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大好きな洋画家松井ヨシアキ

  今から10年ほど前、会社をリタイヤした頃、よく銀座のソニー・ビルに入り浸っていた関係で、その隣にある日動画廊に好きな絵を観に行きました。ある日、壁に掛けてある絵で色遣いが私の好みの絵が眼に入り、それからいつもその絵の前に長時間いることが多くなり、その洋画家の名前は松井ヨシアキ。

   ネットに松井ヨシアキ氏がご自分の絵を語っている一文があるので紹介しましょう。自分で描いた絵を自分で語るのは最も確実な評価です。「現在のパリとともに、いろいろな記憶、さまざまな時間の中にあるパリを描いています。実際にあるもののディテールを拾い上げ、それを舞台装置のようにして、僕の心の中を表しています。

  描くことは記憶の奥底にある音や光、闇や影を追い、眼前に広がる事象と溶けあわせ、イリュージョンの世界を作り出すことだという。アパートの一室から見渡した空の表情、何げない日常を切り取り、そこに生きる人の姿と心のありようを映し、見る者の心の震えと重なりあっていく。

  街角で演奏する音楽家の姿に心を引かれ、視線を浴びて踊るダンサーのパフォーマンスに胸が高まります。時には常軌を逸してしまったかのような精神の境地に達しているのを見つけ、その感動をそのまま描きたいと筆を執ります」(《美のクリエイター洋画家松井ヨシアキ》からの引用)。では、鮮やかな色彩に満ちた「松井ヨシアキ画集」をじっくりご覧になって下さい。きっと心が癒されます。

突如出現の「やきいも専門店」

 家の近所の江古田商店街をぶらぶら歩いていたら、おしゃれなノレンに「創業百九年 四代目 目利き やきいも」と書いてあるお店を発見。ウィンドウの中を見ると、美味しそうなやきいもが10本ほど並んでいて、入口にあるメニューには「全商品、一点でもお持ち帰り頂けます」とあります。

  どうやら、扱っている品物はやきいもばかりではなく、入口のメニューにはやきいも甘酒、やきいもラテなどが載っていて、やきいもが好物の私は、入口から奥を覗くと、「いらっしやいませ」と出てきたのは私の予想に反しおじさんではなくて若い女性。

  冬の風物詩やきいもを若い女性が売るなど、これを始めた経営者のセンスに感心しながら、やきいも2本を1160円で買い、全金種が分けて入る私の自慢のコゼニ入れを手にしました。そして、これより100円玉1枚、50円玉1枚、10円玉1枚をつまんで取り出し、それに千円札1枚を加えて渡したら、彼女は感心したような顔をして品物を渡してくれました。

   それでは、「やきいも」が入った俳句を幾つか並べましょう。まず吹田孤蓬の「焼芋を 二つに折れば 鼻熱し」、室生犀星の「焼芋の 固きをつつく 火箸かな」、そして、日野草城の「焼芋や 月の叡山 如意ヶ岳」。「やきいも」が冬の季語なのは言うまでもありませんが、それにしても、やきいも、美味しいです。

豪華客船の日程コース料金

 現在、横浜港から動けない豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」、家族と楽しみにしていたクルーズが台無しになって気の毒ですが、ネットにコースや料金などを詳しく書いたサイトがあるので、ご覧になったらいかがでしょう。それにしても、感染防止のため、乗客が下船出来るのは早くても2月19日以降とは何という不運。

  「ダイヤモンド・プリンセス」の日本発着クルーズは2021年1月まで通年で運行することが決まっていて、クルーズ料金や日程ともすでに発表済。しかし、今回の影響で変更になることもあるかも知れません。ともかく、豪華客船によるクルーズ、そう驚くような金額ではないようです。

  例えば、2020年2月から3月の間は、横浜発着9日間は70,000円、神戸発着9日間は70,000円、名古屋発横浜着8日間は70,000円、神戸発横浜着7日間は90,000円のクルーズが設定されていて、10万円以下でも豪華客船の旅を楽しめます。

 では、日程やコースなど詳しいことは「ダイヤモンド・プリンセスクルーズ料金まとめ」というサイトがあります。この中には実際に「ダイヤモンド・プリンセス」のクルーズを体験した方のブログなどありますから参考になるかも知れません。ともかく、会社をリタイアした直後に家内と体験すべきクルーズだと思いました。

人間不信で苦悩の沢尻エリカ

 昨年、合成麻薬等の所持容疑で逮捕された女優沢尻エリカの初公判が1月31日に行われました。「週刊文春」2月13日号にそのことに関し、新聞では読まなかったことが書いてあるので、この「週刊文春」を買わなかった人のために紹介します。中々興味あることが書いてあり、情報網の威力でしょう。

  沢尻は「現実から逃避した世界と薬物がつなげた偽りの友情から抜け出せなかった」と発言し、検察官との質疑応答で、「なぜ甘い考えを抱いたのか?」と検察官から核心的な質問が飛ぶと、沢尻は解答に窮して沈黙を続け「それは今でも自分の中で自問しています」と答えるのに精一杯。

 雑誌の記事に沢尻が入院している慶応大学病院内の病室の彼女の姿が書いてあるので書き出します。彼女は窓もカーテンも締め切り、反省した様子で、終日、ぽーっとしていて、逮捕されて以来、一度も日の光を浴びていません。病室のテレビもつけず、パソコンも携帯も弁護士に預けたまま。

  つまり、一切の情報から距離を置いて、逮捕と同時に、これまでの友人関係が偽りだったことを思い知り、ほとんど「人間不信」の状態。沢尻は女優復帰はあり得ないと言っていますが、女優をやめて、NHKだけで5億円、総額10億円を越えると言われている違約金や賠償金を支払えるのでしょうか。

エレベーターの中の沈黙理由

 エレベーターの中で、人の会話を聞いた経験は、恐らく大抵の方が無いでしょう。その理由はマナーの問題だけではないのです。ネットに「エレベーター内の会話はNG! 意外と知らないエレベーターのビジネスマナー」という記事がありました。しかし、エレベーターの中は知人、友人と一緒でも会話を交わさない方がいい理由があるのです。

  エレベーターの中で会話をすれば、一緒に乗っているすべての人の耳に入るのは当然と言っていいでしょう。従って、何を話題にするか考えなければなりません。まさか重大な秘密を話さないまでも、見ず知らずの人に聞かせたくないことだってあるのです。それを考えると、沈黙がベストなのです。

  第一、エレベーターの中の滞在はそう長い時間ではありません。どちらかが、何か適切な話題を見つけて話始めても、中途半端でエレベーターを出ることになり、やっぱり黙って数分間を過ごした方が賢明だったという後悔だけが残るのです。そこで、エレベーターの中のすべての人はただひたすら沈黙。

 すると、このエレベーターの中の静寂で笑いたくなる人がいるとみえて、ネットに「静かなエレベーターでついつい笑ってしまうのを防ぐ方法」というショート・エッセイを発見、読んでみると面白いので紹介します。別に私は笑いたくなることはなく、いつもじっと数分間の奇妙な静寂を楽しんでいます。

何度も観たくなる珠玉の映画

 古今東西、世界中に沢山の恋愛映画が存在しますが、映画ファンを自負する私が、過去に観た映画のベスト3に絶対に入れたい素敵な映画を紹介します。その映画の邦題は「恋人までの距離」(何という拙悪なセンスでしょう)、原題は「BEFORE SUNRISE」で1995年制作の米、オーストラリア、スイスの合作映画です。

 ちょっと、映画の簡単なシノプシスを書き出しましょう。列車の中でアメリカの青年が、ひょんなことからフランスの女性に出合い、話が非常に合って、目的地の途中のウイーンで下車して一緒に街を歩かないかと提案します。女性もそれに同意し、知的な会話を重ねつつウイーンの街を散策します。

  二人が出会う二人組の演劇青年、手相をお金を取って見てくれる中年の女性、何でもいいから何か言葉をくれたらそれをベースに即興の詩を作り、もしそれを気にいったら幾らかのお金が欲しいという青年など。そのやりとりの会話が実に知的で、観客は映画の中に引き込まれるのは間違いありません。

  そして、二人はウイーンの街の野原に寝っ転がって夜を明かし、やがて、列車に乗る時間がやってきます。しかし、二人はお互いに連絡先を伝えずに、もし、もう一度会いたくなったら、一年後の何時何分に駅のある場所に来る約束をして、彼女の乗った列車は動き出します。なんという切ない「別れ」でしょう。その結果は「BEFORE SUNSET」という9年後に作った続編にあります。ともかく、1995年ベルリン映画祭最優秀監督賞を受賞したこの映画予告編)、絶対にお奨めです。映画が好きなら間違いなく10点です。

「だじゃれ」で遊べる日本語

  何もいまさら説明することではありませんが、日本語は同じ言葉でも読み方が違い、そして、意味もまったく異なる非常に便利な特別な言語です。従って、この特殊性を利用して「だじゃれ」という言葉遊びが生まれました。ネットにこの「だじゃれ」を集めた「究極のだじゃれ集」がありますからご覧になって下さい。

  そう驚くような傑作はありませんが、中に気にいった作品が幾つかあるので書き出します。まず「夏の夜は パジャマじゃ暑い やっぱじゃま」「食いしん坊はまずくても苦い辛抱」「関西の人は建築にうるさいって?なんで屋根」。駄作ばかりでがっかりした方は自分で作るるよりありません。

  ところで、「だじゃれ」は日本語だけの遊びと思っていたら、何と英語でもあるのです。ネットに「英語でだってダジャレを言ってみたい!英語のダジャレまとめ」というサイトを発見しました。英語が得意な方はちょっとご覧になるといいかも知れません。最後に知る人ぞ知るの「だじゃれ」を紹介します。

 これは日本語と英語を交えた「だじゃれ」です。「犬小屋」のことを英語で何というかご存じでしょうか。その答は「KENNEL」、つまり、「ケンネル」で「犬寝る」と書けるのです。そして、もう一つ、日本語と英語をドッキングした「だじゃれ」です。辞書のことを「DICTIONARY」といいうのはどなたもご存じですが、その発音は「ディックショナリー」、この発音が少しナマれば「字ひく書なり」。そう聞こえたフリをして笑って頂けたら嬉しいです。

ヘミングウエイ原作の三映画

 外国映画、ことにアメリカ映画がお好きな方なら、アメリカの文豪アーネスト・ヘミングウエイの小説が何本も映画化されているのはご存知でしょう。今日はこの中から、三本の映画「脱出」「殺人者」「キリマンジャロの雪」を紹介します。ご覧になっていなかったら、人生、損をしているのは間違いありません。 

  まず、1944年制作の「脱出」。監督はハワード・ホークスで、出演はハンフリー・ボガート、映画初出演のローレン・バコールが話題で、二人は恋に落ち結婚します。ラスト近く、ボガートが抽出の中の拳銃で相手を倒し、窮地を凌ぎ脱出する展開がいいのです。腰をふりながら歩くバコールにボガートがメロメロになったのが解ります。

 次は「殺人者」。原題は「THE KILLERS」ですからそのままずばりです。1946年の制作の白黒映画、ロバート・シオドマク監督の腕が冴えています。出演はバート・ランカスターで、自分を殺しにくる殺し屋が来るのを承知の上で待ってます。その雰囲気が何とも言えません。

  そして、もう一本は「キリマンジャロの雪」。主人公のグレゴリー・ペックが怪我で寝込んだ時の回想が映画のベースです。薄暗いバーで、初対面のエヴァ・ガードナーと生演奏のジャズを聴きながら、顔を寄せて一本のマッチで煙草に火をつける有名なシーンがあります。実はこの三本の映画のうち「殺人者」だけがDVDを持ってなくて、ヤマノ楽器で探そうと思っています。

 

脚色がある「関ヶ原の合戦」

 「教えちゃいけない日本史の裏」という本に、1600年(慶長5年)9月15日に起きた関ヶ原の合戦は、小説、映画、ドラマなどで数多く取り上げられていますが、日本一有名な合戦と言っていいでしょうとあります。合戦自体は僅か半日程度で勝敗は決し、そこにある数々のドラマが歴史好きを捉えています。

  中でも、徳川家康が上杉討伐のために東下していた諸将を下野国小山(現在の栃木県小山市)に招集して行われた「小山評定」や、西軍の有力武将だった小早川秀秋の裏切りなどはあまりにも有名ですが、近世史の専門家の一部からは、こうしたエピソードは創作ではないかという指摘があるそうです。

 関ヶ原の戦いで必ず描かれる「小山評定」は、実は行われていなかったというのです。関ヶ原の合戦が行われる前の1600年(慶長5年)7月25日、上杉討伐を中止し、挙兵した石田三成を討つために諸将が西上することを決定したものとして知られていますが、それに関する資料がまったく無いのです。

 また、小早川秀秋は、寝返りに躊躇しながらも家康の催促で、正午頃にようやく西軍を裏切ったとされていますが、家康方の武将が合戦の翌々日に書いた連署状には「開戦直後にすでに小早川秀秋は裏切っていた」とあるのだそうです。つまり、最初から小早川秀秋は西軍ではなくあっさり負けたのでは話が面白く無いので軍記物の作者が脚色した可能性があるのです。いやはや、関ヶ原の合戦には話を面白くするための脚色のアトがあるのです。

アニメの傑作「岸辺のふたり」

  何年か前、紹介したことがあるオランダのアニメ「岸辺のふたり」を、再度、紹介します。原題は「Father and Daughter(父と娘)」ですが、日本公開にあたってタイトルを「岸辺のふたり」に変えたようです。ともかく、8分間の中に人が人を想う切なさを実によく描いています。

  ところで、このアニメ、どこで知ったかというと、かなり前に新宿の「武蔵野館」で、モーニングロードショーという企画で上映していたのを観たのです。僅か8分間なのでほかの映画との抱き合わせだった気がしますがよく覚えていません。ともかく見終わってあまりの素晴らしさにびっくり。家に帰ってネットを探したらありました。

 アメリカのアカデミー賞の短編アニメーション賞受賞、イギリスの短編アニメーション賞受賞、広島国際アニメーション・フェスティヴァル・グランプリ受賞、オランダのアニメーション映画祭グランプリ受賞、ポルトガルのアニメーション・フェスティヴァル・グランプリなど数多くの賞を受賞しています。

 このアニメがこのまま埋もれしまうのは勿体ないので、同じテーマのブログを、再度、書くのは不本意ですが、沢山の方に観て頂くために今日再び書くことにしました。もしご覧になった方は、是非、友人や知人にお知らせ頂ければ嬉しいです。では、これぞアニメの傑作と称賛された作品「岸辺のふたり」、ハンカチを用意してじっくりご覧になって下さい。

 

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