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龍馬の書状発見の歴史学者

 歴史学者の磯田道史著「日本史の内幕」という本の中に《龍馬の書状「発見」二題》というタイトルで「歴史の研究をしていると、とほうもない史料に、ばったり出会うことがある」という書き出しで、NHKのバラエティー番組で掛け値なしで重要な書状が出てきて、「龍馬史」にこんなことを書いたことが出ていました。

   殺される直前、龍馬の頭にあったのは、朝廷(新政府)が独自の経済基盤を持つには、どうしたらよいかです。新政府が金札(紙幣)を発行し、通貨発行権を徳川家から回収しまうことだったのです。それで、当時、この件に最も詳しい三岡八郎(由利公正)に会いにわざわざ福井まで行っているのです。

   この時、龍馬と三岡が行った会談内容がこの発見された書状にあり、龍馬は三岡と新政府の「金銭国用=財政問題」を論じたとはっきり書いてあるというのです、つまり、鋳造貨幣ばかりの幕府と違って新政府は紙幣を発行しようと、この時二人が話したのは間違いないと磯田氏は断言しています。

   更に磯田氏は、このように「坂本龍馬全集」にも載っていない未知の書状が出てくるのは「新発見」だが、もう一つ、過去に存在は知られていたが、現物が行方不明のものが、「再発見」されることもあり、その現場は感動的だと書いています。恐らく、歴史学者にとっての醍醐味かも知れません。

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