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怖いエープリル・フールの嘘

   ネットで《平原綾香 エイプリルフールのブログでのウソ猛省「取り返しのつかないことに」》という記事を発見したので紹介します。私はこの番組を観てないのですが、4月29日に放映された「MUSIC FAIR」で平原綾香が、エイプリルフールのブログでのウソを猛省したそうです。

   その記事によると、彼女は「エイプリルフールって、危ないですよ。取り返しのつかないことになる」と切り出して、その嘘は《今年は、いろんなことにチャレンジする年にしたいと思っています。「Jupiter」演歌バージョンで、これがそのジャケット写真です》と演歌デビューを宣言したのです。

   前に出演したファッションショーで撮影した白無垢(着物)の写真でジャケット写真まで加工する念のいれようだったので信じた人が多数いて「いつかそうなると思っていました」という書き込みが多く寄せられたそうで、彼女は《本当に信じちゃう人が多くて気まずくなってしまいました》と語っていたとか。

   ところで、今から7年前の2010年4月1日、「Google」が社名を変更したという記事がネットに載り話題になったことを思い出してネットを探したら今もその記事が残ってました。こんな嘘なら笑って済ませることが出来ますが、信じる可能性のある嘘はとんでもないことになるので止めた方が無難です。

一秒も誤差が無い電波時計

   オーディオ機器以外、ブランド品は何も持っていないのですが、唯一、30年以上前の現役時代の年の暮、年末調整の還付金で買った「オメガ」の腕時計を持っています。「オメガ」と言ってもピンからキリまであって、私の「オメガ」は電池式のグレイドの低いものですが30年以上一度も故障したことがありません。

   それに、デザインが非常に気にいっていて飽きがこないで、毎日、愛用しています。本当はオーバーホールをすべきなのですが、一日でも身体から話したくなくて躊躇しています。最近は腕時計も次第に一秒も誤差がない電波時計に移行しつつあるようですが、この時計は恐らく買い替えする気は起きないでしょう。

   ところで、日本の電波時計の仕組をご存知でしょうか。日本では標準電波の送信所が、福島県の大鷹鳥谷山標準電波送信所(送信周波数40kHz)と、福岡県と佐賀県との県境に位置する羽金山標準電波送信所(送信周波数60kHz)の2カ所あってほぼ日本全国をカバーしています。

   そして、その2カ所が標準電波の送信局から送信される原子時計による時刻情報を受信し、それを全国に発信して、その機能をもった電波時計が受け取り自動的に時刻を合わせています。もし、電波時計を使っている人が外国に行った場合は調整方法があるようです。でも、私は時刻は自分で合わせて我慢します。

驚くべき14歳の将棋四段

   14歳で将棋のプロ棋士になった藤井聡太四段の勢いが止まりません。昨年、プロになって初めて対戦した加藤一二三九段を破った後、何と公式戦14連勝、昨日の「日刊スポーツ」にその相手が全員出ていたので紹介すると、九段が一人、八段が三人、七段が五人もいて、圧倒的な強さです。

   それに藤井四段は非公式戦ながら、インターネット・テレビの番組対局で、現在、三冠を保持している羽生善治九段にも勝利、また、この番組では、王位を三期保持している深浦康市九段、名人二期の経験がある佐藤康光九段にも勝ち「向かうところ敵なし」と言っても過言ではない驚くべき凄い棋士です。

   藤井四段は、現在、大きなタイトルの一つの「竜王戦」予選を戦っていて、次の対局は5月1日に東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われる準決勝で、金井恒太六段と対戦します。そして、あと2勝して本戦トーナメント入りすれば、8月末に行われる挑戦者決定の3番勝負に出場、これに2つ勝てば渡辺明竜王に挑戦です。

   タイトル戦挑戦の最年少は、1989年の棋聖戦に出場した屋敷伸之九段で、当時四段の17歳11ヶ月。この時は敗れましたが、翌年、再び挑戦して18歳6ヶ月の最年少タイトルとプロ入り後1年10ヶ月の最速記録を達成しました。果たして藤井聡太四段はこの記録を破るのでしょうか。とても楽しみです。

プロ野球の「打率」と「防御率」

   言うまでもなくプロ野球選手にとって記録は重大な問題で、野手は「打率」、投手は「防御率」によって評価されます。何を今さらと言われそうですが、打率計算をする時の分子は「安打」であるのは言うまでもありませんが分母は「打席数」ではなくて「打数」なのをちゃんと認識されているでしょうか。

   では「打席数」と「打数」の違いが書いてあるサイトがあるのでお読みになって下さい。これは非常に納得のいくルールで、もし、敬遠されて歩かされた場合も分母に入っていたら打率が下がり不合理です。また、送りバントなどの犠打や走者の塁を進ますフライなどの犠飛を分母から除くのもは当然といっていいでしょう。

   また、投手にとって重大な意味がある防御率の計算方法も、この際、きちんと把握しておいた方がいいかも知れません。数式は防御率=(自責点÷投球回数)×9で、ちょっと解説すると、投げた回数に取られた自責点の割合でいくと一試合で何点取られるかが防御率です。

   しかし、自責点になるかならないかは大きな問題で、投手自身を含むエラーによる失点は自責点になりません。二死の時に誰かがエラーした場合は、それ以降、何点取られても自責点にならないルールになっています。ともかく、プロ野球には、知っているようで知らないことが沢山あるので取り上げました。

水をあげると喜ぶ庭の植物達

   猫の額ほどの庭の植木の総体的な管理は家内で、リタイアしてから水をあげるのは私の役目です。年に一回、毎年、10月に植木屋さんに来て貰っていますが、今年は、私の「何かいい匂いのする花が欲しいな」のリクエストによって、この四月に家内が臨時に植木屋さんに来て貰い庭を整備しました。

   その結果、現在、庭にある植木は「くちなし」「じんちょうげ」「もみじ」「あじさい」「ときわまんさく」「やまぼうし」「どうだんつつじ」「きんもくせい」「せんりょう」「まんりょう」「さんしょう」など。歓迎会はしませんでしたが、見知らぬ顔が仲間に入り植木たちも喜び、私も水のあげ甲斐が一段と増したような気がします。

 水をあげるようになって感じるのは植木たちが食料の水を待っていて、東急ハンズで買ったホースで水をあげると「おいしい、おいしい」と叫んでるようです。現役時代は仕事の忙しさに追われて、まったくコミニュケイションが無かった植木たちとここに来て親交を深め、毎日、仲良くしています。

   ところで、庭木には大きく分けると常緑樹と落葉樹があり、一年を通して青々としてるものと、落葉してしまうものがあることを不覚にも古本屋で買った小学館の「植物図鑑」で認識しました。またネットで「どうだんつつじ」の別称は「満天星」であることも。「早く欲しいな」と水を待ってくれてる植物って何だか可愛いです。

七歳からの「微分積分」

   高校時代、「微分積分」に苦労して、数学が嫌いになった方は沢山おられるでしょう。そんな方のために、アメリカの理学博士ドナルド・コーエン氏が書いた「アメリカ流 7際からの微分積分」(講談社)」という本を紹介します。「もう遅い!」などと言わずに図書館で探してお読みになって下さい。

   この本の「はじめに」に書いてあるのは《とにかく、あなたはできる!何が?もちろん、数学です。まず、そう自分にいいきかせましょう。「でも問題なんか解いたことなんて一度もないんだもの、できるわけないじゃない」。そんなことは絶対に思っちゃだめです。まずは誰かにお手本をみせてもらわなくちゃ。…》。

   そのお手本の問題が冒頭に書いてあります。《ここに6枚のクッキーがあります。それを7人で平等に分けるにはどうしたらいいか?》。答は、まず6枚のクッキーをすべて半分に割るのです。すると12枚で、、7人が1枚づつ取ると残りは5枚、その5枚は大きさが同じ4枚と半分の半分の1枚になります。

   これをまたすべて半分に割って、7人が1片づつ取ると残ったのは最初にあったクッキーを1とすると、その4分の1のクッキーが3片。これは、ダンボールを使って実際にやってみるとよく解ります。これを半分にしてまた半分にしてが永久に続きます。つまり「微分積分」の概念はこうやって覚えれば7歳からOKです。

推理小説「君の瞳に乾杯」

   推理小説をこよなく愛し、短編小説がお好きな方に、是非、読んで頂きたい一冊があります。四月に発刊されたばかりの東野圭吾の短編集「素敵な日本人」。何でこのタイトルなのかよく解りませんが、この本を買った理由は、収録されている9本の短編小説の中に「君の瞳に乾杯」と言うタイトルの一編があったからです。

   「君の瞳に乾杯」、これを眼にした映画ファンが直ぐに頭に出てくるのは、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン主演の映画「カサブランカ」でしょう。映画の中で何度も出てくるボガートのセリフです。ことに空港でのラスト・シーンで、ボガートがバーグマンの眼をじっと見ながら呟くのが忘れられません。

   勿論、この本買って真っ先に読んだのがこの小説で、東野圭吾さんがどうやって「カサブランカ」と結びつけて、この推理小説を書いたんだろうと思いながら読みはじめました。ところが一向に「カサブランカ」は出てこないのです。まさか、東野さんが「カサブランカ」のセリフであるのを知らないわけがありません。

   この小説の内容は、大学時代の友達に誘われて合コンで知り合った眼に特徴のあるモデルとデートを重ねているうちに、思いもしなかったことが判明します。推理作家ってやっぱり凄いです。東野圭吾さん、ちゃんとこのことを計算して、このタイトルを付けたに違いありません。一読をお奨めします。

録画で観る日曜のテレビ番組

   どなたも同じだと思いますが、曜日によってテレビを観るパターンがおおむね決まっています。例えば今日の日曜日、朝起きてパソコンに向かい、メール・チェックの次に目を通すのが「YAHOO!JAPANテレビ」、新聞の番組欄を見る前にこのサイトを見るのが昔からの習慣になってます。

   午前7時からの8chの「ボクらの時代」は前日にチェックして、見たい三人が出演の時は前日に予約録画することにしています。そして、8時からは関口宏の司会による6chの「サンデーモーニング」もかなり前から観てる番組です。次に10時は4chの「誰だって波瀾爆笑」と6chの「サンデー・ジャポン」。

   同時に2チャンネルがHDDに録画出来るので、どちらも録画しますが、観ないうちに消去することもあります。ただ時間帯で困るのは10時30分から正午まではNHKで「テレビ将棋トーナメント」があるので、4chの「誰だって波瀾爆笑」は出演者によっては録画しないこともあるのは仕方ありません。

   また12時からの8chの「ウチくる?」も人物によってはパスしています。午後3時20分~4時30分の5chの「路線バスで寄り道の旅」は徳さんの魅力に引き込まれて、ほとんど録画して観ています。以上、観たい番組は、一応、みんな録画(悪いけどCMが飛ばせます)して観たり観なかったりです。

有名芸能人同士の「相聞歌」

   美空ひばりさんと小林旭さんが結婚し、僅か二年で破局したことは誰でもご存知でしょう。私が所持している梯久美子著「世紀のラブレター」(新潮社)という本の中に、二人が結婚した当時に発表された「相聞歌」が載ってます。「相聞歌」とはラブレターの一種で珍しいのでちょっと紹介します。

   まず、ひばりさんが小林旭さんに宛てた歌は《我が胸に 人の知らざる 泉あり つぶてをなげて 乱したる君》、それに対して小林さんの返歌は《石を持ち 投げてみつめん 水の面 音たかき波 立つや立たずや》。芸能人のカップルが「相聞歌」などというゆかしいことをしてたとは驚きです。

   著者の梯さんは《ひばりの歌は、作品としては巧みとは言えないが、自分の胸の中にはだれにも知られぬ泉がある、という表現は、幼い頃から人目にさらされてきた半生を思うと、切実なリアリティがある。その秘めた泉に、石を投げ込んだのが、突き抜けた明るさと強引さをもつ小林旭さんだった》と書いてます。

   そして、続けて《ただこの「相聞歌」、結婚という幸福の絶頂で詠んだものにしては、「乱す」「波立つ」などの言葉が使われており、その後の破局を暗示してるようだ。若い日の恋文は、将来を予言するのだろうか》と。ひばりさんは、後年、小林さんとの恋愛ははじめて経験した盲目的な恋だったと語っています。

ヒッチコックの全作品リスト

   サスペンス映画で名高いアルフレッド・ヒッチコック監督の生涯最後の作品「ファミリー・プロット」をDVDで久し振りに観ました。ところでこの映画を日本の映画館で上映した時の題名は「ヒッチコックのファミリー・プロット」、従って「映画大辞典」でも「ヒ」で検索しないと出てきません。

   恐らく興行主がヒッチコックの作品であることを強調したかったのでしょう。「映画大辞典」にコメントを入れた人の評価はあまりよくないのですが、根っからのヒッチコック・フアンの私としては、結構、楽しめる内容です。ともかく、ヒッチコックならではのワザが随所に観られ満足出来る作品です。

   何しろヒッチコック77歳の時の作品で、年齢を考えるとヒッチコックの偉大さがよく解ります。もし、まだ観てない方は、是非、TSUTAYAで借りてご覧になることをお奨めします。ところで、ヒッチコックの最後の作品にスポットを当てたからには、全作品リストに目を通すのは当然です。

   そして、ネットで「アルフレッド・ヒッチコック監督の映画ランキング(51位まで)」というサイトを発見したら第1位は「サイコ」で《これがサイコだ。レビューを見る前に映画を見て名作すぎて語るコトすらはばかられます。サスペンスの連続、やっぱり大傑作です》とあります。私には順位を付けるのはとても無理です。

飛行機の離陸

   リタイアして出張が無くなり、飛行機もビジネス・ホテルもすっかりエンが無くなりました。電車が遅れ空港の通路を必死に駆けた思い出があります。ところで飛行機が好きで、元全日空のパイロット石崎秀夫さんが書いた「機長のかばん」(講談社)という本時々読みます。ともかく、飛行機の裏話、面白いです。

   例えば、飛行機がターミナルを出て、離陸点に向かうまでの行動をタクシー(陸上滑走)と呼び、タワー(管制塔)の指示なくしては走れません。管制塔が《地上滑走、支障なし。本日の使用滑走路は○○、風向きは○○で、風速は○○、気圧は○○○ヘクトパスカルです》と言ってから走り出すのです。

   飛行機が地上を走る動力は、飛ぶ時に使うエンジンで、車輪は空転してるだけです。従って停まっている位置を微妙に調整する時は強烈な力を持った牽引車(200~300トン)のお世話になります。前に引っ張って貰うのは「トーイング」、後ろ向きに押して貰うのを「プッシュバック」と言います。

   そして、滑走路の端まで進むと。管制塔に「離陸準備完了」と報告します。これはどなたもご存知だと思いますが、飛行機と管制塔との会話はすべて英語を使うことになっています。やがて、管制塔から風向きと「離陸支障なし」の報告があり離陸します。ところで、飛行機の離陸の感触、好きな人と嫌いな人に分かれます。

調子がいい「付け足し言葉」

   リズムやテンポの調子良さと対比の妙を楽しむ言葉遊びの一種「付け足し言葉」を幾つか紹介しましょう。例えば誰かが《日照り続きに一雨きて有り難いね》と言ったら、すかさず「蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨」と返すのです。蟻と芋虫、鯛と鯨の対比の面白さだけで、何の意味はありません。

   また、相手に《いつも本をいっぱい読んでるからそんなことを知ってるんですね》には、自慢顔して笑いながら「あたりき車力よ車曳き」。何だか調子がいいでしょう。近所の子供を泣かしてばかりいた腕白坊主が東大に入ったのを聞いて《驚き桃の木山椒の木》と言えば驚きが二倍になって相手に伝わります。

   誰かに呼ばれたら、すかさず「何か用か九日十日」、勿論、「七日八日九日十日」に引っかけているのは、言うまでもありません。昔からある言葉ですが、これを考えた人、頭いいです。友達が何かとてつもない立派なことをしたら「恐れ入谷の鬼子母神」、でも、入谷の鬼子母神を知らないと通じません。

   相手に何かを頼まれた時には「おっと合点承知之助」、騙されそうになった時には「その手は桑名の焼蛤」、しかし、これも江戸の昔から、東海道五十三次の宿場町桑名は焼蛤が有名なことを知らないと相手はチンプンカンプン。「付け足し言葉」を使うには相手のレベルを知って言わないと白けます。

中国上位を撃破した平野選手

   中国で行われた卓球アジア選手権の女子シングルスで、日本の平野美宇選手は、準々決勝で世界1位の丁寧選手、準決勝で世界2位の朱雨玲選手、決勝戦で世界5位の陳夢選手を破り、優勝したニュースにはびっくりしました。何しろ、1996年に小山ちれ選手が優勝してから21年振りの快挙です。

   「日刊スポーツ」に載っていた中国女子監督の談話は《われわれのトップ選手を連続で破ったことは、彼女の才能の証明だ。彼女の技術は明らかにわれわれを上回っていた》と脱帽し、日本の女子監督も《高速プレーを正確に出来るような練習に力を入れてきた成果が出た》と大満足しています。

   そして、本人も決勝戦のコメントとして「中国選手には攻撃的じゃなければ勝てない」と言い、高速サーブやバックハンドレシーブのチキータがさえ渡り、わずか40分で完勝しました。ともかく、中国の上位選手をことごとく破るなど、福原選手も石川選手もしたことがない偉業です。

   これで、平野選手は自信を高め、5月29日にドイツで開幕する世界選手権に弾みつけたことになり、11大会も続いている中国勢との対決に可能性が出てきました。そして、2020年に行われる東京オリンピックの金メダルも夢ではなくなったのです。アジア大会決勝戦の動画をご覧になって下さい。

何だか恐ろしい朝鮮半島情勢

   「週刊文春」4月20日号の池上彰さんのコラムのタイトルは《風雲急を告げる朝鮮半島情勢》です。すでにどなたもご存知の通り、北朝鮮はミサイル発射実験を繰り返し、核実験を行う気配もあります。これに対しこの記事は、池上さんならではの視点で色々と論じているので、読んで無い方のために少し紹介します。

   前任のオバマ政権が「戦略的忍耐」と呼ばれる政策を行ってる間に、ついに大陸間弾道弾(ICBM)の開発一歩手前まで来てしまったというのです。大陸間弾道弾とは、ユーラシア大陸とアメリカ大陸の間を飛んでいくミサイルのことで、北朝鮮はアメリカにミサイルを打ち込み出来ることになるというのです。

   当然、トランプ大統領は怒り、池上さんはこう書いてます。《怒った大統領は何をしでかすか予測不能、単独で先制攻撃に踏切るかも知れません。…北朝鮮にしてみれば、いつアメリカが攻撃してくるかわからないという恐怖心があります。かって、朝鮮戦争の際、韓国を奇襲攻撃し、もうちょっとで朝鮮半島を武力統一。

   この段階でアメリカ軍が介入、北朝鮮軍が壊滅的打撃を受けたことがトラウマになっています。二度とアメリカの攻撃は受けたくない。アメリカの攻撃を防ぐにはどうしたらいいのか。「アメリカが攻撃してきたら報復するぞ」と脅すのです》と。いやはや恐ろしいことが起きないことを祈るのみです。ところでネットにこんな記事が。

役に立つ「全国テレビ番組表」

   数年前にアップした憶えがある愛用の「日本全国のテレビ番組のデータベース」、少し手を加えたようなので改めて紹介します。ちょっと「YAHOO!JAPANテレビ」を立ち上げて見て下さい。「使い方ガイド」を読めば解るのですが、簡単な使い方を今日4月16日の私を例に説明します。

   まず最初に4月16日(日)から4月23日(日)までが並んでいるすぐ右に[番組表の表示設定]があり「ジャンルの強調」が強調なし、「表示範囲」が24時間になっているのが標準的な設定です。そして、その下に[地域設定]がありますから、設定してある東京を自分の地域に変える必要があります。

   「ジャンルの強調」は強調なしからドラマ、映画、スポーツ、音楽などに変えると、そのジャンルの番組は色のついた枠で囲み、ひと目で解ります。これが新聞の番組表とは大きな違いで、これぞデータベースの威力と言っていいでしょう。これを朝一番に眺めて。その日のHDDへの録画作戦を決めます。

   基本的に使うのは「地上波」「BS 101~181」「BS 191~222(WOWOWを含む)」の3つ。例えばプロ野球の中継は[地上波]か「BS 101~181」のどちらかで中継するので、[地上波]に無い時は、BSもチェックする必要があります。ともかく、非常に役に立つサイトで「お気に入り」に登録して大いにご活用下さい。

プロ野球の「勝利の方程式」

   プロ野球ファンはどなたもよくご存知のことですが、1点もしくは2点リードしている9回にクルーザーと呼ばれる抑えの投手が登場し、その点を守って勝つという、いわゆる「勝利の方程式」がいつしか定着しました。従って、どのチームにもクルーザーが存在し横浜DeNAベイスターズにも山﨑康晃投手がいます。

   ところが、一昨日の横浜対阪神戦で横浜ラミレス監督は、9回、1-1の同点の場面で山崎投手を投入したのです。横浜はどうしても一勝が欲しいので、9回表を抑えて貰い、裏に点を入れてサヨナラで勝つを目論んだ監督の気持が解らないわけではありません。しかし、そう思う通りにいかないのが野球です。

   山崎投手はいつもと違う場面で出てきて戸惑い、先頭打者にヒットを打たれ、それが原因で点を取られて敗れ、山崎投手は敗戦投手になる始末です。そして、昨日のヤクルト戦、横浜は8回に1点を取り、3-2になった本来の場面で、ラミレス監督は、当然、山崎投手を投入します。

   しかし、山崎投手は、前日の先頭打者のヒットが頭にあったのか今度は四球を出してしまい無死一塁、それにより同点に追いつかれ、延長戦になり二日続きの失敗です。でも何とか横浜は勝ち、ラミレス監督はほっとし一勝欲しさに「勝利の方程式」を変えてはならないと、大いに反省しているに違いないと思いました。

江戸時代の漢字遊戯

   山本昌弘著「漢字遊び」(講談社)という本に江戸時代の漢字遊び、「字割り」と「字詰め」がありますので紹介します。「字割り」とは一つの漢字を二つ以上に分解して五七五に詠む遊びです。まず、初めにあげるのは《大将と 呼ばれて一人 はばがきき》、大が一人に分解されています。

   次に《味は未だ 口に入れぬで 知れぬなり》「未だ食べてないので味が解らない」は味が未と口に分解されているのが解ります。《漁師らは 水に向かいて 魚を取り》、漁の字はサンズイ、つまり、水と魚に分かれます。そして、《清浄な 水は青みて 底が見え》、江戸時代からこんな遊びがあったのですね。

   また「字詰め」は、逆に二つ以上の漢字を一つにしてしまう漢字遊びです。《雨のあと 路行く人は 露に濡れ》、つまり、雨と路を一緒にして露にしています。《門前に 耳をば立てて 聞くは誰(だれ)》、門の中に耳を入れて聞を作って一句詠むなんて、江戸時代の人も洒落ています。

   以上は昭和6年発刊の岩波書店の本からの引用のようですが、著者の山本昌弘さん自ら作った「字割り」の一句《粋人は 米を九十 回もかみ》、そして、「字詰め」の一句は《王の目で よく見て欲しい 現実を》、娯楽に乏しかった江戸時代の漢字遊技、あなたも傑作を一つ作ってみたらいかがでしょうか。

毎月衣装を替える「小便小僧」

   JR浜松町駅のプラットホームに「小便小僧」があります。ウィキペディアによると、この像は1952年(昭和27年)10月14日の鉄道開通80周年に際し、当時の浜松町駅長が何か記念になるものはないかと友人の新橋駅の嘱託歯科医に相談、この友人が自分の診療所にあった像を寄贈したのが最初だそうです。

   そして、1955年(昭和30年)5月にプラットホームの改修工事が行われた際、この歯科医は新たなブロンズ像を贈り、それが現在に至っています。当時は衣装は無く、裸の状態だったのが、ある寒い日に女性が毛糸の帽子を被せたのが衣装を付けた最初と言われています。

   その後、浜松町の会社に勤める田中栄子という女性が自分で衣装を作成し着せるようになり、これが30年続き、作った衣装の数は200点以上。それが田中さんの他界により、「小便小僧」は再び裸の生活に戻りました。しかし、それが気の毒に思ったのが港区のポランティアグループ「あじさい」です。

   手芸好きの方々が集まって、工夫をこらした衣装を毎月作り、一ヶ月に一度衣装替えをしてるそうです。例えば、W杯の際には日本代表チームのユニホーム、入学シーズンには学生服、クリスマス・シーズンにはサンタクロースなど。ところで「小便小僧」の元祖はベルギーのブリュッセルです。

忘れられない浅田選手の涙

   フィギュア・スケーターの浅田真央選手は、昨日、引退を表明し、今日、記者会見があります。ネットにあった浅田選手のブログからちょっと引用しましょう。《浅田真央はフィギュアスケート選手として終える決断を致しました。ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。…》。

   まだ記憶に残ってる2014年のソチ五輪、浅田真央選手はSP(ショートプログラム)でジャンプの失敗から16位になり、メダルは絶望になってかなりのショックです。そして、その22時間後にはフリーの演技があり、今朝の「日刊スポーツ」にその間にどうやって立ち直ったかが書いてあります。

   浅田選手の失意は相当のもので、この絶望感の中でフリーの演技をするのは並大抵のことではありません。そこに届いたのはマラソンのメダリスト高橋尚子さんからの激励のメール《これから先の人生でそんな緊張感を味わえることは無いかも知れない。すべての景色、雰囲気が宝物になる。楽しんでやって欲しい》と。

   同じアスリートとして落ち込んだ心理状態はよく解るのです。そのほかにも届いた沢山のエールに奮起した浅田選手はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」の美しい調べに乗って4分7秒の最高の演技をして総合で6位。浅田真央選手の演技が終わった時の涙が忘れられません。恐らく競技人生に悔いは無いと思います。

すかっとする映画「脱出」

   前に家の近くのビデオレンタル店が閉店の際、在庫整理で買った映画「脱出」のビデオテープをDVDにダビングして観ました。ともかく、この映画を観ずして映画を語るなかれという映画です。出演者はハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ウォルター・ブレナンなどで監督はハワード・ホークス。

   原作はアーネスト・ヘミングウエイの小説「To Have And Have Not」で、ハワード・ホークスならではの演出が光ります。ボガートとバコールのやり取り実にいいです。バコールが煙草をくわえ、ボガートに「マッチある?」、ボガートは無言でマッチを投げ、煙草に火を付けたバコールは投げ返します。

   こんな粋な演出、ボガートとバコールだから似合うのです。そして、敵に囲まれたボガートが隠し持った机の抽出の拳銃で相手を倒し、バコールとブレナンを引き連れ、脱出の船に向かうラストシーンに観客は痺れ誰も拍手喝采です。何と胸がすかっとするストーリー展開でしょう。

   ところで、ローレン・バコールはこの映画で初めてスクリーンに登場し、ハンフリー・ボガートと恋に落ち結婚します。そして、ボガートは他界するまで、ずっとバコールと仲良く暮らします。ともかく、映画「脱出」(8,9、10点のコメント必見)、是非、TSUTAYAで借りてご覧になって下さい。ただし、別の「脱出」があるので要注意。

バナナ1本を必ず毎日30年

   朝食にバナナを一本食べる習慣が30年以上続いています。よって10950本は確実に食べているわけで、積み重ねって凄いです。調達は私の役目で、最近は家内も私の仲間入りをして、スーパーかコンビニで買うのはいつも1房4本のフィリッピン製がエクアドル製、つまり2日分でこれなら皮が黒くなりません。

   ところで、バナナのなってる樹は背が高く、中には10メートルを越すのもあるそうで、植物分類上は「ショウガ目バショウ科バショウ属」です。そして、300以上の種類があり、栽培種の多くは種なしで、土の中で根を張って伸びていき、植えてから1年で花が咲き実がなります。

   標準のバナナで1本約86キロカロリー、茶碗1/2杯分に相当し、カリウム、マグネシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、ポリフェノール、セロトニンなどを含み栄養も豊富です。ということで、テニスの試合中に選手がバナナを食べてるシーンをテレビで見たことがあります。

   バナナのことをもっと詳しく知りたい方はネットに「バナナ大学」というサイトがあるのでご覧になるといいでしょう。この中にバナナの歴史が書いてあり《バナナの歴史は大変古く、紀元前5千年から1万年頃、偶然できた種のないバナナの苗を、人間が栽培化したのが、現在のバナナの始まり》だそうです。

「週刊文春」スクープの舞台裏

   4月6日の深夜に放映したテレビ番組で、「週刊文春」の元記者が、同誌がなんで読者が驚くスクープを連発出来るのかその舞台裏を語ったことがネットにありました。「ヘー」と思うような目次を見て読みたくなり「週刊文春」を買った人は沢山いると思うので掻い摘んで紹介します。

   毎週、同誌発売の木曜日の午前11時から会議を行い、在籍している編集部員約50名に1人5件のノルマがあり、ネタを出すのだそうです。そこで出てきた約250件の全てが会議に掛けられ、編集長らが精査した結果、その日の夕方に取り上げる内容が決まって各記者に発注し取材が始まるのだとか。

   ともかく、ネタ元はすべて各記者のネットワークからで、芸能関係のネタ元は、ヘアメイクなどの芸能関係者や、タレントがよく訪れる飲食業界のオーナー、かつて芸能界にいたる元業界人などが多いのだそうです。また、アイドルのスキャンダルはファンからの情報もあるようです。

   記者は企業スキャンダルを取材していた際、新宿の雑居ビルに監禁され、日本刀で「動いたら痛い目に遭うぞ」と脅されこともあるそうですから正に命がけです。もっと詳しく知りたい方は《文春砲炸裂!元記者がその舞台裏を激白!週刊文春スクープ連発の秘密を明かす!》をお読みになって下さい。

FAXが無い時代の新聞社

   まだFAXが無い時代の新聞社は、画像や図面を送るのにどうしていたかご存知でしょうか。ネットで《ファックスがなかった時代の新聞社の通信手段》というサイトを見つけましたので、その記事から掻い摘んで紹介します。実は、当時、どの新聞社も社内に「通信鳩係」という部門が存在し、伝書鳩を使っていたのです。

   一時は各新聞社内で数百羽の伝書鳩が飼育されていたのが、通信手段の発達とともに「通信鳩係」は次々に廃部され、伝書鳩はみんな愛好家に譲ったそうです。毎日新聞社では、「通信鳩係」の廃止に伴い、かって本社があった有楽町のビルの屋上には伝書鳩の記念碑が建てられていたそうです。

   恐らく、FAXの無い時代に画像を送る手段は伝書鳩しかなかったことがよく解るような気がします。郵便で送るのは遅すぎて役に立たないし、人間が運ぶのも、急ぐ情報に対応することは無理でしょう。そこで、考えたのが伝書鳩を使うことです。しかし、伝書鳩にも問題がありました。

   渡り鳥などは、右目の網膜上にある磁石の性質を持つ細胞で地磁気を感知し、方向を判断しています。ところが、通信関係の発達で電磁波が乱れるようになり、鳥などが方向が解らなくなって、目的の場所に行けなくなってしまいました。FAXの発明は新聞社にとって大変なことだったのです。

世界一長い映画は87時間

   「世界で一番なんでも事典」(三笠書房)によると、史上、最も長い映画は、1987年制作のアメリカ映画「The Cure for Insomnia」。監督はジョン・ヘンリーティミスで、ほとんどが詩の朗読で占められていて、上映時間は何と87時間で、いやはや4日間掛けて上映されたとは驚きです。

   この映画のことは、ネットにも紹介されていて《J.Dグローバンという俳優の自作の詩の朗読で、1987年にシカゴ芸術大学で上映された》と書いてあります。普通の映画館で上映されるはずが無いでしょう。次に長いのは1970年に制作のイギリス映画「The Longest Most Meaningles Movie in the World」。

   監督はアンソニー・スコットで、既存のフィルムや写真で構成されている実験作で上映時間は48時間。例え、日本で上映されても。どちらも誰も観にこないでしょう。次に長いのは1985年フランスのコロード・ランズマン監督が制作した「Shoah」、ホロコーストをテーマにした9時間30分のドキュメンタリー映画です。

   次は1959年に制作した小林正樹監督の日本映画「人間の条件」で上映時間9時間28分、そして、5番目も1970年の日本映画「戦争と人間」で五味川純平の第2次世界大戦時の満州を舞台にした小説を山本薩夫監督が映画化していて上映時間は9時間23分です。でもやっぱり映画は2時間がいいです。

必死に探したジャズのLP

   チェット・ベイカー好きで好きで何度でもブログに書いてしまいます。チェット・ベイカーの音楽に初めて接したのは、銀座のジャズ喫茶「スィング」で昔々のクリスマス・イブのことです。昔の銀座のイブは凄く活気がありました。友人に誘われて松坂屋デパート裏にあった「スイング」のドアをくぐったのです。

   店には女性とも男性ともつかぬ中性的なヴォーカールが流れていました。そして、それが終わると今度は特徴のあるトランペットが響きます。つまり吹き語り。こうして、私は初めて名盤「チェット・ベイカー・スイングズ」と出合ったのです。ちょっと聴いただけで、このジャズの虜になってしまいました。

   まだ、オーディオ装置を持っていなかった私は、このLPを聴きたいばかりに、時間さえあればこの店に入り浸りです。ところが、この店に行く間があいたある日、行ってみて、この店はジャズとはまったく関係のないバーになっているではないですか。突然、「チェット・ベイカー・スイングズ」と決別したのです。

   私は、この店がジャズ雑誌「スイング・ジャーナル」の代理店であったことを思い出し、電話をいれて経営者がコレクションを全て売り、故郷に帰ってしまったことと、「チェット・ベイカー・スイングズ」は廃盤になっていることを知りました。セコハン屋を必死に探して手にいれたLPを今も大切に持ってます。勿論、新品のCDも。

主語の助詞「は」と「が」

   森本順子著「日本語の謎を探る」(筑摩書房)によると、主語を示す助詞の「は」については、日本語の初心者クラスでは、意味のあることが伝達出来るようになるのを第一の目標に掲げることが多く、始めから細かい文法的知識を解説するよりは、文構造を備えた構文をもとに学習することが普通だそうです。

   例えば「わたしは美術の学生です」「友達はダンスが上手です」「さしみは食べますが、納豆は食べません」など。これを読むと細かい「は」の機能を説明しなくても、「○は○です」でどんな風に使うかが解り、直ぐに文章を作ることが出来ます。そして、もう一つ主語を示す助詞に「が」があります。

   その比較のために「これは、駅のロッカーのカギですよ」と「これが、駅のコインロッカーのカギですよ」の二つを比べてみて下さい。「は」を付けると、そこに一本のコインロッカーのカギがある場合で、「が」を付けると、複数のカギから、コインロッカーのカギを選んでいる場合で、微妙な違いが感じ取れるでしょう。

   また「は」を付ける文章は、これからこんなことについて話しますよという共通理解を求め、その後にそれについて新しいことを知らせます。そして「が」を付けるのは、新しいことを先に示し、その後にそれに付いての説明が続くのです。日本人は「は」と「が」の微妙な違いをいつの間にか自然に会得しています。

大統領が信じたウソの情報

   「週刊文春」にいつも載ってる池上彰氏のコラム「池上彰のそこからですか!?」毎号面白いです。4月6日号のタイトルは《「フェイク情報」で窮地のトランプ》。そもそもこの話の発端はトランプ大統領が3月4日に「選挙中にオバマ大統領が私の電話を盗聴していた」とツイートした事で、新聞にも出てました。

   これを根拠のない主張だと批判されると、今度は大統領報道官は「イギリスの情報機関に盗聴させていた」とフォローしたのです。すると、その報道に対し、イギリスが事実無根だと抗議しました。何でイギリスが出てくるか解りませんが、もしオバマ前大統領が本当に電話を盗聴していたとしたら大スキャンダルです。

   とこころが、トランプ大統領はこの根拠を、一切、示していません。というのは、この情報は、どうやら、トランプ政権のスティーブ・バノン主席戦略官が会長だった極端にトランプ寄りのニュース・メディア「プライバート」が発信したもので、ここは、かねてから根拠のない情報をよく流していたようです。

   つまり、トランプ大統領(トランプ政権の100日間)は、前からCNNやニューヨーク・タイムズをしばしば「フェイク・ニュース」(ウソのニュース)だと罵倒していますが、、自分自身が「フェイク・ニュース」に引っかかってフェイクの主張を展開し、自分が窮地に陥っているのではないかと池上さんは書いています。いやはや。

将棋の名人になるプロセス

   《森内元名人 順位戦退く 「フリークラス」に転出へ》。これは4月1日付朝日新聞朝刊に載った記事の見出しです。その記事は、日本将棋連盟は3月31日、永世名人の資格を持つ森内俊之九段が2017年度から名人戦につながる「順位戦」の対局に参加せず「フリークラス」に転出したと発表したというのです。

   このことを理解するためには、将棋の棋士が名人戦に挑戦するプロセスを知らなければなりません。それには、まず、プロの棋士が所属するクラスは、一番下がC級2組、その上がC級1組、B級2組、B級1組と続き、一番上がA級で、毎年、このクラスの優勝者が名人戦挑戦の資格を得ます。

   そして、もう一つ、この5つのクラスのどれにも属さないフリークラスが存在し、森内九段は2016年は成績が悪く、A級からB級1組に転落したことを契機にフリークラスに転出することを宣言したのです。つまり、順位戦には二度と戻れず、名人に永久に挑戦することが出来なくなったのです。

   何はともあれ、ちょっと「フリークラス」の在籍棋士をご覧になって下さい。すでに引退している米長邦雄永世棋聖、中原誠十六世名人など、かって凄かった懐かしい棋士の名前が見られます。ちなみにA級棋士の2016年のメンバーはこの10名で、名人挑戦権は稲葉陽八段が獲得し、佐藤天彦名人に挑戦します。

オムニバス映画の傑作二本

   最近はすっかり影をひそめてしまったオムニバス映画、その傑作を二本紹介します。二本とも名匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の作品で、1937年のフランス映画「舞踏会の手帖」と1942年のアメリカ映画「運命の饗宴」。古い映画がお好きな方なら、どちらも頭に残ってる映画です。

   まず「舞踏会の手帖」は未亡人になった女性が、偶然、古い手帖を見つけ、16歳の頃、舞踏会で踊った相手を手帖に書いてある住所を頼りに尋ね歩く話を集めた映画で、ロマンチストを自負する私など何度繰り返し観たか解りません。見終わった後、青春の日のどうしようもない虚しさが、いつまでも脳裏に残ります。

   そして、もう一本の「運命の饗宴」は一着の燕尾服が色々な人の手を経て、最後に案山子になってしまいます。出演している俳優の顔ぶれが凄いのでちょっと書き出すとシャルル・ボワイエ、リタ・ヘイワース、ヘンリー・フォンダ、ジンジャー・ロジャース、チャールズ・ロートン、エドワード・G・ロビンソン。

   昔は何と奥の深い映画を作ったのでしょう。どちらもDVD化されているので、是非、ご覧になって下さい。「舞踏会の手帖」の中で、マリー・ベルとルイ・ジューベがベルレーヌの詩を一緒に朗読するシーンがよくて、結局、最初から最後まで観てしまいます。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督って凄いです。

絶版本を古本屋で見て驚嘆

   朝日新聞の土曜日朝刊には恒例の「be」があり、その中の「between」、今日4月1日のテーマは《あなたは古本派ですか?》で、「はい」が32%、「いいえ」が68%。本が好きな私は、今日のブログはこれを書こうと決めました。「はい」の理由は、安い、気軽に買える、たくさん読みたい、読めればよいなど。

   また、「いいえ」の理由は、古本を買うなら図書館に行く、汚れている、他人が使った本はいや、書き込みが気になる、きれいな本を手元に置きたいなど。そして、「はい」の人の中には絶版本でなくても古本を選ぶが55%もいるのにびっくり。というのは、私は古本屋の価値は絶版本にあると思ってるからです。

   新刊本の本屋に並んでいる本を、古本屋で買うなどしたことがなく、古本屋で買う本は基本的に絶版本です。例えば、欲しい本があった時に、直接、出版会社に電話を入れて訊いてみるか、街の大きな新刊本の本屋に、出版社、著者、タイトルを言って、現在、入手可能か否かを問い合わせてみます。

   その返事が「その本、すでに絶版になっていて、どうしても読みたければ、図書館に行って借りるか、古本屋で丹念に探すしかありません」だった場合、どうしても手元に置いておきたい本は、古本屋で必死に探すしかないのです。絶版本を古本屋で見つけた時の状態は、それこそ狂喜乱舞、欣喜雀躍、手舞足踏です。

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