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「カルナック列石」の謎

 フランスの北西部、カルナックには、とてつもなく長く続く石の列があって、長さは約4キロで石の数は何と3000個。これを「カルナック列石」と呼ばれ、分析調査の結果、およそ紀元前5000年頃に作られたものであることが解っています。しかし、その建造目的は現在も謎です。

  伝説では、精励や巨人が立てたと伝えられていて、そのほか、歴史上の戦士の墓、種族の記念碑などとも言われていますが、近年では天文学上の目的があったのではないかという説が主流になっているようです。イギリスのアレクサンダー・トム教授は、この列石を古代の天文観測装置だと主張しています。

  たとえば、単独に並んでいる巨大な立石は、月の出入りの標識の役割を果たしていると言われているのです。さらに、月の位置を計算するために、石がグラフ用紙として利用されていたのではないかという説もあります。つまり、私たちが機械の観測装置を作るように、古代人は大きな石のモニュメントを作り天体観測を行ったというのです。

  最近の研究では、「カルナック列石」のある一帯は人の心を乱す磁気を帯びているらしいと言われていても、具体的にどういう意味を持つのかが解らなくては、研究が進んだとは言えないでしょう。何しろ、ヒントらしきものを書いた記録がまったく見つかっていないのですから謎を解くのは難しそうです。

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