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小澤征爾氏と村上春樹氏

  村上春樹氏が2011年に刊行した「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を、再度、読みたくなり手にしました。村上春樹さんがジャズに詳しいのは、早稲田大学在学中にジャズ喫茶を開店するほどですから当然です。しかし、クラシック音楽の話で、プロの音楽家と対談することになった経緯を知りたくなりました。

 何しろ、音楽を学んだことが無い人が、普通、プロの音楽家と音楽の話をするのはかなり大変でしょう。そのことについて、もしかしたら17ページにわたる長い「序文」の中に何か書いているのではないかと、今回、それを読んでみることにしたのです。そして、音楽の話を活字に残したい「動機」みたいなことを知りました。

  それは、1962年にグレン・グールドとレナード・バーンスタインがニューヨーク・フィルの演奏会でブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏した時の話です。演奏の前にバーンスタインが聴衆の前に立ち「これは私が本来やりたいスタイルの演奏ではない。ミスター・グールドの意思でこうなった」という話をしたのです。

 小澤征爾さんは《僕はあのときレニー(バーンスタインのこと)のアシスタント指揮者としてちょうどあの場所に居合わせたんです。……でもね。演奏の前にこんなことを言うのは、あんまりよろしくないんじゃないかなとそのとき僕は思いました》。つまり、演奏のテンポが異様に遅いのです。こんなことが書いてある対談、クラシック音楽がお好きな方は、是非、お買いになって持っていると、知らなかったことが会話に出てきて楽しいです。

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