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日本はスクラムの組方を改善

 ラグビーW杯、昨日、世界ランク9位の日本は、ランク2位で優勝候補のアイルランドを19-12で破りました。日本は一筋縄では勝てないと思っていた私には、勝ってノーサイドになった瞬間、筆舌に尽くしがたい喜びを味会いました。これぞもう最高!選手が抱き合いながら欣喜雀躍してるのがよく解ります。  

 それにしても、開幕前のテストマッチの南アフリカ戦で足を痛め、ロシア戦を欠場した福岡が、逆転トライを決めた時には、もしかしたら勝つかも知れない予感がありました。でも得点差が7点では、トライとコンバージョンゴールで同点になってしまうので、もうドキドキの状態で試合を観てました。

  というのは、アイルランドがスコットランドに勝った試合を見てるだけに、相手デフェンスの僅かな隙間を抜ける巧みなステップを防がなければなりません。今朝の「日刊スポーツ」によると、日本はスクラムの組み方を「日本流」に改善したようで、相手への圧力が大きくなり、反則を得る可能性が増したのです。

 そこに登場するのが田村優。田村は五郎丸が出ていたらと言われたくないと、相当、練習を重ねたようで、最初のキックははずしましたが、その後、1本のコンバージョンゴールと4本のペナルティゴールを全て決めて稼いだ得点は14点。それに簡単に点を与えない強固なデフェンスを身につけた日本、10月5日(土)のサモア戦がとても楽しみです。では、日本対アイルランドのハイライトです。

「壇ノ浦」で滅亡してない平家

  「古典エッセイスト」とかの大塚ひかり著「女系図でみる驚きの日本史」の中に「平家は本当に滅亡したのか」というタイトルの一文があります。そもそも平家は寿永4年(1185年)に行われた「壇ノ浦の戦い」で源氏に敗れ、滅亡したことが定説になっていますが、そうとばかりは言えないようです。

  ともかく、壇ノ浦の戦いは、最初は平家が優勢でしたが、義経の作戦は「武士ではなくて、水夫を矢で狙い、船の機動力を奪う!」というものでした。当時の戦では直接戦に関わらない水夫などを狙うことはタブーとされていたため、源義経の奇策はまさに掟破りの策だったのです。

  それが効いて、次第に平家は劣勢になり、入水する武将が続出。平清盛の孫で僅か8歳だった第81代安徳天皇も入水によって崩御しています。それにしても、危険な戦いに子供を連れてきてるのが何故だかよく解りません。この戦いで平家は滅亡したと言われていますが、どうやら、逃げ延びた人達がいっぱいいるようです。

  ところで、実は生き残って日本各地に伝わる平家落人伝説がネットにありました。これによると、平家のほとんどの主要な人物は亡くなりましたが、中には安徳天皇の母であり、清盛の娘の建礼門院徳子は源氏に救われ出家しています。もっと詳しく知りたい方はこの平家落人伝説をお読みになるといいでしょう。かって栄華を誇った平家の悲しみが伝わってきます。

小泉大臣国連で英語の演説

  今日は政治に関係なく、日本の若き大臣が国連という大きな国際舞台で英語で演説したニュースを書きます。実は私は、朝、起きると真っ先にパソコンに電源を入れ、世界の情報を見る習慣をずっと続けています。今朝、眼に留まったのが《小泉環境相 気候変動で国際デビュー 「セクシー」引用に海外メディアも》。

  読んで見ると、《小泉環境相は「日本は1997年に京都議定書を採択したが、それ以来、リーダーシップを発揮してこなかった。しかし、きょうからわれわれは変わります」と述べ、「都市の脱炭素化が重要だ」と語り、日本がリーダーシップをとっていくと宣言。およそ3分間の演説を行ったそうです。

  なにか、国連における小泉大臣の動画も見たいものだと探したら、ほんの少しでもありました。何しろ、小泉氏特有の整ったマスクも威力で、これを見た日本人は一応にいい印象を持ったに違いありません。どんな地位の方か解りませんが、一人の男性が小泉大臣に近づき、「スピーチよかったよ」と握手したのは嬉しいです。

  ところで、小泉大臣が「政治にはさまざまな問題があって時に退屈だが、気候変動のような大きな問題への取り組みは、楽しく、かっこよく、そしてセクシーでもあるべきだ」と発言したことが話題になっているようです。つまり、「セクシー」という言葉の使い方についてです。恐らく、これから英語を使うと、こんな問題が多々出てくるのではないかと思いました。この一文、一読をお勧めします。

ラグビーの日本代表は七国籍

 一昨日、待ちに待ってたラグビーW杯が開幕しました。日本(世界ランク10位)の初戦の相手はロシア(ランク20位)です。試合が始まって直ぐにロシアのキックしたボールを日本は取り損ない、たちまちトライを取られた時にはイヤな感じがしましたが、松島が誠に見事な足で反撃のトライを決めて一安心。

  更に松島は、その後、トライを取り、コンバージョンも成功して12対7と逆転し、少し落ち着いてゲームを観戦出来るようになりました。そして、松島は全部で3つのトライを挙げる働きで30-10で初戦に勝利し本当によかったです。ところで、もしかすると、ご存知ない方もいるかも知れないことを書きます。

  実はこの試合に出た日本選手15人のうち8人が外国選手なのです。では、登録メンバー31人の国籍を書くと、日本17人、トンガ5人、ニュージーランド4人、南アフリカ2人、韓国1人、オーストラリア1人、サモア1人。但し、主将のリーチ・マイケルは出身はニュージーランドですが帰化してるので日本に入ってます。

  また、ヘッドコーチのジミー・ジョセフの国籍はニュージーランドで、選手時代はニュージーランド代表でキャップ20を持っています。何しろ、ラグビーのシステムは、例え日本国籍で無くても「3年以上継続して日本に居住」していれば、日本の代表選手になれるのです。では、日本対ロシアの試合のハイライトです。

 

英国ネス湖のネッシーの正体

  かなり前に話題になった英国ネス湖のネッシーが、ここにきて色々と報道されています。昨日の朝日新聞朝刊に、ネッシーの正体を調べた話が載ってました。それによると、湖の250カ所以上の水を採取して、中に含まれているDNAを調べた結果、恐竜に似た首長竜の生き残りをうかがわせるものは無かったとか。

 そして、ネッシーの正体に取り沙汰されたサメ、ナマズ、チョウザメのDNAも無かったそうです。一方。ウナギは沢山いるようで、巨大ウナギが生息してる可能性は残るようです。ネス湖は英国最大の淡水湖なのに、今回の調査で、何故か海水に生息するはずのバクテリアが確認され、湖の生態系解明に役立つようです。

  ネッシーと言えば、1934年に医師が撮ったとされる水面から首を出したモノクロ写真が有名ですが、実はおもちゃの潜水艦を使った悪ふざけだったことが判明し、関係者の親族が1994年に明らかにしました。それを機会にネッシーはあまり話題にならなくなりましたが、調査は今も続いているようです。

  ともかく、ネッシーの存在が完全に否定されたわけではなく、現在も目撃証言は多く、首長竜ではないにしても、何かいる可能性は否定出来ません。新聞でこの記事を見て、ネットにもネッシーに関する何か記事がないか探したら《ネッシーの正体、巨大ウナギか ネス湖の水からウナギのDNAが大量検出》というサイトがありました。ネッシーに興味ある方は一読をお勧めします。

インタビューは第一問が勝負

 またしても丸谷才一さんの随筆からの話です。丸谷才一さんをご存知ない方のためにウィキペディアから少し紹介させて下さい。2012年(平成24年)に他界された日本の小説家、文芸評論家、翻訳家、随筆家です。東大を卒業し、最初は高校の講師をしていましたが、私にとっては類ない博識の随筆家の印象です。

  何しろ、丸谷才一さんが好きで私の所持している随筆は恐らく500本以上。今日はこの中から「カポネ会見記」というタイトルの一文を引用させて頂きます。アル・カポネは1899年ニューヨーク、ブルックリン生まれのギャングの親分。数々の悪名を轟かせ、妻子と共にマイアミで暮らし、1947年に没しています。

 ところで、カポネにインタビューしたのは、ムッソリーニ、スターリン、ヒトラーなどをインタビューしたことがあるアメリカのジャーナリストです。ともかく、丸谷さんが言うにはインタビューで最も難しいのは何と言っても第一問だそうで、これがまずいと相手を怒らせることになり、勝負は決まってしまうそうです。

 例えば、巨人軍の藤田監督が旧知の新聞記者を自分の車に乗せ、記者の第一問が「お好きな女性歌手は誰ですか?」に藤田監督は「降りろ」。ところで、カポネへの第一問が何だったのかは解りませんが、おおむね順調にいったようで、最後に来週あたり二人で食事をしようという相談になったそうです。そこにカポネに電話が入り、カポネはそれを受けてから電話器を記者に渡し「警察だよ。奴らは、おれが君を誘拐したと思っている」。丸谷さんの随筆には、どこか知的な香りが漂い、ブログにアップさせて頂きたくなるのです。

九月に観るべき映画「旅愁」

 九月になると、必ず」と言っていいほど頭に出てくるアメリカ映画があります。その題名は「旅愁」、原題は「September Affair」(九月の出来事)ですが、むしろ「September song」の方がこの映画にぴったりでしょう。出演はジョセフ・コットンとジョーン・フォンテインで、この歌が実に効果的に使われています。

  ジョセフ・コットンは家庭をを持っている中年の紳士、ジョーン・フォンテインは名が知れてる美貌のピアニスト。二人は飛行機の中で初めて遭遇し、何となく話が合い親しくなります。ところが、飛行機の整備に手間が掛かり、離陸が予定よりかなり遅れるので、乗客は時間つぶしをしなければならなくなります。

  そこで二人は、この際、一緒にナポリの名所を見て歩くことに話がまとまり、まるで恋人のようにあちこち見て回って気がついたときは飛行機の離陸時間に間に合わなくなってしまうのです。つまり、飛行機は二人を残して飛び立ってしまい、そして、とんでもない事が起きます。

 何と飛行機は墜落し、全員が犠牲になったことが報道されるのです。実はコットンの家庭は奥さんとの関係がうまくいってないので、その悩みを癒やすための旅行だったのです。そこで、コットンの脳裏に浮かんだのは自分はこの世から消えたことにして、美しいピアニストと新生活に入るよかならぬこと。この先は、未見の方は、是非、映画をご覧になって下さい。カフエのレコードで二人か聴いたヴィクター・ヤングの名曲「September song」、こよなく美しいです。

 

夏目漱石が送った愛猫の訃報

 新聞は隅から隅まで丹念に眼を通すものです。今朝の「朝日新聞」に東大を卒業し文藝春秋社に入社し、専務取締役になった半藤一利氏が書いた「歴史探偵おぼえ書き」という一文に、夏目漱石の「吾輩は猫である」のモデルと言われた黒猫の死を、知人に知らせた通知状のことが書いてありました。

  お読みになっていない方のために抜粋して紹介しましょう。《辱知猫義久々病気の処、療養不相叶(あいかなわず)昨夜いつのまにか、うらの物置のヘッツイの上にて逝去致候。埋葬の義は車屋をたのみ箱詰にて裏の庭先にて執行仕候。但し主人「三四郎」執筆中につき、御会葬には及び不申候》。

  猫は明治41年(1908年)9月13日に、早稲田南町7番地の夏目家で死亡していますが、通知の日付は14日になっているそうです。この葉書を受け取った弟子の寺田寅彦は日記にこう記したとか。「夏目先生より猫病死の報あり。見舞の端書認む」。少し後のことですが、猫の訃報は朝日新聞が記事として報じました。

 半藤氏は、文章の最後をこう締めています。《従ってこのことは天下周知になり、それで知人の何人かが、弔句を送った。とても「名前はまだない」猫の死とは思えない賑やかさ。高濱虚子は「吾輩の 戒名もなき 芒(すすき)かな」、そして、松根東洋城は「先生の 猫が死にたる 夜寒かな」……》。

ラグビーのルール変更の最新

 いよいよラグビーのW杯日本大会の開幕(9月20日)が直ぐ近くに迫りました。W杯を日本で開催するのは、勿論、初めてのことで、昔からのラグビー・ファンとしては、ワクワクして開幕を待っています。ところで、ネットで《【19年最新版】ラグビーのルール変更について初心者向けに徹底解説》を見つけました。

 実は、ラグビーはルール変更が多い競技として有名ですが、一昨年の2017年にルール変更があったので、W杯開幕前にこのサイトをお読みになっていた方がいいと思いリンクします。勝負に大きく影響するような重大な変更はなさそうですが、知っていた方が絶対にいいに決まっています。

  詳しいことは、本文を読んだ方がいいのですが、2017年に変更になったルールを二つだけ書き出します。まず、《退場や負傷、一時的退出などを行われた後に再開方法として採用されている「アンコンテストスクラム」の決まりが2017年に変更されています。以前までは7人で組むのが変更後は8人。

  また、基本的な得点方法や獲得できるポイントに変更はありませんが、相手選手の不正がなければ確実にトライを決めることが出来た場合は「ペナルティトライ」が採用されるようになり、この場合はコンバージョンゴールを行わないで7ポイント。では、超初心者向けラグビーのルールのイラストですが実によく出来てます。そして、W杯のシステムです。

 

秀吉の莫大な金銀の行方

 歴史学者の磯田道史氏の書いている本、どれを読んでも歴史が好きな私にとって、面白くて堪りません。ことに2017年10月に発刊した「日本史の内幕」が好きで、何度も繰り返し読んでいます。この中に「豊臣の金銀の行方」というタイトルの一文があり、多くの方が興味ありそうなのでブログにアップします。

 豊臣秀吉は莫大な金銀を蓄えていましたが、豊臣が滅亡の時、その金銀がどうなったのかで、磯田氏は藤堂高虎のことを調べているうちに様々な資料に行き当たったそうです。藤堂は伊勢・伊賀(三重県)の大名。徳川家康の天下取りの謀略を支えた人物で、豊臣を滅ぼしたのは藤堂の心入れのお陰です。

  何しろ、藤堂は豊臣大阪城攻めに先鋒として参戦し、伊賀から50人もの忍びの者を連れてきて、家康に敵の動きを知らせたのです。そして、同じ先鋒の井伊直孝も忍びの者30人。忍者の人数では藤堂の方が勝っていましたが、大坂城の家康の諜報は忍者80人の活躍によって得たものです。

  ともかく、家康は大坂方の作戦計画も知っていて《この時点で、家康にとっての問題は落城時に大阪城内にいる孫娘の千姫の身柄と豊臣家の莫大な金銀を、どう確保するかだったのです。そこで家康は先鋒の藤堂と井伊に「大阪城落城の焼け跡の千枚分銅は徳川将軍家に召し上げる。そのほか焼け跡の溶けて湯になっている金銀は藤堂と井伊にやる》。どうやら、大阪城の焼け跡の金銀は家康の指示の通りになったと思われます。

京急線の踏切事故の一考察

 横浜市の京急線の踏切事故、ネットで《手動ブレーキに限界 京急事故 なぜ電車は止まれなかった? 》という記事を見つけ読みました。昔から見ると、かなり進歩しているはずの電車の自動制御、当然、何らかの自動停止システムが働いた末の事故だとばかり思っていたら「手動ブレーキに限界」とありびっくりです。

 何のことはなく、電車の運転手は手動で急ブレーキかけているのです。この記事を読まれていない方のためにちょっと一部を紹介しましょう。《京急線によると、事故現場の踏切内の異常を知らせる信号は約340メートル手前にあり、電車の運転士は信号からさらに約260メートル手前で信号を見ることができた。 

 つまり約600メートル手前で確認できた状況で、その時点で急ブレーキをかけていれば、100メートル近く手前で止まることも可能だった。信号は運転席から見えやすい位置にあり、京急は「見落とすことはない」と説明。実際、運転士はその信号の発光を確認し、「急ブレーキをかけた」と説明している》。

 いやはや、電車の運転手はブレーキをかけたのに間に合わなかったのです。そこで私の疑問。あの踏切の下に自動車二車線と人道のトンネルを掘る費用と、今回の事故により電車が止まった損失、復旧作業に要した費用、そして、一人の命を失い怪我人も多数出ています。それらを比較するとどうなるのでしょうか。専門家の意見を、是非、聞きたいものです。

心温まる元首相夫人の談話

 別に自民党を支持しているわけでは無く、個人的に何の関係もありませんが、クラシック音楽を愛し、かってドイツの首相とバイロイト音楽祭に一緒に行ったということだけで、元首相小泉純一郎氏のファンです。それにしても難解と言われているワーグナーの音楽を聴く政治家が日本に存在するとは驚きです。

 なのに音楽を愛する小泉氏がどういう経緯で奥さんと離婚し、それが表だって報じられてないのは何故だろうとかねがね思っていました。ところが、つい最近、33年前に別れた宮本佳代子さんが、雑誌の依頼で手記を書き、更にそれを補足した談話をネットで発見、すでに公開されていることなのでリンクします。

 何しろ小泉純一郎氏には俳優の長男の孝太郎氏とつい先頃結婚した次男の進次郎氏がいますが、もう一人三男が存在するのは誰でもご存知でしょう。そのことを語っているこの談話はきっと興味深く読まれる方がいっぱいいるはずです。実は私も、最近は兄弟三人が父を交えて時々食事をしてるのをこの談話で知りました。

  三男はすでに結婚していて、結婚式には父の純一郎氏は出席していないようですが、現在では三兄弟は普通に仲良く交流していることもこの談話で知り、平和を愛する私としてはとても嬉しく思いました。それにしても、ネットで思い掛けなく宮本さんの談話のYouTube小泉進次郎氏の談話に出合い、本当によかったです。

時速370キロのカーレース

 世界の有名自動車レースの一つ「インディアナポリス500」(略称「インディ500」)で日本の佐藤琢磨は残念ですが今年は3位になってしまいました。ちょっとこのレースの概略を紹介しましょう。この決勝レースは、毎年、5月に「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」で行われます。

 トラック1周25マイル(約4023km)を200周(走行距離500マイル(約804672km)で争い、第1回は1911年に開催されています。何しろ「インディ500)は「世界で最も偉大なレース」と言われていて、レーサーにとって「インディ500」で優勝することが究極の喜びでしょう。

 日本の佐藤琢磨はアジア人として2017年に初めて優勝し、大きな話題になったことはご存知の方が沢山おられるでしょう。ところで、数日前、NHKが佐藤琢磨が優勝した時の映像を克明に放映し、その映像によって、優勝した瞬間のチームの狂喜乱舞、欣喜雀躍、手舞足踏を見ました。

  何しろ、チームのメンバーがピットに入った車のタイヤ交換、ガソリンの注入などの驚くべきスピードに仰天。ともかく、とても人間ワザとは思えません。人間は訓練されると、とんでもないことが出来るのがよく解ります。それに、レースはチーム全員の協力の賜も知りました。いやはや、凄い映像を観ました。

敗者を労る優しい大坂なおみ

 全米オープンテニス、大坂なおみの3回戦の相手はアメリカ15歳のコリ・ガウフ。世界1位が140位によもや負けるわけが無いと思っても、勝負は何が起きるか解りません。昨日の朝、WOWOWで放映があるのを知っていた私は、ワクワクして観戦しました。結果は、大坂の6-3、6-0で1時間5分の圧倒的なストレート勝ち。

 何しろガウフは7回もダブルフォルトを犯すなど、世界1位の貫禄に威圧されたようで、まったくいい所を見せずに負けた感じです。でも、第1セットではブレークを二度したりして、ファンに少しは大きな顔が出来てよかったです。ところで、この試合の見所はゲームが終わってから起きました。

 コートの上に佇んで、拭いても拭いても涙が止まらないガウフの所に近づいた大坂なおみがガウフの肩を抱いてなにやら話し掛けたのです。すると、試合後に行う勝者のインタビューに何と負けたガウフも出ているではないですか。恐らく、大坂なおみがガウフを誘ったとしか思えない前代未聞の光景です。

 今朝の「日刊スポーツ」にこんなことが出てました。なおみはガウフに「一緒にインタビューを受けようよ。一人で泣いているより、ファンに話した方がいいと思う」。恐らく、大坂なおみは世界中のテニス・ファンの心を揺さぶったに違いないと新聞にあります。また、WTA(女子テニス協会)公式サイトはトップで「大坂とガウフの感動的な瞬間」との見出しで伝え、ナブラチロワは「未来はここにある」とツイッターでつぶやいたようです。大坂なおみ、優しいです。

題名すら知らない映画が存在

 かなり前に発刊の「私が好きな映画ベスト5」という本に第26代東京大学総長の蓮実重彦氏が名を連ねています。映画関係の本を、実に数多く出版していることを知っている方は、蓮実氏の選んでいる5本の映画は、果たして何だろうと興味を持たれるのは間違いないでしょう。実は私もその一人です。

  恐らく、出版社からのアンケートに答えたと思われる文章がこの本に載っているので、ちょっとその冒頭を書き出します。《蓮実重彦(私)がこの世に生誕していらい、その作品が日本では一般公開されていない(第1条件)。その作品を、これまで、スクリーンで最低二度は見たことがある(第2条件)。

  この二つの条件を満たす作品として蓮実氏が選んだ映画は①「香りも高きケンタッキー」②「青年たちは許さない」③「オールド・ジョッキー」④「渇き」⑤「禁じられた帰郷」の5本。私の予想通り、かって題名すら聞いたことが無いばかりか、その映画の情報についても読んだことがまったく無いのです。

 そして、文章の最後に《「禁じられた帰郷」は50年代ハリウッドの痛ましい墓として、涙なしには見られない傑作》と書いてありますが、「映画大辞典」(映画が好きな方は必見)にもありません。一体、蓮実氏はこの映画をどんな関係でご覧になったのでしょう。何しろ、映画について評論家以上に詳しい蓮実重彦氏なので、一般的な映画を挙げるはずがないとは思ってました。映画をこよなく愛する蓮実重彦氏、大好きです。

 

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