無料ブログはココログ

« 一枚のレコード | トップページ | カツラを付けて激しい活劇 »

人造語「セレンディピティ」

   本屋の店頭に高く積まれている文庫本、外山滋比古著「思考の整理学」(筑摩書房)の奥付を見たら初刷が1986年4月で今年2017年5月に何と第114刷。30年経ってもいまだに刷を重ねているベストセラーで、私はかなり早い時期に買った覚えがあり、家に帰って本箱を探したらありました。

   確かこの本に「セレンディピティ」のことが書いてあった記憶が微かにあり、目次を見たらありましたので、自分の記憶力に敬意(?)を表し、今日はこのことを書くことにします。「セレンディピティ」とは何のことかご存知でしょうか。例えば、机の後に誤って100玉を落としてしまったとします。

   放っておくのも何なので机を前に出して探していると、何と前に無くして忘れていた1000円札が出てきたのです。つまり、目的の物よりもっと価値の高い物が、偶然、出てくる現象を「セレンディピティ」と言うのです。この言葉の由来は、18世紀のイギリスの「セイロンの三王子」という童話です。

   この三王子は物をよく無くし、いくら探しても目的の物は、一向、出てこないのに、まったく予期していない物を掘り出したのです。そこで、ホレス・ウォルポールという政治家が、こんな現象を「セレンディピティ」(serendipity)と名付けたのです。世の中にはこの流れによる大発見が沢山あると外山さんは書いてます。

« 一枚のレコード | トップページ | カツラを付けて激しい活劇 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/135878/71326408

この記事へのトラックバック一覧です: 人造語「セレンディピティ」:

« 一枚のレコード | トップページ | カツラを付けて激しい活劇 »