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円周率を算出する桁数の競争

 円周率、つまりパイは、学校で習ったのはただの3.14です。パイは循環しない数列でまだコンピューターが無い時代から、この桁数競争は世界的に有名です。何しろ同じ繰り返しには絶対にならないのですから、この羅列は無限に続き、宇宙の果てまで永遠と言っていいでしょう。でも航空機の設計でも円周率は3.14で大丈夫と何かで読んだ覚えがあります。

 ともかく、私が所持してる数学者野崎昭弘著「パイの話」(岩波書店)によると、ニュートンが1665年に16桁、マチン1706年100桁、クラウゼン1847年248桁、これからは、コンピューターによる計算で、ENIAC(アメリカ)1949年2037桁70時間、そして、CDC(フランス)が50万桁 を28時間10分で出してます。

 いやはや、コンピューターを使っても50万桁を出すのに何と28時間も掛かるのですから驚きます。実は、この円周率には私も興味があり、東大教授の牧野貴樹氏が「円周率1,000,000桁表」(これで1万ですからこれが100ページ)という本を出版(定価314円)しているのを知っていて池袋東武デパート7階の「旭屋書店」で取り寄せ買って持ってます。何しろ、数字が100万ひたすら並んでいるのは正に壮観。よくぞ作ったと驚嘆します。

 ではこの本の裏表紙に著者とのこんな質疑応答が書いてあるので紹介しておきましょう。Qなにを血迷ってこんな本を作ったんですか?Aそんなふうに思う人はこの本を買わないと思います。Qこんな本を売るなんて、手抜きなんじゃないですか?A私はこの本のために、円周率の計算のプログラムを作りました。普通の本以上に手間がかかっていると思います。Q著作権はどうなっていますか?A円周率は創作物ではなく、この本はただの事実の羅列なので、この本の主要部分に著作権はありません。他の部分についても著作権を放棄します。引用、掲載、転載、複製など自由にやって頂いて結構です。Q円周率はこれで全部ですか?Aまさか、無限に続きます。この本100万冊でも足りません。ところで、円周率は、現在、世界でコンピューターが何桁まで出しているかご存知でしょうか。何と62兆8318億5307万179桁。これを出すのに要した時間は108日と9時間、紙に書くのは絶対に不可能と思います。

 

 

 

 

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