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映画「望郷」と世界遺産

   《世界遺産に隠されたゾッとする話》(河出書房)という本に世界遺産「アルジェのカスバ」が紹介されています。アルジェはアルジェリアの首都で、カスバとはアラビア語で「城壁に囲まれた地域」。ここは迷路にたとえられるほど、道が入り組んでいることで知られていて、フランス映画「望郷」(映画大辞典)の舞台になっています。

    ここが迷宮都市になった理由は暑さ対策で、道路を広く真っ直ぐにすると、日当たりがよくなり過ぎるので、わざと狭く曲がった道にして影を作り、暑さをしのいだのです。また、侵略者を阻止するために、道路を複雑にしたという理由もあり、実際、1954年にフランス軍はアルジェリアを侵略出来ませんでした。

   ともかく、1992年に世界遺産に登録された「アルジェのカスバ」。ここを舞台にして1936年にアシェルベの小説を基にジュリアン・デュヴィヴィエ監督がジャン・ギャバンを主演にして映画を作りました。ギャバンはパリで悪事を働き、この地に逃げてきて暗黒街の帝王になっています。

   そこに、ある日フランスから一人の美女が訪れ、警察はその美女をおとりに、ギャバンを街中におびき寄せます。ギャバンはまんまとその手に乗り、船でフランスに帰る美女に「ギャビー!」と叫びながら自らの命を絶つラスト・シーンは有名です。一冊の世界遺産の本がフランス映画「望郷」を思い出させてくれました。

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