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「歌舞伎」の始まりは何と女性

   「宝塚歌劇」は女性ばかりで、男性は絶対にいたことが無いと思っていたら、かって過去に25人も男性がいたことをネットで知り、前にブログにアップしました。ところで、今回は歌舞伎の話で、歌舞伎では女性はまったくいたことが無いど思っていたら、何と歌舞伎のスタートは女性だったのを知りびっくりです。

   そもそも、徳川家康が江戸に幕府を開いた1603年、出雲大社の巫女と称する「出雲の阿国(いづものおくに)」という踊り子が京の都に出現したことに端を発しています。出雲から来た一座のアイドルの阿国の踊りは、京都の民衆の心を掴み熱狂させ、その人気の演目は「かぶき踊り」と言われました。

   阿国人気に便乗し、遊女らによる女一座が次々に誕生し、女性によって演じられたかぶき踊りは「女歌舞伎」と呼ばれるようになり、大ブームが起こります。ところが、阿国を真似てできた遊女一座の「女歌舞伎」の中には、ストリップまがいの際どい演目を行なうものも出てきました。

   また、この人気の影響で遊女を巡るトラブルや淫らな事件が多発し、徳川幕府は武家社会の風俗を乱すという理由で、1629年に「女歌舞伎」を禁止します。そして、女性から少年への変遷を経て、現在の成人男子の「歌舞伎」が誕生し、現在に至っているのです。つまり、「歌舞伎」の ルーツは女性だったのです。

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