無料ブログはココログ

« 野良猫と一匹のアジフライ | トップページ | 写真のシャッター押す掛け声 »

駅が印象に残る三本の映画

   古本屋には行くものです。今回、家の近くの古本屋で見つけた本は、JRの駅の開発プロジェクトを手掛けてきた臼井幸彦著「シネマと鉄道」。古い映画が好きで好きで、鉄道にも少なからず興味がある私が、どうしても読みたかった一冊と言っていいでしょう。副題に「映画にみる駅の風景70選」とあります。

   まず、私の眼に留まったのは映画「カサブランカ」。雨の降るパリのリオン駅で、ボガートはサムが預かってきたバーグマンの手紙を読んでいて、雨でインクが滲んでいます。ボガートは読み終わると手紙を丸めてぽんと捨てます。「約束したのになんで来ない!」とボガートの眼は涙でいっぱいですが、雨で誰にも見えません。

   次ぎにイタリアの名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督の「終着駅」。アメリカの人妻ジェニファー・ジョーンズがローマ滞在中にガイドのモンゴメリー・クリフトとつかぬまの恋に落ち、このテルミニ駅で、永久の別れを告げる悲しいシーンがこれでもかこれでもかと執拗に描かれています。

   そして、もう一本はイギリスのデヴィット・リーン監督の名作「逢びき」。舞台はロンドン郊外のミルフォード駅です。毎週、木曜日にこの駅に買い物に来る人妻シリア・ジョンソンはちょっとしたきっかけで既婚の医師と知り合い惹かれます。しかし理性の方が勝って訣別。バックに何度も流れる美しいラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が忘れられない映画です。鉄道が印象的な映画を三本紹介しました。昔の映画って実にいいです。

« 野良猫と一匹のアジフライ | トップページ | 写真のシャッター押す掛け声 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/135878/74011675

この記事へのトラックバック一覧です: 駅が印象に残る三本の映画:

« 野良猫と一匹のアジフライ | トップページ | 写真のシャッター押す掛け声 »