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「EU」の良い点と悪い点

 英国は欧州連合(EU)から4月12日に離脱することを決めていながら、抜ける条件をを定めた離脱協定案が、3月29日に英議会下院で3回目の採決でも否決されました。それを受け、EUの欧州委員会は声明を出し、《「合意なき離脱」は今や起こりうるシナリオだ》と言っています。

 ところで、欧州連合(EU)とは、一体、どういうものなのかをよく理解していない方のためにネットの記事を参考にして説明します。そもそも、アメリカやロシアに対抗するにはヨーロッパの国々が一つにまとまった方が都合がいいという判断で作られた組織体です。

  加盟国は、現在、ベルギー、ブルガリア、チェコ、、デンマーク、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、クロアチア、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ハンガリー、マルタ、オランダ、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、フィンランド、スウェーデン、英国の28ヶ国。

  では、EUを簡単に理解するには、メリットとデメリットを書き並べるのが一番でしょう。メリットは①平和と共栄を実現②移動や通信の自由化③科学の発展に貢献④軍事力の結集⑤経済発展にいい影響⑥社会制度の整備。そして、デメリットは①透明性が無い②移民問題③金融政策が制限される④地域間格差の拡大。もっと詳しいことは「今さら聞けないEUのメリット・デメリット」をお読みになって下さい。

ブログのシステムが改訂

 2006年7月から私が使わせて頂いているブログはニフティさんの「ココログ」です。何しろユーザーとしては使いやすく大満足していて、何も不満は無いのですが、担当者から見るとシステムをメンテナンスしたくなるようで、3月19日よりその作業に入り、現在は終了したようです。

  それにより、3月19日頃は記事のアップが出来ずに私のブログを読んで下さっている方にはご迷惑をお掛けしたようです。実は私は現役時代、会社内部の業務のコンピューター・システムの設計やプログラムの仕事をしていたことがある関係で、コンピューターのシステムについて少しは理解している積もりです。

 コンピューターで扱うデータの量の増加は、全体のシステムを見直さなければならない事態になることがよくあります。ともかく、システムの改訂は、必然的にプログラムの修正もしなければなりません。内容がよく解らずに口を出すのは何なのですが、ユーザーの操作性が変化することがあり得ます。

  現在、私が抱える問題が一つあって、記事を登録する際、以前は改行するには文章の最後にカーソルを持っていき、リターン・キーを叩くと1行改行してくれたのに、何故か2行改行してしまうのです。恐らく何か方法があるに違いないので、ニフティさんに訊ねないで、目下、その方法を探しているところです。

不思議な力を持つ「接続詞」

 ブログを始めて11年経ちましたが、文章を作る上でいつも神経を使うのは「接続詞」の適切な使い方でしょう。その中でも最も多く使うのは逆接の接続詞の代表と言える「しかし」かも知れません。文章の技術のことを書いた教科書的な本はあまり読まないのですが、石黒圭著「文章は接続詞で決まる」は別です。

 この本によると、「しかし」を使いすぎて文章が単調になった時にそれを避ける方法として「しかし」をほかの逆接の接続詞に変えるテクニックがあるというのです。では逆接の接続詞としてどんなものがあるかを書き並べましょう。接続詞にあまり関心を持ってない人にとっては驚きかも知れません。

  「しかし」「しかしながら」「が」「だが」「だけど」「けれども」「ところが」「のに」「なのに」「それなのに」「にもかかわらず」「それにもかかわらず」「ものの」「とはいうものの」「でも」「それでも」など。しかし、それぞれのニュアンスが微妙に違い、文章の前後によって間単に変えられないのは勿論です。

  ともかく、私が注意しているのは、一つの文章の中に、同じ接続詞は出来るだけ避けているので、「しかし」がいっぱい出てきて困るようなことはあまりないのですが、接続詞の使い方によって文章が解りやすくなったり、解りにくくなるのは事実です。本当に「接続詞」には不思議な力があります。

俳句は五七五の「定型感覚」

 慶応義塾大学在学中に俳句を始め、日野草城に師事した楠本憲吉氏の記した「俳句をひねる」という本の冒頭は《俳句は、なぜ五・七・五なのか》で、始めに「カラキシニアジサノサノハタバナミヲマヨノオルタタニモテアレシテバナ」という「無意味つづり文」が出ています。

 これは心理学の実験に用いられるまったく意味のない文章なのに、多くの日本人は、これを五・七・五・七・七に区切って読もうとするのです。この実験からも解るように、日本語は五音や七音で読むのがいちばん読みやすいのです。つまり、俳句はこの五・七・五のリズムの上に成立しているのです。

 要するに、私たち日本人は子供のころから、五・七・五のリズムに生理的に適応していると言っていいでしょう。しかし、俳句を作る時に何が何でも五・七・五でなければならないということではないと楠本憲吉氏は書いています。例えば中村草田男の一句《浮浪児昼寝す「なんでもいいやい知らねえやい」》。

 また、篠原梵の「冬日の車窓(まど)に朱きあかるき耳持つ人々」といった句は、字数が十七文字を越えていても、言葉にリズム感があるので俳句として詠むことが出来るのだそうです。つまり、五・七・五の定型はくずれていてもこの「定型感覚」が頭のどこかに残っていると楠本氏は書いています。では俳句とは

アカデミー賞の裏話

 古本屋で1992年3月15日刊行のエマニュエル・レヴィ著濱口幸一訳「アカデミー賞全史」(文藝春秋社)という定価3600円、592ページの分厚い本を何と560円で買い、このところ毎日ように眼を通しています。ことに興味がある章は「ノミネーションのシステム」と「受賞のプロセス」で賞の内幕がよく解ります。

 しかし「ノミネーションのステム」も「受賞のプロセス」も、この本を読むまでもなく、ネットに 「アカデミー賞はこうして決まる!」 というサイトがあり、これを読めばアカデミー賞の大方を知ることが出来ます。そして。そのほかに受賞スピーチのことなどが書いてありました。

 それによると、スピーチは原則として45秒と決めてあるのに、受賞した喜びを爆発させて時に中々終わらないスターがいて、その場合、バンドが催促の演奏を始めるそうですが、それを無視する強者もいるとか。今までの最長は「ミニヴァー夫人」で主演女優賞を受賞したグリア・ガースンの5分30秒。

 また、アカデミー賞には長年に渡り娯楽性に優れた作品を数多く発表し、良い業績を残しながらも、アカデミー賞とは縁遠かった映画監督に贈られる「アーヴィング・G・タルバーグ賞」があり、1967年にアルフレッド・ヒッチコック監督はこれを受賞しているのを知りました。ちなみに、この受賞スピーチは45秒だったそうです。

 

NHKFMを録音する悦楽

 オーディオの楽しみには、LPやCDを聴くことのほかに、NHKFMのクラシックやジャズのいい番組を見つけて、カセット・テープやMDに録音することがあります。録音の媒体は以前はカセット・テープが多かったのですが、最近は大抵がMDに録音することがほとんどです。
                                                                                                            というのは、まったく同じ型番のソニーのMDデッキを2台持っていて、それぞれをソニーのPT-27という凄いタイマーに繋げて留守録音し、最長80分×2=160分、つまり、2台のデッキの時間をずらしてまるでオープンリールデッキのように2時間40分の連続録音が可能になっているのです。
                                                                                                   ところで、NHKFMの番組を調べるには、昔は雑誌「FMファン」でしたが、すでに廃刊になってしまった現在、ネットの「FM番組表」を見るしかありません。クラシックは昔からの朝6時から55分「バロック音楽の楽しみ」が現在は「古楽の楽しみ」になり、そして、午後2時からの「クラシック・カフェ」も延々と続いています。
                                                                                                                                                                                     
  また、ジャズは、つい最近他界されたジャズ評論家児山 紀芳さんが司会されていた土曜日の午後11時から午前1時までの2時間番組「ジャズ・トゥナイト」(深夜は留守録)があります。児山さんの後はどなたが司会するのかと思っていたら、3月16日(土)は女性トランペッター市原ひかりさんでしたが実に素晴らしい司会でした。

イチロー選手が引退を表明

 昨晩、マリナーズとアスレチックスの試合後についにイチロー選手が引退を表明しました。昨晩の試合、イチロー選手は、ライトを守り、ラストバッターで出場しましたが、これが引退試合と言っていいでしょう。監督の配慮で、4度打席に入ったもののノーヒットでした。                                                           
                                                                                                 
 試合中にイチロー選手は試合後に記者会見をすることを言ってたようで、ボールがバットの芯に当たらないイチロー選手の苦悩の表情を見ていたら、引退表明を予感したのは私だけではなかったかも知れません。それにしても、ベンチのイチロー選手に一人も声を掛けないチームメイトに敬意です。
 
 ところで、今朝の朝日新聞「天声人語」の書き出しは《米国に記者として駐在したころ、マリナーズに入団したてのイチロー選手を追いかけた。……》で、アメリカのマスコミは《日本の記者はイチローのことなら、ひざの屈伸まで報道する》と。そのころ、チームの同僚がイチローにつけたあだ名は「ウィザード」(魔法使い)。                                      
                                                                             
 では、朝日新聞に載ってるイチローの主な軌跡を書き出しましょう。2010年に10年連続200安打を記録、2016年に日米通算4257安打を放ちピート・ローズの4256安打を抜き現在は4367安打。ともかく、野球の華は本塁打と思っていた人に安打の魅力を教えたのはイチロー(大記録集)です。 たった今、昨晩行われたイチロー選手の引退会見を見て、「正に最高の野球選手!」と付記したくなりました。


発明を実用化したエジソン

 生涯に1093件もの特許を持ち、発明王と言われているトーマス・アルパ・エジソンですが「私の仕事は、以前に誰かが試したにもかかわらず、うまくいかなかったものを完成することでした。つまり、私のしたことは最後の仕上げにすぎないのです」と語ってるように、誰かの発明を改良して実用化につなげたのです。
 
 例えば二十世紀最大の娯楽と言える活動写真(映画)にしてもエジソンの独創ではなく、フランス人の発明家ルイ・エーメ・オーギュスタン・ルブランスが「動く映像を作り出すための装置」で特許を取得したのを改良し、エジソンは1891年5月に「キネマスコープ」を発表しています。
  
 また、音声を記録して再生するというアイデアもエジソンが最初に考えたのではなくて、1877年に30歳のエジソンが発表した「蓄音機」によって、一躍、時代の寵児になりました。何しろ、オペラ座に行かなくてもプリマドンナのアリアが聴けたのですから、音楽好きにとっては堪らなかったはずです。

  ともかく、映画にしても音楽にしても、最初に特許を取得したのはエジソンではなくても、実用になるように改良したのはエジソンで、偉大な企業感覚によって、一つの発明を実用化するシシテムを考案したからこそ、我々を楽しませてくれているのです。やっぱり映画好き、音楽好きにとってエジソンは恩人です。

鮮明な記憶の八年前の一日

   今日、3月18日の朝日新聞社説のタイトルは「震災に学ぶ」、そして、その書き出しは《きょうと同じ穏やかな暮らしが、明日も続く保証はない。8年前の東日本大震災で、日本中のひとたちが改めてそう気づかされた。……》。2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分18秒にあの忌まわしい地震が起きました。

   私が会社をリタイアしたのが、2005年5月ですから、会社に行かなくなった生活にようやく慣れ、毎日のように銀座や丸ノ内方面に散歩に出て、有楽町近辺の美味しいランチの店でパスタなどを食べ、家に3時頃帰ってくる習慣が出来た頃です。この3月11日もいつものように家を出ました。

   そして、地震が起きた時間はそろそろ家に帰る地下鉄に乗る頃で、もしいつものようにしていたら電車が止まり、家に帰れなくなってしまったはずです。ところが、この日に限って別に理由はなかったのですが、いつもよりちょっと早めに家に帰ろうと思ったのです。つまり、これはもしかしたら「虫の知らせ」。

   ちょうど、地震が起きて地下鉄が緊急停車したのが、私がいつも降りる駅の一つ手前の駅だったのです。駅のアナウンスは「ただいま、東北地方に非常に大きな地震が発生しましたので、階段を使って急いで地上に出て下さい」。早く家に帰ろうとしたお陰で、私はひと駅歩くだけで家に帰れました。八年前の深く記憶に残ってる思い出です。

やっぱり楽しいオーディオ

   いつしか衰退の一途をたどっているオーディオですが、私としては相変わらず音の世界から離れることが出来ません。私の使っているオーディオ装置は決して自慢できるものではなくても、いつ聴いても自分の好みの音楽で楽しませてくれているのです。ちょっと使っている主要な装置を再度書かせて下さい。

   まず、プリメインアンプはのソニーの名器「TA-555ESL」(重量24キロ)。発売以来、もう約30年の月日が流れていますが、ソニーがオーディオに熱を入れていた時代に作った知る人ぞ知るの傑作で、相変わらず凄い音が出ています。このアンプを使って以来、これ一筋に現在に至っています。

   そして、スピーカーは、パイオニアのベストセラー「S-180A」。このスピーカーに出合うまで、単体のスピーカーを買っては不満、買っては不満で高音と低音のクロスオーバーを模索しながら、密閉型とバスレフ型に迷いつつ、どれほど、押入の中を使わなくなったスピーカーでいっぱいにしたか解りません。

   しかし、この「S-180A」を聴いてから、まったくほかのスピーカーに興味がいくことがなくなり、精神的に落ち着いたと言っていいでしょう。また、CDと同じくらいにLPをよく聴くのは、カートリッジに今も販売実績を挙げているデンオンの「DL-103」を使っているお陰で、日々、大満足の人生を送っています。

ヘレン・メリルのこれぞ名盤

   多摩美術大学、いわゆる「タマビ」を卒業し、本の装幀、似顔絵、イラスタレーターなどの仕事を本職としてる和田誠さん、映画や音楽にやたらに詳しく、その関係の本をいっぱい出版されています。その和田さんが書いた「いつか聴いた歌」(文藝春秋)に、一曲、私が好きなジャズのスタンダード曲が載っています。

   そのタイトルは「You’d Be So Nice to Come Home To」、邦訳すると「帰った時のあなたは素敵」。この曲にはヘレン。メリルがトランペッターのクリフォード・ブラウンをバックに歌っている名盤があり、何度繰り返し聴いているか解りません。 ともかく、二人のコンビネーション抜群にいいのです。

   この本の中で、和田さんは《この歌はたくさんの歌手が歌っていて、日本では何と言ってもヘレン・メリルの名唱がもっとも知られているだろう。そもそもこの歌の存在を知ったのはヘレン・メリルのレコードのおかげだという人も多く、実はぼくもその一人である》 と書いていますが、私はこの曲の存在はこのレコードの前から知ってました。

   ともかく、ヘレン・メリルは日本が好きで長いこと住んでいたし、日本のジャズ・ファンにも人気が高い歌手で、もしかしたら、このレコードを世界でいちばん評価したのは日本人かも知れないと和田さんは言ってます。ところで、クリフォード・ブラウンは1956年6月26日の雨の夜、交通事故で25歳の若さで他界しています。では、その名唱をお聴きになって下さい

命令形の童謡が多い白秋

   丸谷才一さんの随筆をブログのテーマに引用させて頂きたくなるのは、内容に私が初めて知ることが多くて、つい沢山の人に教えたくなってしまうのです。例えば、「命令形について」というタイトルの一文があり、書き出しは《国語学の先生には、子供のころ唱歌が得意だった人が多い。……》。

   そこで登場するのが、国語学の代表者とも言える金田一春彦先生で、「童謡・唱歌の世界」という本を書いていて、童謡には命令形が多いというのです。ことに北原白秋に沢山あり、例えば「雨ふり」、《あめあめ 降れ降れ、かあさんが 蛇の目でお迎ひ うれしいな ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン》.。

   更にもう一つ白秋の作品で「砂山」は《海は荒海 向うは佐渡よ すずめ啼け啼け もう日ははくれた みんな呼べ呼べ お星様出たぞ》、これを金田一さんは「子供は簡明・直截な表現を喜ぶ」からだと言ってるようですが、丸谷さんは子供はもっぱら母親から命令されることが多いことに対する作者が考えた子供のための憂さ晴らし。

   それでは白秋が作った命令形の「ビール樽」を最後に紹介しましょう。《コロガセ コロガセ ビール樽 赤イ落日(イリヒ)ノナダラ阪 トメテトマラヌモノナラバ コロガセ コロガセ ビール樽》。丸谷才一さんの随筆によって、白秋が命令形の多い童謡をやたらに作っているのを知りました。命令形って何だか調子がいいです。

「三大悪妻」と「三大美女」

    《世界の「三大」なんでも事典》という本から、「三大悪妻」と「三大美女」を紹介します。まず「三大悪妻」を挙げると、何と言っても哲学者ソクラテスの奥さんのクサンチッペで、人前で夫を罵倒し、頭から水を浴びせたことがあるそうです。次はモーツアルトの奥さんのコンスタンツェ、浪費家で家事能力がゼロ。

   そして、もう一人は、文豪トルストイの奥さんのソフィア。何しろ、愛想をつかしたトルストイは82歳の時に末娘を連れて家出しています。今度は「三大美女」の話です。ハムレットの作者シェークスピアがトップに挙げているのがクレオパトラ。鼻がもう少し低かったら歴史は変わったと言われています。

   次は中国の楊貴妃で、唐の皇帝、玄宗に愛されました。この二人に日本の小野小町を加えてよく世界の三大美女と言っているのは日本だけで、本当に美女だったかは疑わしいようです。それにしても、彼女が詠んだ「花の色は 移りにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせし間に」がやたらに有名です。

   ご存じのように、この歌は百人一首に入っているのですが、小野小町の絵はなぜか後ろ姿で顔を見せていません。「絵師があまりの美しさに畏れ多くて描けなかったから」か「ブスで描けなかった」のどちらかですが定かではないようです。日本以外の国のもう一人の美女はギリシャ神話に登場するヘレネのようです。

税務署で「確定申告書」を作成

 リタイアして収入が国から頂く年金だけになっていても、3月15日(金)までに「確定申告」はちゃんとすべきです。ところで、去年までは「確定申告」の用紙が管轄の税務署より自宅に送られてきていましたが、今年から申告を基本的にパソコンでして貰う方針で送付するのを止めました。

   でも、税務署に行けば、入口に申告書も申告書を書くための説明書も山のように積んであるので、別にパソコンを使わないでも申告は出来ます。実は私の管轄の税務署「練馬東税務署」が建物の改修工事の関係で、大江戸線の終点駅「光台駅」から約10分の場所に 事務所を仮に移転しています。

   そこで、今日、去年の申告書の控え、今年年金事務所から送られてきている「源泉徴収票」、「東京海上保険」からの源泉徴収票、そして電卓を持ち、昼前に仮事務所を訪れました。当然、この時期には税務署内にデスクが用意してあるので、ここで申告書を作成し、提出する作戦です。

   税務署内は私と同じに、置いてあるデスクを有効に活用し、申告書を作成する人でごった返しています。どこか、いい場所がないか、税務署内を隅から隅まで探していたら、何とラッキーにも、デスクと椅子が置いてあり、それを衝立で囲んであるまるで個室のような理想的な場所を発見。この環境のお陰で申告書の作成は、元経理部長としては約30分で終わり申告書を提出しました。ちなみに、今年の還付金は2,674円です。

龍馬の書状発見の歴史学者

 歴史学者の磯田道史著「日本史の内幕」という本の中に《龍馬の書状「発見」二題》というタイトルで「歴史の研究をしていると、とほうもない史料に、ばったり出会うことがある」という書き出しで、NHKのバラエティー番組で掛け値なしで重要な書状が出てきて、「龍馬史」にこんなことを書いたことが出ていました。

   殺される直前、龍馬の頭にあったのは、朝廷(新政府)が独自の経済基盤を持つには、どうしたらよいかです。新政府が金札(紙幣)を発行し、通貨発行権を徳川家から回収しまうことだったのです。それで、当時、この件に最も詳しい三岡八郎(由利公正)に会いにわざわざ福井まで行っているのです。

   この時、龍馬と三岡が行った会談内容がこの発見された書状にあり、龍馬は三岡と新政府の「金銭国用=財政問題」を論じたとはっきり書いてあるというのです、つまり、鋳造貨幣ばかりの幕府と違って新政府は紙幣を発行しようと、この時二人が話したのは間違いないと磯田氏は断言しています。

   更に磯田氏は、このように「坂本龍馬全集」にも載っていない未知の書状が出てくるのは「新発見」だが、もう一つ、過去に存在は知られていたが、現物が行方不明のものが、「再発見」されることもあり、その現場は感動的だと書いています。恐らく、歴史学者にとっての醍醐味かも知れません。

オーディオ中古店老舗の閉店

   かってオーディオが隆盛を極めていた頃、恐らくオーディオ・マニアなら知らない人はいないと思う、秋葉原の有名な老舗中古店、(有)清進商会が3月31日をもって閉店することをネットで知りました。ともかく、秋葉原に行った時には、必ずと言っていいほど寄った店で、とても悲しい情報です。

   別に欲しいオーディオ機器があるわけではなくても、店頭に並んでいる古い有名なマシンを眺めるだけではなく、私のように店主の小川さんに会いオーディオの話をしにこの店に行った方はいっぱいいるに違いありません。3月末をもって、この店が無くなってしまうと思うと何だか胸がつまりそうになります。

   そこで昨日の午後、池袋の東武デパートでユーハイムの美味しいクッキー「テーゲベック」を買い、お別れの挨拶をしに秋葉原の「ラジオ会館」5階の清進商会に行ってきました。店には小川さんと奥さんがいて、閉店が迫った店にはプリメインアンプなどが 10台ほどありましたが、何だか涙が出そうになりました。

   小川さんと奥さんに「永い間、本当に有り難うございました」と挨拶しましたが、閉店の理由などはあえて聞きませんでした。それにしても、清進商会を出た後、夕暮れの秋葉原の街を少し歩いてみましただが、オーディオ機器販売店がずらりと並んでいた頃の風景が脳裏をかすめ、オーディオの衰退に溜息をつきながら家路に向かいました。

難しい「笑い」の量の調節

   医学を専攻した志水彰、角辻豊、中村真の三人の共著「人はなぜ笑うのか」(講談社)という本によると、「冗談ばかり言っている人はリーダーになれない」のだそうです。笑いは対人関係をスムーズにするからといって、笑ってばかりいてよいものではなく、お酒に適量があるように笑いにも適当な量があるのです。

   ある集団に冗談ばかり言っている人がいるとすると、その人は決してその集団のリーダーにはなれないのだそうです。これは洋の東西を問わず真理で、笑いの中にある「弛緩」の要素が信用の失墜、信頼感の喪失につながる場合があるのです、例えば、ある喜劇を観た時、笑う人と笑わない人がいます。

   まず、その喜劇の意味を理解出来ない人は笑えません。また、同じようなネタの喜劇を何回も見てる人は、それが笑いを誘う刺激として作用しないのでその人も笑いません。それに、笑いにはその日の気分が大きく影響し、相手が何でも笑ってくれるとは限らず、逆に働くこともあるのです。

   つまり、いつも冗談っぽい口調で何かを言ってると、信頼感が次第に薄れてしまうことだってあるのです。従って、真面目なことを言う場合に「笑い」の要素をどのくらい入れればいいのかをよく考えないと相手が信頼しなくなってしまうのです。笑いの量の調節って難しいです。

モーツアルトの「レクイエム」

   音楽作品を二人で合作しているので有名なのはビートルズのレノンとマッカートニー、ビートルズの楽曲はほとんどがこの二人の合作であるのは有名な話です。では、クラシック音楽の世界で、こんなことってあるのか、中川右介著「クラシック音楽の歴史」に書いていますので紹介しましょう。

    オペラのように、歌詞と作曲が別の人というのは、当然ありますが、二人で一緒に作曲した例は聞いたことがありません。ただ、ある作曲家が未完のまま他界してしまい、別の人が後を継いで完成させた曲で有名なのはモーツアルトの「レクイエム」。この曲は14曲で構成されていて、モーツアルトが作ったのは2曲だけ。

   この曲はモーツアルトがある伯爵から受けた仕事で、報酬の半分は伯爵から前金で貰っています。しかし、モーツアルトが亡くなってしまったので、完成しないことには残金を受け取ることが出来ません。そこで、未亡人になったコンスタンツェが弟子のジュスマイヤーに作曲を依頼したのです。

   このモーツアルトの「レクイエム」、カラヤンがベルリン・フィルとウィーン・フィルを指揮したものと、バーンスタインがバイエルン放送交響楽団を指揮した3枚のCDを持っていますが、いつもモーツアルトが最初から最後まで作曲したような緊迫感を覚えながら聴いています。すべて大好きです。

「ラジー賞」受賞のトランプ氏

   「アカデミー賞」発表の前日に受賞式が行われる「ラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)」、これは今年、最悪の監督や俳優に与えられる不名誉な賞で「アカデミー賞」のパロディと言ってもいいでしょう。幾日か前の朝日新聞「天声人語」に今年はトランプ大統領が主演男優賞に選ばれたことが出てました。

   今年で39回目となる「ラジー賞」の目玉は、アポなし突撃取材で知られるドキュメンタリー映画の監督マイケル・ムーアの映画「華氏119」に本人として登場したドナルド・トランプ米大統領が、ジョン・トラボルタやジョニー・デップら常連を抑えてワースト主演男優賞の栄冠を手にしたのです。

   現役の大統領としてはもちろん初めてとなる快挙を成し遂げたトランプ大統領は、加えて映画のなかの最悪の組み合わせを選出するワースト・スクリーンコンボ賞も受賞。そして、同氏の右腕として知られるケリーアン・コンウェイ大統領顧問も、同じく本人として出演してワースト助演女優賞に輝きました。

   ところで、この「ゴールデンラズベリー賞」について、ちょっと説明しておきます。そもそも、映画宣伝の道に進んだジョン・J・B・ウィルソンにより1981年に創設された賞で、その年最低の監督、脚本家、俳優などに与えられ、授賞式は「アカデミー賞」の前日に行われますが、賞を受け取りに来た人はほとんどいないそうです。

日本の鉄道駅名の豆知識

   鉄道の好きな方ならご存じのことですが、同じJRの中に、同名の駅が幾つもあります。「時刻表の楽しい読み方」(河出書房新社)という本の中にその一覧がありますので紹介しましょう。まず、荒尾駅は東海道本線と鹿児島本線とにあります。次ぎに大沢駅は奥羽本線と上越線。追分駅は室蘭本線と奥羽本線。

   金山駅は中央本線と根室本線、草野駅は常磐線と福知山線、下田駅は東北本線と和歌山線、富浦駅は室蘭本線と内房線、野崎駅は東北本線と片町線、橋本駅は横浜線と和歌山線、広野駅は常磐線と福知山線。更に3駅が同じ名前の駅は大久保駅が中央本線、奥羽本線、山陽本線、白石駅が函館本線、東北本線、肥薩線。

   更に更に、JRも私鉄もすべて一緒にすると、同名の駅名は凄い数で、ネットに「日本の同名駅一覧」があります。折角、鉄道の駅の話が出たのですから、この際、難読で有名な駅名を集めたサイトがありますから眼を通してみて下さい。まず、驚くのがJR仙山線の「愛子」と書いて「あやし」。

   そして、JR奥羽本線の「及位」は「のぞき」、JR左沢線の「左沢」の「あてらざわ」、JR留萌本線の「北一已」の「きたいちやん」はローマ字で書くと「KITA-ICHiYAN」でCHの次のiが小文字になってるところをみると、読む時には「きたいちゃん」と読むのでしょう。恐らく初めて接し読める人はいないかも知れません。

大坂なおみのコーチとの決別

   全豪オープンで優勝し、一躍、ランクが1位になったテニスの大坂なおみ。その功績はコーチのサーシャ・パイン氏にあると思っている人は恐らく私だけではないでしょう。そのコーチを解任してからのドバイ選手権で、大坂なおみはその初戦で世界ランク67位のクリスティナ・ムラデノビッチに完敗しました。

   一体、コーチとの間に何が起きたのだろうかと思っていたら「週刊新潮」3月7日号にその事情が出ていました。ともかく、まず元プロテニス選手の神和住純氏の談話をお読みになって下さい。《コーチがいなければ選手は不安。大坂は初戦でコロッと負けてしまった。覇気が無く、動きも悪かったですね。

   サーシャは選手の心理面を支えられる。落ち込んだ時、「深呼吸してみて」とか「○○すれば立ち直るんだよ」と、大坂に教えたんですね。だから、彼女が怒ってラケットを折ったり、落ち込んで崩れたりすることがなくなった。技術面以上に、メンタル面で効果をもたらしたと思います》。

   その世界1位の立役者を、なぜ解雇したかというと、原因はサーシャと大坂なおみの家族の確執です。と大坂に近い関係者が声を潜めて語っています。実はサーシャ氏はまだまだコーチを続けるつもりだったが、なおみの父との仲が悪く、それが契約を解除した最大の理由のようです。ところで大坂なおみは新コーチが決定したようです。

「天動説」から「地動説」へ転回

    東大の文学部西洋史学科を卒業している角田陽一郎氏の「最速で身につく世界史」の中から16世紀にコペルニクスが唱えた地動説のことを書きます。そもそも、地動説を簡単に言うと、地球は太陽の周りを回っていることです。ところで、ポーランドの天文学者のコペルニクスは敬虔なキリスト教の信者です。

   当時のキリスト教の世界では、地球は宇宙の中心で、太陽や月、あらゆる星は地球の周りを回っていると考えられていました。これが「天動説」と呼ばれていて、この考え方が神様が世界を作ったというキリスト教の世界観にぴったりはまっていたのです。確かに、空を見上げると太陽も月も地球を回っているように見えます。

   大多数の人が、天が動いていると思い込むのは、極めて自然だったと言っていいでしょう。「ともかく「全ての星が地球の周りを回っている。なんて美しい世界なんだろう!全知全能の神が造った世界なんだから当たり前だ」と誰も生まれた時から疑う余地がなく思い込んでいたのです。

   ところが、問題が起きました。発端は観測技術の発展です。レンズの改良が進み、精度の高い望遠鏡が出来て、厳密に観測した結果、「美しい!」と称賛され続けてきた天動説の円運動との間に誤差が発生したのです。それに天文学者たちは困り、一気に地動説への「コペルニクス的転回」になったのです。いやはや!

丸谷才一さんとカラヤン

   愉快なので、またしても丸谷才一さんの随筆から話題を提供することをお許し下さい。丸谷さんの「ベートーヴェンから話ははじまる」というタイトルの随筆の中で、ヘルベルト・フォン・カラヤン(「第九」の演奏ですよ!)がベルリン・フィルを連れて来日した時の演奏会の様子を書いてるのでブログに取り上げたくなりました。

   何しろ、1957年のことなのでかなり古いです。ここはもう丸谷さん独特の知的でユーモラスな筆致をコピーするしか無いでしょう、《あれはたしか《「未完成」だったと思うが、本当にびっくりしたものだった。…曲がはじまってしばらくすると変な気持になった。誰かが声を出している。うるさい。

   最初わたしは、聴衆のなかの誰か不埒な奴が陶酔して節を唸っているのだと思った。次に、オーケストラのプレイヤーのなかの誰か、位置の見当から言っておそらく弦の奏者だと思った。が、しばらくして、唸っているのはカラヤンだと気がついた。明らかに指揮者が、いい気持そうにして。

   「イー!イー!」と(そう聞えた)唸っているのである。じつに耳ざわりである。けしからん。しかしまさか、駆け上がって、鼻歌はよせとカラヤンに注意するわけにもいかないから、ほおっておいた。休憩になってロビーに出ると、吉田秀和さんに会った。早速このことを言いつけると「おや、そうなの?」という返事である。マエストロはどうやら、上手に声の出し方を加減していて、高名な音楽評論家の席までは届かないように気をつけてやっているらしい。いよいよけしからん。…》。この話好きで、古いけどアップしてしまいました。

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