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「参勤交代」の裏話

   新刊の本屋の店頭で東京大学史料編纂所教授山本博文著《「参勤交代」の不思議と謎》という本を見つけ、ちょっと立ち読みしたら面白そうななので、家でゆっくり読もうと買いました。「参勤交代」の裏話が沢山書いてあるのですが、一番興味があったのは「参勤交代」の途中で大名行列がすれ違った時の話です。

   つまり、江戸に参勤する行列と国許に帰る行列(日時の情報が難しい!)が街道で正面からかち合ったり、宿場で一緒になってしまった時の対応です。そういう時は基本的には格下の藩が格上の藩に譲るというのが暗黙のルールになっていたようで、ここでいう「格」とは将軍家との血縁関係の近さや石高です。

   しかし、場合によっては格上が格下に気を使って譲ることもあったようで、1798年(寛政10年)の「参勤交代」では加賀藩が日程に遅れが出たため、中山道の熊谷で綾部藩の一行とぶつかりそうになりました。加賀藩は石高100万石、綾部藩は1万1000石で加賀藩の方がかなり格が上です。

   従って本来ならば綾部藩が熊谷の宿を譲るべきところ、加賀藩は手前の本庄で宿をとりました。その理由は、万が一、藩同士で揉めてゴタゴタが起きると、喧嘩両成敗で両藩に幕府からお咎めがある可能性があり、そのリスクを少しでも減らそうと格上の藩も神経を使っていたのです。いやはや「参勤交代」って大変です。

ヨーロッパのトランプ大統領

   今回、初めてヨーロッパで沢山の国のトップと顔を合わせたトランプ大統領、そのふるまいが話題になっています。ネットで《どつき、遅刻、会見なし…トランプ氏、ヨーロッパで「困ったちゃん」連発 右手ドーン!ジャケットバーン!》という見出しの記事を見つけ読んでみて驚きました。

   まず冒頭に《アメリカのドナルド・トランプ大統領は24日から27日にかけてヨーロッパを訪問しました。たくさんの国が集まる外交の場に、大統領として初めて参加したトランプ氏。相変わらずのマイペースぶりで場をかきまわし、「困ったちゃん」ぶりを世界に見せつけました。(朝日新聞国際報道部記者・神田大介)》。

   これは想像ですが、アメリカのメディアの人達も、多数、ヨーロッパに行ってるに違いなく、この記事と同じようなことが国内に報道されているとしたら、アメリカ国民は一応に苦い顔をするに違いありません。ともかく、トランプ氏が記念撮影の時に押しのけてるように見えたのはモンテネグロのマルコビッチ首相

   モンテネグロはアドリア海に面し、福島県と同じくらいの広さに約62万人が住む小さな国で、2006年に独立してNATOへの加盟も最近認められたばかりです。マルコビッチ氏は「気にならなかったよ」と言ってるようですが、あまり感じがいい映像とは思えません。アメリカ国民の多くが困っているのではないしょうか。

爆笑の「イグ・ノーベル賞」

   昨日の「朝日新聞」朝刊に、2014年にバナナの皮が滑りやすいナゾを解き、「イグ・ノーベル賞」を受賞した北里大学名誉教授馬淵清資氏が、昨年、大学を退任したことが出てました。ところで、「イグ・ノーベル賞」をご存知ない方もおられるかも知れませんので、この際、この賞を掻い摘んで紹介します。

   そもそも、イグ・ノーベル賞(Ig Nobel Prize)は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディーで、この賞を企画運営しているのはサイエンス・ユーモア雑誌「風変わりな研究の年報」( Annals of Improbable Research)とその編集者。

   授賞式は毎年10月にハーバード大学で行われますが、授賞式に出席する旅費も滞在費も自己負担、そしてスピーチでは聴衆から笑いをとることが鉄則になっています。スピーチの制限時間が近づくと、ぬいぐるみを抱いた9歳の幼女が舞台に上がってきて「もうやめて、退屈なの!」と叫んで妨害します。

   これは「9歳の幼女に罵られるのが最も心理的ダメージが大きい」という研究の結果に基づいているそうですから何から何までユーモアに溢れています。日本の受賞者は過去に何人もいて、これが「イグ・ノーベル賞日本人受賞者一覧表」で、スピーチの動画(Aシーン Bシーン  Cシーン)もあります。

世界中の国へサイバー攻撃

   「週刊文春」6月1日号で《世界150カ国でサイバー攻撃 日本はウイルス対策で赤っ恥》というタイトルの記事を読みました。それによると、今回、世界中のコンピューターが被害に合った大規模なサイバー攻撃に対し、日本の「情報処理推進機構(IPA)の出した注意喚起が赤っ恥をかいたというのです。

   それは「不審なメールを開くな」でしたが、その後、メールは無関係と判明。従来のウイルスはメールを開くと感染したのに、今回はネット経由で勝手にPCの欠陥を探して入り込んで感染する「ワーム(虫)型」だというのです。つまり、それを知らなかったために出した注意喚起で勉強不足だと言いたいのでしょう。

   今回のウイルスの名前は「WannaCry(泣きたくなる)」と呼ばれ、感染すると、あらゆるファイルが暗号化されて動かなくなり、解除するには仮想通貨「ビットコイン」で数万円分をハッカーに支払う必要がある「身代金要求型(ランサムウェア)と呼ばれるウイルスで、ハッカーも次第に手がこんできたのです。

   何しろ、今回のウイルスは日本のウイルス対策を手がける日立製作所のPC、英国の国民保険サービスのシステム、スペインの通信会社、アメリカの国家安全保障局(NSA)が情報収集のために開発したソフトウエアまでハッキングされています。これからもっとセキュリティを強化しないと恐ろしいことが起こる可能性大です。

真の映画好きにお奨めの映画

   1939年制作のフランス映画「ゲームの規則」をご覧になった事があるでしょうか。脚本と監督は印象派の画家ピエール=オーギュスト・ルノワールルを父に持つジャン・ルノワール、フランス貴族の退廃を描いた悲喜劇で、真の映画ファンにだけお奨めしたいフランス映画です。

   というのは、第二次世界大戦直前に封切られた時には、評判の悪さにショックを受けたジャン・ルノワールは二度と映画を作らないとまで決心したのに、戦争が終わってから再上映された時には、かなり高い評価だったのを見ても解ります。この映画を初めて観た方は上流階級の「乱痴気騒ぎ」にきっと度肝を抜かれます。

   ともかく、登場人物の大半が不道徳で、主人公の伯爵夫人にしても結婚しているのに好きな男も、好かれてる男もいる始末。つまり、監督は貴族社会のアン・モラルな状態を描きたかったのは間違いがなく、それがこの映画の狙いであるのは歴然としていますが、監督の意図が読めなかった人が恐らく沢山いたことでしょう。

   でも「映画大辞典」の評価は割合高く、14人中7点以上を付けてる人が11人で。10点の人が4人もいます。映画史上に残る傑作という声もある位ですから、真の映画ファンは解説を読んでから観ておく価値があるかも知れません。それにしても、いつも思うことですが「映画大辞典」にレビューする人のレベル高いです。

「せっせっせ」という遊戯

   子供の遊びに「せっせっせ」というのがあります。「広辞苑」によると《二人で向かい合い、まず「せっせっせ」と声を掛け合って歌を歌いながら、互いの手のひらを打ち合わせる児童の遊戯》だそうですが、子供の頃、遊んだ覚えがまったくありません。ということは、もしかしたら女の子のみの遊びだったのでしょう。

   ところで、山田俊雄著「ことば散策」(岩波書店)という本に、歌を歌いながらの歌は《一つひよとりゃ米の飯が絶えぬね、二つ船さんは船頭さんが絶えぬね、三つ味噌屋にゃ麹が絶えぬね、四つ横浜異人さんが絶えぬね……》とあり、一つと二つの間に入る「せっせっせ」がこの遊びの名前の由来とあります。

   そして、この本にはもう一つ「てんてんてっとん」という子供の遊びを紹介していて《てんてんてっとん、持ち込む色桜、助さん、この頃出世して、上下勤めになりました。てんてんてっとん、持ち込む色桜、助さん、この頃しくじって、紙くず拾いになりました。…》と拍子を取りながら繰り返しとなえて遊ぶのです。

   かなり古い時代にあった「日本全国児童遊戯法」にはこの遊び方は《まず己れの両の掌をたたき、彼方の左の掌と此方の右の掌とを合わせ、次にまた両の掌を合わせ、彼方の右の掌と此方の右の掌を打ち合わし「てんてんてっとん」とはやすこと》と丁寧に説明してあるそうでがこれなら遊べそうです。

「ジャズ喫茶」の名目のバー

   かなり前に銀座のジャズ喫茶「JAZZ COUNTRY」に行ったことをふと思い出し、確かブログにアップしたと「銀座 ジャズ喫茶」をキーに検索したら「銀座のジャズ喫茶」のタイトルの拙文が出てきました。URLを見ると、アップした日付は2011年2月なのでいつしか6年も経ってます。

   この店を知った経緯はジャズ喫茶のガイド・ブック「東京ジャズ地図」(交通新聞社)に何と銀座の泰明小学校近くにジャズ喫茶が有るのを知り、住所を頼りに何度も聞きながら地下のお店を探し当てたことが頭に出てきました。ところが、昨年3月発刊の改訂版にはこの店は載ってないのです。

   そこで、ネットで「銀座 JAZZ COUNTRY」をキーに検索すると「銀座 ジャズカントリー 東京のジャズ喫茶 ジャズ喫茶案内」というサイトがあったのですが、読んでみると、お店は違う場所に移転したようなのにホームページも無く、どうやらジャズ喫茶ではなく普通の喫茶店かバーになった感じです。

   そこに載ってる案内文を紹介すると《Jazz Country ジャズカントリー 東京都中央区銀座6-3-17 悠玄ビルしぇりークラブ内中2階 HP:なし/SNS:なし  営業時間:12:00-17:00(カフェタイム)19:00-23:00(バータイム)月〜土/日、祝休》とあり、前と違いジャズが売り物では無さそうな感じの店では行くのを止めることにします。

二人の歌手の「愛の賛歌」

   先月、「作詞家岩谷時子の生涯と珠玉の名曲たち」というテレビ番組があり録画して観ました。それによると、岩谷時子は子供の時から好きだった宝塚歌劇団に入り、機関誌「宝塚グラフ」などの編集の仕事をしていたのです。ある日、仕事をしてる岩谷の所に越路吹雪が自分のサインの相談でやってきました。

   その時、越路吹雪は15歳、岩谷は8歳年上の23歳、運命的な出会いと言っていいでしょう。昭和26年、越路が宝塚を引退し東宝に入った機会に岩谷は越路のマネージャーになり、越路が日本劇場での公演で、エディット・ピアフが歌っている「愛の賛歌」を歌うことになり岩谷はその作詞をすることになったのです。

   ちょっとエディット・ピアフが作詞した「愛の賛歌」をご覧になって下さい。それが公演で要求されたのが越路独自の個性で歌うこと、そのために新たな作詞をすることになり岩谷の作詞が有名な《あなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただふたりだけで 生きていたいの  ただいのちのかぎり あたしは愛したい》です。

   ところで、当時、エディット・ピアフはプロボクサーのマルセル・セルダンと恋愛関係にありました。しかし、セルダンには奥さんがいて、関係を断ち切るために作ったのがこの「愛の賛歌」。エディット・ピアフの歌う「愛の賛歌」越路吹雪が歌う「愛の賛歌」、どちらもいいですが、でも越路と岩谷のコンビ、もう最高です。

AI搭載の接客ロボット

   昨日の「夕刊フジ」にロボット事業の最上流ヘッドウォータース㈱の代表取締役篠田庸介氏のインタビュー記事がありました。それによると、ロボットによる接客が増えていて、居酒屋で客をもてなす「飲みにケーションロボット」が話題になっています。何しろ顔を覚えるAI(人工知能)搭載のロボットです。

   顔を認識して、2回目にその店に行った時にはその人に合わせたリアクションが出来るというから凄いです。ネットで調べたら、東京の神田にある居酒屋「くろきん本店」では、昨年12月12日よりロボットがテーブルに置いてある「飲みにケーションロボット席」の予約受付を開始し人気だそうです。

   将来的にはその人が食べたり飲んだりしたものを覚えていて「今日もビールですか?」などと対応するようになるというから、きっと行くのが楽しみになるでしょう。超下戸の私には行く機会はありませんが、ロボットが好きな酒飲みはこの店に行くのがヤミツキになるかも知れません。ただし説教もされるかも。

   また、あるラーメン屋ではスマホのアプリで顔を登録して、その店に行くとロボットが名前を呼んで声を掛けてくれるそうですからきっと嬉しくなりますね。ロボットが「あなたの顔を覚えてもかまいませんか?」と確認することで個人情報の問題もクリア。 AI搭載の接客ロボットの普及が益々加速しそうです。

幕末に活躍した高杉晋作

   5日ほど前の5月17日、ネットの「文春オンライン」に《ご存知ですか? 5月17日は高杉晋作の命日です》と言う記事がありました。幕末に「奇兵隊」を組織するなどして活躍した高杉晋作は、慶応3年4月14日に29歳の若さで他界し、この日は西暦1867年5月17日にあたり、大政奉還の僅か半年前のことです。

   その前の年1866年に晋作は幕府の第二次長州征伐に際し「奇兵隊」を率いて幕府軍を撃破すると、関門海峡を渡って小倉城攻撃を指揮したのです。しかし、この間、風邪をこじらせて肺炎を悪化させ、深刻な状態になり寝込んでしまいました。そして、臨終の間際、辞世の句を書く為に紙と筆を所望します。

   それで「おもしろき こともなき世を おもしろく」と認めたところで力尽き、それを見かねて、集まっていた知友のひとり野村望東尼(ぼうとうに)が「すみなすものは 心なりけり」とまとめると、晋作は「面白いのお」と笑って目を閉じたとか。つまり、未完成だった辞世の句をまとめてくれてさぞ安心したことでしょう。

  晋作は「奇兵隊」の本営のあった吉田郷に埋葬され、そこにはただ「東行墓」と号だけが刻まれた墓石が置かれたのです。ところで晋作には「おうの」という愛妾がいて、友人の伊藤俊輔(博文)井上聞多(馨)は、彼女のことを心配して晋作の墓守りの尼にしたとその記事にありました。以上、150年前の話です。

切手収集のマニア

   今朝の朝日新聞に「切手収集」の話が載ってます。それによると、近年、年間に発行される切手の種類が急増してるそうで、昨年発行された切手は何と650種類。私は別に切手の収集家ではありませんが、手紙や葉書をよく出す関係で、切手については関心があり、珍しいデザインの切手が発行されるとよく買います。

   ともかく、素敵なデザインの切手を手紙や葉書に貼って出すと、受け取った人に「センスがいいなぁ」などと喜んで貰えそうで何だか楽しいのです。といって、集めて持ってる気は毛頭ありませんが、かって切手収集がブームになったことがありました。何しろ、切手収集が趣味の人はいっぱいます。

   日本郵便の切手・葉書室に7人の切手デザイナーがいるそうで、その中の一人の談話が新聞に載っていますが、日本の文化的な価値の一翼を担うものとの観点を大切にしてデザインしてるそうです。職場にはイギリスで発行されたお気に入りの切手(恐らくペニーブラック)を置き、たまに見返してているとか。

   日本郵趣協会発行の「さくら日本切手カタログ2018」には約8100種類の日本切手をカラーで紹介していて、発行日や発行枚数、そして、おおよその評価額が解ると書いてるので、コレクターでなくても持っていたくなりました。ところで、ネットに北朝鮮の切手の写真がありますのでご覧になって下さい。

40年前のポップスの名曲

   音楽がこよなく好きで、聴いてる主流はクラシックとジャズですが、ポップスも絶対に聴かないわけではありません。アメリカにポップスの業界紙「ビルボード」を出版し、ポピュラー音楽のヒット・ランキングを発表してる「ビルボード・ヒット・チャート」があるのをポップスがお好きな方ならよくご存知でしょう。

   実は私は音楽評論家かまち潤氏が監修したフレッド・ブロンソン著「ビルボード・ナンバー1・ヒット」(音楽之友社)上中下全三冊を持っていて時々ペラペラと眺めます。1971年~1985年のヒット曲が載っている「下」で、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」アバの「ダンシング・クィーン」が眼に留まりました。

   どちらも1977年のヒット曲で、まず「ホテル・カリフォルニア」、そこに書いてある解説によると、1977年2月26日にヒットチャートの72位に顔を見せ、その10週後には1位の座に着いています。ともかく、素敵な曲で、この機会に直ぐにCDを取り出し、本当に久し振りに聴きました。

   そして、「ダンシング・クィーン」、ポップスが好きだったら誰でも必ず聴いてる名曲で、恐らくアバの最高傑作と言ってもいいかも知れません。アバのベストが収録してあるLPを取り出しこれも久し振りに聴きました。昔はいい曲がいっぱいあったものだとつくづく40年前を懐かしんでいます。

アメリカ大統領選挙の得票

   トランプ大統領の疑惑が幾つか出てきて窮地に追いこまれ弾劾の話が出ています。でも、ネットで「トランプ大統領が弾劾される可能性は50%」という記事を発見、それに「ロシア疑惑」のことを書いている箇所があり、大方の人が「なるほどそういうことなのか」と納得するかも知れませんので掻い摘んで紹介します。

   昨年11月の大統領選挙で、ヒラリー候補の方が286万票も多かったのに、選挙人システムのせいで、トランプが勝利を収めたことはどなたもご存知でしょう。そこで出てくるのが「ロシア疑惑」で、ロシアが選挙結果を左右するだけの力があるとしたら、一体、それはどういうことなのかと言う問題です。

   それには、この箇所をそのままコピー貼り付けするのがいいでしょう。その記事は《ロシア政府がサイバー攻撃によって選挙結果をゆがめられるとすれば、思いあたるのはウィスコンシン州、ペンシルバニア州、ミシガン州の3州である》つまり、この州にロシアが関与してる可能性があるというのです。

   そして、続けて記事は《奇しくも、民主党クリントン氏が勝つと思われた州で、一部で電子投票が取り入れられていた。ヒラリー氏が3州で勝っていればトランプ大統領は誕生していない。仮説の域を出ないが、3州において、ロシアの関与が最も疑われている》と。もっと詳しく知りたい方は記事を全文お読みになって下さい。

10年ほど前のパズルの記事

   今朝は何だか嬉しいです。2008年7月、つまり、10年ほど前にブログにアップした「単純で難解な二つのパズル」が何と「人気記事ランキング」の1位になっているのです。実はこれは沢山の方に読んで頂きたい記事で、自分で言うのはおこがましいのですが、一日だけで埋もれてしまうのは惜しいと思ってました。

   というのは、私はブログを必ず毎日更新をしている関係で、アップした記事は一日経つと次の記事に変わってしまうからです。でも、パズルが好きな方が沢山検索して下さっているようで閲覧のアクセスが多く、ブログのプロバイダーのニフティさんが集計した結果、こうして1位に出てきたのです。

   久し振りにこの問題に接して、これが載っているH.E.デュードニー著「パズルの王様傑作集」(ダイヤモンド社)を取り出し、この問題のタイトル《「100」パズル》に眼を通してみました。すると、有名な数学者エドワード・ルーカスが7通りしか解は無いとか言ってるのに何とデュードニーは11の解を示しています。

   そのほか、この《「100」パズル》に関しての数学が好きな人にとって堪らない論文が2ページにわたって書いてあるのを改めて認識しました。長くてここには掲載出来ませんが、もし、興味ある方は、図書館あるいは古本屋でこの本を探してお読みになって下さい。ちょっとだけ難解ですが面白いです。

やっぱり頭がいいカラス

   昨日の朝日新聞夕刊に愉快な記事が載っていましたので、ご存知ない方のために紹介します。岩手県大槌町にある東京大学の研究施設では、毎年、この季節になると、窓枠などに「カラス侵入禁止」と書いた紙をつるすんだそうです。すると、別に字が読めるわけではないのに驚くことにカラスが来なくなるのです。

   それまで、この「東京大学大気海洋研究所」ではパイプ周りの断熱材をカラスにむしり取られて困ってました。そこで、研究所の佐藤教授が知人の宇都宮大学の「カラスの専門家」に相談したんだそうです。そこで出てきたのは「カラス侵入禁止」の警告文を出してみたらどうかのアドバイス。

   佐藤教授はいくらなんでも字が読めないカラスに効果があるとは思えず「冗談だろう」と思いながら試しに警告文をつるしてみると、その効果はばっちりで不思議なことにすぐにカラスが来なくなったのです。勿論、カラスが「カラス侵入禁止」を読んで言うことをきいたわけではありません。

   その理由は、そんな警告文を眼にした職員や学生がカラスに視線を向けたり指を指すようになった為に、人間はワレワレに何か企んでいるのではないかと恐怖心を抱くようになり、危険な場所に近づくのは止めようと。やっぱりカラスは頭がいいです。ネットにこのことを詳しく書いたサイトを見つけたのでご一読下さい。

NHKの将棋に藤井四段登場

   一昨日の日曜日、いま話題の藤井聡太四段が「第67回NHK杯将棋トーナメント」に登場です。相手棋士は千田翔太六段で、解説は藤井四段の師匠の杉本昌隆七段、万が一午前10時半に観られなかったことを考え、前日から録画の準備をしてワクワクして待ち構えていました。恐らく将棋ファンはみんなそうでしょう。

   何しろ藤井四段は公式戦17連勝がニュースになったばかりで、このトーナメントがどんな扱いになるのか知りませんが、そこの所が気になった将棋ファンは沢山いるに違いありません。当然、この対局は録画のはずで結果は解っているにも拘わらず、この報道は無いので誰も結果を知らずに観戦することになります。

   振り駒の結果、先手は千田翔太六段で対局が始まりました。将棋を知ってる方はご存知のことですが、普通、初手は角道を開けるか、飛車先の歩をつくものですが、千田六段の初手は何と7八金。これは勝手な想像ですが、千田六段は相手が話題の棋士なので、もしかしたら趣向をこらしたのかも知れません。

   藤井四段の将棋を初めて観た方はいっぱいおられると思いますが、ともかく千田六段戦の棋譜をご覧になって下さい。千田六段は急戦で勝とうとしてるのがよく解ります。結果は落ち着いた対応で千田六段を投了に追い込み藤井四段の勝利。トーナメント表を見たら次の相手は森内俊之九段、この対局とても楽しみです。

よく焼肉屋に行く102歳

   世界最高齢117歳のイタリアの女性エマ・モラノさんが、先月、他界されたことが新聞やテレビで報道されました。「週刊文春」5月18日号にこの女性の食生活のことが出ていて、かなり偏食をしていたようなのでびっくりしました。イタリアの主要新聞によると、モラノさんの若い頃は病気がちだったそうです。

   それがお医者さんから卵を食べることを薦められ、およそ90年間、毎日、生卵2個と調理した卵1個の計3個の卵を食べていたそうです。晩年は減らして2個にしたものの計算によると食べた卵は少なくても何と10万個。そして、野菜はほとんど口にしないで果物ではバナナをよく食べていたようです。

   卵のほかに食べていた物として、朝食はビスケットとに牛乳か水、昼食は小さめのパスタを入れたスープと生のひき肉、夜食は牛乳だけという生活をずっと続けていたのです。また、一昨年まではグラス半分の赤ワインを毎日飲んでいたとかで、長生きには肉食がいいという定説とはかなり違うようです。

   しかし、一昨年、日本マスターズ水泳の100~104歳の部に出場し、世界初の1500メートルを完全に泳いだ102歳の長岡三重子さんは、95歳の頃から「焼肉屋に連れていって」と言うようになり、100歳を過ぎて10日に1回は焼肉屋に行くとか。やっぱり長生きするには肉を沢山食べるのがよさそうです。

「オフコン」導入の苦労話

   ちょっと会社での「オフコン」導入の苦労話を書かせて下さい。リタイアする時は常務取締役経理部長の役職でしたが、まだ経理課長だった頃の私に社内の事務を行うオフイス・コンピューター(オフコン)を管理する仕事がありました。経理事務、給料計算などのシステム設計をしてプログラムを組むのです。

   ようやく市場に小型コンピューターが出始めた時代です。私の記憶によると、中小企業で使える価格の安いコンピューターはまだほんの数種類で、社長の命令によりその中から会社で使えるマシンを選んだ結果、導入することになったのが三菱電機㈱の「MELCOM80」という小型コンピューターでした。

   メモリーもプログラムもまだ紙テープで扱う時代です。コンピューターを動かすプログラムは、三菱電機㈱独自の「COOL」という言語で、私は三菱電機㈱に導入の責任者として講習に行きましたが、幸い大学が理系だったので割合スムーズに覚え、比較的短い期間にトラブルも無く導入に成功しました。

   とは言っても普通に業務をこなしながらのコンピューターへの切替は正に大仕事で、毎日のように家に帰るのは真夜中でした。この凄まじい仕事が軌道に乗ったのは、偏に私の下に凄い能力を持った社員がいたお陰で、その社員が私の後を継ぎ、現在、取締役経理部長、その頃を思い出し感謝しています。

驚きの東京の「地下網」

   今日の土曜日、朝日新聞恒例の「be」を手に取ってみると、いきなり「もうひとつの東京がある」という見出しが眼に留まりました。その記事の書き出しは《地下道は続くよ、どこまでも……。蛍光灯の無機質な光線にひたされた通路は、一日中歩いても、地上の目的地には到底、たどり着けそうもないように思えた。…》。

   つまりこの記事は東京の「地下網」の話です。ご存知の通り、東京の地下には何本も地下鉄が通り、ほかに掘る余地など無さそうですが、北は大手町から南は有楽町まで広がる約120ヘクタールのオフィス街には、大小とりまぜ総延長約18キロにおよぶ地下道のネットワークがあるというのです。

   それは、丸の内の反対側にある八重洲地下街や東銀座にまでつながり、東京メトロ、都営地下鉄、JRの地下を走る鉄道路線にも直結しています。そして約100棟のビルが立ち並び、約23万人が働くビジネスの中枢に、毛細血管のように高密度の「地下網」が出来上がっているというから驚きです。

  朝日新聞のこの情報の源は、テレビ朝日でメキシコやベトナムの支局長を歴任した記者で、退社後「帝都東京・隠された地下網の秘密」(PART1 PART2)という本を書いた作家の秋庭俊さんの話のようです。もっと詳しく知りたい方は「信じるか信じないかはあなた次第」と書いてあるこの記事をお読みになって下さい。

中国人が驚く日本人の優しさ

   中国のメディアが「日本社会において人への優しさを感じる瞬間」として、日本国内で普通に見られる人に優しい設備を紹介する記事を掲載したそうです。例えば駅に設置されている「自動改札機」がいつも開いていて、切符を投入したりICカードをタッチすると、そのまま通れることに感動するというのです。

   中国の鉄道にも「自動改札機」はありますが、切符やカードを用いると、閉まっていた扉が開いたり、あるいはバーが回転して通れるようになる違いがあって、ラッシュの時に偉力を発揮します。日本人にとっては見慣れた光景で、これが普通と思っていましたが、言われてみれば大変な違いです。

   そして駅に色々な案内が書いてある無料のパンフレットが置いてあるのも、不慣れな人にとって非常に役に立つ存在だというのです。また、トイレには乳幼児を座らせる椅子が設置してあり、男性用の便器の横にカバンなどが掛けられるフックを用意してあるのも日本人の優しさを感じるというのです。

  また、駅の階段のてすりも、大人用と子供用に高さが違うものを設置してるのも非常に親切だというのです。いつも見ている日本人にとっては当たり前の事のように思いますが、かって反日を報じていた中国のメディアが、「日本人の優しさ」を紹介してくれているとは何だか嬉しいです。

ビル・ゲイツ氏の予言

   ネットで《世界の行く先を見つめ続けるビル・ゲイツの7つの「予言」》というタイトルの記事を見つけ、読んでみると中々興味あるので、その中から悪い予言と良い予言を二つ紹介します。まず悪い予言は「バイオテロによって1年足らずのうちに3300万人の命が奪われるだろう」というのです。

   これは、今年2月にドイツのミュンヘンで開催された会議での発言で、テロリストが空気感染する病原体を散布する可能性があり、それは強い感染力を持つ人工合成ウイルスや、通常よりもはるかに高い致死性を持つ新型インフルエンザだというから聞き捨てなりません。予言が的中しないことを祈ります。

   そして、良い予言の方は「2030年までに、世界の電力事情を改善するクリーンエネルギー革命が起こるだろう」というのです。ビル・ゲイツ氏は今後15年以内に世界の大部分で、風力、太陽光、その他の再生可能エネルギーによって電力が供給されるようになるだろうと言ってます。

   人類が安価でクリーンなエネルギー源を発見できれば、気候変動を食い止められるだけでなく、何百万もの最貧困世帯の生活を根本から変えられるのです。確かに電力こそ幸福の源といって過言ではありません。そのほかの予言については、本文をお読みになって下さい。でもこれはあくまでもビル・ゲイツ氏の予言です。

将棋藤井四段の強さの分析

   将棋が好きな方は、今や藤井四段の情報には大いに関心があるに違いありません。プロ入り後、16連勝中だった藤井四段は、愛知県で行われた「将棋まつり」で、非公式な公開対局とはいえ、同じ愛知県出身の豊島将之八段に敗れ、17連勝が出来なかったことをネットのNHKニュースで知りました。

   対局後、藤井四段は《気合いを入れて臨みましたが、中盤で差がついて、競り合いにならずに残念でした。中盤に甘いところがまだあるので、そういったところを直して強くなりたい。大勢の人に集まってもらって、将棋を指したのはいい経験になりました》と話していますがさぞ無念だったことでしょう。

   ところで、ネットで渡辺弥生女流初段が書いた藤井四段の強さを分析しているコラムを見つけました。このコラム、まだ14連勝の時のものですが、渡辺初段は藤井四段の事を色々と書いているので時間のある方は全文お読みになるといいでしょう。要点だけでいい方には渡辺初段の文章をそのままコピーします。

   《これまでの将棋を見ると、手厚く指して中盤で優位を築き、最後は相手の攻めをきっちり一手余して勝つパターンが多い。対振り飛車戦においても、相手の飛車角を押さえ込み、終盤に入る前に投了に追い込む指し回しが目を引く。安定感のある、負けにくい将棋だ》と。藤井四段の次の公式戦は5月12日(金)です。

フランス大統領の驚きの経歴

   フランス大統領の決選投票で、エマニュエル・マクロン氏がマリーヌ・ルペンさんを大差で破り、39歳の若さで大統領に就任したことはすでにどなたもご存知でしょう。それで何と今朝の「日刊スポーツ」にマクロン氏のことが詳しく載っていて、内容が面白いので読んでない方のために紹介します。

   そもそもマクロン氏の39歳は、40歳で皇帝に即位したナポレオンより1歳若い史上最年少。そして、マクロン氏の奥さんは25歳年上の64歳、何しろマクロン氏が通っていた高校の国語教師で、初めて出合ったのはマクロン氏が15歳の高校生、奥さんは前夫との間に3人の子供がいる40歳でした。

   マクロン氏がまだ高校生の17歳の時に「何があっても私はあなたと結婚したい」とプロポーズ、医師の両親は不適切な相手と別の高校に転校させて反対しましたが、マクロン氏は熱愛を続行。そして、マクロン氏が29歳の時に結婚し、その時奥さんは54歳で、マクロン氏はすでに三人の子供の父親だったのです。

   当選後、ルーブル美術館前で行われた勝利集会に出席したマクロン氏は奥さんと手をつないで国家「ラ・マルセイエーズ」を歌ったそうです。何しろ、夫人のブリジッドさんの娘さんはマクロン氏と同じクラスの同級生だったとは驚きです。マクロン氏の一般の新聞には書いてないことをスポーツ新聞で知りました。

35年間飽きないスピーカー

   村上春樹さんが2013年に発刊した「雑文集」(新潮社)を読み直していたら、《余白のある音楽は聴き飽きない》というタイトルの一文が眼に留まりました。村上さんは大学生の時にジャズ喫茶の経営を始めたくらいなので、音楽について造詣が深く、音楽を語っている文章大好きです。

   どうやら、この文章は音楽雑誌「ステレオサウンド」から音楽についてのインタビューを受けた時にしゃべった内容のようで、書き出しは《いまこの自宅にあるJBLのスピーカーは、もうかれこれ三十年くらい使っています。…このぶんでいけば一生これを使うことになるかもしれないですね》。

   更に村上さんは《世の中にはもっといい音はいくらでもあるんだろうけど、僕としては買い換えようという気が起きない。僕の嗜好とスピーカーの音がぴったり合致したっていうか。あるいは逆にその音に僕がどっぷり染まったというか。いずれにせよ、結果的に自分に合ったスピーカーに巡り会い幸せです》と。

   実は私が愛用しているスピーカー、パイオニアの「S-180A」は1982年発売ですからもう35年聴いています。勿論、村上さんのJBLとはレベルは格段に違いますが私がこの35年、一度も買い換えを考えたことがなく、理由まで村上春樹さんと一緒。すっかり嬉しくなりこの事を書いてしまいました。

鮮烈な色使いが魅力の画家

   今から10年ほど前、土日や祭日に会社の休みの日は、銀座にいっぱいあるギャラリーによく足を運んでいた時期がありました。高い絵を買って、自分の家の壁に飾る意志はなくても、ギャラリーは基本的に入場無料、素敵な絵をタダで沢山観られるので、絵が好きな人間には絶好の場所です。

   ことによく行ったのはソニービルの隣にある「日動画廊」、ここの壁に、ある日、ひときは私の眼を惹く絵が掛かっていて、その画家の名前は松井ヨシアキ氏。何はともあれ、ちょっと100点以上の松井ヨシアキ氏の絵をご覧になって下さい。ともかく、色彩のタッチが独特で、いくら観ていても飽きません。

   それなら、買って家に飾ればよさそうですが、何点も絵を持つ身分ではないので、せめて「日動画廊」で売っていた定価4762円の画集を買い時々眺めてました。どうやら松井さんは音楽もかなりお好きなようで、ピアノ、ヴァイオリン、ギター、フルート、サックス、トランペットなどが絵の中に随所に顔を出しています。

   楽譜をバックにギターを抱える男性、アコーデオンのキーボードと白い手、ピアノの鍵盤をたたく躍動感に満ちた手、サックスを吹く帽子の男。その色調のコントラストが実に鮮やかで、松井ヨシアキ氏の並々ならぬセンスを感じます。「パリに音楽が流れる」という副題が付いてる画集、もう最高です。

大好きな映画「ラスト・ラブ」

   日本映画のDVDはほとんど持ってないのですが、その数少ない中の一本、田村正和と伊東美咲共演の恋愛映画「ラスト・ラブ」を久し振りに観ました。映画館に足を運んで観てるこの映画、更にDVDまで買っています。その理由は、ニューヨークの有名なジャズ・クラブ「バードランド」の映像があるからです。

   何しろ、田村正和が練習に練習を重ねて、何とこのジャズ・クラブでサックスを吹いているのです。「映画大辞典」の一般人の評価は低いのですが、恐らく悪い点を付けた人はジャズに興味が無いに違いありません。確かに映画的には不満があるにせよ、ジャズ好きにはそんなことは問題ではないのです。

   田村正和の役の設定は、かってかなり有名だったサックス奏者で、「バードランド」でジャズ・ファンを湧かせていました。それが、引退して伊東美咲と一緒に久し振りに「バードランド」を訪れたのです。当然、見かけた仲間から声が掛かり、何か一曲というリクエストに応じて演奏することになるのです。

   そんなことを知らなかった美咲はびっくりして、なお一層、恋の炎が燃え盛ります。映画の出来映えがイマイチなどと言っておられません。「バードランド」でのこのシーンを繰り返し観たくてこのDVDを買ったと言っても過言ではないでしょう。勿論「ラスト・ラブ」は私にとって10点満点の映画です。

「写真俳句」というジャンル

   推理小説も写真も俳句も好きな私は、古本屋で「森村誠一の写真俳句のすすめ」という本を見つけ買いました。この本の最初に「誰にでも出来る写真俳句」と題しこんなことを書いてます。《いつの間にか私の俳句と写真はセットのようになってしまった。…句が写真とセットになると意外に面白いことを発見した》と。

   どうやら散歩しながら小型カメラで写真を撮り、その写真を観ながら一句詠む「写真俳句」というジャンルがあるようです。写真を載せてないのは残念ですが、ボキャブラリーにこだわった森村さんの俳句を幾つか紹介しましょう。まず「別れたる おもかげに似て 朧月」は夜空に月の写真です。

   次に「魂の 香煙燻る 五月晴れ」五月晴れの空に鯉のぼりが漂っています。「月化粧 みなれし街に 迷いおり」家の灯がともる夜景に月が寂しげに映っています。「人生の きざはし長し 梅雨もまた」女性が傘をさした後ろ姿です。「湯豆腐や 一人の夜の 味が沁み」豆腐の写真に何だか風情を感じます。

   「コーヒーの 香りに惹かれ 梅雨(あま)宿り」雨にけぶる喫茶店の入口です。「世を忍ぶ 花もあるらし 路地の奥」路地裏のアパートの幾つかの窓。「その角を 曲がれば 風の香る街」高層ビルを背景に花の写真です。森村誠一さんを真似して私もやってみたくなりました。写真と俳句はどちらも一部分を切り取る芸術です。

素敵なジャズのCDが100円

   ゴールデン・ウイークの最中、散歩がてら家の近くのCD、LPのセコハン屋に寄ってジャズのコーナーを見ていたら、ジャズ・ビブラホン奏者ミルト・ジャクソンのCDを発見。ジャケットに新品同様と書いてあり、定価2600円のアルバムが何と100円では曲目も見ずに買い、散歩を止めて家に帰りました。

   ミルト・ジャクソンのアルバムは2枚ほど持っているのですが、それとはまったく違うものでよかったです。直ぐに聴いてみると、本当に新品同様で久し振りにミルト・ジャクソンのジャズ・ビブラホンを聴いてご機嫌です。演奏はピアノ、ベース、ドラムス、フルートを加えたクインテットで正に掘り出し物と言っていいでしょう。

   セコハン屋のおやじさん、あまりジャズに詳しそうではなく、きっとミルト・ジャクソンの価値を知らずに処分値段を付けたとしか考えられません。本来、ミルト・ジャクソンは「M・J・Q(モダン・ジャズ・カルテット)」を率いて活躍していたプレイヤーで、何枚かの傑作アルバムを残しています。

   このバンドを結成する前は「ミルト・ジャクソン・カルテット」でアルバムを出していたので、期せずしてどちらも「M・J・Q」。昔からミルト・ジャクソンの演奏(YouTube)好きで、銀座の松坂屋デパート裏にあったジャズ喫茶「スィング」でよく聴いたのを懐かしく思い出しています。こんなCDがあるセコハン屋には頻繁に行くべきです。

製造年で価値が違う一円硬貨

   「一円を笑う者は一円に泣く」という言葉がありますが、一円硬貨をよく眺めたことがあるでしょうか。現在の一円硬貨、いわゆる一円玉が発行されたのは1955年(昭和30年)1月1日、このデザインは一般公募されたもので、表の「若木」と裏の数字の「1」は同一人物ではありません。

   ウィキペディアによると、賞金額は7万5千円で、受賞者が二人になったために、半額の3万7千500円づつ贈呈したようですが、貨幣価値が現在だったら幾らになったかは書いてないので解りません。ちなみに、表の「若木」はこの世に存在しないまったく架空の植物だそうです。

   一円玉は消費税の導入前はコンビニなどで細々と流通していたのが、消費税の税率3%によって流通量が激増し、大量に製造されていました。しかし、消費税が5%になった1997年(平成9年)以降は需要が減少して製造量がかなり減り、特に2001年(平成13年)は極度に少なかったとかで古物商に要チェックです。

   ところで、一円硬貨1枚製造する費用は2003年(平成15年)当時で14円掛かったので13円の赤字。その後、原料になるアルミ板のコストが下がったり、製造工程の合理化なので2015年現在の1枚当たりの製造費用は約3円だそうです。例え赤字でも作らざるを得ないのは言うまでもありません。

相性が悪い「黒色」と「紺色」

   色と色の組み合わせについては、昔からかなりこだわる方で、最近はまったく買わなくなりましたが、ネクタイを選ぶ時には、時間をいっぱい掛けた覚えがあります。ところで、ネットで「知らないと損する!?色の相性についての考え方と組み合わせの方法」というサイトを発見しました。

   その記事には、冒頭に《色というのものは、組み合わせ次第で、さまざまな印象をあたえることが出来ます。そういう意味で、何かを作り出す際には非常に重要な要素の1つであると言えます》と書いてありますが、まったく同感です。私は昔から衣服の「黒色」と「紺色」の組み合わせは相性が悪いと思っています。

   例えば、黒のセーターを着た時には紺系統のズボンは絶対に避けて、比較的マッチングするグレイ系統を使い、ジャケットもカーキー色を選びます。また、紺のセーターを着た時には、勿論、黒のズボンははかずに同系かグレー系統を使います。これはもう感覚の問題で理屈ではないでしょう。

   ともかく、衣類の色のセンスは重大な問題で、色の選び方が悪いと、どんな高級な生地でも安物に見えるから不思議です。話は変わり、最近、近所の花屋で買った玄関の生け花の真っ赤な薔薇純白の薔薇黄色い百合紫の花菖蒲が見事なコントラストで選択眼を家内にも褒められていい気分になっています。

知ると怖い嘘ニュースの真実

   「週刊文春」ゴルデンウイーク特大号に《嘘(フェイク)ニュースに騙されない歴史の学び方》というタイトルで、池上彰さんとライフネット生命会長の出口治明さんの対談が載っているので紹介します。トランプ氏がフェイク・ニュースに助けられて大統領になり、そして、今度は騙されたことを新聞で読みました。

   池上氏によると、このフェイク・ニュースを作っていたのはマケドニアの若者だそうです。その方法はインターネットにニュース・サイトを立ち上げて、APとかロイタ-の本当のニュースを引っ張ってくるのですが、それらの中に時々びっくりするような嘘ニュースを混ぜるんだそうです。

   すると「こんなニュースがあるぞ」と大勢が見にきてサイトの訪問者が増え、それだけ広告料がサイトに入ります。それを聞いていろんな連中が真似るようになって嘘ニュースが増えだしたんだとか。それからもう一つは、ロシアがアメリカの大統領選挙に介入するために意図的に嘘ニュースを流したんだそうです。

   また、ヒラリー候補を支援している民主党全国委員会のサーバーがハッキングされて大量のメールが流出、それが民主党やヒラリーの評判が落ちる結果になり、そのハッキングにロシアの軍情報部が関与していたことをアメリカのFBIが断定。やっぱり、トランプ大統領の政権誕生にはロシアが関係したようです。

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