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江戸城を語る俳優高橋英樹氏

 

 月刊「文藝春秋」三月号は、毎年、芥川賞の全文が掲載されているので必ずと言ってもいいほど買うことにしています。今年はほかに「徳川家康は生きる場所をどうつくりあげたか」というテーマの特別企画の誌上座談会があり、俳優の高橋英樹さんが三人の専門家を相手にご自分の培った知識を披露しているので紹介しましょう。

 何しろ高橋さんは芸能界屈指の城好きで歴史マニアとして知られているのですから、もしかしたら自らこの対談を望んでいたかも知れません。まず、どなたかが「江戸城は戦に対する備えが凄いからてっきり戦国時代に作られたお城と思っていました」と言ったのを受けて高橋さんの発言「防御態勢を固めていると知らしめる事で攻撃を躊躇させようとしたんじゃないでしょうか」。

 そうして「戦いに明け暮れた時代が終わり、平和を欲したからこそ、強大な城を作ったんだと思います。」更に「諸国の大名を動員したことで、幕府に反抗するための軍資金を使わせてしまったのが家康の凄さです。つまり各大名が、ここからここまでがおまえの藩と分担で造らされたことが石垣を見れば解ります。」

 例えば神田川の仙台堀は、一番お金がかかる場所を伊達政宗の仙台藩に開削させた跡があります。つまりそうやって、北から攻められる脅威を無くしたわけです。要するに赤坂見附とか四谷見附などの見附という地名のところまでお城の中だったのです。」いやはや高橋さんは俳優業の傍ら本当によく調べているのには感心しました。

 

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