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待ち遠しい池上彰氏の解説

 そろそろ「週刊文春」に連載している池上彰さんのコラム「そこからですか!?」にアメリカ大統領選挙の話が載る頃だと思い9月3日号を買ったらあてがはずれ、今回は副大統領の話でした。何しろ、池上彰さんの解説は、解りやすい上に非常に楽しく、私が「週刊文春」をよく買うのはこれを読みたいのが目的と言ってもいいかも知れません。

  今回のテーマは「副大統領とはどんな役割?」、ためになるので、お読みになったいない方のために、掻い摘んで紹介しましょう。この書き出しは《アメリカの副大統領は選挙の時に名前を売るが、まもなく姿を消して人々の記憶から消える》。ところで、副大統領の公邸はどこにあるのかこの記事で知りました。

 実はホワイトハウスからかなり離れたアメリカ海軍天文台の敷地内だそうです。今回、民主党の大統領候補に決まったジヨー・バイデンは、副大統領候補にカマラ・ハリスを指名しました。バイデン候補は、現在、77歳の高齢ですが、ハリス副大統領候補は若い黒人女性です。

 なにしろ、バイデン候補が今回当選しても四年後には81歳、とても二期目は望めそうもありません。そこで、四年後にはカマラ・ハリスを後継者に指名するのではないかと見られてるそうです、ところで、肝心の大統領選は、現在、バイデンのポイントの方がトランプより高そうですが、池上彰さんの詳しい解説が待ち遠しいです。

懸命に頭を使ってる賢い植物

 つい最近、古本屋の店頭で、好奇心旺盛な私は、田中修著「植物のかしこい生き方」という本を見つけ買ってきました。言うまでも無く、植物だって立派な生き物です。そこで、「自分にないものを手に入れて好かれようとするのではなくて、自分の中にあるもので魅力を伝えようとする植物もあるのです」。

   例えば「福寿草」という植物の話です。この植物は幸福の「福」と長寿の「寿」を名前に持っていて、「幸福と長寿をもたらす縁起がいい植物」と言われています。福寿草はキンポウゲ科の植物で、原産地は日本を含む東アジア、二月頃黄色い花が咲き、花言葉は「幸せを招く」「祝福」「永久の幸福」。

 福寿草が春を待たず、まだ寒い新春に花を咲かせるのは、春に花粉を運んでくれるハチやチョウチョウチョなど虫を誘う競争を避けるためとは驚きです。つまり、多くの植物が花を咲かす前に先に咲いてしまえと「先んずればなんとかをを制す」をちゃんと考えているのですから凄い植物です。

  それに福寿草の花は、虫を誘うためのいい香りを漂わすこことも、美味しい蜜を用意することも出来ません。なぜなら、福寿草はもともと香りも密も無いのです。ところが、福寿草の花は夜は閉じていますが、朝になって太陽の光が当たると大きな花を咲かせます。この花はパラポラアンテナのような形をしていて太陽の熱をまともに吸収し、花の中の温度を上げるのです。そこで、ムシたちを温かさを売り物にして集めるとは、いやはや何と賢い植物なのでしょう。福寿草はムシにもサムガリがいるのをちゃんと知っているのです。

エレベーター内の沈黙の理由

 かなり前にブログに書いたことがあるのですが、エレベーターの中で、ペチャクチャしゃべってるのを、恐らく誰も経験した事が無いでしょう。ともかく、知人、友人が一緒でも、エレベーターの中では会話がなく、誰もひたすら沈黙しています。まるで、いつのまにかそんな約束事が生まれたかのようです。

  これは、私の勝手な推測ですが、エレベーターの中で会話すると、その内容は必然的に乗り合わせた見ず知らずの人の耳に入ることになり、少し大袈裟な言い方をすると、意識しないで「秘密の漏洩」を防いでいるのです。内容はどうでもいいことでも、人に聞かれるのがイヤなことってあるのです。

 また、よしんば会話を交わすとしても、話題に困るということもあるかも知れません、例えば、仲のいい友達同士が、エレベーターの中の短い間に音楽やオーディオを語るとして、一般的に知られていない知識をこんなこと知らないでしょうとばかり語りまくったら聞いてる人が不快になるに決まっています。ならば、なんにも言わないのが賢明ということになります。

  以上は、エレベーターの中では何故誰も無言なのかを私が勝手に推測しましたが、ネットに「エレベーター内の会話はNG!」 という記事があり、そこに書いてあるのは《まず、エレベーターで知人と乗り合わせたら、会話はしないまでも、挨拶を必ずするようにしましょう。特に重要なのが「会釈」です。知らない人にも軽く会釈をしてエレベーターに出入りする動作は、とても礼儀正しい印象を与えますから》と。でも、「会釈」してるのもかって私は見た事がありません。まったく「会話」が無いのと同じです。

手加減が無い映画評論家

 映画が特別に好きな私は、アメリカの女流映画評論家ポーリン・ケイルの名前はかなり前からよく知っています。恐らく、日本の映画好きで、ポーリン・ケイルの名前をご存知でしたら、かなりの映画通と言ってもいいでしょう。つい最近、彼女が著した「映画辛口案内」という分厚い本を古本屋で見つけ買ってきました。これには、当然、傑作と言われてる映画は一つも入っていません。

  例えば、私が映画館で期待して観た映画で、がっかりした映画の一本「ボデイ・ダブル」をどんな風に書いてるか紹介しましょう。《「ボデイ・ダブル」はたいへんな失望である。あなたは、たえずスリルを待ちこがれるが、彼は自己を超えない。いや、自己の域にも達していない。》

 もし、この文章を映画を観る前、つまり、映画館の椅子に座っている時に眼にしたら、恐らく映画館をただちに飛び出すかも知れません。ともかく、「映画辛口案内」のオビにも堂々と「私の批評に手加減はない」と書いてあるのです。きっと、この映画を造った関係者が眼にしたら、怒ったに違いないのです。

   ところで、この本に載っている88本の映画の中に、何と1983年制作の市川崑監督の「細雪」があるのです。主な俳優は、岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子。ポーリン・ケイルの筆にかかったら、どんな酷評になっているのかドキドキしましたが、批評は意外に穏やか《この高齢の監督は、おおぜいの若手監督が口で主張していることを、ちゃんと実行している。市川はわれわれが音楽的に理解出来る映画を作り、しかも、俳優たちをゾンビに変えず、堕落と美とユーモアとが渾然一体となる彼独自のセンスを失わずに、それをやってのけた》。こんな程度で収まってよかったです。駄作を容赦なく徹底的にけなしているこの本、探して読む価値が充分にあります。正に極上の辛口映画評論を!

宝塚から転身した6人の女性

 8月27日号の「週刊文春」を買ったら、宝塚歌劇団から転身して、まったく違う業界に入った6人の女性の記事が眼に留まりました。宝塚を辞めた後は、普通、芸能界に入るものとばかり思っていたら、そうとばかりでは無かったのです。そこで、この記事をお読みになっていない方のために、短い当人のコメントと共に紹介します。

  まず、真っ先に挙げたいのは、芸名愛野りほ、本名吉田愛理の何とパイロットです。小学校の時にコックピットに入る機会があり、飛行機を飛ばしたいと思ったのです。しかし、視力が弱く、諦めて宝塚に入って舞台に立ちました。その後、パイロットの視力が緩和されたのを知り宝塚を辞めて猛勉強してパイロットのライセンスを取得し「日本貨物航空」に入社したのです。

   次は芸名苑ななみ、本名中島かおりの兵庫県議会議員。最初は芦屋市議会議員になり、三期をを務めた後、兵庫県議会議員になって宝塚の凄さにきづいたとか。議員として活動する中で、いつも自分の基盤としていたのは、清く、正しく、美しく。よく転身したものだと思います。

  そして、赤城フーズ株式会社の代表取締役社長になった芸名遙海おおら、本名遠山昌子。彼女にとって宝塚は「私の武器は努力しかないときづかせてくれた場所」だそうです。祖父の体調不良でこの大役を引き受けたのです。また、土木会社の山口建設(株)に入社した芸名瞳里佳、本名小西恵子。あと、プロの写真家に転身した「ひなたの花梨」こと四方花林とユーチューバーになった本名も芸名も同じ彩羽真矢。この6人の女性達、どうぞ新しい職場で大いに頑張って下さい。名刺交換の際、さりげなく「前はタカラジェンヌでした」なんてカッコいいです。

村上春樹氏の八短編小説集

  村上春樹氏が6年ぶりに出版し話題になってる短編小説集「一人称単数」(2020年7月20日発行)を読み終えました。何しろ短編小説が好きな私にとって、この本は待ちに待ってたと言ってよく、夢中で読みました。この八編のうち、音楽に関係してるのは「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」「謝肉祭(Carnaval)」 の三編で、どれも、村上さんならではの面白さで、村上さんが短編を書くと一味どこか違うのです。

 しかし、今回は本のタイトルと同じ「一人称単数」について書きましょう。主人公は、いつもほとんど着ないポール・スミスのダーク・ブルーのスーツを身にまとい散歩に出ます。そして、かって一度も入ったことがないバーに行き、ウオッカ・ギムレットを飲みながらミステリーを読んでいました。

 すると主人公のスツールを二つはさんだ右手にいた中年の女性が話しかけてきたのです。「ずいぶん熱心に本を読んでいらっしゃるようだけど、ちょっとうかがってもよろしいでしょうか?」と。主人公は「いいですよ、とくに面白い本でもありませんから」と言って、本にしおりをはさみ、ページを閉じます。

  彼女は「私はあなたのお友達のお友達なの。あなたのそのかって親しいお友達はあなたのことを不愉快に思ってるし、私も彼女と同じくらいあなたのことを不愉快に思っている。思いあたることはあるはずよ」。主人公は少し会話を交わした後、一礼して彼女を残し、お金を払いバーを出ます。主人公はこの女性と会った記憶がなく、彼女の言ったことはまったく身に覚えが無いのです。さて、これを読んでいて、小説上のことなのにバーに戻って彼女に何か言いたくなったのは恐らく私だけではないと思いました。

 

 

アリをペットで飼育する方法

 子供の頃、アリをビンの中で飼ったことがある方は沢山おられるでしょう。実は、私もその一人で、エサの砂糖や水をうっかりしないように気を使ったことを覚えています。ところで、遊ぶことが山ほどある現代、もうアリを飼う人などいないと思っていたら、どうしてどうしてさにあらずです。

 何とネットに《アリの飼育方法とオススメを解説!アリ飼育マニュアル【初心者対応版】》という記事を見つけてびっくりです。まさか、ネットでこんなことを書いてる方がいるとは驚きで、ともかく、興味のある方はちょっと眼を通してみて下さい。まず冒頭に書いてあるのは《最近、ペットとして人気が出始めている”アリ(蟻)”の飼育について、初めての方でもわかるようにまとめていきます。

  「アリがペットになるの?」そう思われた方、アリはペットとして密かに人気なのです。マニアックなアリ好きの方々から、手軽なペットとして蟻を飼い始めた方まで、多種多様の方々にアリの飼育は支持されています》。確かに、アリはひたすら無言。従って 猫や犬のように鳴いたり吠えたりしないので、近所迷惑になることなど絶対にありません。ただ、同居しているおとしよりに「気持ち悪いから捨ててしまいなさい」と言われることはあるかも。

  そんな場合は「アリさんだって家が無かったら気の毒でしょう」と言って説得するしかありません。保障はしませんが、もしかすると、ニックネームでもつけてやり、とびきり美味しいエサを与えたらなついてくれることでしょう。では、アリの巣を全て砂糖だけにしたらどうなるかの観察です。きっとアリだっていい迷惑で、動画を観ていたら砂糖を食べ過ぎて命を落としたらしいアリが二匹いました。心配そうにそばに来て声を掛けてる仲間が印象的です。そして、更に気の毒なアリが三匹いて最後に残ったのは二匹だけ。やっぱり砂糖だけの巣は過酷のようで、心優しき飼い主がちゃんと五匹を埋葬してあげたのがせめてもの救いです。大変な家に住まわせたアリたちに私からも深甚な謝罪です。

 

 

 

 

 

見直しが進む「関ヶ原合戦」

  3年以上前の2017年3月3日発行の雑誌「新発見で迫る戦国の謎」によると、慶長5年(1600年)に行われた関ヶ原合戦は、近年、最も見直しが進んでいる戦国合戦の一つだそうです。勝った家康が天下を取ったという通説は、書き換えられようとしているのです。

 関ヶ原の戦いが、江戸幕府誕生の礎となったことは、確かに衆目の一致するところなのは間違いありません。しかし、家康にとっての関ヶ原の戦いは、巷間、言われるような「会心の戦い」ではなく、想定外の展開が続き、「冷や汗ものの勝利」だったのです。つまり、家康は大きな誤算をしてたのです。

  その誤算とは、豊臣秀吉が他界した後、家康は五体老体制(徳川・前田・上杉・毛利・宇喜多による最高政務機関)を作ったのに、それを揺さぶるようになったのです。この時、家康が持っていた石高は五体老総計の39%に過ぎず、全体のトップに立つ力は持っていなかったのです。

 その後、家康は江戸城に入りますが、東軍の主力だった福島正則らとは行動を共にせず、約1ヶ月位城に引きこもります。もともと自分の家臣ではない福島正則らの動向など不安材料が山積していて動くに動けなかったのです。ともかく、家康は全国の多くの武将に書簡を送り、必死に多数派工作をしてたのです。要するに、勝つには勝ったがその先どうなることやら不安だったのです。

 

毎日「オロナミンCドリンク」

  家の直ぐ近くのマンションの前に自動販売機があり、「オロナミンCドリンク」が出るボタンが三つ(普通はせいぜい二つ)もあって、毎日、私が必ず来るのを待ってる感じです。この飲物のことを、ウィキペディアをベースに 少し書くことにします。何しろ、このドリンクがのどを通る時の筆舌に尽くしがたい清涼感は抜群で、誰でもヤミツキになるのは間違いないでしょう。

   まず、この製造元は大塚製薬で誕生は1965年(昭和40年)2月ですから、もう55年前のことです。このキャッチコピーは長年、「元気ハツラツ!」でしたが、2002年からは「元気ハツラツぅ」となり、その理由は解りませんが、2011年からは再び「元気ハツラツ!」に戻しています。

 初代テレビのCM出演者は大村崑で「うれしいとねぇ、めがねが落ちるんですよ!」というセリフが使われていました。ちょっとビンに書いてある内容物を書くと、炭水化物、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、ビタミンC。つまり、人体に大切なビタミンがみんな入ってます。

  最初は出かけた時などに、私だけが飲んでいたのですがた、ある日家内に《昔からある「オロナミン」知っている?》と訊くと「知ってるわよ、昔、会社に行ってる時に時々飲んでいた」という返事が返ってくるではないですか。それ以来、二本買ってきて家内に渡すと、家内は「これ本当に美味しいわね」》と言いながらいつも喜んで飲んでます。やっぱり、物事は何でも訊くもだとつくづく思いました。それにしても、これ本当に本当に美味しいです。

池上彰さんの興味津々コラム

 今年は4年に一度のアメリカ大統領の選挙で、「週刊文春」8月6日号は、これに載っている池上彰さんのコラム「池上彰のそこからですか!?」を読みたいために買ったと言っても過言ではないでしょう。何しろ、池上彰さんの大統領選の解説は、興味津々ワクワクするような面白さで、お読みになってない方のために紹介します。

  ともかく、大統領選挙前になると、候補者は自分を有利に導くために色々なことを考えます。例えば、オバマ大統領が現職だった8年前、支持率が低迷して悩んでいて、しかも、アメリカとイランは緊張状態にあり、これを見たトランプは「オバマは再選を目指しイランを攻撃するだろう」と言ったそうです。

  つまり、戦争になれば、国民は大統領のもとに結集して大統領の支持率は上がるからです。しかし、実際はオバマ大統領は、イランの核開発を凍結し「イラン核合意」を実現させて戦争の可能性を打ち消したのです。これはオバマ前大統領の功績のはずですが、オバマ大統領を否定したいトランプはイラン核合意から離脱。

  ところで、池上さんはこんなことを書いてます。大統領選挙の直前は、選挙結果を左右するような驚くべきことが起こりがちです。これを「オクトーバーサプライズ」(10月の驚愕)といいます。現在の状況は、トランプ大統領は、新型コロナウイルス対応のまずさから支持率が低迷して焦りを募らせています。そこで、これを挽回するため、トランプはなんらかの「オクトーバーサプライズ」を起こす可能性を危惧している池上彰さんです。実は今回のコラムの題名は「イランをめぐり不穏な動き」。心配な方は「週刊文春」8月6日号を探してお読みになるといいでしょう。実に面白いです。

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