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お尻が痛いプロのピアニスト

   ピアニストの青柳いづみこさんは筆も立ち、何冊も随筆の本を出版しています。その中の一冊「モノ書きピアニストはお尻が痛い」と言うタイトルの本の中に「ピアニストのお尻」という一文があり、その書き出しの《クラシックのピアニストは、お尻に痣があるのを知っていますか?》にびっくり。

   そのあと《理由は簡単。とてつもなく長い時間、ときには一日八時間ぐらい硬い椅子の上に座り、椅子の端に尻っペタをひっかけるようにして練習するからだ。…》とあります。なるほど、プロのピアニストは長時間の練習によってお尻に痣が出来るのを知りました。つまり、一種の職業病と言っていいかも知れません。

   かなり前の話のようですが、モノ書きピアニストの青柳さんは、そんな状態の時にみすず書房から「水の音楽」という本を出版するのが決まっていて、500枚ぐらいの原稿を書かなければなりません。そして、同時に本の内容の「水の音楽」のCDを出すためにお尻の痣をものともせずピアノの猛練習です。

   「水の音楽」とはリストの「エステ荘の噴水」をお手本にラヴェルは「水の戯れ」を書き、ドビッシーは水そのものよりも、水に映る影を眺める人の心のうつろいを「水の反映」という美しい曲にしました。青柳さんはお尻に痣を作りながら、この素敵な音楽を本に書きCDも出したようです。いやはや凄いです。

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