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観客が皆無の大相撲春場所

 いやはや、新型コロナウイルスは、令和二年春場所を「無観客」で開催せざるを得なくしました。日本相撲協会は議論を重ね。三月一日、無観客での開催を決断したのです。「文藝春秋」五月号に、相撲ライターの佐藤祥子さんが《大相撲戦後初「無観客場所」潜入日記》という一文を書き、読むと面白いので、ブログにアップしたくなりました。

  何しろ、約650名の力士、約100名の親方、行司、床山、呼出しら約150名、若者頭、世話人も含めると約1000名になる協会員の中から一人でも新型コロナウイルスの感染者が出たら、直ちに中止することを条件に、賛否両論が渦巻く中で、大相撲春場所は決行されたのです。

  力士や親方などの協会員は、一日に二度の検温が義務づけられ、三十七度以上の熱が二日間続いた力士は出場させない方針。報道陣も入館時は手首の消毒と検温が必須で、一度退館すると再入場は出来ません。また、土俵溜の勝負審判脇での撮影は不可。場内の案内は近大相撲部四年生のアルバイトです。

  シーンと静まり返る中での取組は、独特の緊張感が漂い、今、人気が高い炎鵬に無観客の感想を聞くと「やはり、声援の無いのは寂しいですね。闘争心が出なかったというか、いつもお客さんから力を貰っていたことが解りました。……」と。そして、千秋楽の協会ご挨拶で、「本日は……」と口を開いた理事長は、声を詰まらせ、何かを堪えるかのように十秒ほど無言で口元を引き締めたそうです。さて、次の場所はどうなるのでしょうか。給料を支払う協会に入場料もNHKからもお金が入らないのが心配です。

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