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演奏に18時間も掛かる曲

   世の中には、全曲演奏するのに何と18時間も掛かるピアノ曲が存在するのをご存知でしょうか。フランスの著名な作曲家、エリック・サティの「ヴェクサシオン」。この曲は52拍からなる約1分20秒のメロディを840回ひたすら繰り返すことで構成されており、更に演奏には「ゆっくり」という指示があります。

   ウィキペディアによると、曲名の「ヴェクサシオン」はフランス語で「嫌がらせ」「癪の種」を意味し、作曲者のノートには「このモチーフを連続して840回繰り返し演奏するためには、大いなる静寂の中で、真剣に身動きしないことを、あらかじめ心構えしておくべきであろう」と書かれているそうです。

   この曲はサティの弟子のロベール・キャビーが、フランスの「国立中央文書館」から見つけてきたもので、サティの3曲の遺作のうちの1曲です。そして、初演は1963年にジョン・ケージらにより、この時は10人のピアニストと2人の助っ人が夕方6時から演奏を開始し、翌日の午後0時40分まで演奏をし続けました。

   また、日本では、黛敏郎、一柳慧、石井真木、湯浅譲二ら16人によって昭和42年(1967年)12月31日の昼前から1968年1月1日の朝まで東京の「アメリカ文化センター」で演奏しています。何しろ18時間も掛かる曲のYouTubeなど絶対に無いと思っていたら、ほんのサワリ(1分59秒)がありました。

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