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海の中にある郵便ポスト

   海の中にポストがあるのをご存知でしょうか。設置場所は、和歌山県すさみ町の枯木灘(かれきなだ)海岸、岸から100メートル先で、水深10メートルの海底にあり、昔ながらの円柱形の丸ポストです。2002年、ギネスブックに「世界一深いところにあるポスト」として認定されています。

   ウィキペディアによると、設置された2002年には投函数が1万通、2005年には2万通、さらに2011年には3万通を記録しています。ここはダイビングスポットとして人気があるところで、このポストへの投函が目的で訪れる人も多く、現地で耐水葉書を買って投函しているそうです。

   ところで、世の中には珍しいことを体験したい人がいるもので《ギネス認定の「世界イチ深い」海中ポストからハガキを投函してみた》というサイトを発見しました。ともかく、この方は実際に投函してみてちゃんと届くのを確認したかったようです。このサイトの説明によると投函された葉書は地元のダイバーが毎日回収。

   そして、日本郵便㈱を通して全国に配達されるそうで、1日平均10通、週末や夏休みには多い日は50通の葉書が投函されるとか。何しろ水深10メートルの所にあるのですから、普通の人の投函は無理でしょう。このポストの管理運営は郵便局ではなくて「クラブノアすさみ」というダイビングショップだそうです。

知的な30の短編小説集

   小説は好きだが、結論が出るまで時間が掛かる長編は苦手という方に、江坂遊氏が選んだショートショート傑作選「30の神品」(扶桑社)を紹介します。裏表紙に書いてあるのは《数千、数万に及ぶ古今東西のあらゆるショートショート作品の中から、一作家一作品のしばりで選出した究極至高の30作》。

   ところで、ショートショートをネットで調べると、400字詰め原稿用紙20枚以下の短編小説で、まずストーリーが機知に富んでなければならないでしょう。ここに収録されている30作品のトップに登場するのが、何とアルフレッド・ヒッチコック監督の「クミン村の賢人」という本当に短い作品です。

   文庫本約4ページの中に非常にうまくまとめていて、さすがサスペンスの達人とうなります。次に目を引くタイトルはアンブローズ・ピアスの「アウル・クリーク橋の一事件」。そうです。かの有名な「悪魔の辞典」で名が知れている作家の作品で、これしか知らない人にとっては興味津々の小説です。

   この本は昨年2016年10月に刊行されたばかりなので、お読みになってない方は沢山おられるかも知れません。選者の江坂遊さんは巻末に全30作品の短い解説を書いていて、これを先に読んでから、本編の読む順番を決める方法もあることを付け加えておきます。でも、少しでもネタバレが嫌な方は駄目です。

半年経ったトランプ大統領

   「週刊文春」8月3日号の池上彰さんのコラム「世界はトランプ抜きで」で、ドナルド・トランプ大統領の近況がよく解りました。トランプ大統領が誕生して半年、世界各国は、これから当分の間、アメリカ抜きでやっていくしかない「アメリカなき世界」の秩序づくりに動き始めたようです。

   例えば、日本とアメリカが中心になって進めていたTPP(環太平洋経済連携協定)からアメリカが抜けたことで、日本はアメリカ抜きの「TPP11(イレブン)」を進めることにしました。日本がEU(欧州連合)との間で大枠合意したEPA(経済連携協定)もその一環と言っていいでしょう。

   また、世界の首脳が集まるG7(サミット)も6プラス1、G20も19プラス1の構図になりつつあります。つまり、いずれもアメリカ抜きで進めようということになり、その中心になっているのはドイツのアンゲラ・メルケル首相でフランスのマクロン新大統領との関係強化に言及しています。

   要するにトランプ大統領のアメリカは「グレイト(偉大)」どころか、存在感が急激に消えているのです。それに国内でも、一段とひどくなる暴言やロシアゲート疑惑などで支持率は下がるばかり。にも拘わらずトランプ大統領の熱烈な支持者が結構いるのは何だか恐ろしい現象だと思いました。改めてNHKスペシャルをどうぞ。

判断する理性を失った恋愛

   今回の参議院議員今井絵理子さんの不倫報道に、議員になったばかりに何たることかと怒っている方に、夫婦問題研究家とかの肩書を持つ岡野あつこさんが書いた《【結婚・離婚の幸福論】今井絵理子の不倫疑惑。「肩書」ではなく「生き方」で愛してくれる男を選ぶべき》という論文の一読をお奨めします。

   この書き出しは《「もしも憧れのアイドルと恋愛関係になれるとしたら?」──あなたが独身の場合なら一も二もなくチャンスをものにしたいと思うはず。でも、あなたが既婚者の立場であったら、さてどういう選択をしますか?》です。ともかく、今井さんの相手の市議は昔から「SPEED」のファンだったそうです。

   そこに直ぐ近くに現れた今井絵理子さん、市議に同情する気は毛頭ありませんが、結婚生活が破綻してるとはいえ二児の父、理性を持って判断すれば、当然、身辺をちゃんとしてから交際をスタートすべきなのに、頭の中が有頂天になり、これが明るみに出たら大変なことになることを忘れたに違いありません。

   岡野さんはこう書いています。《婚姻中にパートナー以外の相手と恋愛関係になることは許されることではありません。ですが、もしもそうなってしまった場合にも、引き返せるポイントはいくつかあるはずです》と。つまり、冷静に判断すれば、今はじっと我慢しようになったはずなのに残念です。

絵画「モナリザ」の新説を発見

   レオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」ぐらい有名な絵はないでしょう。この絵のモデルは、フィレンツェの富裕な商人で、行政官も務めたフランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リザ・デル・ジョコンドだとされていて、もうこのことは、絶対的な事実だと思っていたら、どうやらそうでは無いみたいです。

   というのはネットで「モナリザは女性ではない?モナリザがちょっと怖くなる5つの謎」というサイトを発見しました。その5つの謎とは①背景に謎の山が現れる②モナリザが笑っている理由③左右で違う性別の人間を描いている④モナリザのモデルは誰なのか?⑤イルミナティと深い繋がりがあった謎。

   詳しいことは、この本文を直接読んで頂くとして、私がこのブログで取り上げたいのは④のモナリザのモデルは誰なのか?で、ここには4つの可能性が書いてあります。「聖母マリアをモデルとしている」「レオナルド・ダヴィンチの自画像」「妊婦に狙いを絞ってモデルにした」「中国人奴隷を不憫に思って描いた」。

   この記事を書いた方がどなたかがどこにも無いので、何とも言えませんが、レオナルド・ダヴィンチが自らの顔を描いたのがモナリザという説を初めて知りました。ここにモナリザとダヴィンチの自画像が並んでいますがそう言われてみればそっくりです。ともかく、面白いので一読をお奨めします。

初心者が俳句を作る助言

   「週刊文春」7月27号の《阿川佐和子のこの人に会いたい》の対談のゲストは、バラエティ番組「プレバト!!」の俳句コーナーで人気の夏井いつきさん。芸能人が作った俳句に手を入れて、見違えるような句に変化させ、巧みな解説で我々に俳句の面白さや奥の深さを教えてくれる先生です。

   この番組、俳句にいささか興味がある私は時々見ます。この対談の片隅に夏井いつきさんのプロフィールが書いてあるので、ご存知なかった方のためにちょっと紹介しましょう。1957年に愛媛県生まれで、中学校の国語の先生を経て俳人に転身、俳句集団「いつき組」の組長だそうです。

   ところで、この対談の中で、阿川さんの質問《ほぼ俳句を作ったことがない初心者が俳句をやろうと思った際は、まずどうすればいいのですか?》に対する夏井さんの答は《つぶやきなさい。五と七、もしくは七と五の十二音でつぶやく。これがスタートです。つまり、「ああないよ めがねがないよ ○○○○○」。

   もうこれだけで「よ」「よ」と詠嘆が続き、眼鏡がなくて困っている様がもうちゃんと表現出来ている。あとは○○○○○に季語をコンと入れればいいのです》。例えば「ああないよ めがねがないよ 蝉時雨」、書斎に窓があって、蝉の鳴いているのを聞きながら必死に眼鏡を探している描写です。是非、一句お詠みになって下さい。

患者と会話をしつつ脳の手術

   今朝、テレビを観ていたら、患者がギターを弾いたりヴァイオリンを奏でながら脳の手術を行っている映像を見て腰を抜かさんばかりにびっくり。これを「覚醒下手術」といい、患者の反応を見ながら手術出来るので非常に優れた方法なのだそうです。脳の手術など、当然、全身麻酔と思っていた私には驚きです。

   早速、「覚醒下手術」をネットで検索すると、詳しく説明しているサイトがありました。ことに脳腫瘍の手術には、手術している先生が患者と会話しながら手術出来るので非常に好都合だというのです。滋賀医科大学の教授、野崎和彦先生がそのことについて書いていますので、そのままコピーします。

   私が又聞きで書くより、先生の言うことを読んだ方が正確でしょう。《脳腫瘍の中でも発症頻度の高い神経膠腫という病気があります。治療として、脳を覆う頭蓋骨を開けて行う手術(開頭手術)が行なわれます。術後に神経症状を悪化させることなく、かつできるだけ多くの病変を取り除くことが重要です。

   そこで当院では、手術中にいったん麻酔から覚めた時点で、患者さんが手足を動かしたり、話せる状態になってから行う「覚醒下手術」を導入しています》。いやはや、科学の進歩は留まることを知らず、頭脳にメスを入れてても、患者と会話をすることが可能とは驚きです。もっと詳しく知りたい方は本文を読んで下さい。

超長いタイトルの青春小説

   かなり売れてる小説なので、ご存知の方はいっぱいおられると思いますが、知らない方のために、面白い一冊の青春小説を紹介します。その小説のタイトルは驚くなかれ《もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら》(新潮社)で著者は東京芸大建築科卒の岩崎夏海氏。

   この小説の骨子を書くと、思いもよらない事情からある都立高校野球部のマネージャーになった女子高校生には一つの目標があったのです。《それは、「野球部を甲子園に連れていく」ということだった。……野球部を甲子園に連れて「いきたい」とは考えていなかった。連れて「いく」と決めたのだ。……》。

   そこで、彼女は書店に行って店員に尋ねたのは《何か「マネージャー」、あるいは「マネージメント」に関する本はありますか?》、すると、店員が持ってきたのが、三十年以上前に書かれ、今でも売り続けているロングセラーとのふれこみでピーター・F・ドラッカーの「マネジメント」です。

   彼女はこの本を参考に奮闘しました。そして東京地区の決勝戦で、4-0で負けていた試合を5-4とひっくり返し、甲子園出場を決めるまでを岩崎夏海さんは鮮やかな筆致で描いています。裏表紙に《ドラッカーの教えを実践し、甲子園出場をめざして奮闘する高校生の青春物語!》とあるこの小説、お奨めです。

プロ野球の「暗黙のルール」

   プロ野球にはルール・ブックに記されていない「暗黙のルール」が存在するのを御存知でしょうか。その中で最も有名なのが《5点差以上ひらいた試合においては盗塁してはならない》というルールがあります。つまり、点差があるゲームで盗塁するのは卑怯であるという考え方から出来たルールです。

   もう少し詳しく説明すると、大差で負けてるチームはダラけてどうにでもしてくれになっているから、それを見越して盗塁してはならないというのです。しかし、最近は5点差くらい簡単に追いつけるので、10点差以上にしないとおかしいかも知れません。また、大差で勝ってる方はセフティ・バントも禁じられています。

   それから、大リーグでは本塁打を打った時のハデな喜びの表現もダメです。日本ではガッツポーズなどしていますが、メジャーでは悪かったという顔で塁を回るのです。大リーグではピッチャーが三振を取った時に吠えるのも厳禁なので、このクセのある田中将大投手は大リーグ入りに際し、厳しく注意されたそうです。

   また、ノーヒット・ノーランや完全試合を達成しそうな時のセフティ・バントも行ってはなりません。そう言えば、そんなシーンを見たことが無いのは選手がみんなこのルールを守っているからでしょう。昔は無かった日本のプロ野球も大リーグの「暗黙のルール」を出来るだけ取り入れているようです。

価値ある「サイコ」のリメイク

   映画が好きなら、アルフレッド・ヒッチコック監督の名作「サイコ」をご覧になって無い方は少ないでしょう。物語展開が完璧に頭に入ってるのに、私など、DVDを何度繰り返し観たか解りません。ところが、この映画を1998年にガス・ヴァン・サント監督が同じジョセフ・ステファノのシナリオでリメイクしています。

   何しろ、同じシナリオなのでストーリーはまったく同じで、配役が違い白黒がカラーになった変化だけと言っていいでしょう。例のシャワー・シーンも工夫しています。ヒッチコック映画が好きで、この「サイコ」が好きな映画ファンは一見の価値がある映画です。ともかく、細部にわたりどこもかしこもそっくりです。

   「映画大辞典」には《そっくりそのままリメイク!キャスト変えてカラーになっただけやん!》のコメントで0点を付けている人がいますが、だからこそ価値があると私は言いたいです。主人公のノーマン・ベイツにしても、アンソニー・パーキンスとヴィンス・ヴォーンは雰囲気がよく似ています。

   中に《ガス・ヴァン・サントのやったことが単なる思いつきであったにせよ、私はこの映画が好きです。なんつうか、これってある種の映画監督にとって「夢」だと思う。それを愚直に、本当にやっちゃったぁ……》で10点を付けてる人もいるくらい全体的によく出来ている映画で、絶対にお奨めです。

歌手小柳ルミ子さんの名解説

   「週刊文春」7月27日号に7月15日に行われた浦和レッズ対ボルシア・ドルトムント戦で歌手の小柳ルミ子さんが、テレビで人生初のサッカー解説をしたことを紹介してました。何しろ小柳さんがサッカーに詳しいのは有名で、年間、テレビで観る試合の数は2,150試合だそうですから恐れ入ります。

   今回の解説での小柳さんの発言《サッカーはただクソ真面目にやってもダメ。ずる賢くないと。ジャッジを味方につけてしたたかに。それも人生だから……サッカーは人生の縮図、社会の縮図、人間関係の縮図なの》。こんなことを沢山の人が観ているテレビで誰が言えましょう。

   サッカー・ライターの栗原正夫氏は《試合の分析も玄人はだし。「植野の守備が軽い」と再三指摘していて、その通り浦和は植野のミスから連続失点。また、決勝点を挙げたシュールレのゴールシーンで、小柳さんは「西川(GK)は倒れたらダメ。シュールレはニアへのシュートが得意なんだから」に唸った》とか。

   小柳さんは解説者デビューを聞かれ、所属事務所を通して「本業とは別ジャンルですが、これからも一サッカー・ファンとして何かしら出来ることがあったら顔を出していくことがあるかも知れません。どうか温かい目で見守って頂ければ幸いです」のコメントが週刊誌にありました。(試合のハイライト

世界中の「世界遺産」の景観

   2017年7月、「沖の島」の世界遺産登録が決定し、《沖ノ島が世界遺産登録へ 日本が誇る「世界遺産」絶景ギャラリー》と題した22枚のスライド集をネットで発見しました。しかし、この際、全世界を10に分けたすべての世界遺産リストを「お気に入り」に登録しておくのも無駄ではないでしょう。

   更に2016年10月現在1052件の世界遺産に100位まで順位を付け、写真入りで紹介している《世界の絶景!おすすめ人気世界遺産ランキング一覧》のデータベースも凄いです。何しろ、どこのどなたが解りませんが、独断と偏見で付けた10位までの順位をちょっと眺めてみて下さい。

   1位から順に「アンコール遺跡群」「マチュ・ピチュの歴史保護区」「ウユニ塩湖」「グランド・キャニオン国立公園 」「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」「ヴェネツィアとその潟」「ペトラ」「サガルマータ国立公園」「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」「サヌア旧市街」と並んでいます。

  ともかく、こんな凄い写真を何枚もまとめて観る機会などそう滅多になく、どなたが作ったサイトか知る由もありませんが、インターネットの威力にただひたすら感動します。時間がいっぱいある時、写真を眺めていると、時間が経つのを忘れるほど楽しく「世界遺産」の凄さを思い知ります。

村上春樹さんの凄い観察力

   ヒアリがかなり日本に上陸したようで、大変なことになったようです。現在、大相撲を開催中の名古屋にも現れたようで、日本相撲協会は力士達にハダシで歩かないようにと異例の通達を出したことをテレビのニュースで見ました。何しろ、相手は小さいのに猛毒を持ってるのですから、対応が難しいです。

   蟻と言えば、村上春樹さんが文章を書き、安西水丸さんが挿絵を描いてる「村上朝日堂」という随筆集の中に「蟻について」という一文があり、その書き出しは《蟻というのは偉い動物である。お世辞抜きで偉いと思う。僕は昔から蟻を眺めるのが好きで暇があるとよく観察する……》。

   そして《御存じのように蟻という動物は地中に穴を掘って巣を作るわけだが、穴を掘るときに問題になるのは掘った土をどうやって地上に運び出すかである。これは映画「大脱走」をごらんになった方ならわかると思うけれど、けっこう厄介な問題である。それでは蟻はこれをどう解決するのか。

   僕が偉いと思うのは運び出した砂粒の置き方である。どういうことかというと、地上まで砂粒を運んできた蟻は決してその砂粒を手近なところに放り出してひきあげたりはしないのである。…》。そんなことをしたら後で困るのが解ってるから蟻は偉いというのです。村上さんの「蟻の生活」の観察力凄いです。

他国にあるスイスの国際空港

   「あっと驚く!世界国境の謎」(PHP研究所)という本によると、スイスのバーゼル国際空港は、何と隣国フランスのミュルーズという町にあります。スイスのバーゼルという町は現実に存在し、空港のあるミュルーズまでの距離は約30キロ、何しろ空港はバーゼルとミュルーズの二つの自治体が共同で運営しています。

   そして、ライン川をはさんでドイツのフライブルクにも50キロしか離れていないので、ドイツからの利用者も多く、スイス、フランス、ドイツの3カ国が活用する国際空港となりました。よって1987年からは正式名称が「バーゼル・ミュルーズ・フライブルク国際空港」になりましたが、通称は「ユーロ空港」です。

   ともかく、空港周辺の地図をちょっとご覧になって下さい。どうしてこうなったかの詳しい事情はどこにも書いてありませんが、スイス国内に空港を作る適当な場所が無かったのでやむを得ずフランスの土地を借りたとしか思えません。つまり、フランス国内にあっても所有者はスイスということでしょう。

   このユーロ空港内はフランス地区とスイス地区が分かれていて、それぞれ別の出入口が設けられています。また、道路や駐車場もフランス用とスイス用のものがあり、道路は「特別道路」でフランスからスイスまでノンストップで直結されています。つまりフランスにいながらスイスへの入出国手続が可能なのです。

藤井四段は詰将棋も一位

   7月6日、名古屋市内で行われた第33回詰将棋全国大会で藤井聡太四段が1位になったことがネットにありました。詰将棋に造詣が深い谷川浩治九段など約130名が参加して行われた「解答競争」、制限時間15分間に30問が主題され、満点は90点でしたが、藤井四段は1問間違えたか出来なくて86点でも1位でした。

   前に藤井四段は詰将棋が得意と言ってるのを聞いたことがありますがさすがです。大会の終了後、藤井四段は「3手詰の最後の問題で見事に引っかかってしまいまして。いやー、あれはやられてしまいました」と楽しそうに話していたそうですが、是非、その3手詰めの問題を見てみたいものです。

   詰将棋と言えば、昔、よく街頭で詰将棋を商売にしている人(大道詰将棋)を見かけました。通行人が問題に挑戦するには幾らかのお金を支払い、詰むと何がしかのお金をくれることになっていたのです。子供の頃から将棋が好きだった私は、その光景をよく眺めていましたが、詰んだのを見た覚えがありません。

   その人達の作る問題は、一見、間単に詰みそうに見えて、高段者でも一筋縄ではいかない問題であることを、誰もいない時に親しくなったおじさんがそっと私に教えてくれました。それでは、ネットに「三手詰集」「五手詰集」「傑作集」「難問奇問集」がありますから挑戦してみて下さい。

マニア垂涎の「最長片道切符」

   少し鉄道に興味がある方なら,鉄道に「一筆書き」という遊びがあるのをご存知でしょう。これを簡単に説明すると「ある駅で乗車し、同じ駅を二度と通らないで、ある駅で降りること」です。しかし、当然、そのルートの距離は長ければ長いほど褒められ、「最長片道切符」と言われ、隣の駅への遠回りもあります。

   つまり別の言い方をすると《日本全国のJRの路線のなかで、数学的に発行可能な最も長い経路の片道乗車券》のこと。ともかく、このサイトをご覧になってみて下さい。マニアの間では、現在、考えられるこの乗車券の最長は宗谷本線の稚内駅から佐世保線の肥前山口駅までで、そのルートが書いてあります。

   恐らくこのルートはかなり貴重なもので、時間が沢山ある鉄道好きの方は時刻表の鉄道地図で確認してみるといいでしょう。何しろ、2016年2月時点で、稚内駅から肥前山口駅までの運賃計算キロは10946キロで、大人1名の片道普通運賃は91360円、乗車券の有効期間は56日間です。

   まさか、このルートを実際に自分で行ってみようという人はいないと思いますが、まず時刻表で全体のスケジュールを組まなければなりません。費用は乗車券代の91360円のほかに約2ヶ月の宿泊費や食費などが必要で、第一、約二ヶ月間をこれだけに費やすのは無理な話です。机上だけで楽しむしかありません。

クッキーとビスケット

   ある本で、クッキーとビスケットの違いを知りました。クッキーは《手作り風の外見を有し、糖分、脂肪分の合計が40パーセント以上のもの》、そしてビスケットは《クッキーと同じように小麦粉、バター、牛乳などの乳製品を原料にして焼いたものだが、糖分、脂肪分が40パーセント未満のもの》。

   ネットでは森永製菓が《.日本では、ビスケットとクッキー両方の名前が使われていますが、実はこれは同じ意味。…イギリスではビスケット、アメリカではクッキー、フランスではビスキュイ、ドイツではビスキュイートなどと呼ばれています。そして、アメリカでビスケットというと、やわらかい菓子パンのこと》とあります。

   また、明治では《英国ではビスケット(biscuit)、米国ではクッキー(cookie)と呼ばれています。日本では両方の名前が使われていますが、糖分や脂肪分の合計が40%以上含まれ、手作り風の外観をもつものがクッキーと呼ばれています》とあるので、私の読んだ本とほぼ同じです。

   ところで、私がお気に入りのビスケット(ネットにはこうあります)を一つ紹介しましょう。それは「ユーハイム」の「テーゲベック」。価格が3000円、2000円、1000円の3種類あって、家に買って帰る時には1000円を買いますが、ネットに《「テーゲベック」リニューアル》とありました。どう変化したのか楽しみです。

映画「望郷」と世界遺産

   《世界遺産に隠されたゾッとする話》(河出書房)という本に世界遺産「アルジェのカスバ」が紹介されています。アルジェはアルジェリアの首都で、カスバとはアラビア語で「城壁に囲まれた地域」。ここは迷路にたとえられるほど、道が入り組んでいることで知られていて、フランス映画「望郷」(映画大辞典)の舞台になっています。

    ここが迷宮都市になった理由は暑さ対策で、道路を広く真っ直ぐにすると、日当たりがよくなり過ぎるので、わざと狭く曲がった道にして影を作り、暑さをしのいだのです。また、侵略者を阻止するために、道路を複雑にしたという理由もあり、実際、1954年にフランス軍はアルジェリアを侵略出来ませんでした。

   ともかく、1992年に世界遺産に登録された「アルジェのカスバ」。ここを舞台にして1936年にアシェルベの小説を基にジュリアン・デュヴィヴィエ監督がジャン・ギャバンを主演にして映画を作りました。ギャバンはパリで悪事を働き、この地に逃げてきて暗黒街の帝王になっています。

   そこに、ある日フランスから一人の美女が訪れ、警察はその美女をおとりに、ギャバンを街中におびき寄せます。ギャバンはまんまとその手に乗り、船でフランスに帰る美女に「ギャビー!」と叫びながら自らの命を絶つラスト・シーンは有名です。一冊の世界遺産の本がフランス映画「望郷」を思い出させてくれました。

堀江貴文氏の驚きのTシャツ

   昨日の夕方、ネットに《NHK「ごごナマ」謝罪 堀江貴文氏Tシャツの絵柄に疑問の声》という記事を発見。昨日7月12日、実はホリエモンこと堀江貴文さんがゲストだったこのNHKの生番組を何となく見たのです。すると、真っ先に眼に入ったのが堀江氏が着ていたTシャツの絵柄です。

   決定的とは言えませんが、どう見ても、かってのドイツの独裁者の顔のTシャツではないですか。お固いはずのNHKがよくもこのTシャツがテレビに映ることを許したものだと思いながら観てました。しかし、話の内容が私にとってそう興味をひくものでは無かったので最後まで観ないでチャンネルを変えました。

   でも、このTシャツ、もしかしたら問題になるかも知れないと思っていたら、案の定、この記事が眼に留まったのです。その記事によると、番組の最後に《阿部アナは「きょうこの番組にご出演頂きました堀江貴文さんのTシャツについて、視聴者の方から問い合わせを頂いております。

   とした上で「Tシャツはご本人が持参されたもので、戦争反対を示すNo Warという文字や反戦のマークが入っていました。しかし、ヒトラーを想起させるというご意見を頂きました。不快な思いを抱かれた方にはお詫び申し上げます》と。これに対する堀江氏の説明を聞きたいものです。

夏目漱石の二つの小説

   夏目漱石の「我が輩は猫である」と「坊っちゃん」は、恐らく読んだことが無い方がいないくらい有名な小説です。もしかしたら、本箱の片隅にどちらも文庫本があるかも知れませんが、この二つの小説の全文がネットにあるのを発見しましたので、この際、青春時代を思い出し、読み直してみたらいかがでしょう。

   読む前に、ウィキペディアに書いてあるこの二つの小説のポイントを知っておくのも無駄ではないかも知れません。まず「我が輩は猫である」は漱石が初めて書いた小説で、雑誌「ホトトギス」の1905年(明治38年)1月号に発表。書き出しの《吾輩は猫である。名前はまだ無い。…》は有名です。

   そして、「坊っちゃん」は1906年(明治39年)に発表された小説で、漱石が高等師範学校(筑波大学の前身)で英語教師、愛媛県尋常中学校(松山東高校の前身)で教鞭をとり、1896年(明治29年)4月に熊本の第五高等学校へ赴任するまでの体験を下敷きに書いた小説です。

   主な登場人物は、坊っちゃん(この小説の主人公)、清(坊っちゃんの家の下女)、山嵐(数学教師)、赤シャツ(教頭)、野だいこ(東京出身の画学教師)、うらなり(英語教師)、マドンナ(うらなりの婚約者)、狸(校長)。どこまで読んだか覚えておいて、時間がある時に少しづつ読むことをお奨めします。

映画「ハドソン川の奇跡」最高!

   つい最近、WOWOWで放映した映画「ハドソン川の奇跡」を初めて観ました。そして、感動しました。クリント・イーストウッド監督は、何と素晴らしい映画を作るのでしょう。この映画を観ずして映画を語るなかれという映画です。演技、脚本、演出が三位一体となった凄い映画に仕上がっています。

   実話なのに、155人を乗せた航空機がハドソン川に不時着する時の映像が実にリアルで、イーストウッド監督の腕の冴えを感じます。このことは大きく報道されているので、世界中の人がご存知のはずですが、事件後、操縦士と副操縦士が政府の査問委員会にかけられてその行為の是非を調査されていたとは驚きです。

   つまり、政府の調査委員会がコンピューターでシュミレーションした結果、何もあんな危険を冒してハドソン川に不時着しなくても、空港に引き返せたというのです。映画はこの公聴会の模様が圧巻で、スクリーンに映されるシュミレーションの映像を沢山の傍聴人と一緒に固唾を飲んで観ました。

   確かにシュミレーションでは空港への着陸が成功しているのですが、機長はこれには空港に引き返せるか否かを判断する人的要因が入ってないと、整然とした論理で反論したのです。見終わった後の爽快感はもう最高!未見の方は、是非、TSUTAYAで借りてご覧になって下さい。きっとアメリカの人の知性に感動します。

世界一美味しいお菓子

   若い頃からバッカスと仲が悪い私はアルコールが駄目で、甘い物をよく食べます。デパートで売っている甘い物には好みがあって、私が人様にお奨めしたい甘い物を一つだけ紹介します。何しろ、初めてこれを知った時、ドイツ人のセンスに驚歎し、以来、私はこれに勝る甘い物は無いと思っています。

   それはユーハイムの「フランクフルタークランツ」(「フランクフルトの王冠」という意味です)で。ユーハイムは別に親戚でもなく、お金を貰っている訳ではないのに、どのくらい人に紹介したか解りません。これは大きなドーナッツの形をしたバターケーキで、何と表現したらよいか解らないほど美味しいのです。

   しかも、値段が1500円、1000円、500円の3種類。500円の物でさえ2~4人で食べるのに適当で、食べたくなるとこれを買ってきて、家内と食べます。私がこれを買う時、ユーハイムの店員に言うセリフが決まっていて「この美味しさは世界一でどんなケーキもこれに勝つことは出来ないでしょうね」と。

   実は「フランクフルタークランツ」にはこんな思い出があります。かなり前、「音楽とオーディオを語る会」の横浜に住んでいる友人宅に初めて訪問する時、私が手土産に買ったのが「フランクフルタークランツ」で、友人が、偶然、お茶菓子に用意したのが「フランクフルタークランツ」。このお菓子もう最高です。

ウィンドウズ7と10の相違

   ウィンドウズ7とXP(とても愛着があり「愛光企画」が完璧に修理!)を同じUSBメモリーをプッシュ・スイッチで切り替えて使っていますが、昨日、「ウィンドウズ7と10の違いは何か?」という記事を発見しました。前にマイクロソフトが強制的に7を10にグレードアップする試みをしたことがありますが、私は断固として阻止。

   ある日、マイクロソフトは私の承諾もなく10へのグレードアップを始めたのです。前に10の悪口を小耳にはさんでいた私は、危険を承知の上でパソコンの電源コードを抜いて抵抗したのです。そして、少し間を置いて電源を入れ、万一、パソコンが正常に立ち上がらなかったら「愛光企画」に連絡するつもりでした。

   ところが、パソコンは「元のOSに戻します」のメッセージと共に正常に7で立ち上がり、現在、順調に稼働しています。しかし、この際、7と10の正確な違いをちゃんと知っていても無駄ではないとこのサイトを読んでみることにしました。恐らく、私と同じ考えの人がいっぱいいるに違いありません。

   読んでちょっと興味があったのは《10は最新のDVDコピーガードを全部解除!市販DVDもレンタルDVDも手軽にウィンドウズ10で丸ごとコピー・リッピングできる。…》。でも、OSが変わると、使い勝手が違ってくるのは歴然としてるので、私はこのまま7を使うことにしました。

新たな真実の「関ヶ原合戦」

   昨日の朝日新聞夕刊の片隅に、編集委員が書いた《新たな切り口で描いた「関ヶ原」》というタイトルの記事を見つけました。読んでみると、司馬遼太郎原作、原田真人脚本・監督の映画「関ヶ原」が完成したというのです。どうやら、原田監督が映画化を考えていたのは25年前だそうです。

   司馬遼太郎の小説は読んでいませんが、関ヶ原合戦を新たな切り口で描いた映画となると、歴史好きは食指が動きます。記事に配役が書いてあるので、ちょっと書き出すと、石田三成は岡田准一、徳川家康は役所広司、豊臣秀吉は滝藤賢一でぶっ飛ぶような怪演を見せているそうです。

   そして、最初は三成側だったのに徳川に寝返った小早川秀秋は東出昌大。記事に監督の談話があり《秀秋は当時まだ10代、勇猛な若者が家康にだまされて三成を恨むんだけど、最後の最後まで迷う。東出さんはハートのある役者だから、苦悩する秀秋に合っていた》とあります。

   また、監督は《俳優が皆ユニーク。役所さんもオーソン・ウエルズみたいで意外性がある。随所に発見の喜びがあります》と言ってます。8月26日に全国公開とかのこの映画、ネットの予告編で《誰も知らない「真実」が今、幕を開ける!》という字幕を見たら何だか早く観たくなりました。

二倍楽しくなったテニス

   ウィンブルドン・テニス、世界ランク59位の大坂なおみ選手はチェコのストリコバ選手に勝利して3回戦に進みました。今朝の日刊スポーツによると、大坂選手は、試合前、テーラー・コーチからメールで「相手はパワーがなく球が遅いから充分に引きつけて打て」のアドバイスを貰っていたそうです。

   大坂選手はその教えの通り「新幹線」の愛称をつけて貰った相手に高速ショットの乱打を見舞い、フルセットで撃破したのです。これでWOWOWを観る楽しみが錦織選手だけで無くなり嬉しい限りです。大坂選手の次の相手はあこがれのビーナス・ウィリアムズ選手で簡単に勝てる相手ではありません。

   新聞の記事によると、日本選手はビーナス選手に27度対戦していて、勝ったのは2016の奈良選手の1度だけ。大坂選手も今年一月のASBクラシックで対戦する機会はあったのですが、その時はビーナス選手は体調を崩していたようで棄権、従って、今回が初めての対戦となります。

   また、錦織選手の2回戦も、過去、0勝2敗だったウクライナのスタホフスキー選手に6-4,6-7,6-1、7-6で勝ち3回戦に進んでいます。そして、次の相手は、今まで4勝0敗のスペインのバウティスタ選手でとても楽しみで、どちらも放映するWOWOWに大感謝です。

心臓手術の支援ロボット

   先日、テレビを観ていたら、心臓手術のロボット「ダ・ヴィンチ」を紹介していて、成功率がほとんど100%に近いのに驚きました。幸いに心臓に疾患のない私ですが、心臓の病気に苦しんでいる人にとっては、かなりの朗報と言っていいでしょう。勿論、このロボットが自分で手術を行うのではありません。

   医師が内視鏡を見ながら「ダ・ヴィンチ」をコントロールして心臓手術を行うのです。つまり正確に言うと「心臓手術の支援ロボット」です。「ウィキペディア」によると、開発者はアメリカのインテュイティヴ・サージカル社で、1980年代にアメリカの陸軍が開発を依頼して1999年に完成しています。

   ネットにある解説によると、日本では医療機器に対する承認に時間が掛かり、2009年11月に販売が承認されて、現在、160台を超える「ダ・ヴィンチ」が導入され心臓手術に活用されているそうです。もっと詳しく知りたい方は心臓血管外科医渡辺剛先生の公式サイトをご覧になって下さい。

   それによると「ダ・ヴィンチ」の機能(  )は《人間の腕、手首、指先のような役割を担っており、先端にさまざまな鉗子を装着して使用します。医師の動きに連動し、組織をつまむ・切る・縫合するなどの動作を行います》とあり、渡辺先生のニューハート・ワタナベ国際病院の手術実績は1104件、成功率は100%です。

中々言い難い意見を発見

   キヨスクで、昨日、「日刊ゲンダイ」を買ったら、思っていても中々言い難い意見を発見しました。その文章の見出しは《想像していなかった悲哀に満ちた晩年 孤高の天才イチローは「普通の人間」だった》。筆者は早大卒でスポーツ関係の記事をよく書いてる作家の山田隆道氏です。

   氏はプロ野球選手には大きく分けて2種類の引き際があり、一つはまだまだ活躍出来る余力が残っているのに、自らの衰えを少しでも感じたら潔く引退するタイプ。そしてもう一つは、あきらかに衰えてボロボロになった姿をさらしながらも、球団からクビと言われるまで現役に執着する泥臭いタイプ。

   これは、どちらが良いという話ではなく、引き際の美学で価値観の違いと山田氏は書いています。そう考えると、イチロー選手は後者の泥臭いタイプを選んでいるわけで、イチロー選手は通算3000安打など主要な記録はほぼ達成しているのに現役を続けています。それに対する山田氏の文章をそのままコピーします。

   《なにしろ往時のイチローは言動と外観のすべてがスマートかつスタイリッシュで、いわゆる昭和プロ野球の根性主義を大きく覆した選手だった。彼に似合うのはクールや天才といった涼しげな言葉であって、血と汗と涙みたいな泥くささではない。…しかし、現実は違っていて天才イチローも普通の人間だったのだ》と。

どこに行くのか解らない旅行

   現役時代、仕事でお世話になった知人と両方の配偶者を交えた4人で、年に一回、7月に「うなぎを食べながら語る会」を開催し何年も続いています。集まる場所は、知人の同級生が経営してるうなぎ屋さんで、話題はクラシック音楽がメインですが、時に私が知らない話が俎上にのることがあります。

   今回、話題に出たのは「ミステリー・ツアー」のこと。私は参加したことはありませんが、どこに行くのか解らない行先不明のツアーがあるのは前から知っていました。しかし、とうに無くなったと思っていたら、知人の説明によると、今や盛んで知人夫婦も時々利用しているのを知ってびっくりです。

   好奇心旺盛な私は家に帰って、ネットで「ミステリー・ツアー」を検索したら、詳しく書いてるサイト(  )が幾つもありました。それを読むと「ミステリー・ツアー」には二種類あって、一つは旅行の目的地が到着するまで解らないという行き先が秘密になっているごく一般的な「ミステリー・ツアー」です。

   そして、もう一つは「謎解きやミステリー劇に参加しながら旅行する」というイベント型のツアーです。知人の話によると、ツアーの内容は日帰りを始め、何泊もして飛行機や船もルートに入っているツアーもあるんだそうです。興味がないとは言いませんが、福袋が嫌いな私には合わないような気がします。

驚くトランプ大統領の言動

   トランプ大統領が自分に批判的な発言をした女性キャスターを得意のツイッターで「IQが低くて頭がおかしい」と罵倒したニュースをご存知でしょうか。同じ共和党の議員さえ困惑して「大統領の品位を落とすので止めて欲しい」と言ってるくらいで、大統領の発言にはいつも驚かされます。

   記者の「ツイッターに書いたことを後悔していませんか?」の問いかけにはむっとした表情で一言もありませんでした。大統領報道官が「大統領はやられたから、やり返しただけだ」と言ってるのをテレビで観ましたが、批判を極度に嫌うトランプ大統領ならではの出来事と言っていいでしょう。

   そしてもう一つ、トランプ大統領は定例記者会見に際し、テレビの放映を禁止するという、かって見たことがないことを実行したのです。その理由の一つに、メディアの記者が目立ちたいばかりに記者会見を利用しているというのがあります。当然、メディアは猛反発し、トランプ大統領との関係は最悪です。

   メディアはこの対抗手段として、画家を記者会見場に送り込み、記者会見の場面をスケッチさせて、イラストとして新聞やテレビに載せたのです。つまり、大統領にテレビの放映を禁止されたのでこうするしか無いという皮肉です。トランプ大統領はアメリカの品位を落としているように見えますが大丈夫なのでしょうか。

感傷的なアニメ映画の傑作

   今日は日曜日、2000年制作でDVDにもなってるオランダのアニメ映画を紹介します。日本の映画館で上映した時のタイトルは「岸辺のふたり」でしたが、原題は「FATHER AND DAUGHTER(父と娘)」、こんな素敵な映画をフリーのYouTubeで観られるなんて驚きです。ちなみに私は映画館で観ました。

   ご覧になる前にちょっとだけどんな映画か紹介すると、監督はマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットというオランダ人で、2001年に米国アカデミー賞、英国アカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞しています。ロシアのアニメの巨匠ユーリ・ノルシュテインはこの映画を観て「これは事件だ」と言ったそうです。

   誰もいない岸辺にボートが一つ。どんな理由があるのか解りませんが、父は娘を愛おしく抱き上げた後、一人ボートに乗って娘を置いてどこかに行ってしまいます。残された娘は、父が帰って来るのを期待して、雨の日も風の日も自転車に乗って岸辺にやって来ますがただ虚しさだけが積み重なります。

   「映画大辞典」にあるコメントを一つ書くと《見終わった後は声も出せずぼろぼろ泣きました。こういう映画を見ると、言葉なんていらないと思ってしまいます》。それでは約8分間のアニメ映画「岸辺のふたり」を上映します。きっと制作者のセンスに拍手したくなるでしょう。解説は観てからお読みになって下さい。

マーラー好きが歓喜する対談

   2011年に新潮社より発刊された小澤征爾氏と村上春樹氏の対談集「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読み直していたら「マーラー演奏の歴史的な変遷」というタイトルが眼に飛び込みました。ちょっと読むとお二人はマーラーを詳しく論じていて、ウルトラ・マーラー好きの私は、再度、じっくり読みたくなりました。

   村上さんはまだ早大の学生だった時にジャズ喫茶を経営していたくらいですからジャズに詳しいのは当然ですが、クラシックにも造詣が深く、プロの音楽家相手にこんなことを言ってます。「バーンスタインとニューヨーク・フィルのマーラーって、レコードで今聴いても新鮮ですよね。僕も今でもわりによく聴いています」。

   実は私もバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルのCD16枚組「マーラー交響曲全集」を持っていて、よく聴きますが、村上さんもこの組み合わせの演奏が好きなのを知ってすっかり嬉しくなりました。何しろ、バーンスタインのマーラーの「復活」の最終楽章のエンディングではいつも必ず涙腺がゆるみます。

   そして、マーラーについての小澤氏の発言は「マーラーの音楽って一見して難しくみえるんだけど、中をしっかり読み込んでいくと、いったん気持ちが入りさえすれば、そんなにこんがらがった、わけのわからない音楽じゃないんだということです」。マーラーの苦手な人にこの発言聞かせて虜にしたいです。

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