無料ブログはココログ

« 2016年11月 | トップページ | 2017年1月 »

2016年の幕引きのご挨拶

  日本にも世界にも色々なことがあった2016年の舞台の幕がもう少しで下りようとしています。今年一年、私の拙いブログを読んで頂き誠に有難うございました。何はともあれ、毎日更新の目標を着実に守り、366の記事をアップすることが出来たのは、偏に私の体調と根性(!?)の賜で、本当によかったと思っています。

   ところで、今年、こんなことがあったのをちょっと書かせて下さい。私は基本的にブログのアップは必ず午前中に済ますことにしています。ところが、その日はパソコンの調子が悪く、午前が終わってもどうしてもアップ出来ないのです。慌てた私はいつもお世話になってる愛光企画に修理依頼のメールを入れました。

   やがて、私のブログを必ず毎日読んで下さってると聞いていた知人から「身体の具合が悪いのですか?」とメールが入ったのです。実は私の身体ではなくてパソコンの調子が悪い旨の返信をして、ただひたすらパソコンをいじくり回していました。するとパソコンは、突然、愛光企画が到着する前に普通の状態に戻ったのです。

   何のことはなく、この原因はプロバイダーのニフティさんのトラブルによるものでした。アップしないと私の具合が悪いと思われるブログ。その存在は私にとって特別な意味を持ってることを改めて認識しました。来年も精一杯頑張ろうと思っていますので、相変わらずよろしくお願い申し上げます。ではいい年をお迎え下さい。

ネットの5つの辞書的サイト

   年末ということで、今日は「お気に入り」に登録しておくと役に立つ、ネットの辞書的サイトを5つ紹介します。まず最初は「6大新聞の社説集」と「日本全国の主な新聞に載っているコラムと社説集」。東京の新聞ならキヨスクに行けば手に入りますが、地方新聞に接するにはこのサイトしかないでしょう。

   次は、私のブログに何度も登場している「映画大辞典」。このサイト、映画の好きな方は登録しておかなかったら絶対に損です。何しろ、外国映画、日本映画の今日12月30日現在の登録本数は新旧を問わないで何と23819本。この映画を観た一般の方のコメントと点数(10点満点)をたちどころに観ることが出来ます。

   次に「芸能人ブログ全集」、タイトルは芸能人になっていますが、正確にいうと著名人で、有名な俳優、スポーツ選手、政治家、漫画家、アナウンサー、音楽家、作家、評論家、ジャーナリストなど。その方々が今日12月30日現在16385名が登録されているので、時間があったらお目当ての人を探すと楽しいです。

   そして「グーグルの40カ国翻訳」サイト。何しろ日本語、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、韓国語は勿論のことアラビア語、モンゴル語、ラテン語、ベトナム語、ウクライナ語なども相互に翻訳可能ですから恐れ入ります。ほかにもスーパー・サイトが幾つもありますが、5つしか紹介出来ないで残念です。

造幣局長官だったニュートン

   万有引力の法則で名高い英国の物理学者、数学者のアイザック・ニュートンが造幣局長官になって偽金づくりの摘発に大活躍したのをご存知でしょうか。「週刊新潮」新年特大号のコラムで野口悠紀雄氏が「辣腕の造幣局長官」というタイトルの記事を書いてるのを発見し面白いので紹介します。

   ニュートンは1687年に「プリンキピア」を刊行しました。その時、ニュートンの教え子のモンタギューが財務大臣になっていて、大書を完成した恩師をねぎらう積もりで、ニュートンに忙しくなくて報酬が高い造幣局幹事のポストを用意したのです。ところがニュートンはモンタギューの意思に反して職務に邁進。

   就任早々から、当時横行していた偽金づくりの摘発に乗り出し1699年には造幣局長官に昇進したのです。そして、部下の捜査官に変装用の服を与えるなどして、片っ端から偽金づくりを摘発。更に逮捕した容疑者を長官自らが尋問して処罰したというから凄いです。きっと、この仕事が向いていたのでしょう。

   こうしてニュートンの在職中に偽金づくりを撲滅しました。ともかく、ニュートンはこの仕事がよほど好きだったとみえて、お札のデザインも自ら手がけ、偽造が出来ないように複雑なデザインを考えたのです。しかし英国政府は年金を用意して引退をすすめたのですがニュートンは拒否、亡くなるまでこの仕事を続けたそうです。

日本将棋連盟の軽率な判断

   今日の朝日新聞朝刊の一面に「将棋連盟、三浦九段に謝罪」という見出しがありました。将棋の三浦弘行九段が、対局中に将棋ソフトを使って指し手を選んでいたという疑惑だけで、年内、すべての対局を禁じ、竜王戦の挑戦権も剥奪した出来事は将棋ファンならどなたもご存知のことでしょう。

   それで日本将棋連盟から委嘱を受けた第三者調査委員会が調査していましたが、「不正の証拠は無い」という結論が出て、昨日、連盟の谷川浩司会長らが都内で記者会見を行いました。会長は「(連盟の対応は)妥当(?)だったとはいえ、三浦九段につらい思いをさせて申し訳なく思っています」と述べたのです。

   ともかくこの疑惑によって三浦九段は竜王戦への挑戦が取り消されたのみならず名人戦への挑戦に関係するA級順位戦も二つも不戦敗のペナルティを受け、調査の結果がシロだったら大変なことになると思っていました。それが現実になり、日本将棋連盟の責任は誠に重大で、金銭と名誉にどんな補償をするのでしょう。

   取りあえず、連盟は来期もA級の地位を保証することを決定したそうですが、被った損失は金銭面だけではなく、戻って来ない名誉もあり、そんなことくらいで済む問題ではありません。対局中に30分も離席したというのも偽りの情報だったようで、日本将棋連盟の軽率な判断にはただただ驚くばかりです。

非常に価値がある古い動画

   いささか古い話題で恐縮ですが、少しポップスに関心がある方なら「ウイ・アー・ザ・ワールド」(歌詞と解説)という曲をご存知でしょう。クラシックとジャズが主流の私ですが、この曲好きで、DVDまで持っています。ところで、今年、アカデミー賞を受賞したボブ・ディランがこのアルバムに参加しています。

   ちょっとこの曲について説明させて下さい。1985年、アフリカの飢餓や貧困を解消する目的で作られたキャンペーン・ソングで、作詞、作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーの共作、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当し、参加者はポップス界の有名歌手45名です。

   1985年当時、アメリカ国内だけでシングル400万枚、最終的に750万枚が売れて、6300万ドルの収入となり、すべての印税はチャリティとして寄付されました。そして、ビルボード誌では、1985年4月13日に週間ランキング第1位を獲得、この年の年間ランキングでは第20位です。

   ともかく、YouTubeの動画をじっくりご覧になって下さい。有名アーティスト45名が歌うシーンは誠に壮観、しかも、画面に名前が出るのは実に親切で嬉しくなります。元気だったマイケル・ジャクソンが足でリズムを取りながら歌う姿を観るだけでも、この動画の価値があります。やっぱり後世に残る名曲です。

ずけずけと驚くべきテレビ局

   テレビ局って凄いことをするものです。今年、元衆議院議員の宮崎謙介氏が議員の育児休暇を主張していながら、その裏で不倫していて、それを「週刊文春」が暴露して議員を辞めざるを得なくなったのはまだ記憶に残っているでしよう。昨日、何となくテレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」を観てました。

   すると、そこに何と宮崎謙介氏の奥さんの金子恵美衆議院議員が2016年をザワつかせた一人としてゲスト出演してるではないですか。そして、金子議員にそのことを知った時に夫婦げんかが起きたかどうかをの質問です。いやはや驚くべき質問で私もミーハーになって固唾を呑んで何と答えるか観てました。

   金子恵美議員は「そのことを知ったのは、出産したその日の夜で…出産すると女の人って大仕事した気持ちになるので、その安堵感と自信もあったんですね。だから比較的、冷静に聞くことができたと思います。宮崎の方がどうしようかと慌てていたような気がします」と淡々と答えてました。

   更にテリー伊藤が不倫を報じた「週刊文春」を訪れ、スクープした記者になぜ宮崎氏を狙ったかの質問です。記者は「育休を声高に言いながらその一方で不倫しているというネタが入ったからで、そしたら簡単に撮れちゃった」だと。もっと詳しく知りたい方はこの記事をお読みになって下さい。

感動に満ちた「第九」演奏会

   残暑厳しい九月のはじめに手に入れ、三か月以上じっと暗い封筒の中で息をひそめていた二枚のチケットが、やっと陽の目を見る時が来たのです。昨日、12月24日クリスマス・イヴの土曜日、午後2時から池袋の東京芸術劇場で行われた小林研一郎指揮日本フィルの「第九」演奏会に家内と行きました。

   相変わらず小林氏の人気は高く、会場は立錐の余地がない満席です。演奏がはじまり、普通、「第九」の第一楽章はどちらかというと、ゆったりした感じで進むのですが、小林氏の「第九」は最初から緊迫感に満ちています。更に第二楽章も第三楽章も小林氏ならではの特徴のある演奏が続きます。

   そして、第三楽章の静かなエンディングから、最終楽章の激しい出だしに入る微妙なマに小林氏のワザを感じました。やがて、コーラスが例の歓喜の歌の大合唱に入るあたりから、私の目元にうっすらと涙が。ソロ、コーラス、オーケストラが三位一体となった演奏はよどみなく進み、怒涛の高鳴りとともに終焉を迎えます。

   かくして、もう三十年以上続いている我が家の年末の行事が終わりました。なんだか今年の小林さんの「第九」、いつもより一層盛り上がった気がします。頬の涙を手の甲でそっと拭いながら外に出ると、師走の池袋の街はもう暗くなり始めていて、家内と私は「第九」の余韻を身体いっぱい感じながら家路を急ぎました。

紅白歌合戦とSMAP

   今年限りで解散するSMAP、NHKは紅白歌合戦にサプライズでも出て貰おうと必死に交渉を続けていたようですが、SMAPが所属するジャニーズ事務所がNHKに正式に出場辞退を申し入れたことが昨日の「日刊スポーツ」に出てました。これでSMAPの紅白出場は完全に消滅したようです。

   SMAPの紅白出場は1991年にCDデビューした年が初めてで、その後、大トリに5回も起用されたりして出場23回。また、中居が司会を6度も務め、SMAPと紅白は並々ならぬ関係にあります。それで、NHKが解散の最後を紅白で歌って貰おうと懸命に努力したのがよく解ります。

   11月24日に発表された紅白出場者の中にSMAPの名前はありませんでしたが、担当プロジューサーは「最後の最後までお願いしたいと思っています」と熱烈なラブコールを送り続け、ギリギリまで吉報を待つ異例の状況になってました。恐らくもしかしたらの希望的な観測があったのでしょう。

   しかし、メンバーは、5人そろっての活動に前向きな姿勢を示さず、ファンイベントなど25周年プロジェクトのプランを提示されても消極的で、ジャニー喜多川社長が個別面談に乗り出す始末です。そして、社長は「出演依頼があったら紅白には出よう」と説得したようですが、SMAPの出演は儚い夢と消えました。

映画「カサブランカ」の裏話

   文藝春秋社刊行の「風貌談」のトップにハンフリー・ボガートがあり、映画「カサブランカ」の裏話が載ってるので、何だかこのことを書きたくなりました。そもそも、「カサブランカ」は私が好きな映画の最たるもので何度繰り返し観てるか解りません。恐らく30回は確実にDVDを取り出しています。

   というのは、全部を観るだけではなく、時に空港のシーンが観たかったり主題歌の「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」を聴きたくなったりしてるからです。それほど好きな映画なのに、撮影が開始された時にはまだシナリオが完成してなかったとは驚きです。それに主役の俳優ですら決まるまで難航しました。

   まず最初に候補になったのは当時の大スターのジョージ・ラフト、ところが彼はこの役嫌だと降りたのです。次に交渉したのは悪役スターのポール・ムニですが、ラフトが引き受けない役など私も嫌だと蹴ったのです。そして、連鎖反応をおこし、E・G・ロビンソンもジョン・ガーフィールドも出演を辞退。

   かくして、4人の俳優を転々とした挙げ句にやむを得ず起用したのがハンフリー・ボガートだったとはびっくりです。ボガートは「いつから仕事に入るんだ?」と聞いただけで即座にこの役を引き受けたそうです。映画「カサブランカ」の主役はハンフリー・ボガート以外に考えられないと思うのは私だけでは無いでしょう、きっと絶対に。

俳句の季語「去年今年」

   自分では作れないのですが、俳句を鑑賞するのがとても好きで、森羅万象をたった17文字で美しく表現する巧みなワザに魅せられるのです。正に「言葉の芸術」と言っていいでしょう。いまはもうこの世におられない文芸評論家山本健吉氏が記した本に「ことばの歳時記」があります。

   俳句を詠むのに大切な言葉を色々と論じていて、その中に「去年今年」と言う項目があります。勿論、読み方は「きょねんことし」ではなくて「こぞことし」で、俳句の用語の一つです。大晦日に紅白歌合戦が終わったあと「行く年来る年」という番組がありますが、これとは少し語感が違います。

   「去年今年」は新年の季語で、高浜虚子が《去年今年 貫く棒の 如きもの》を詠んでから、これがきっかけになって「去年今年」を入れた俳句がしきりに作られるようになったと山本氏は書いてます。終戦間もない頃、正月の鎌倉駅の構内にこの句が掲げてあり、それがたまたま川端康成氏の眼に留まりました。

   氏はとても感嘆し、何かの本に随筆を書いたので一躍有名になったのだとか。知人に独学で俳句を学んだ方がいて、新年を詠んだ句で一番気に入ってるのはなんですかの私の質問に答えた一句は《去年今年 流るる如く 去年今年》。「去年今年」は今は亡き大変お世話になった知人を思い出させてくれます。

感動が無い最近の映画

   ちょっと古い出版ですが文藝春秋社の「大アンケートによるミステリー・サスペンス洋画ベスト150」という本を持ってます。映画、ミステリー好きの394人のアンケートだそうですが、勿論、みんな古い映画ばかりで、最近はこの類の映画をほとんど作ってないので仕方ないでしょう。

   古い映画が好きな方が思わず眼を見開きそうなタイトルが並んでいるので、ベスト10だけ書き出します。①第三の男恐怖の報酬太陽がいっぱい裏窓死刑台のエレベーターサイコ情婦十二人の怒れる男悪魔のような女。名作がずらりと並んでいますがあなたはこのうち何本観てますか。

   映画が非常に好きな私は、この10本全部観てるのは言うまでもなく、みんなDVDで何度も観てる映画ばかりです。ここに入ってない映画の中に何で漏れてるのという名作が何本もありますが、ベストテンではやむを得ません。それにしても、昔は凄い映画が沢山あったことに改めて驚きます。

   ともかく、最近は外国映画にしても日本映画にしても封切りされて、直ぐに映画館に飛んで行きたくなるような作品がまったくないのは映画ファンとしてとても寂しいです。仕方がないので古い映画をDVDで観るしかないのですが、ほとんどの名作がDVD化さているのがせめてもの慰めです。

何年か前のブログのリメイク

   「リメイク」映画というのがあります。言うまでもなく、何年か前に作った映画を、まったく同じテーマで再び作り直した映画で、気にいっているテーマだと、もう一度作りたくなる気持よく解ります。実は私も何年か前にアップしたブログを文章を大幅に変えて書き直したくなることがあります。

   ドイツの洋菓子店「ユーハイム」に大きなドーナッツ状の形をした「フランクフルタークランツ」というケーキがあります。実に美味しくて、世界一のケーキと断言しても過言ではないでしょう。このケーキについて、ずっと前に忘れ得ぬ出来事がありブログにアップしたのを覚えていますが、再び書きたくなりました。

   「音楽とオーディオを語る会」の友人の横浜のお宅に初めて訪問した時のことです。手土産に何を持っていくか悩んだ末に選んだのが、この「フランクフルタークランツ」。青葉台駅の改札口で会った友人は開口一番「美味しいお茶菓子を買っていきますから、駅ビルの中のお店にちょっと寄らせて下さい」と。

   そして、買ってきたのは何と「フランクフルタークランツ」です。びっくりした私が聞くと、友人の家も昔から家族全員がこのケーキのファンだというのです。世の中に星の数ほど種類があるのに、二つの家族がまったく同じケーキが好きとはいやはや驚くべき「偶然」です。それにしてもこのケーキもう最高です。

東京のジャズ喫茶

   東京のジャズ喫茶のガイド・ブック「東京ジャズ地図」(交通新聞社)の改訂版が出ました。帯に《これまでも、これからもJAZZは永遠!JAZZは不滅!!》などとあり、店の内部の写真も文章も新しくなっているので、買わないわけにはいきません。行った店も行ったことがない店も全てチェックしました。

   行ったことがある店は、四ッ谷の「いーぐる」吉祥寺の「MEG」高田馬場の「MILESTONE」四ッ谷三丁目の「茶会記」、東京ではない桜木町の「ちぐさ」渋谷の「メアリージェーン」など。中で最も多く行ってる店は音楽評論家の寺島靖国さんがオーナーの吉祥寺の「MEG」でしょう。

   ともかく、この本、行ったことがある店もない店も店内の写真を眺め、文章を読んでると何だか嬉しくなってくるから不思議です。桜木町の「ちぐさ」はかなり有名な店なので、ご存知の方が多いと思いますが、一度、閉店して復活しています。「音楽とオーディオを語る会」の友人が横浜在住の関係で何回か行ってます。

   また、丸ノ内線四ッ谷三丁目駅近くの「茶会記」は、この本にスピーカーが「グッドマンAXIOM150」と書いてあったので、これを聴きたいばかりに、かなり探した末に着いたら店主が何と「あれは売却しました」と言うことで一度しか行っていません。それにしても、この本、ジャズ好きの「宝物」です。

「USB」の圧倒的な威力

   昨日の朝日新聞朝刊に「USB」の解説がありました。パソコンを使っている方ならどなたもご存じの「USB」は、「Universal Serial Bus」の略称で、凄い機能を持っています。昔はパソコンにつなぐ機器は専用の接続口が必要だったのが、「USB」はどんな機器でもOKになっています。

   そうなった背景には、パソコンや周辺機器のメーカーがパソコン側に「デバイスドライバー」という専用ソフトを組み込んでいるからこんなことが出来るのです。ちなみに、私が持ってる二台のパソコンは一台が「XP」でもう一台は「7」を使っていて、「7」に「USB」メモリーが接続してあります。

   そして、その中間に置いてある同じ「USB」メモリーに「XP」をつなげたので、切り替スイッチでどちらのパソコンでも同じ「USB」メモリーが使えるようになっているのです。従って、二台のパソコンが同じファイルをリード(読むこと)もライト(書くこと)も出来るファイルの共用になっているので非常に便利です。

   ただし、「XP」ではインターネットとメールは一切行わないことにしています。よって、例えば「XP」の「一太郎」でメールの文章を作ってもスイッチで切り替えて、「7」の上でコピー貼り付けて送信することになるのです。こんなことが出来るのは「USB」のお蔭で、マイクロソフトは大変な発明をしたものだとつくづく思っています。

三曲のクリスマス・ソング

   今年ももうすぐクリスマスです。私にとって特別な三曲のクリスマス・ソングがあり、毎年、同じようなことを書いてる気がします。それは山下達郎の「クリスマス・イブ」、ワム!の「ラスト・クリスマス」、そして、ビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」。ことに「クリスマス・イブ」の歌詞何度聴いてもいいです。

   《雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ 心深く秘めた想い 叶えられそうもない 必ず今夜なら言えそうな気がした まだ消え残る君への想い 夜へと降り続く 街角にはクリスマス・トゥリー 銀色のきらめき》、何と切ない歌詞でしょう。

   次にワム!の「ラスト・クリスマス」。《Last Christmas, I gave you my heart But the very next day, you gave it away…》と前に江古田駅近くの小さなカフェで、ジューク・ボックスから流れるワム!に合わせ、三人の女性がきれいにコーラスしていたのを思い出します。これも名曲の一つと言っていいかも知れません。

   そして、ビング・クロスビーの「ホワイト・クリススマス」。この曲沢山の歌手が歌っていますが、私がLPやCDの中からビング・クロスビー、ペリー・コモ、ダイアナ・ロス、フランク・シナトラなど15人を寄せ集めた一本のカセット・テープを持っています。この三曲、何度繰り返し聴いても飽きることなくもう最高です。

格調高い珠玉の恋愛小説

   1981年に初版発行の古い恋愛小説の傑作を紹介しましょう。巻末の解説で虫明亜呂無氏が《五木寛之さんの小説から三つ好きな作品を選べ、と言われたなら、僕はその一つに、ためらうことなく「燃える秋」をあげる》と書いてるこの小説、五木寛之氏ならではの格調の高さで実にいい作品です。

   私の持ってる角川書店の文庫本など1998年1月30日31版発行で、この前旭屋書店に聞いたら今も絶版になってないそうですから、いかに根強い人気を持ってるかが解ります。恐らく古今東西の夥しい数の恋愛小説の中の5本の指に入る傑作と言っても差し支えないかも知れません。

   本の裏表紙に書いてある文章を書き出すと《27歳のグラフィック・ディザイナーの桐生亜希が、その青年をはじめて見かけたのは、宵山の雑踏の中でだった。祇園祭の夜に芽生えた若い愛。初老の画廊主影山が誘う暗い性の深淵。二つの力に惹かれる亜希。愛し愛されながら、心に満たされぬ空白を抱いて、亜希は今…》。

   午後10過ぎ、東京の亜希は名古屋に住んでいる岸田に電話して「会っていただけます?」岸田「いつ?」亜希「これから」岸田「え?」。岸田が名古屋から東京までどしゃぶりの雨の中を深夜に車を飛ばして会いに来るシーンは圧巻です。未読の方は、是非、お読みになって下さい。

「カジノ解禁法案」と「賭博罪」

   今朝の朝日新聞一面トップに「カジノ解禁法案」が昨日の夜の参院本会議で自民党や日本維新の会の賛成多数で可決されたことが出てました。この骨子が新聞にあったので紹介すると、この法案可決で、首相を本部長とする推進本部を内閣に置き、カジノ施設の入場者から入場料を徴収出来ることになったというのです。

   でも反対議員から指摘されていることは日本には「賭博罪」という法律があるのに、例外を認める根拠は何かです。また、厚労省の推計ではギャンブル依存症の疑いのある人が536万人にも上っているのに、現状の対策も不充分な中で、新たにカジノを解禁しても大丈夫だろうかという不安です。

   つまり、借金を重ねる人が増えるのではないかという心配です。それにカジノ運営者が民間の海外企業の可能性があり、資金洗浄に利用されるのではないかという懸念もあります。そして、青少年への影響も考えなければなりません。ともかく、不安材料が山ほどある非常に心配な法律と言っていいでしょう。

   そもそも、この法律を生んでいる背景に、2020年の東京オリンピックに海外のお客さんが沢山来るための「オモテナシ」があるようですが、そんなことで、国内の状況が悪化しては堪りません。何といっても日本には「賭博罪」があるのですから, この境界をはっきりさせないと日本は大変なことになってしまいます。

銀座の「銀巴里」の思い出

   このところ、すっかりご無沙汰してしまっている銀座、本当によく行った街です。銀座にはほかの盛り場にはない独録の雰囲気があり、私にとって忘れ得ぬ店が二つあります。まず一つは、閉店した松坂屋デパート裏にあったジャズ喫茶「スイング」、現在、有楽町駅近くにある「スイング」とは別の店です。

   そして、もう一つは銀座7丁目のシャンソンのライブのクラブ「銀巴里」。シャンソンは、最近、あまり聴かなくなったジャンルですが、かって人気があったことがあります。当時の有名なシャンソン歌手がこぞってこの店で歌っていて、よくテレビで見る美輪明宏さんが丸山臣吾の名前でこの店でデビューしました。

   ともかく、今の体型ではまったく想像出来ない小柄の歌手で非常に人気があり、彼が出演する日は立錐の余地がない超満員で、かなり前から予約しないと入れなかった記憶があります。そのほか、戸川昌子や金子由香利などもよく歌っていて、私など友人とどのくらい行ったか解りません。

   確か作家の三島由紀夫や吉行淳之介もこの店の常連で、7月14日の「パリ祭」にはイベントが行われ当時の人気歌手が総出演の盛況でした。ところが、次第に客足が遠のき1990年に閉店(サヨナラ・コンサート)し、店があった所の前に「銀巴里跡」の石碑が立ってます。「銀巴里」、本当に懐かしいです。

「ミトコンドリア・イブ」の話

   池袋の旭屋書店の店頭で、帯に「6万部突破!」と書いてある角田陽一郎著「最速で身につく世界史」という本を買って読み始めました。まず冒頭は「文明の話」で、そもそも、世界史はいつからはじまるかの定義をしています。その諸説ある起源は、角田氏は約20万年前と書いています。

   その根拠は、人類の祖先をたどっていくと「ミトコンドリア・イブ」と呼ばれる一人の女性のDNAに行きつき、その女性が約20万年前に東アフリカで誕生したからだというのです。そして、約6万年前に人類はそこから世界各地に広がったのだとか。従って人類は14万年間アフリカにいたのです。

   ここまで読んだら何だか 「ミトコンドリア・イブ」と呼ばれる女性が気になって、世界史どころではなくなり、先に読み進めなくなってしまいました、そこで、ネットを調べたら「ミトコンドリア・イブ」を詳しく解説しているサイトがあるではないですか。もうこの本を中断して、このサイトを読むしかありません。

   すると《このミトコンドリアが持っている独自のDNAは母親からのみ受け継がれ、決して父親のDNAが子に伝わることはありません。…現在地球上にすむ60億人が持っているミトコンドリアの起源をたどれば、すべて一本の線で繋がっているのです》と書いてあります。もっと詳しく知りたい方は本文をお読みになって下さい。

「クロスワード・パズル」の歴史

   「クロスワード・パズル」のお好きな方は沢山おられるでしょう。このパズルを解くのは非常に楽しいものですが、作るのはもっと楽しいです。現役時代、会社の機関誌に私の拙い「クロスワード・パズル」を毎号連載したことがありますが、簡単そうで難しい知的な「かぎ」を考える面白さに熱中した覚えがあります。

   ところで、「クロスワード・パズル」が初めて世に出たのは、いつ頃かご存知でしょうか。ボルチモア生まれのチャールズ・パナティ氏が書いた「物事のはじまりハ?」という本によると、「クロスワード・パズル」を考案したのはイギリス生まれのジャーナリスト、アーサー・ウイン氏で1913年のことです。

   氏はアメリカの新聞「ニューヨーク・ワールド」の日曜日の娯楽版を担当していて、ある12月の初旬に新聞に出す新しいゲーム創作の締め切りに迫られていました。その時、祖父から教わったヴィクトリア時代の「マジック・スクエア」という言葉遊びのゲームが頭をよぎったのです。

   このゲームは予め与えられたいくつかの言葉を縦からも横からも読めるように並べる遊びです。しかし、ウイン氏は縦と横の「かぎ」を与え、それによって、自分で言葉を探し出すように変えたのです。1913年12月21付の「ニューヨーク・ワールド」紙に載った「クロスワード・パズル」が世界で初めてのものです。(無料問題集)

「うさぎや」のどら焼き

   私が使わして頂いているブログのプロバイダー「ニフティ」さんは、記事をアクセスの多い順に並べて、自動的に「人気記事ランキング」に表示してくれています。昨日、ふとそこを見たら、何と今から約6年前の2010年1月にアップした「取引銀行への年末年始の挨拶」がかなり古い記事なのにこの中にあるので少し驚きです。

   もう現役を退いて大分月日が流れていますが、それを読んでいたら、何だか現役時代を思い出し、その当時のことが書きたくなりました。引退時の私の役職は総務・経理の責任者で、年末年始には必ず社長と二人で何行かの取引銀行に挨拶に行き、一行が会社から離れたJR御徒町駅近くにあります。

   従って、順番は最後の銀行で、ここの年末の挨拶が終わると、社長に「本年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。いいお年をお迎え下さい」と言って別れるのが毎年のしきたりになっていました。ところが、この銀行の直ぐ近くに、どら焼きで有名な甘い物の老舗「うさぎや」があるのです。

   毎年、決まったように、私は社長に挨拶をして別れた後、今年ももうすぐ終わるなぁと感傷に浸りながらここで我が家へのお土産にどら焼きを買って帰るのが習慣になってました。この記事を読んでいたら、当時が鮮明に脳裏に甦り、懐かしさで胸がいっぱいになってしまいました。「うさぎや」のどら焼き、本当に美味しいです。

ヒッチコック監督の「映画術」

   いやはや「ヒッチコック/トリュフォー」の文字を新聞で見るとは思いもしませんでした。昨日12月9日付朝日新聞夕刊のコラムです。昔、フランスの映画監督フランソワ・トリュフォーがアルフレッド・ヒッチコック監督との会話をまとめた「映画術」という本が晶文社から出版されたことがあります。

   猛烈な映画好きで、ヒッチコック映画をほとんど観てる私は、この本買って幾日もかけて読みました。訳者は山田宏一氏と元東大総長蓮実重彦氏、奥付を見ると初版が1981年12月25日、私が持っているのは1985年4月15日発刊の13版で、何と今から30年以上も前のことです。

   そのコラムの内容はこの「映画術」をケント・ジョーンズ監督が映画化して、今日12月10日から映画館で公開されるというのです。この映画はアカデミー賞を受賞したことがあるマーティン・スコセッシ、デビット・フィンチャー、ウエス・アンダーソン、黒沢清など10人の監督がヒッチコック作品にコメントしています。

   映画の中に「鳥」「サイコ」「めまい」などのシーンも挿入されているようで、ヒッチコック・ファンとしては何が何でも観ないわけにはいきません。いま私は久し振りに分厚い「映画術」を取り出してぺらぺらとページを繰っていますが、この映画、出来るだけ早く家内と観に行こうと思っています。                                             
                                                                                           

世界遺産「ポンペイの遺跡」

   かなり前に買った「世界遺産に隠されたゾッとする話」(河出書房新社)という本の中に、1997年に登録されたイタリアの世界遺産「ポンペイの遺跡」があります。約2000年前に火山の噴火によって埋もれてしまった街を掘り起こして申請した世界遺産で、この本をベースにして説明します。

   ポンペイはイタリアの街で、かって富裕層が集まる高級住宅地でした。ところが、西暦79年8月24日、ヴェスヴィオ火山が大噴火し、風下にあったポンペイの街に凄い量の火山灰が降りそそいだのです。その時、多くの人々はこの街から直ぐに脱出しましたが、中には逃げないで噴火が収まるのを待つ人もいました。

   しかし、翌8月25日に時速100キロ以上の火砕流が発生して、街のすべてが飲み込まれ一瞬にして埋もれてしまったのです。そして、その上に容赦なく火山灰が降り積もったのです。この大量の火山灰のために街はそのまま残ったのですが、沢山の人々の亡骸は朽ち果てて土になってしまいました。

   長い年月が流れ、1861年から本格的な発掘を始めてみてびっくり、ポンペイの街が人々の前に現れたです。火山灰の層には空洞があり、そこには、苦しそうに宙に手を伸ばしてる者、うずくまって静かに最後を迎えた者などが居てそのままの姿で石膏で固めて「ポンペイ遺物館」に展示してあるそうです。

原節子さん26歳の時の随筆

   昨年、95歳で他界した女優の原節子さんが福岡県久留米市の季刊雑誌「想苑」に「手帖抄」というタイトルで随筆を書いているのが発見されたことが朝日新聞12月6日付の朝刊に出てました。その随筆の内容は満員電車の中の光景などを通じて、戦後、日本のあるべき姿を提言してるそうです。

   原節子さんは当時26歳で、黒澤明監督の戦後初の作品「わが青春に悔なし」に出演し、それが公開された直後です。随筆は省線電車(旧国鉄)の中のエピソードを紹介、座席の若い女性が乳児を抱いて立つ母親に「抱っこさせて下さい」と手をさしのべたが、紳士が「抱いてあげる親切があったら席を譲りたまえ」と言ったなど。

   それを見て「おとなしい女性ではなく秘めた思いがあった人」とかの原節子さんは《紳士は「善」を知ってゐると云えやう。けれども「善」を行へないたぐひであろう》と書いています。また《日本といふ国は世界無比の国であり、日本人は世界でも最も優秀な民族であると考へ、自惚れてゐた》と戦争に負けたことを嘆いています。

   この随筆は立教大学の石川巧教授(日本近代文学)が見つけたそうですが、教授は「女優としての仮面を脱いで地声を響かせている」と指摘しています。原節子さんが雑誌社から依頼されて書いたと見られる随筆、全文が文藝雑誌「新潮」1月号に載ってるそうなので、買って読もうと思っています。

「原子力発電」の長所と短所

   色々と問題になっている「原子力発電」の長所と短所について考えましょう。それには、まず、電気を作る方法を大まかに知ってなければなりません。発電の方法を間単にいうと、蒸気タービンを使ってコイルとコイルの間の磁石を回すのです。その蒸気を発生させる方法は、昔から火力、水力、風力の3つでした。

   「火力発電」は重油や石炭などを使って燃料を燃やし、ボイラーで高温、高圧の蒸気を作りタービンを回します。しかし、この方法のデミリットは大量のCO2を排出すること。また「水力発電」はダムを建設する必要があり、広大な設備と大きな費用が掛かります。また「風力発電」は風速によって発電量に影響します。

   そこで、出てきたのがCO2に関係なく水蒸気を発生させる「原子力発電」です。これは原子炉の中に収められたウランおよびプルトニウムを核分裂で発熱させ、周りの水を高圧の蒸気に変えてタービンを回転させて発電する方法です。しかし、この方法は放射能に関係するというデメリットを持ってます。

   つまり、「原子力発電」の長所としては、安定して大量の電力を供給出来て発電量当たりの単価が安いので経済性が高いこと。しかし、その反面、放射線の厳しい管理を必要とし、毒性のある放射性廃棄物が発生するデメリットがあります。福島原発のトラブルによって、デメリットの大きさが鮮明になったようです。

秋に聴く珠玉の弦楽四重奏曲

   このところずっと聴く気分になれなかったシューベルトの弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」をウイーン弦楽四重奏団で久し振りに聴きました。深まりいく秋にふさわしくこよなく美しいメロディに満ちています。何しろ、全曲を通して漂う悲哀感が堪りません、ことに第2楽章の美しいこと。

   この楽章は自作の歌曲「死と乙女」の伴奏を主題に作曲したものですが、シューベルト特有のロマンチックな暖かい情感に溢れています。音楽之友社の「名曲ガイド・シリーズ」(全17巻)の解説によると、この曲が完成したのは26歳の時で、速筆のシューベルトには珍しく完成まで3年掛かっているそうです。

   この間、シューベルトの健康状態は決して良好とは言えずに激しい頭痛に悩まされ、この作品が完成した時の年末、親しい仲間が集まって開催した大晦日の会に出席出来なかったのだとか。そんな状況の中で作曲した弦楽四重奏曲、それにしては、非常に魅力的な作品に仕上げっています。

   ところで、シューベルトの弦楽四重奏曲全15曲のウィーン弦楽四重奏団の6枚組のCD、かって新宿駅西口近くにあったセコハン店「トガワ」で破格の値段がついているのを発見し、直ぐに買ったことを微かに覚えています。それにしても、シューベルトの「死と乙女」、しみじみと心に響き本当にいいです。

火星にも恐竜がいた証拠映像

   火星に生物が存在する話は人類の夢と言ってもいいかも知れません。それが、昨日、ネットで《火星で恐竜の化石(頭骨)が発見される! 歯までクッキリ、火星にもジュラ紀があった!?》というタイトルの記事を発見しました。もし、これが事実なら、衝撃的な情報と言っていいでしょう。

   なにはともあれ、NASAの火星探査機「キュリオシティ」が撮した映像をご覧になって下さい。確かに巨大な生物の頭蓋骨らしきものが映っていて、むき出しになったものが歯と言われれば、そう見えないことはありません。更にほかにも画像があり、何だかみんなリアルでびっくりします。

   これはNASAのウェブサイトで公開されている超高解像度のパノラマ画像から火星生物を追い求めるUFO研究家スコット・ウェアリング氏が発見したものだという説明がついています。そこで、ちょっと気になるのは、発見者の肩書きが「UFO研究家」であって「宇宙学者」ではないこと(私の個人的見解)。

   それにしても、火星に生物が存在したなど、それが過去の話であってもワクワクします。恐らくこの映像を見て「これは凄い!」と素直に信じる人と「そんな事はあり得ない」と頭から疑問を抱く人の両方いるのは間違いありません。有名な学者の話を聞きたいと思ったのは私だけでしょうか。

江戸城刃傷事件の資料発見

   赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした12月14日がもうすぐやってきます。その発端と言える江戸城の松の廊下で浅野内匠頭が吉良上野介を切りつけた直後の様子を伝える記録が見つかったことが昨日の朝日新聞朝刊の一面に載ってました。お読みになってない方のために掻い摘んで紹介しましょう。

   見つかった資料は、京都の西本願寺が江戸の築地本願寺に送った書状の控えを集めた「江戸江遺書状留帳(えどえつかわすしょじょうとどめちょう)」の中にあるというのです。新聞に分厚い資料の写真が載っていましたが、懸命に控えを書かざるを得ないコピー機の無い悲しさを物語っているようです。

   その書状は元禄14年(1701年)1月20日から翌15年12月24日までのもので、刃傷事件が起きた元禄14年3月14日後1週間経った21日の書状にこの事が書いてあるようです。それによると西本願寺は「不慮の儀(思いがけない事件)」と表現し、吉良への見舞いの使者を派遣すよう求めています。

   そして、4月5日の書状には「吉良殿御痛も軽ク、御食事無替事由(吉良殿、お痛みも軽く、食事も相変わることがない由)と記し「浅野内匠頭殿の乱心の様子を承りたいが、委細のことが上申されていない」と書いてあります。つまり、京都が江戸に刃傷事件の詳しいことを聞いてる書状でとても貴重だそうです。

高層ビルのエレベーター

   世界中に高層ビルが増えています。人を目的の階に運ぶ高層ビルのエレベーター、全部で何台設置すればいいのかは、設計上、重要な問題です。少ないと混乱するし、多すぎると費用の無駄になり、設計者はシュミレーションによって、適正な台数を決めているのは言うませもありません。

   ところで、高層ビルのエレベーターに「スカイロビー方式」というのがあるのをご存知でしょうか。この仕組を図入りで説明しているサイトがあるのでご覧になって下さい。立ち上げると「スカイロビー方式の仕組み」の図の右に書いてあるのが普通のエレベーターで、左が「スカイロビー方式」です。

   これを初めて採用したのは、1969年に竣工されたアメリカのシカゴの100階の高層ビル「ジョン・ハンコック・センター」だそうですが、早い話が、例えば1階~30階をA、31階~60階をB、61階~100階をCの分担方式。乗客は乗換えしなければならないデメリットがありますが効率的です。

   最後に一つ、エレベーターに関する面白い話をしましょう。前に《スペインで高層ビルの完成間近にエレベーターを付け忘れていたことが発覚した》というニュースが世界中を駆け巡り、そんな馬鹿なと誰もが大笑いしました。ところが、これが「大誤報」だったのです。詳しく知りたい方はこのサイトをお読みになって下さい。

ピラミッドの中に秘密の部屋

   今朝の朝日新聞にエジプトのピラミッドの中に、まだ誰も見ていない空間が発見されたということが出てました。日本、エジプト、フランス、カナダの国際共同研究チームが、ピラミッドを一切壊さずに世界最先端の科学技術ミュー粒子という宇宙線で透視した結果、中に未知の空間があることが解ったというのです。

   ミュー粒子は厚さが1キロメートルもある岩盤を通り抜け、粒子の通り道に何か物があると、その密度によって透視する量が変化するそうです。これを利用して、ピラミッドの中に置いた検出器で粒子の量を測ったところ、想定より透過量が多い場所があったのだとか。つまり、それが空間なのです。

   その空間の大きさはまだ解っていませんが、その場所近くの外側には、屋根のような切り妻構造に石が組まれた場所があり、考古学的な観点からも、その奥に重要な物がある可能性を示しているというのです。この方法は電源が必要なく、水中でも調査出来るのが利点の一つと言われています。

   このミュー粒子を使って調査した例は、東京電力福島第一原発の原子炉の透視、火山内部のマグマの動きの監視、手抜き工事など違法建築の調査、地下廃坑の採掘跡調査、採石場で空洞の有無を調べる安全調査など。ところで、今回、ピラミッドで発見された秘密の部屋(?)に何があるのかとても楽しみです。

コメディ映画の二本の佳作

 おばあさんが主役の二本のコメディ映画の佳作を紹介します。そのタイトルは「毒薬と老嬢」と「マダムと泥棒」、どちらも、結構、名が知れている映画なので、ご存知の方は沢山おられると思います。コメディ映画が好きで未見の方は、是非、ご覧になって下さい。二本ともTSUTAYAにあります。

   まず、「毒薬と老嬢」の監督は名作を沢山生んでいるフランク・キャプラで、主演はケイリー・グラントと天真爛漫のおばあさんを演じるプラシラ・レイン、舞台劇の映画化です。ともかく、ブラック・コメディの佳作と言ってもいいこの映画、ひとたびハマったら何度でも繰り返し観たくなります。

   そして、「マダムと泥棒」も部屋を貸している純真無垢のおばあさんが主役です。ある日、弦楽五重奏団が練習に使いたいと部屋を借りに訪れます。ところが、実際は音楽とは無縁の泥棒集団です。しかし、おばあさんを騙す為にいつも弦楽五重奏のレコードを掛けますが、この手法が秀逸で笑えます。

   この二本のコメディ映画、とても雰囲気が似ているので一緒に紹介したくなりました。ともかく、最近は知的なコメディ映画を作らなくなってしまっているので、貴重な映画と言っていいかも知れません。二人のおばあさんの演技を比較して楽しめますので、二本一緒に借りることをお奨めです。

« 2016年11月 | トップページ | 2017年1月 »