無料ブログはココログ

« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

笑えるイグ・ノーベル賞

   ノーベル賞に否定を表す接頭辞「イグ」を付けた1991年創設のイグ・ノーベル賞があります。この賞を考えたのはアメリカで《人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究》をした個人やグループに対して与えられるもので、ノーベル賞のパロディと言ってもいいかも知れません。

   今年2016年に表彰された10の賞を解説したサイトがあるのでご覧になって下さい。日本はこの賞を受けてる常連で、今年も立命館大学の東山篤規教授のチームが、上半身をかがめて股の間から逆さにものを見ると物の見え方が変化する「股のぞきの研究」で受賞しています。

   そのほか、ドイツのリューベック大学の神経学者のチームが考えた右腕にかゆみを感じている人の左腕を鏡に映し、あたかも右腕が掻かれているかのような見え方で左腕を掻くと、右腕のかゆみがおさまる研究も面白いです。ともかく、ユーモアを理解してないと「なにそれ?」になる賞と言っていいでしょう。

   受賞式は毎年10月にハーバード大学のサンダーズ・シアターで行われ受賞者の旅費と滞在費は自己負担、そして受賞者は講演で聴衆から笑いをとることが要求されています。しかし、講演してる最中に少女が登場して「もうやめて、私は退屈なの」と連呼するとか。では、過去のすべての受賞者の一覧です。

推理作家の若き日の秘密

   日本の名随筆「秘密」の中に推理作家の江戸川乱歩が「乱歩打明け話」というタイトルで中学二年15歳の時の初恋の話を書いています。何と相手は同じクラスの男性で、乱歩はこんな風に書いてます。《それが実に熱烈で、僕の一生の恋が、その同姓に対してみんな使いつくされてしまった観があるのです》と。

   どうやらその男性は、絵が上手で剣術が強い美男子で、感傷的な美文の付文(ラヴ・レター)のやり取りをしてたようです。次第にクラス中の噂になり、先生に連れられて海に行き旅館に泊まった時など、級友が乱歩とその男を隣同士に並んで寝かせても乱歩はイヤとは思わなかったとか。

   しかし《三年四年と級が進に従って、相手の口辺に薄髭が生え、僕の紅顔にニキビが出はじめた。いやそんなになる前に、何が理由であったか忘れてしまったが、二人の仲はいつとなく遠々しくなっていたようです》。そして、中学校を終えないで彼は病のためにはかなく世を去ってしまったそうです。

   この話は何か「秘密」書いて欲しいと出版社に依頼されて書いたもので、書いていてしまいに自分でイヤになったようで最後は《読者も飽きただろうし、僕も実は少々いやになったから、ひとまず筆を置く》で結んでいます。江戸川乱歩が自ら語る若き日の秘密を書いてしまいました。

チェット・ベイカーの映画

   友人と二人だけの「音楽とオーディオを語る会」の11月の例会で大変な情報を聞きました。かなり昔、私にジャズってこんなにいいものだと教えてくれたトランペッター、チェット・ベイカーを描いた映画「ブルーに生まれついて」が渋谷の文化村の映画館「ル・シネマ」で、現在、上映中だというのです。

   この映画の存在はかなり前に知っていましたが、一体、どこの映画館でいつから上映されるのかまったく知りませんせした。私が熱烈なベイカー・ファンであることを知ってる友人が、新聞の片隅に載っていたこの情報を教えてくれたのです。ところが、私にとってこの映画の内容に二つばかり問題があります。

   チェット・ベイカーが麻薬に苦しんだことは周知のことですが、この映画はベイカーが麻薬から逃れる状況を克明に描いているというのです。ベイカーが大好きな人間として、ベイカーが麻薬に溺れてる姿を観るのには抵抗があります。そして、もう一つはベイカーを演じている俳優がイーサン・ホークなのです。

   イーサン・ホークは恋愛映画「恋人までの距離」の俳優で、この映画が好きで何度も観ていて、この映画のイメージが強烈に頭に残っています。それだけにこの俳優がチェット・ベイカーを演じているとなると、ちょっと違和感を感じるような気がしてなりません。観るべきか観ない方がいいか、目下、思案中です。

思わず驚く週刊誌の記事

   週刊誌って凄いです。「週刊文春」12月1日号に《安倍・トランプ非公開会談全内幕》というタイトルの記事を見つけました。11月17日に行われた安倍首相と次期アメリカ大統領の会談の内容は約1週間経過した今になってもまったく見かけません。それが週刊誌に載っているというのですから驚きます。

   詳しく知りたい方は「週刊文春」を買って貰うとして、ちょっとだけ知りたい方にこの記事の中から掻い摘んで紹介しましょう。この記事の筆者はジャーナリストの山口敬之氏。記事の中に《安倍もトランプも固く口を閉ざしている以上、その具体的内容をつぶさに知る事は出来ない》とあります。

   ということは、山口氏がいくら安倍首相に近いジャーナリストと言っても別に安倍首相から聞いたわけではなく、会談後に行われた日米間の折衝を詳細に検証した結果、トランプが選挙戦で連呼していたような撤退をちらつかせながら巨額の費用負担を求めることは一切言ってきてないというのです。

   《その代わりに、自衛隊の果たす役割の質と量を増やす事が可能かどうかを尋ねてきている。特に「GDP比1%」という防衛費枠を変更する余地について興味を示している模様だ》と書いてあります。しかし、これらはみんな山口氏の推察であって、実際にどうなるかはまったく解らないのは言うまでもありません。

観た後しばし呆然の凄い映画

   小林信彦さんの随筆集「映画を夢見て」の中に《ビリー・ワイルダーの演出は「一流」だろうか?》というタイトルの一文があります。古い映画ファンなら、ビリー・ワイルダー監督の映画が好きな人はいっぱいいるはずです。実は私もその一人で、真っ先に頭に浮かぶのは白黒映画の「情婦」。

   このエッセイを読み直したら、何だか久し振りにこのDVDが観たくなり、かつ語りたくなりました。原作はアガサ・クリステイで「検察側の証人」という短編の映画化です。この映画ばかりはまだ観てない人のために口が裂けてもストーリーを言えません。勿論、「映画大辞典」も見ては駄目です(でも映画好きは配慮してます)。

   ただちょっとだけ言えるのは、法廷映画でラスト近くにドンデン返しが続けて二度もあるということ。主演の弁護士を演じているのが名優チャールズ・ロートンで、あとマレーネ・ディートリッヒタイロン・パワーが脇を固めている非の打ち所が無い映画です。ともかく、推理小説の好きな人は観た後しばし呆然とします。

   何しろ、この映画を観た原作者のアガサ・クリステイが「私の小説を超えてる」と絶賛したというのを何かで読んだことがあります。ビリー・ワイルダーの演出はこの一作だけでも「一流」です。もし未見の方はこの土日にTSUTAYAで借りて、是非、ご覧になって下さい。「凄い映画を紹介してくれた」ときっと私に感謝します。

紅白歌合戦の話題

   今朝の日刊スポーツの大きな見出しは《紅白出場 46組発表も名前なし SMAP》。今年限りで引退を発表しているSMAP、しかも、2005年から11年連続出場中ですから、当然、歌い納めとして紅白歌合戦に出場するものと思っていたら、どうやらその考えは甘かったようです。

   恐らく全国のSMAPファンはさぞがっかりしたことでしょう。でもNHKは《歌手枠での出場はなくなったが、引き続き企画枠やサプライズなどでの出場を打診していき、最後の最後までお願いしたいと思っています。具体的な交渉期限は決めていません》と言ってるので、出場の可能性は有るかも知れません。

   また、AKB48は特別企画で、紅白のステージで歌う48人をメンバー325人の中から今後立ち上がる番組公式アプリやデータ放送で視聴者の選抜投票を実施。そして12月29日に48人の名前を発表し、順位1位の人がセンターを務めるそうです。これも今年の紅白の話題と言っていいでしょう。

   ところで、紅白歌合戦の第1回から67年間の司会者と出場歌手と歌った曲がすべて出ているサイトを発見したのでご覧になって下さい。ためしに第1回を見たら出場歌手は14人で、勿論、テレビが無かった時代なのでラジオで1月3日に1時間放送。このサイト、古い年を見てると懐かしさで胸がいっぱいになります。

ドラマ「科捜研の女」の魅力

   最近は好きな推理小説とすっかり遠ざかっていますが、テレビで「科捜研の女」を録画してよく観ています。ともかく、このドラマ面白いです。推理小説を読んだら、普通、1、2時間では終わらないのに、この時間内に基本的に決着がつき、一冊の推理小説を読んだ充実感があり、非常に楽しめます。

   何しろ主人公の京都府警科学捜査研究所の榊マリコ(沢口靖子)と刑事の土門薫(内藤剛志)のやり取りが堪りません。ところで、榊マリコのプロフィールがネットのウイキペディアに書いてあるので、ご存知ない方のために紹介しましょう。年齢は第1シリーズ時点で30歳、血液型はB型。

   平成元年に東亜大学を卒業し、同大学の大学院で犯罪学の博士号を取得しています。バツイチで元夫は京都府警の刑事部長だった倉橋、二人の間に子供はいませんが、仕事以外はだらしない部分があるのが離婚の原因と言われています。こんな話、「科捜研の女の登場人物」を読むまで知りませんでした。

   また、このドラマの原作はなく、原案として《「科学捜査事件ファイル 証拠は語る」の須藤武雄と科学捜査研究会》、そして、シナリオは色々の方が書いているようです。ともかく、事件が解決するまでの科学的な捜査には目を見張るものがあり、いつしかすっかりこのドラマのファンになっています。

ユーモアとウイット

   面白いことを言って人を笑わすのって楽しいもので、そのごく簡単な手段にダジャレがあります。ところで笑いを分類するとユーモアとウイットがあるのはどなたもご存知でしょう。広辞苑でユーモアを調べてみると《上品な洒落(しゃれ)やおかしみ》、そして、ウイットは《機知。気転。頓智》と書いてあります。

   これを読んでもこの二つの厳密な違いはなさそうで、境界は至って曖昧、強いて言えば機知に富んだユーモアをウイットと言ってもいいのかも知れません。ともかく、ユーモアにせよウイットにせよ、その人が身についたセンスがないと、咄嗟に周囲を笑わす知的な面白いことを言うのは難しいでしょう。

   ネットで《世界の偉人・著名人たちによるウィットに富んだ「切り返し」32例》というサイトを発見したので、お読みになって下さい。ここに登場する古今東西の偉人や著名人は写真も載っていて、読むと思わず「なるほど」と感心してしまいます。中で何度も出てくるのはジョークや毒舌の名手、英国のウインストン・チャーチル氏。

   氏は機知に富んだ発言をいっぱい残しているのは有名で、外国の政治家はユーモアのセンスは欠かせないようです。ちょっと古い記事で、ネットに「ユーモアはアメリカ大統領の必須科目」とありますが、この前のテレビ討論を見た限りではトランプ氏のユーモアのセンスは皆無のように思えます。

思い出の「ロード・ランナー」

   書類を保存するクリア・ファイルに英文で「CHAMPION LODE RUNNER CERTIFICATE」(チャンピオン ロード・ランナー 証明書)と書かれた一枚のA4の書類を見つけました。1989年(「証明書」の日付)にパソコンのゲーム「ロード・ランナー」150面をクリアした時にゲーム会社から送ってきた書類です。

   まだマイクロソフトのOSがDOSの時代、富士通が「FM-7」というパソコンを発売しました。何しろ、大型コンピューターしか作っていなかった富士通が、サラリーマンでも買える値段のパソコンを発売したのですから大変なニュースで、多くの人が先を争って買ったのです。勿論、私もその一人。

   そして、このパソコンで熱中したゲームに「ロード・ランナー」があります。最初、発売されたのが100面、会社の休日には朝から晩まで遊んでいたと言っても過言ではないでしょう。やがて悪戦苦闘の末にすべてクリアしました。すると、このあと「チャンピオンシップ・ロード・ランナー」50面が発売になったのです。

   この50面の難しさたるやもの凄く、1面クリアするのに幾日も掛かったことがあります。そして、1面クリアするごとに「暗証コード」が出てきて、この50の「暗証コード」をゲームの製作会社に送った結果貰ったのがこの「証明書」です。この「ロード・ランナー」(これとは少し違う)の寝食を忘れる面白さ、もう最高でした。

現実になった「もしトラ」

   アメリカ大統領選挙のことは何度もブログにアップして、決着がついたことだしもう書くまいと思ってました。ところが「週刊文春」11月24日号に池上彰さんが、トランプ氏が大統領になるとどんなことになるのか書いていて、日本人も知っていた方がよさそうなので、読んでない方に紹介したくなりました。

   池上さんのこのコラムの書き出しは《アメリカ大統領にもしもトランプ氏がなってしまったら……。これを「もしトラ」と呼んでいましたが、まさかが現実になりました》。投票が始まる前は、アメリカの大方のメディアはクリントンさんの優勢を伝え、大抵の人がそうなるものと思っていました。

   しかし、現実は予想を大きく外れることが起きたのです。これにより、まず考えられるのはオバマ政権が八年かけて実現してきた政策をすべて否定しまうかも知れないと池上さんは書いています。また外交面でも「プーチン大統領を尊敬する」と明言しているトランプ氏ですから、どんな展開になるのか予断を許しません。

   それにトランプ氏は地球温暖化を信じてなくて、これは「アメリカの製造業の競争力を下げるため中国が作り出したものだ」と言ってるそうです。もし救いがあるとすればドナルド・トランプ氏の目的が「世界一の権力者」になることで、就任すればそれで満足して何もしないこと。大変な人物が大統領になったようです。

秋が似合うジャズ・アルバム

   今の季節にぴったりのジャズ・アルバムを一枚紹介しましょう。そのアルバムのタイトルは「ヘレン・メリル・ウイズ・クリフォード・ブラウン」(EJD-3001)、ただしジャケットにはただひとこと「helen merrill」。「ニューヨークのため息」といわれているヘレン・メリルがトランペッター、クリフォード・ブラウンと共演しています。

   かなり有名なアルバムなので、ご存知の方はいっぱいおられると思いますが、もし初耳のジャズ・ファンがいたら、是非、あなたのコレクションに今日にでも加えて頂きたいアルバムです。人様にお奨めするには、改めて聴かなければならないと、昨日、久し振りに聴いて、深まりいく秋にジャズを満喫しました。

   このアルバムに収録されてるのは7曲、その2曲目のコール・ポーターの名作「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム」の素晴らしいこと。ヘレンのヴォーカルがぐいぐい聴く者を引きつけ、ブラウンのトランペット・ソロが実に快適にノリまくっていて正に絶品と言うしかありません。

   このアルバムを作った時、ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンは同い年の24歳、クリフォード・ブラウンと親友の編曲のクインシー・ジョーンズは何と21歳。そして、このアルバムを作った二年後、クリフォード・ブラウンは26歳の若さで交通事故で他界しています。ともかく、ジャズ・ファン必聴のアルバムです。

木造住宅解体の凄いプロの技

   隣の家の木造住宅が老朽化したとかで、取り壊して三階建て鉄筋のビルを建てる計画、まず約一ヶ月で解体作業が終了しました。何しろ、隣ですから、窓を開けるとその作業をつぶさに観察することが出来ます。始まる時は現場の回りにパイプを立て、シートで囲んでいるので、手作業の部分を見ることが出来ません。

   しかし、やがてスペースが出来て、ボディに「CATERPILLAR CAT」と書いてある重機の登場です。この機械を操作する人の技術凄いです。まるで人間の手のような五本指の形をしたアームをレバーで巧みに操って取り壊しを行うのです。ネットに同じような作業をしている動画があるのでご覧になって下さい。

   建物を解体するにはどこから手をつけて、どのような手順で行えばいいのかちゃんとマニュアルがあるのでしょう。操作する人は的確に技術を駆使して、建物を見る見るうちに取り壊していきます。そして、出てきた廃棄物を木材、金属などに分けて、トラックに淀みなくどんどん積み込んでいきます。

   その迅速な作業があまりにも見事なので、思わず心の中で拍手していました。ほぼ終了したところで職人と顔を合わせた私「ご苦労様でした」職人「うるさくてご迷惑をおかけしました」私「プロの凄いワザに感動しました」職人「ありがとうございます」。完璧にきれいになった更地を眺めて、ワザの余韻を味わってます。

「写真」撮影に絶望した過去

   現役時代、コンピューターのプログラムで大変お世話になったディーラーの方が藤沢の「湘南写真クラブ」に入っていて、年1回の写真展に行ってきました。リタイアしてから入会した写真クラブで先生に写真技術を習っている関係で、その上達は著しく、素晴らしい作品を鑑賞させて頂きました。

   その方は奥さんも同じクラブに入っていて、一緒に撮影旅行に行って撮った素敵な写真が展示されていましたが、先生の指導で撮った写真は私のような自己流とは次元が違います。実は私も、まだデジタル・カメラがなかった頃写真にこり、カメラ・バッグに交換レンズを詰め撮影旅行によく行ってた経験があります。

   私の愛用のカメラは、当時、かなり人気があった「アサヒペンタックスSP」で、持っていた交換レンズは200ミリ、135ミリ、35ミリ、28ミリ。その写真展を観たら、昔、休日に日帰りの予定で一人「嬬恋」に撮影に行き、終列車に乗り遅れて駅前の旅館に一泊するハメになり会社に休暇の電話を入れたことをふと思い出しました。

   家に帰って押入の中を探したら、ほこりをかぶって無残な姿になってる「アサヒペンタクスSP」や交換レンズが処分出来ないでしまってあるのを発見。私がデジカメ時代になって一度も一眼レフを買ってない理由は、何度カメラを買い替えても一枚もいい作品が撮れないで、いつしか「写真」撮影に絶望したからです。

猫の寝言

   著名人のエッセイはその方の日常の生活が解り、新しい知識が増えるのでよく読みます。そして、場合によってはブログの話題に使わせて頂いています。その著名人でよく私のブログに登場するのは村上春樹氏。引用する時は、ちゃんと本のタイトルを書いておけば問題ないと何かで読んだことがあります。

   今日、取り出したのは村上春樹さんが文章を書き、安西水丸さんの絵が入っている随筆集「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」(朝日新聞社)。その中に「長寿猫の秘密・寝言編」というタイトルの一文があります。私は猫も犬も好きで、家にペットを置いた経験は猫を短い期間一度だけあります。

   この随筆で知ったことですが、ある種の猫は夢を見るし、寝言も言うのだそうです。ある日、奥さんが留守の時に村上さんが飼ってるシャム猫と一緒に寝ていると、耳元で「だってそんなこと言ったって……」という小さな声が聞こえた(気がした?)そうです。村上さんは熟睡してる猫を起こして「今何か言った?」と。

   そのメス猫は《「まったくこの人、なにを言ってるのかしら?」という風情で、布団から出て、首を振り振りそのままどこかに行ってしまった。でも僕はそのとき、「この猫はきっと何かを隠している」という強い印象を受けた》と村上さんは書いてます。猫は本当に寝言を言うそうで、これがそのYouTubeです。

思い切った監督の決断

   負けたらサッカーW杯出場が危うくなるサウジアラビア戦、ハリルホジッチ監督は本田、香川、岡崎の主力選手をスタメンからはずすという思い切った作戦に出ました。その効果が出たのか、選手の一人一人がいつになく積極的で、素人目でも最初から反則すれすれのボール扱いをしてるように見えました。

   この勢いに押されたサウジアラビアは激しいデフェンスをせざるを得なくなり、再三のイエローカードで、 チームのリズムが崩れたのは間違いありません。それでも日本は点が入らず、0-0のまま前半が終わるかと思われた時に清武が反則をとってPK、自分で蹴って1-0にしたのも大きかったです。

   そして、試合終了の10分前に後半投入した香川と原口で追加点をあげ、これで勝ったと思いました。今朝の日刊スポーツに評論家永島昭浩氏はこう書いてます。《縦パス中心のカウンターを掲げてきたハリルホジッチ監督が、大きな決断を下した。多彩なビルドアップからパスワークを存分に駆使。

   こぼれ球への対応、素早い寄せを含め、すべてにおいて質が高かった》と。この勝利で日本はサウジアラビアと勝点10で並び、得失点がサウジラビアが+4で日本は+3なので2位、まだ安心は出来ませんが、W杯出場の可能性が出てきたと言えるでしょう。それにしても、とてもいい試合でした。(ハイライト

火星に関しNASAの新発表

   またしても、NASAが火星の新しい研究成果を発表し、ネットで《40億年前の火星は超絶美しい惑星だったことが判明!古代火星文明を裏付ける証拠となるか!?》というタイトルの記事を発見しました。40億年前のことが何で解るかの疑問は傍らにおいといて楽しい話題と言っていいでしょう。

   その記事によると、地球に単細胞が誕生したと言われる40億年前、火星は沢山の水をたたえた美しい惑星だったというのです。その海の大きさは火星全体の20%を占めるほど広大だったと考えられ、火星は豊かな環境だったと前に発表しました。しかし、その水がいつ消滅したかは謎のままでした。

   それが今回、NASAの研究チームは《火星には20~30億年前までは水が存在していた》と発表、つまり、およそ10億年もの間、火星には豊富な水が存在していたことが新たに判明したというのです。研究チームは、火星表面にある22個のクレーターを調べて火星が水を保有していた期間が判明したのです。

   《また研究チームは盆のようにくぼんでいるクレーターも発見しており、この形から「ハートレイク」と名づけられたこのクレーターは、古代火星時代には大きな湖であった可能性が高いと主張している》そうです。もっと詳しく知りたい方はこの記事を丹念にお読みになって下さい。火星の話、面白いです。

お尻が痛いプロのピアニスト

   ピアニストの青柳いづみこさんは筆も立ち、何冊も随筆の本を出版しています。その中の一冊「モノ書きピアニストはお尻が痛い」と言うタイトルの本の中に「ピアニストのお尻」という一文があり、その書き出しの《クラシックのピアニストは、お尻に痣があるのを知っていますか?》にびっくり。

   そのあと《理由は簡単。とてつもなく長い時間、ときには一日八時間ぐらい硬い椅子の上に座り、椅子の端に尻っペタをひっかけるようにして練習するからだ。…》とあります。なるほど、プロのピアニストは長時間の練習によってお尻に痣が出来るのを知りました。つまり、一種の職業病と言っていいかも知れません。

   かなり前の話のようですが、モノ書きピアニストの青柳さんは、そんな状態の時にみすず書房から「水の音楽」という本を出版するのが決まっていて、500枚ぐらいの原稿を書かなければなりません。そして、同時に本の内容の「水の音楽」のCDを出すためにお尻の痣をものともせずピアノの猛練習です。

   「水の音楽」とはリストの「エステ荘の噴水」をお手本にラヴェルは「水の戯れ」を書き、ドビッシーは水そのものよりも、水に映る影を眺める人の心のうつろいを「水の反映」という美しい曲にしました。青柳さんはお尻に痣を作りながら、この素敵な音楽を本に書きCDも出したようです。いやはや凄いです。

マニアが喜ぶ鉄道線路の話

   鉄道が好きな人に、線路の話をしたら、どなたも身を乗り出すのは間違いないでしょう。最近、ネットでかなり専門的なことを書いてる「鉄道線路の話」というサイトを発見したので、鉄道が好きな方は、是非、お読みになって下さい。でも、マニアの仲間入りをしたばかりの人にはいささか難しいかも知れません。

   そこで、今回は私の愛読書「鉄道のすべてがわかる事典」(PHP研究所)から、初心者でも解る「カーブ通過速度」のことを少し書きます。鉄道線路にカーブは付きもので、カーブではその半径に応じた制限速度が定められています。勿論、脱線しないためですがそればかりでは無いのです。

   乗っているお客さんの乗り心地がよくなければなりません。電車がカーブにかかると、当然、遠心力が発生し、これを緩和させるためにカーブ箇所では、外側のレールの高さを内側より高くしてあります。これをカントと言い、カーブの半径と通過する電車の平均速度からカントを計算しています。

   この平均速度を上回る電車はカント不足、平均速度を下回る電車はカント超過となり、どちらも乗り心地に影響します。このカント量を体感したければ、電車の一番先頭に乗って線路を見てればいいのですが、運転席の窓がいつも開いてるとは限りません。ともかく電車の先頭の窓は鉄度好きの特等席です。

「おにぎり」と「おにぎらず」

   週刊誌のコラムは貴重な情報源です。「週刊文春」11月17号にエッセイストの平松洋子さんが「マルサンカクシカク」というタイトルで「おにぎり」を論じています。それによると、コンビニで売っている赤飯の「おにぎり」はマルでないと売れないのだそうです。試しにサンカクにしたら売上がてきめんに減少したとか。

   あまり、コンビニの「おにぎり」に注意をはらったことがなく、また、自分で「おにぎり」を握ったことが無い私は知らなかったのですが、コンビニで売ってる「おにぎり」は一般的にサンカクが主流だそうです。ところが、最近はシカクの「おにぎり」が増えだして、これには「おにぎらず」という名称がついているのだそうです。

   最初は漫画「クッキングパパ」で紹介され、今やレシピ本まで出てるブームなのだそうですが、ともかく、握らない「おにぎり」なのです。ごはんの四角い面積の上に具を乗せる時、半分は塩鮭のほぐし身、残り半分はちぎった梅干しにすると、一個のシカクの中に別々の味が同居していいのだそうです。

   平松さんはこう書いてます。《マルにもサンカクにも出来ない芸当である。さらに匠の技「三分割」なら、塩鮭、いくら、たらこを分割配置して超豪華。具を分けずに何種類を重ねるバージョンもある》とか。どうみたって「おにぎり」とは言えずに、そこで「おにぎらず」のネイミングは頭がいいです。

「接続詞」は文章の極意

   文章を書く人は誰でもそうですが「接続詞」に気を使います。今回は石黒圭著「文章は接続詞で決まる」(光文社)という本をベーズに「接続詞」のことをちょっと考察しましょう。例えば《駅前の立ち食いそば屋は安い。しかも、おいしい》と《駅前の立ち食いそば屋は安い。しかし、おいしい》を比べてみます。

   前者は《安くておいしい》という消費者にとってプラス面の単なる共存を表していますが、後者は《安いけれどおいしい》という意外性を表現していて、「しかも」と「しかし」のどちらを使うかによって意味がまったく違ってきます。ここが文章を書く上での悩みどころで、文章の極意と言っていいでしょう。

   「しかし」と同じ意味を持つ「接続詞」として、ほかに「だが」「でも」「それでも」「けど」「だけど」「とはいえ」「とはいうものの」「そうはいうものの」が存在し、若干、ニュアンスが違ってくるので、どれを使うのが適切か悩むことがあり気になったらキリがありません。本当に日本語は奥が深いです。

   著者の石黒氏はこの本の序章にこう書いています。《読者にわかりやすく、印象に残るような文章を書きたい。その気持ちは、プロの作家であろうと、アマチュアの物書きであろうと変わりません。プロの作家は接続詞から考えます》と。私もブログを書いていて、いつも「接続詞」には悩んでいます。

直面した「驚くべき番狂わせ」

   何度もブログにアップしたアメリカ大統領選挙がようやく終わりました。三度にわたるテレビ討論が開催された頃の世論調査では、かなり劣勢と伝えられていたドナルド・トランプ氏が大統領の椅子を勝ちとりました。これは大変な予想はずれで、アメリカのメディアですら「驚くべき番狂わせ」と言ってます。

   世界中がびっくりしてるこの結果は、一体、何が要因なのでしょうか。恐らくアメリカ国民は投票直前になってこう考えたのではないかと思いました。言いたい放題のトランプ氏の人間性はどう考えても大統領にふさわしいとは思えません。それに政治の経験がまったくない人物なのです。

   しかし、一般庶民はどちらかと言うと富裕層の味方のようなクリントン候補にトップを委ねることに躊躇し、また、あらゆる面でアメリカにとって初めての女性大統領に不安を抱いたのも事実でしょう。どちらの候補者にも首を傾げるなら、むしろ男性を選んだ方がプラスになると思ったに違いありません。

   ところで、ネットで「ヒラリーが、しぶとく嫌われ続ける根本理由」というサイトを発見しました。それを読むと、どうやらトランプが大統領の椅子を手に出来たのは相手がクリントンだからのような気がします。今朝の朝日新聞「天声人語」にアメリカ国民は《やぶれかぶれでもトランプ氏の「変化」に賭けた》とあります。

永久に消せない強烈な出来事

   深まりいく秋の中で、マーラーの交響曲第2番「復活」が無性に聴きたくなり、昨日、クラウス・テンシュテット指揮の北ドイツ放送交響楽団でマーラーを堪能しました。実はこの二枚組には思い入れがあるのです。かなり前に音楽評論家の許光俊氏と鈴木淳史氏の共著「クラシックCD名盤バトル」(洋泉社)を読みました。

   すると、許さんはもともと私が好きなこの曲をこんな風に書いていたのです。《この演奏を聴かないでマーラー・ファンは名乗れないとすら言ってよいかも知れない。北ドイツ放送響はテンシュテットを嫌って、両者の関係はたちまち途絶えたが、それもそのはず、こんな演奏を常にさせられていたら身が持たない。

   頭もおかしくなるかもしれない。人間は真実よりも自己保存を選ぶというちょっと寂しい教訓を与えてくれる。…》。これを読んだらマーラー・ファンを自負している私がどうしてもこの演奏を聴きたくなって当然でしょう。ところが、このCDは違法な海賊盤で普通のCD屋では絶対に手に入らないのです。

   私は秋葉原近辺をかなり長い間探し回りましたが徒労でほぼ諦めていました。それが、ある朝、私がこのCDを探し回っているのを知っていた知人がヤフー・オークションで手に入れて何と宅急便で送ってくれたのです。この朝の思いもしなかった強烈な出来事は今も脳裏に鮮明で、永久に消すこは出来ません。

将棋のプロ棋士になる手順

   将棋が好きな方に声を大にしてお奨めしたい一冊の新書本があります。永世竜王の資格を持っている渡辺明九段が書いた「頭脳勝負 ――将棋の世界」(ちくま新書)。この中にはプロの将棋の裏話がいっぱい書いてあって、「へー、そうなんだぁ」とびっくりするのは間違いないでしょう。

   この中から、今回はプロの棋士になるための手順を渡辺九段は色々と書いているのでちょっとだけ紹介します。まずプロを目指す人は日本将棋連盟にある「奨励会」に入らなければなりません。しかし、ここは誰でも入れるわけではなく、一年に一回の試験に合格する必要があります。

   この試験はまず受験者同士で対局し、残った人が「奨励会員」と指して、その成績で合否をきめるのだそうです。ただし、この試験に合格するためには。最低でもアマチュア三、四段の力を持ってないと無理だとか。この受験には年齢制限があり、24歳以上の人は受験することが出来ないのです。

    つまり、24歳以上の人はどんなに強くても絶対にプロになれないのです。ともかく、試験に合格すると「奨励会員」になり、まだプロではないのですが、アマチュアの大会参加が出来なくなります。そして、6級からスタートし、1級の次が初段で、四段になった時に初めてプロ棋士と呼ばれるのです。

韓国大統領の事件の発端

   韓国の大統領が大変なことになってます。そもそも、このことが明るみに出た発端は何だろうと思っていたら、「週刊文春」11月10日号に詳しく書いてありました。韓国のテレビ局、JTBCの記者が大統領の40年来の親友、崔順実(チェ・スンシル)の事務所を取材に訪れたのだそうです。

   そして、タブレット型パソコンの中を見たら大統領の演説草稿があり、訂正した痕跡もあるのでびっくり。記者が大統領に問いただすと、大統領は事実関係を認め、こう説明したのだそうです。《崔順実は私が大変な時に助けてくれた縁で親しくなり、演説内容や広報分野を個人的に指摘してくれた》とか。

   一国の大統領が友人の民間人に演説の文章を相談するなど、一体、大統領は何を考えているのでしょう。国家機密の漏洩と追求された大統領は国民に謝罪しましたが、謝ってすむような問題ではありません。二人の間にはそのほかにも常識的に考えられないようなことが沢山あるようです。

   「週刊文春」に記者の解説が載っているので、その一部を紹介すると《崔順実氏は1994年に死去した宗教家、崔太敏氏の五女です。崔牧師は様々な宗教団体を転々とした末にカルト的な宗教を立ち上げた曰くつきの人物で、詐欺の犯罪歴も数十件あったとされています。…》。いやはや、驚くべき事件の実態です。

頭の体操にパズル「カックロ」

   今日は日曜日、ニコリ社が考案したパズル「カックロ」で遊ばれたらいかがでしょうか。まず、この問題が45問(2016年11月3日更新)載ってる「はしたかのニコリパズル保管庫」というサイトを立ち上げてみて下さい。はしたかさんは学生さんでこのサイトは恐らくニコリ社の承認を得てるのでしょう。

   「カックロ」の初心者がおられると思うのでルールを説明しますから、最新の問題(16/11/3の14×14)をクリックしてみて下さい。「週刊文春」によくこのパズルが載っていてルールが書いてあるので、この雑誌を毎週買ってる愛読者として、ルールだけを勝手にここから引用させて頂iいても差し支えないでしょう。

   ①空いてるマスに、1~9までの数字を入れます。ただし0は使いません。②斜めの線の右上に書いてある数字は、その右の白マスのつながりに入る数字の合計です。そして、斜めの線の左下に書いてある数字は、その下の白マスのつながりに入る数字の合計でなければなりません。

   ③縦と横の白いマスのつながりには、同じ数字は入ってはならないのです。この条件によってすべての白マスに数字を入れるのがこのパズルの目的です。「週刊文春」に《足し算を使うパズルの「カックロ」ですが、計算は苦手、という方にも実はオススメなのです》と書いてあるこのパズルで、是非、頭の体操をして下さい。

CDとDVD

   音楽がめちゃめちゃに好きで、映画をこよなく愛する私にとって、CDとDVDは非常に重要な存在で、日頃、大変お世話になっています。ところで、この二つは見た目は、まったく同じですが、DVDはCDに比べて何倍も大きなデータを入れることが可能です。この違いをご存知でしょうか。

   音楽のCDも映画のDVDも「ビット」という盤上の刻みによって読むのは同じです。「ビット」が有るか無いかの二進法でデータが構成されていて、渦巻状につけられた「ビット」の部分にレーザー光を当てて、「ビット」が有ると光が拡散して反射するので光の量が少なく、無いと反射ががよくて光が多く戻るのです。

   ともかく、映像を収録するDVDはCDに比べて「ビット」を密に刻み、情報を多く記録出来るようにしたのです。更にDVDは二層に形成し、記憶容量を増やしているのです。DVDが「ビット」を高い密度で敷き詰めたので、これを読むレーザー光は波長が短いものが必要になりました。

   従って、CDを読む機器とDVDを読む機器は、当然、違うのです。それにしても人間の知恵は留まることを知らず、音楽を聴くLPはCDになり、映画を観るビデオ・デープはDVDになりました。もっと詳しく知りたい方は「今さら聞けないCD&DVD基礎知識」というサイトをお読みになって下さい。

ブログに英文のコメント

   アメリカ大統領が決まる日が確実に迫りました。この前、トランプ候補の酷いビデオが暴露され、もう決定的にダメになったと思っていたら、最近の世論調査ではクリントン候補とトランプ候補の差は僅かというではないですか。まったくどんな結果になるか解らない大統領選挙と言っていいでしょう。

   ところで、その動画が出た時「トランプ氏の致命的な動画」というタイトルの記事をアップしました。そうしたら、昨日、この記事にどなたか見当がつかない方から英文のコメントが入ったのです。私のブログを読んでコメントしたくらいなのでかなり日本語に精通してると思われるのにコメントは英文です。

   普通、コメントは公開してないのですが、英文のコメントは珍しいので、そのままコピーすると「Hello there, You've done a great job. I'll certainly digg it and in my view suggest to my friends. I am sure they'll be benefited from this site.」。そこで、私が前から愛用しているグーグルの翻訳サイトのお出ましです。

   訳をそのまま書くと「そこにこんにちは、あなたは素晴らしい仕事をしてきました。私は確かにそれをDiggや私の見解では私の友人に示唆しているでしょう。私は確信して彼らはこのサイトの恩恵を受けられます」(原文をコピー貼り付け)。コメントの中にメアドが書いてあるので何と返信しようか悩んでいます。

手品は最高の娯楽

   誰でも人前で手品をやって驚かそうと思ったことがあるでしょう。いとも簡単そうな説明なので、お店で手品の道具を買ってやって見ても思うようにいかずに挫折した方もおられるかも知れません。それが、ネットで何の道具も使わずにペンを消したり出したりする手品の動画を発見しましたのでご覧になって下さい。

   見てると、こんなことを友人や知人が集まった時にやったらきっと受けるに違いないと思ってしまいます。そして、この動画には、この後、種明かしがあり、どんな方法でやればペンを消したり出したりすることが出来るかを披露しています。そこで、自分でやってみてそう簡単でないのを実感しました。

   確かにタネは解っていても、手先が器用でないとこんなことは出来ないのです。前にテレビでコインの右手から左手への瞬間移動のタネ明かしを見ていたら、何のことはなく、右手の手先だけでコインを右手から左手に空中で飛ばしたではないですか。つまり、手先が起用でないと手品をやる資格はないのです。

   そこで、自分でやるのは諦めてただ見るだけにして、ネットで「STREET DEMON MAGIC」という動画を発見しましたので紹介します。ただし、この動画を全部観るには42分も掛かるので、呉々も自分の時間がある時にご覧になって下さい。でないと、勤務先に迷惑がかかります。

ピコ太郎動画が全米で大人気

   ピコ太郎たる中年男性の動画「PPAP ペンパイナッポーアッポーペン」が全米で大ヒットしているのだそうです。今朝の朝日新聞でこのことを詳しく解説しているので、お読みになってない方のために紹介します。まず、ピコ太郎の自称のプロフィールですが、出身は千葉県で年齢は53歳のシンガーソングライター。

   今年8月にユーチューブで全米に公開されると、米ビルボードのシングルチャート(10月18日発表)で77位、日本人では1990年に松田聖子がアメリカの歌手とのデュエットで54位に入って以来26年振りだそうです。何しろ、ユーチューブの再生回数はすでに7千万回を超えています。

   なぜにこんなに人気が出たかというと、ツイッターで8千万人のフォロワーを持つアメリカの人気歌手ジャスティン・ビーバーが「一番大好きなビデオだ」と紹介したからです。すると、またたくまに再生回数が伸びたのです。ピコ太郎自身、日本外国特派員協会の会見で「ミラクルが2万回起こった感じ」と言ってます。

   新聞社が秋葉原で米国人観光客に何が良いのか聞いてみると「テレビが大統領選一色で飽きていた。ゲーム音楽もやくざキャラも日本文化そのもので新鮮だった」また「ジャスティンが発信した流行に乗れて良い気分」とか他愛ない理由のヒットです。人間、どこで幸運に巡り合うかまったく解りません。

画家が書いた言葉遊戯の本

   イラストレーターの和田誠さんが書いた「ことばの波止場」(白水社)という言葉遊戯の本面白いです。和田さんが小学校の頃、国語の先生から教わったとかの「マザー・グース」の中から「猫とヴァイオリン」を何人かの人が訳していて、何だかとても調子がいいのでブログにアップしたくなりました。

   その原詩は《Hey diddle, diddle,The cat and the fiddle The cow jumped over the moon  The little dog laughed To see such sport And the dish ran away with the spoon.》で、訳は《よいこらどっこい すたこらさ 浮かれた子猫の ヴァイオリン 子牛は三日月 とびこした 子犬はゲラゲラ 笑い出す お皿とおさじが かけ出した よいこらどっこい すたこらさ》。

   この詩を北原白秋が訳すと《へっこら、ひょっこら、へっこらしょ。ねこが胡弓ひいた、めうしがお月さまとびこえた、こいぬがそれみてわらいだす、お皿がおさじをおっかけた。へっこら、ひょっこら、へっこらしょ》。同じ詩でも訳者によってこんなに違ってしまうのです。本当に日本語って奥が深いですね。

   次に谷川俊太郎の訳は《へっさか ほいさ ねこに バイオリン めうしがつきを とびこえた こいぬはそれみて おおわらい そこでおさらはスプーンといっしょに おさらばさ》。実はこの本、和田誠さんが絵の話をするのでは無くて、言葉の遊びを書いてる面白さで、かなり前に古本屋で買ったものです。

« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »