。ところが、この駅の周辺が福岡市のベッドタウンとして発展し、人口がどんどん増加したにも拘わらず、博多に出る交通機関としてバスしかありません。
マイカーを利用すれば一時間近くの時間が掛かり、住民から通勤の足としてこの路線を活用させて貰えないだろうかという要望が高まったのです。そこで、JRも考えざるを得なくなり、1990年4月1日から、単なる回送線の駅が営業用の博多南駅に。
しかしこの路線、車輌は新幹線ですが扱いは在来線で、乗車券のほかに取られる100円は特急料で新幹線の料金ではありません。従って指定席はなく全て自由席。利用客が次第に多くなり、運転本数も年々増加しているようです。時刻表にちゃんと載ってます。

