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江戸時代や明治の喫茶店

  ウィキペディアによると、日本でコーヒーを飲みながら語る憩の場としての喫茶店は江戸時代にもあったようです。そもそも、コーヒーが日本に入ってきたのは5代将軍徳川綱吉の時代で、いたるところで見られるような本格的な喫茶店としての形態を初めて持ったのは、1888年(明治21年)に開店した「可否茶館」。

 それから、しばらく経った1911年(明治44年)に画家の松山省三、平岡権八郎、小山内薫がパリのカフェをイメージして開店した「カフェ・プランタン」をはじめ、「カフェ・パウリスタ」、築地精養軒の「カフェ・ライオン」などカフェと称する店が相次いで誕生します。

   日本初のカフェとしてオープンした「カフェ・プランタン」は経営の安定化を図るために維持会員を募る方式を採用、会費は50銭で、会員には、森鴎外、岡本綺堂、永井荷風、正宗白鳥、小山内薫、島村抱月、木下杢太郎、高村光太郎、北原白秋、谷崎潤一郎など、当時の有名な文化人が多数いたようです。

  そして、「カフェ・ライオン」の特筆すべき点は、女性給仕(ウェイトレス)のサービスにありました。和服にエプロンを纏った若い女給が客の話相手となったこの店は、いわゆるカフェを代表する存在で、後年の美人喫茶やメイドカフェのはしりとなったという見方もあります。ところで、現在、渋谷の道玄坂にある名曲喫茶「ライオン」は1926年(昭和元年)に創業なので、どうやらこの喫茶店とはまったく関係がなさそうです。ところで、かなり前に非常にクラシックに詳しい友人とほんとに小さな会話を交わし、人差し指を口に当てられて店員に注意されたことをふと思い出しました。

 

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