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究極の悪女映画の傑作

   久しぶりに伊藤勝男著「B級ビデオ発掘カタログ」をペラペラ見ていたら、ジェイムズ・M・ケイン原作で、すでに1944年にビリー・ワイルダー監督が作った「深夜の告白」のリメイク、ローレンス・カスダン監督の「白いドレスの女」の解説がありました。小説の原題は「Double Indemnity」(倍額保険)です。

   ともかく、非常に面白いサスペンスで、二つの映画を比べると、やはりビリー・ワイルダーの「深夜の告白」の方が格調が高いような気がしますが、この「白いドレスの女」も、映画初出演とは思えないキャスリン・ターナーの悪女ぶりがぴったりで、著者の伊藤勝男氏もサスペンス映画の秀作と評価しています。

   何しろ伊藤氏は《全編を彩るのは乾いた空気とくずれる寸前の緊張感、汗ばむ肌、夜空を焦がす遠方の火事、身を翻す白いドレスの女》と書き、真夏のジャズ・コンサートで知り合った弁護士と妙にエロチックな人妻が、二人で共謀して犯罪にのめり込んでいくプロセスが実に鮮やかに描かれています。

   例の「映画大辞典」のコメントに《ウィリアム・ハートとキャスリーン・ターナーという配役から格調の高さを予想すると裏切られる、B級半的映画、そこが面白い。……》とあり、一見の価値があります。是非、究極の悪女の餌食になる三流弁護士をとくとご覧になって下さい。弁護士が人妻の色仕掛けにもがきながら悪に落ちていくのは見ていてハラハラします。

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