無料ブログはココログ

« 録画で観る日曜のテレビ番組 | トップページ | 七歳からの「微分積分」 »

推理小説「君の瞳に乾杯」

   推理小説をこよなく愛し、短編小説がお好きな方に、是非、読んで頂きたい一冊があります。四月に発刊されたばかりの東野圭吾の短編集「素敵な日本人」。何でこのタイトルなのかよく解りませんが、この本を買った理由は、収録されている9本の短編小説の中に「君の瞳に乾杯」と言うタイトルの一編があったからです。

   「君の瞳に乾杯」、これを眼にした映画ファンが直ぐに頭に出てくるのは、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン主演の映画「カサブランカ」でしょう。映画の中で何度も出てくるボガートのセリフです。ことに空港でのラスト・シーンで、ボガートがバーグマンの眼をじっと見ながら呟くのが忘れられません。

   勿論、この本買って真っ先に読んだのがこの小説で、東野圭吾さんがどうやって「カサブランカ」と結びつけて、この推理小説を書いたんだろうと思いながら読みはじめました。ところが一向に「カサブランカ」は出てこないのです。まさか、東野さんが「カサブランカ」のセリフであるのを知らないわけがありません。

   この小説の内容は、大学時代の友達に誘われて合コンで知り合った眼に特徴のあるモデルとデートを重ねているうちに、思いもしなかったことが判明します。推理作家ってやっぱり凄いです。東野圭吾さん、ちゃんとこのことを計算して、このタイトルを付けたに違いありません。一読をお奨めします。

« 録画で観る日曜のテレビ番組 | トップページ | 七歳からの「微分積分」 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 推理小説「君の瞳に乾杯」:

« 録画で観る日曜のテレビ番組 | トップページ | 七歳からの「微分積分」 »