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進化の過程で喪失した器官

 ネットに《人体には「進化の過程で役割を失って退化した器官」の名残がいくつも存在する》という見出しの記事がありました。その記事の出だしの部分をちょっと紹介すると、生物学者のチャールズ・ダーウィンは、生存競争を乗り越えて自然環境により適応したものが子孫を残し進化していく「自然淘汰(とうた)説」を提唱。

 「ヒトはサルと同一の祖先を持ち、その祖先もまた別の生物から進化したものである」という現代の進化論の礎を築き、ヒトが進化する過程の中で必要がなくなった器官は退化して無くなってしまうというのです。しかし、その名残は今でも人体に残されていて、こんな例がありますから、説明を読みながら写真をご覧になって下さい。

  ①親指と小指をくっつけて、手首を内側に曲げます。この時、日本人では3~5%の人が画像の右の人のように筋が表れません。②手首に表れるこの筋は「長掌筋(ちょうしょうきん)」と呼ばれ、人体に残された進化の名残の1つです。長掌筋の機能は別の筋肉でも十分代行されるのです。

 ③従って、この筋がなくても握力が弱くなるということはないのです。つまり、長掌筋(ちょうしょうきん)」は人間の進化の課程でなくなっていまった器官で、別に人体に無くても支障がきたさないので、野球の投手が受けることで知られる「トミー・ジョン手術」では、この長掌筋を肘関節の靱帯に移植する施術が多く行われるのです。そのほか、進化の過程でなくなった器官の説明はこの記事をよくお読みになって下さい。

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