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村上春樹さんの凄い観察力

   ヒアリがかなり日本に上陸したようで、大変なことになったようです。現在、大相撲を開催中の名古屋にも現れたようで、日本相撲協会は力士達にハダシで歩かないようにと異例の通達を出したことをテレビのニュースで見ました。何しろ、相手は小さいのに猛毒を持ってるのですから、対応が難しいです。

   蟻と言えば、村上春樹さんが文章を書き、安西水丸さんが挿絵を描いてる「村上朝日堂」という随筆集の中に「蟻について」という一文があり、その書き出しは《蟻というのは偉い動物である。お世辞抜きで偉いと思う。僕は昔から蟻を眺めるのが好きで暇があるとよく観察する……》。

   そして《御存じのように蟻という動物は地中に穴を掘って巣を作るわけだが、穴を掘るときに問題になるのは掘った土をどうやって地上に運び出すかである。これは映画「大脱走」をごらんになった方ならわかると思うけれど、けっこう厄介な問題である。それでは蟻はこれをどう解決するのか。

   僕が偉いと思うのは運び出した砂粒の置き方である。どういうことかというと、地上まで砂粒を運んできた蟻は決してその砂粒を手近なところに放り出してひきあげたりはしないのである。…》。そんなことをしたら後で困るのが解ってるから蟻は偉いというのです。村上さんの「蟻の生活」の観察力凄いです。

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