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調子がいい「付け足し言葉」

   リズムやテンポの調子良さと対比の妙を楽しむ言葉遊びの一種「付け足し言葉」を幾つか紹介しましょう。例えば誰かが《日照り続きに一雨きて有り難いね》と言ったら、すかさず「蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨」と返すのです。蟻と芋虫、鯛と鯨の対比の面白さだけで、何の意味はありません。

   また、相手に《いつも本をいっぱい読んでるからそんなことを知ってるんですね》には、自慢顔して笑いながら「あたりき車力よ車曳き」。何だか調子がいいでしょう。近所の子供を泣かしてばかりいた腕白坊主が東大に入ったのを聞いて《驚き桃の木山椒の木》と言えば驚きが二倍になって相手に伝わります。

   誰かに呼ばれたら、すかさず「何か用か九日十日」、勿論、「七日八日九日十日」に引っかけているのは、言うまでもありません。昔からある言葉ですが、これを考えた人、頭いいです。友達が何かとてつもない立派なことをしたら「恐れ入谷の鬼子母神」、でも、入谷の鬼子母神を知らないと通じません。

   相手に何かを頼まれた時には「おっと合点承知之助」、騙されそうになった時には「その手は桑名の焼蛤」、しかし、これも江戸の昔から、東海道五十三次の宿場町桑名は焼蛤が有名なことを知らないと相手はチンプンカンプン。「付け足し言葉」を使うには相手のレベルを知って言わないと白けます。

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