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「AI」が演奏のグレン・グールド

 前に「週刊文春」をよく買うのは池上彰氏のコラム《池上彰のそこからですか!?》を読みたいためとブログに書きましたが、もう一つ、生物学者福岡伸一氏のコラム《パンタレイパングロス》も読む価値が充分にあります。最新の11月28日号のタイトルは「なぜ勉強しなければならないか」で、内容はAI(人工知能)の話です。

  2019年9月7日、オーストラリア・リンツにある聖フローリアン修道院で、生前、公開の演奏会を行わなかったピアニスト、グレン・グールドが、彼の名を一躍有名にしたバッハの「ゴルドベルク変奏曲」を演奏したというのです。勿論、彼は30年以上前にこの世を去っていますから不可能な出来事です。

  福岡氏の筆致をそのままコピーしましょう。《厳粛な佇まいの聖堂にはアーチ状の屋根と円柱が立ち並び、暗い観客席は満席。ステージにはグランドピアノが光っている。静まり返る会場。人々は皆息を呑んで見守る。おもむろにピアノはアリアを奏ではじめた。まぎれもなくあのグールドの演奏だった》。

  つまり、グールドのあらゆる演奏を徹底的に「勉強」したAIがヤマハの特別プロジェクトとしてピアノを自動演奏しているのです。今やAIは「勉強」さえすれば、なんでも出来るようになったのです。では、そのAIのグレン・グールドのバッハの「ゴルドベルク変奏曲」を見つけましたので、是非、お聴きになって下さい。クラシック愛好者はきっとしびれます。

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