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観た後しばし呆然の凄い映画

   小林信彦さんの随筆集「映画を夢見て」の中に《ビリー・ワイルダーの演出は「一流」だろうか?》というタイトルの一文があります。古い映画ファンなら、ビリー・ワイルダー監督の映画が好きな人はいっぱいいるはずです。実は私もその一人で、真っ先に頭に浮かぶのは白黒映画の「情婦」。

   このエッセイを読み直したら、何だか久し振りにこのDVDが観たくなり、かつ語りたくなりました。原作はアガサ・クリステイで「検察側の証人」という短編の映画化です。この映画ばかりはまだ観てない人のために口が裂けてもストーリーを言えません。勿論、「映画大辞典」も見ては駄目です(でも映画好きは配慮してます)。

   ただちょっとだけ言えるのは、法廷映画でラスト近くにドンデン返しが続けて二度もあるということ。主演の弁護士を演じているのが名優チャールズ・ロートンで、あとマレーネ・ディートリッヒタイロン・パワーが脇を固めている非の打ち所が無い映画です。ともかく、推理小説の好きな人は観た後しばし呆然とします。

   何しろ、この映画を観た原作者のアガサ・クリステイが「私の小説を超えてる」と絶賛したというのを何かで読んだことがあります。ビリー・ワイルダーの演出はこの一作だけでも「一流」です。もし未見の方はこの土日にTSUTAYAで借りて、是非、ご覧になって下さい。「凄い映画を紹介してくれた」ときっと私に感謝します。

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