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領土をかけた県と県の綱引

   世界には領土問題で戦争になる場合がありますが、日本に自分の領土を綱引きで決めてる所があります。その場所は静岡県と長野県の県境にある兵越峠(ひょうごしとうげ)。この綱引きは、毎年、10月の最終日曜日に浜松市天竜区の「遠州軍」と飯田市南信濃の「信州軍」が、「峠の国盗り綱引き合戦」を行っています。

   静岡県と長野県の対立が始まったのは戦国時代。遠州奥山氏と信州遠山氏は秋葉街道を挟んで対立してました。その因縁ははっきりしてないのですが、昭和62年(1987年)に町おこしの一環としてお互いの領土をかけて綱引きが始まったのです。ルールはそれぞれの商工会青年部から選ばれた力自慢の戦いです。

   勝負は3回、勝った方が相手方に領土を1メートル広げるのです。そして、「国境」と書かれた立て札を動かすのですから真剣勝負です。しかし、立て札には《この標識は「峠の国盗り綱引き合戦」において定めた国境なので行政の境に非ず》と書いてあるそうです。つまり、法律的な領土の移転ということではないのです。

   ともかく、当日は開会式やアトラクションが行われ、両県知事のメッセージの代読や、浜松・飯田双方の市長による「口上合戦」があり、それに続いて、一般の観客や来賓による綱引きの後、いよいよメインの「峠の国盗り綱引き合戦」が行われるのです。これに年度ごとの勝負の結果が書いてあります。

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