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2万桁を超える「虫食い算」

   パズルに「虫食い算」というジャンルがあります。計算式の中に虫が食べたような□が沢山入っていて、それを埋めていく遊びで歴史は古く、ご覧になった方はいっぱいおられるでしょう。ところで、私の所有に安福良直氏という方が書いた「世界最大の虫食い算」(文藝春秋社)という本があり、面白いので紹介します。

   本に書いてあるプロフィールを読むと、安福氏は京都大学の理学部を卒業し、1990年にパズルの専門会社である㈱ニコリに入社、1999年よりパズル雑誌「パズル通信ニコリ」の編集長になっているので、れっきとしたパズルのプロです。その安福氏が大学在学中の19歳の時に作ったのが何と20,410桁の虫食い算。

   5ミリ角の□を2万桁以上紙に書くと、横約100メートル×縦約180メートルにもなり、これを折りたたんだ長い紙を大きなダンボールに入れて㈱ニコリに送付しました。勿論、会社は驚愕し、これがエンでニコリ社に入社したのは間違いがなく、やがて「パズル通信ニコリ」の編集長になったのです。

   ともかく、こんな巨大な虫食い算はほかにあるはずがなく、この本にその全ての数字(「文芸春秋」の編集者は恐らく大変でした)と作った経緯が書いてあるので興味のある方はお読みになって下さい。では、安福氏が作った簡単な足し算の「虫食い算」(問題集)をどうぞ。1□9+□25□+□67=5013、答は書くまでもないでしょう。

地球温暖化と南極大陸の氷

   昨晩7時半から放映されたNHKの「クローズアップ現代」をご覧になって驚いた方が沢山おられるのではないでしょうか。タイトルは「南極大陸が解ける?」、要するに、地球温暖化の影響によって、南極大陸を覆ってる平均の厚さ1.85キロメートルの氷が予想を遥かに超えたスピードで溶け始めているとか。

   つまり、昨年、日本の5人の南極調査隊が3ヶ月、南極大陸で調査を行い、300ヵ所から2トンに及ぶ岩石を日本に持ち帰り分析した結果、かなりの氷が減っているのが解ったのです。現在、南極大陸の調査は日本に限らず世界的に行われいて、氷に覆われている下の地形がどうなってるのかをオーストラリアが調査。

   その結果、南極大陸の地形は海面より低いところが全体の45%もあることが解り、ひとたび氷が溶け出すと海水がその低い部分に入り込み、加速度的に氷が溶けたり、また、崩壊して氷山となって海に流れ出したりします。つまり、今まで南極大陸の氷は安定していると思っていたのがとんでもないということが解ったのです。

   シュミレーションによると地球の温度は100年後には約3度上昇し、それにより南極大陸の氷が溶けると海面は9メートル高くなるというのです。これは今まで予想していた数値をかなり上回り、何も言ってませんでしたが、海の中に沈んでしまう大地があることを意味しているのかも知れません。

「ツイッター」にもある依存症

   昨日の「夕刊フジ」の片隅に《ツイッターにはまってしまい、仕事中も食事中もケータイから目が離せません。多い日には100回以上もつぶやいています。自分でも異常だと思うのですが止められません。どうすれば脱することが出来ますか?》という質問がありお医者さんが答えているので、読んでない方の為に紹介します。

   私はツイッターをやっていないのでよく解りませんが、そのお医者さんの話によると、ツイッターに夢中になって、会社の秘密をつぶやいてクビになった人や感情をつぶやいて恋人との関係がおかしくなったり離婚にまでなった人が沢山いるそうです。使い方を間違えるととんでもないことになるのは何でも同じでしょう。

   お医者さんはそのかなりツイッターにのめりこんでる投書の33歳の男性を依存症の可能性があると診断し、その治療の方法は、まずツイッターを行う時間帯を決めて、その時間以外は絶対に見たりつぶやいたりしないこと。そして、決めた時間内につぶやいた回数やつぶやいた気分を記録するのだそうです。

   そうすることで、ツイートの多い時と少ない時の気分の違いが見えてきて、そこに解決のヒントが隠されているのだとか。これを医学的に「認知行動療法」と呼び、依存症の治療に有効とされているのだそうですが、ツイッターにも依存症があるなんて知りませんでした。つまり、どんなに面白くてもほどほどにしないといけません。

愉快で楽しいアニメ動画

   疲れた時にちょっと癒される「HALFBY”Rodeo Machine”」という愉快で楽しいアニメ動画を紹介します。私はかなり前にJR有楽町駅前「イトシア」の中の雑貨店で買ったDVDを持ってるのですが、まさかネットにYouTubeがあるとはびっくりです。ちょっとクリックしてご覧になって下さい。

   他愛ないっていえば他愛がなく、これって何が楽しいのと思う人もおられかも知れません。でも、カラフルな洋服を着た男女が首や手を振りながら整然と行進し、突如、方向転換したり、馬も足並みを揃えて歩き、誰かが号令を掛けてるような快適なテンポが好きです。音は出来るだけ絞った方がいいかも知れません。

   よく観察すると、信号が赤くなったり青くなったりして、車の荷台で水着で踊ってる女性もいます。電車が走り飛行機も飛んでいます。馬を追って凄いスピードで飛んで行った男性が車と接触して落ちたカツラを急いで拾いに行き、後ずさりで戻るユーモラスな光景がENDです。恐らく、作った人のセンスに拍手がしたくなるでしょう。

   「HALFBY」とは一体何かをWikipediaで調べてみたら、「日本のDJ、高橋孝博(たかはしたかひろ)のソロプロジェクトである。2006年にTOY’S FACTORYよりメジャーデビュー」などと書いてあり、TOY(玩具)に何か関係してるのかも知れません。ともかく何度繰り返し観ても飽きない動画です。

否定的な言葉と肯定的な言葉

   「ネガポ辞典」がブームになってるそうです。これはネガティブ(否定的)な言葉をポジティブ(肯定的)な言葉に変換してくれる辞典で、簡単に言うと、普段使っていてあまり感じのよくない言葉を感じのいい言葉に変換してくれる辞典と言えるでしょう。「ネガポ辞典」の公式ブログがあります。

   ところで、朝日新聞の土曜日の恒例「beランキング」、昨日は《使ってみたい「ネガポ」な言い換え》のベストテンです。これは主婦の友社から出版されている「ネガポ辞典」の中から編集部が120を選び、日常生活で使ってみたくなったものを読者にウェブサイトでアンケートして貰った結果で、974人が回答を寄せています。

   その1位はいいかげん→おおらか、使い方の例として「彼は仕事がいいかげんだ」を「彼はおおらかで多少のミスも大目に見てくれる」と言い換えると感じがいいです。2位は気が多い→好奇心旺盛、3位つきあいが悪い→はっきり「No!」と言える、4位飽きっぽい→切り替えが早い、5位退屈→平穏無事、6位頭が固い→芯が強い。

   7位失敗→成功への架け橋、8位一匹おおかみ→自主性がある、9位空気が読めない→周りに流されない、10位往生際が悪い→粘り強い。つまり、「ものはいいよう」の辞典と言ってよく、人間関係を円滑にするためにいい方を変えるのは必要なことかも知れません。それにしてもヘンな辞典があるものです。

緻密に計算された素敵な映画

   緻密に計算されたフランスとスペインの素敵な合作映画を紹介します。つい最近、WOWOWが放映した「シルビアのいる街で」(予告編)をDVDに録画しておいて観ました。このロマンチックな題名は聞いたことがありますが予備知識は何もなく、後で「映画大辞典」を見て詳しく知りました。映画好きには堪らない映画かも知れません。

   主人公の端正な顔立ちの若い男性はスケッチ・ブックに盛んに手慣れたタッチで鉛筆を走らせていることから画家の卵らしいことが解ります。屋外のカフェ、女性が奏でるヴァイオリンの美しい音楽をバックに人々の表情と雑談が画面に撮され、男性はただひたすら離れた真向かいの女性の顔をスケッチしている光景が延々と続きます。

   やがて、その女性がカフェを出ると、男性は後をつけます。街の風景と二人の表情、靴音を高く響かせて二人は右に左に動き回り、一体、何が起きるのだろうかと観客の眼はぐいぐい画面に引き込まれます。映画的に組み立てられた画像と音が実に素晴らしく、単調な画面でありながら奥が深く飽きないのです。

   そして、ようやく電車の中で男性と女性は会話をして、シルビアと思っていた女性はどうやら男性の人違いのようで、女性は電車を降ります。こんなユニークでセンスのある映画を作ったホセ・ルイス・ゲリン監督に盛大な拍手。近頃のお金を沢山掛けた中身のない映画に食傷気味の映画ファンに絶対にお勧めです。

心に沁みる歌曲集「冬の旅」

   久し振りにシューベルトの歌曲集「冬の旅」全曲をバリトンのフィッシャー=ディースカウのLPで聴きました。勿論、CDでも持ってるのですが、かなり前に新宿駅近くにあった中古店の老舗「トガワ」で三大歌曲「冬の旅」「美しき水車屋の娘」「白鳥の歌」の格安の四枚組を発見、飛びついて買った思い出のLPです。

   ともかく、寒くなったらこの曲を一度は聴かなくてはいけません。音楽之友社から出版されている解説書によると、シューベルトは完成したこの歌曲集を友人たちを集めて自ら歌って聴かせています。誰も全体の持つ暗い雰囲気に当惑したそうですが、ただ中の一曲だけ「菩提樹」は好評だったようです。

   すると、シューベルトは「ぼくにはこの曲集の全体がこれまでに作ったどの曲にもまして気に入っている。君たちもそのうち好きになってくれるだろう」と言ったそうで、作詞は「美しき水車屋の娘」と同じドイツの抒情詩人ウイルヘルム・ミュラー、シューベルトが自信満々だったのが解ります。

   この歌曲集の第1曲は「おやすみ」で一人の若者が旅に出るところから始まります。前奏から寒々とした冬の中を重い足どりで歩く若者の姿そのもので、あと「風見の旗」「凍れる涙」「凝結」「菩提樹」と続き、最期の24曲目「辻音楽師」までシューベルト特有の美しいメロディに酔いしれました。やっぱり「冬の旅」心に沁みます。

横浜と麻布にある「赤い靴」像

   《赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに つれられて 行っちゃった 横浜の 埠頭(はとば)から 船に乗って 異人さんに つれられて 行っちゃった……》野口雨情作詞、本居長世作曲の「赤い靴」という童謡があります。赤い靴を履いていた女の子と横浜の港、何だかロマンチックな雰囲気が漂い好きな童謡の一つです。

   赤い靴を履いていた女の子が外人に連れられて横浜の波止場から船に乗って外国に行ってしまったので、横浜の海を見下ろす山下公園に「赤い靴」像が建てられたと大抵の方が思っていても不思議ではありません。ところが、真実はそうではないと言うことを「東京の隠れ名所を歩く地図」(河出書房)で知りました。

   歌詞のモデルになってる少女は岩崎きみといい、1902年(明治35年)に静岡県清水市に生まれ、少女は家庭の事情でアメリカの宣教師、チャールズ・ヒュエット夫妻に預けられました。そして、夫妻が帰国する時、一緒にアメリカに行くことになっていて、少女のお母さんはこの話を知り合いの野口雨情にしました。

   野口雨情はこの話をもとに作詞したのですが、実際はアメリカには行かずに病気で鳥居坂教会孤児院で9歳で亡くなっていて、このことが明らかになったのが昭和48年。それで鳥居坂教会孤児院があった麻布十番商店街は「赤い靴」像を平成4年に建て、今では東京の隠れ名所になっているそうです。

7人制ラグビーの女子チーム

   ラグビーは、普通、15人で行われるスポーツですが「7人制のラグビー」が2016年のリオデジャネイロのオリンピックから男女ともに正式採用が決定しているのをご存知でしょうか。当然、日本もその対応をしなければならず、すでに女子7人制ラグビー・チームが2010年から発足し強化に励んでいます。

   そして、昨日の「夕刊フジ」に女子日本代表のスポンサーに大正製薬と太陽生命が決まったことが出てました。そのユニフォームは胸に「リポビタンD」、パンツに「太陽生命」のロゴが入っていて、これを着用して2月1日、2日にアメリカ・ヒューストンで行われる「7人制女子セブンズワールドシリーズ」に出場するそうです。

   ところで、7人制ラグビーのルールを簡単に紹介すると、グラウンドの大きさは15人制とまったく同じで、試合時間は15人制が、通常、前半40分、後半40分の計80分に対して7人制は前半7分(決勝戦などは10分で行われることも有るそうです)、後半7分で計14分。得点は15人制とまったく変わりません。

   ただ、得点があった後、15人制の場合は得点されたチームのキックオフで始まるの対し、7人制は得点した方のキックオフで始まります。ともかく、人数が半分以下なのにグラウンドの大きさが同じなのですから、運動量が15人制に比べかなり多くなるのは間違いありません。これは7人制女子ラグビーの試合の動画です。

テレビ将棋の凄い対局

 将棋が好きな人にとって素晴らしい出来事が起きました。「第62回NHK杯テレビ将棋トーナメント」も佳境に入り、毎週日曜日に熱戦を繰り広げています。一昨日は森内俊之名人対藤井猛九段の対局で森内名人が勝ち、森内名人対羽生善治九段の対局が2009年の決勝戦以来再びテレビで見られるのです。

   何しろ一昨日はこの対局が実現するかしないかの一戦で、藤井九段には悪いけど森内名人に応援してた将棋ファンがかなりいたのでは無いでしょうか。ちょっと棋譜をご覧になって下さい。これは千日手になって差し直した対局。勝敗を分けたのは藤井九段の65手目、1一角成りと香車を取った手のような気がしてなりません。

   森内名人は2二銀と打ち、藤井九段の馬がまったく働かなくなってしまったのです。以後、将棋は森内名人の一方的な展開になって、3七金と飛車取りに打たれて藤井九段は投了しました。藤井九段はどちらかと言うと振り飛車が得意なのに、矢倉で戦って負けたのですから悔いが残る将棋だったでしょう。

   これで、森内名人対羽生九段の大一番は2月3日(日)午前10時30分から行われます。五連覇が掛かってる羽生九段にとって何としても負けられない将棋。また、森内名人は何とかそれを阻止しようと必死になるに違いありません。将棋ファンはカレンダーの2月3日に大きな赤い丸を書き、絶対に見逃さないようになさって下さい。

作曲家と援助者

   チャイコフスキーと言えば、直ぐに交響曲第6番「悲愴」が脳裏をよぎる好きな方が沢山おられるでしょう。音楽喫茶「ショパン」のオーナーで、音楽評論家の宮本英世さんが書いた「読むだけで通になるクラシック面白エピソード」(ヤマハ)という本の中にこの偉大な作曲家を援助した女性のことが載ってるので紹介します。

   そもそも、昔の作曲家は大抵が貧しく、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、ショパン、リスト、ワーグナーなど、程度の差があってもみんな援助者がいました。生活が苦しかったチャイコフスキーにもパトロンがいて、その女性の名前はナジェジダ・フォン・メック夫人、45歳の時に夫を病気で亡くした資産家の未亡人です。

   この女性は音楽が好きでことにチャイコフスキーがお気に入り、生活が苦しいことを人づてに聞いた夫人は、毎年6000ルーブルの援助を申し出て、チャイコフスキーは喜んで受入ました。その時、夫人が出した条件は「これは純粋に音楽のためで、お互いの身分を考えて、逢うことなしにお金だけ送りましょう」。

   あまり女性に興味がなかったチャイコフスキーにとって、願っても無いことで連絡は手紙のみで13年間も続き、チャイコフスキーが出した手紙の数は760通、夫人が出した手紙は451通で何と合計1,211通。しかし、この関係もいつしか終焉をむかえ、チャイコフスキーは悲しみに満ちた「悲愴」(全曲)を最期にこの世を去りました。

非常に魅力的な写真展

   プロの写真家、千葉潤六さんから「飾らない街」と題された写真展の案内を頂き、昨日、東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅から1分のフォト・ギャラリー「シリウス」に行ってきました。そもそも、千葉さんの写真を初めて観たのは、銀座の「キャノン・ギャリー」での写真展で、その魅力的な風景写真にすっかり魅せられました。

   その時、使ったカメラを見せて頂きましたが、一眼レフではなくて、私が使ってる12倍ズームのキャノン「PowerShotSX130」と同等品。今回も同じカメラを使われてるとことでしたが、展示されていた45枚は全て素敵な写真ばかりで会場から中々離れられず、約1時間、お話を聞きながらじっくり鑑賞しました。

   千葉さんが風景写真を撮るのにあえて普通のカメラを使う理由は、持ち運びに便利で機能的だからだそうで、ただし「オート」で撮影してるわけではありません。モードを「マニアル」にして絞りを固定、かなり高価な露出計を用いて露出を測定し、ISO感度とシャッター・スピードを変える手法で全ての写真を撮られてるということです。

  千葉さんの写真を見て、写真はいい被写体を見つける確かな眼と、それをどのような構図で切り取るかがポイントであることを改めて認識しました。アマチュアにとって非常に参考になるのは間違いがなく、写真展は1月23日(水)まで開催されているので観に行かれたらいかがでしょうか。但し、今日の日曜日は休館です。

一人で遊べる「数当てゲーム」

  以前からある「マスターマインド」というボードゲームをご存知でしょうか。相手が色のついた小さな玉をこちらに見えないように4つ並べ、こちらが並べる玉を相手の判定ピンで推理しながら的中させるゲームです。この玉を数字に変えた「数当てゲーム」という名前の遊びがネットにありますので紹介します。

   ちょっとクリックしてご覧になって下さい。左に緑色の字で色々と書いてあるのは無視して、下にある遊び方を要約して説明します。まず、マスの大きさは+を2度ほどクリックしてもう少し大きくした方がいいでしょう。当てる桁数は1~10まであって桁数が多くなるほど難しくなるのは当然で標準は4桁です。

   スタートをクリックするとパソコンが1~6を指定した桁数(重複有)に並べてくれます。色の変わってるところに数字を入れてOKなら決定ボタンを押すと判定が出ます。例えばH1は数字も位置も合ってるのが1つという意味、B2は位置は合ってないがその数字は2つあるという意味で、推理して全桁当てれば成功です。

    「マスターマインド」は玉を並べて判定してくれる相手がどうしても必要でしたが「数当てゲーム」はその役目をパソコンがやってくれるので一人で遊べます。回数はいくらでも続くので10回になっても的中できなかったら不成功と決めておくのがいいかも知れません。パズルが好きな方は結構楽しめるので頭の体操にどうぞ。

最高性能の旅客機のトラブル

   日本航空と全日空を苦しませ、連日、テレビや新聞で報道されてる旅客機「ボーイング787」をちょっと調べてみました。愛称「ドリームライナー」と呼ばれるこの旅客機の初飛行は2009年の12月、世界で一番最初にボーイング社から受領したのは全日空が2011年9月で、翌10月に成田~香港間の運行を開始しています。

   この旅客機は中型機でありながら、大型機並の航続距離を実現したのみならず、かってみない低燃費で最高速がマッハ0.85という凄い性能を持っていて、世界の航空会社が注目したのは当然です。しかし、運行以来色々なトラブルが発生し、今回のバッテリーの発火では運行の中止は止むを得ないでしょう。

   アメリカ連邦航空局(FAA)も安全性が確認されるまで運行を一時停止するように命じ、日本の国土交通省も同様の指示をする方針です。そもそも、この旅客機は設計上、装置の多くを電力で動かすために大容量のバッテリーが必要で、専門家は「電気の化け物」のような飛行機と言ってます。

   その肝心のバッテリーがトラブルを起こしているのですからどうしようもなく、利用者に「この飛行機は危ない」という印象を抱かせる結果になったのが大きいとその専門家は続けています。相当な時間を掛けてチェックやテストを行ったはずの航空機がこんな事態になるなんてとても信じられないような出来事です。

芥川賞と直木賞

   第148回芥川賞は史上最高齢、75歳の黒田夏子さんの「abさんご」、直木賞は戦後最年少とかの23歳の朝井リョウさんの「何者」と安部龍太郎さんの「等伯」に決まりました。「abさんご」は、昨年、早稲田文学新人賞を受賞した作品で、全文横書き、そして、固有名詞のカタカナを使わない独特のスタイルだそうです。

   本来、芥川賞は無名あるいは新人作家の作品とされ、選考の席で新人か否かの議論が行われて、梅崎春生、武田泰淳、三島由紀夫が選考からはずされたこともありました。しかし、現在はデビューから数年経ってほかの文学賞を受賞している作家が芥川賞を受賞することが珍しくなくなっています。

   ところで、芥川賞は純文学、直木賞は大衆文学に与えられる賞ということになっていますが、この境界はいまいちあいまいで、第6回の直木賞は純文学ですでに名をなしていた井伏鱒二が受賞しました。また、大衆文学の作家とみられ、ハードボイルド調の作品を書いていた作家が芥川賞を受賞して話題になったこともあります。

   どちらも文学を志している人にとって大変重みがある賞で、芥川賞や直木賞を受賞すると芥川賞作家、直木賞作家と呼ばれ、本の売れ行きに影響します。昨年、芥川賞作家で衆議院議員の石原慎太郎氏が芥川賞の選考委員を辞めていつも「文藝春秋」に受賞作と一緒に載る歯切れのいい選考経緯を読む楽しみが無くなりました。

テレビ局の神業の編集技術

   テレビ局の聞いて驚く映像編集が話題になっています。1月12日の土曜日に放映された「世界ふしぎ発見」の録画を昨日観ました。レギュラーの板東英二さんが出てないようですが、何か用事でもあって休んだのだろうくらいに思ってひたすら番組を楽しみました。何しろ、話題が「映画の都ハリウッドの秘密」です。

   そして、番組が終わろうとしてる時「板東英二さんは出演を控えさせて頂きました」と画面の下にテロップが流れるではありませんか。これはどう考えても板東さんが病気かよからぬことをして出演を見合わせたに違いないと思うしかありません。そこで、一体、何が起きたのだろうかとインターネットを見てびっくり。

   板東さんはかなり悪質な脱税が発覚し、テレビに出演出来るような状況ではなくなっているのです。しかし、テレビ局はすでに収録してるので、何とかしないと放映出来ません。そこで、考えたのが、出演してるのにいないように見せること。当然、会話もあることだし、よっぽど上手くカットしないと観てる人に解かってしまいます。

   ところが、テレビ局の編集はもう神業と言ってよく、板東さんが実際は出演してるなんてまったく感じさせない凄さです。このことを詳しく書いて編集技術を絶賛しているサイトがあるのでご覧になって下さい。ともかく、観てた大抵の人が編集で板東さんの姿を消したことを気がつかなかったようです。

ネットの凄い翻訳機能

   「ホワイトハウス」のホームページをご覧になったことがあるでしょうか。何しろ、アメリカの政治を司ってる大元締めですから、もしかしたら、新聞やテレビで報道されない情報が載ってる可能性もあり、読んでみる価値は充分にあります。しかし、言語は当然英語で英語が得意でない方は躊躇するかも知れませんが心配ご無用です。

   「XP」のグーグルにはちゃんと翻訳機能が用意(グーグル以外については確認していません)されていて、たちどころに英語を日本語に訳してくれます。それで「ホワイトハウス」をキーに検索すると、最初に出てくるのは「The White House」で、これがホームページですからクリックしてみて下さい。

   表示は勿論英語ですが、画面の右上のところに「翻訳」がありこれをクリックすると、少しだけ時間が掛かって日本語になって出てきます。そして、右の方に「英語を常に翻訳」とあり、ここにチェックを入れると、次からは「翻訳」をクリックしなくても自動的に訳してくれますが原文を見たい方はチェックをしない方がいいでしょう。

   また、グーグルには日本語と英語だけではなく、世界の何と66ヶ国の言語を翻訳してくれる「グーグル翻訳」というソフトがあり、訳したい言語を翻訳テーブルにコピー、貼り付けでも翻訳可能です。何でこんなことが出来るのか不思議ですが、この仕組はブラック・ボックスで、ただただその凄い機能に驚くばかりです。

世界一有名なコンサート

   元旦にNHKが放映した「2013年ニューイヤーコンサート」の録画を昨日観ました。毎年1月1日にオーストラリアのウイーンの楽友協会大ホールで、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で行われるこのコンサートは世界一有名と言ってよく、この映像は世界80ヶ国以上の国にライブで流されています。

   今年はウイーン国立歌劇場の総監督、フランツ・ウェルザー・メストの指揮で行われ、このコンサートの曲目は、通常、ほとんどヨハン・シュトラウスとヨーゼフ・シュトラウスの曲ばかりなのに、今年は初めてワーグナーとヴェルディという二人の作曲家の作品が演奏されるというので音楽ファンの注目を集めてました。

   少しだけニューイヤーコンサートの歴史を紐解くと、1939年12月31日にクレメンス・クラウスの指揮で初めて開催されましたが、それから後の開演は1月1日の昼間。1986年まではこの指揮者とヴィリー・ボスコフスキー、ロリン・マゼールの三人だったのが1987年はヘルベルト・フォン・カラヤンが指揮しました。

   その後、毎年、指揮者が代わることになって2002年には我等の小澤征爾が指揮して話題になり、ニューイヤーコンサートで、唯一、私の持っているCDです。ところでこのコンサート、「ともかくこれを聴かないと新年になった気がしない」という意味で聴いてる音楽ファンが沢山いるような気がしますが、実は私もその一人です。

「健康に悪そう」なベストテン

   朝日新聞の土曜日恒例の「beランキング」、何回かブログに取り上げていますが、昨日は《「健康に悪そう」なベストテン》で、読んでない方もおられると思うので紹介します。調査の方法は編集部が選んだ28項目を朝日新聞デジタルのウエブサイトでアンケートを実施した結果、1358人が回答したものです。

   ともかく、字を見ただけでも恐ろしそうなものがズラズラと並んでいます。1位はやっぱりと言うべきか当然と言うべきかたばこ、2位は飲み過ぎ、たばこと酒が上位を独占して3位は運動不足、4位食べ過ぎ、5位寝不足や夜更かし、6位ストレス、7位偏食、8位無理なダイエット、9位飲んだ後の「締め」、10位早食い。

   たばこは立派な会社が堂々と製造してちゃんとしたお店で売られていながら、虐げられている不思議な現象です。幸いにして私は昔からエンがないので苦労することはありませんが、喫煙者は吸う場所を求めてさまよい歩いています。この前、デパートに設けられてるガラス張りの喫煙室をふと見たら超満員の盛況でした。

   そして、2位の飲み過ぎ。お酒は飲み過ぎるといけないようで、ただ身体に悪いだけではなく、常識的に決してやってはいけないことをお酒の勢いでしてしまい、一生をダメにしてる人が沢山います。この順位に関係なく「健康に悪そう」なことは出来るだけ避けるべきで、悪いのは誰も充分に承知していても敢えて書きました。

ブログに初めて書いた記事

   「文藝春秋」二月特大号は創立90周年記念号で、特別企画として《日本が震撼した47事件の「目撃者」》という特集が載ってます。その中に「目撃者」が写真家の浅井慎平氏の「ビートルズ来日」という記事があり、主催者に日本でのビートルズの一部始終を撮るように依頼された浅井氏が当時のことを色々と書いています。

   1966年6月30日~7月2日、ビートルズは東京の「日本武道館」で公演を行いました。この公演は5万人を超す人で会場は大変な騒ぎになり、大きく報道されたのを憶えている方がいっぱいいるでしょう。彼らが宿泊してたのが「東京ヒルトンホテル(現ザ・キャピトルホテル東急)」1005号室。

   浅井氏も公演中ずっと同じフロアーに宿泊し、ビートルズの部屋にまで入って、凄い数の写真を撮ってます。勿論、公演の写真を撮りまくったのは言うまでもなく、2006年7月に銀座のソニー・ビルで、その写真展が開催され、私も観に行き沢山の人で会場が賑わっていたのをよく覚えています。

   ところで、私が2006年7月にブログを始めてからこの記事が2,374件目で、初めて書いた記事が「ビートルズの写真展」。クリックして今の半分にも満たない記事をちょっとご覧になって下さい。この記事を読んだら約6年半前、ブログを始めた頃のことが脳裏をよぎり、懐かしさで胸が熱くなりました。正に光陰矢の如しです。

驚くべき雑学の知識と記憶力

   究極のクイズ番組「超人気クイズ番組王者 クイズNo.1決定戦 THEクイズ神」を録画して観ました。ともかく、色々なクイズ番組の優勝者が集結してNo.1を争うのですから面白くないわけがなく、実に楽しい二時間でした。その問題の中から回答者が難なく解いた驚くべき雑学の一部を紹介します。

   ◆「寒天」の正式な名称は「寒晒心太(かんざらしところてん)」◆昭和26年に日本で初めてコンタクトレンズ作った眼科医の名前は「水谷豊」(同姓同名ですが、勿論、「相棒」の俳優とは違います)◆1969年にアポロ11号月面着陸の実況をしたNHKアナウンサーを父に持つ俳優は「石田純一」。

   ◆「年を取ると一年経つのが早い」と感じることを「ジャネーの法則」◆明治時代に乾電池を発明した日本の発明家は「屋井先蔵(やいさきぞう)」◆渋谷駅前のハチ公の銅像を作った人は「安藤士(あんどうたけし)」◆血圧を測る時に腕に巻く布をフランス語で「マンシェット」◆大仏の頭の突起状のものは「螺髪(らほつ)」。

   そして、◆地球上にある山の標高が高いトップ10は「エベレスト、K2、カンチェンジュンガ、ローツェ、マカルー、チョー・オ・ユー、ダウラギリ、マナスル、ナンガ・パルバット、アンナブルナ」が淀みなくスラスラと出てきたのには仰天。いやはや、出演者のあまりにも凄い知識と記憶力に接し、誰が優勝しても関係ないと思いました。

東大野球部に元プロのコーチ

   これは昨日の「日刊スポーツ」の記事ですが、目下、東大野球部は46連敗中。この惨憺たる状況を何とかしようと思った東大野球部は巨人などで活躍した桑田真澄氏を特別コーチとして招聘することにしたそうです。元プロ野球選手をアマの指導者にするには一定の条件を満たす必要があります。

   東大は所属先の東京6大学連盟に申請し、この度受理されたので初練習は1月20日の予定。そして、月に1、2度指導を受けて2010年の秋から続いている連敗を何とか脱出する魂胆です。何しろ、6大学リーグ戦で30シーズン連続最下位の東大が浮上するためには投手陣がそのカギを握っているんだそうです。

   ところで、東大野球部は1919年(大正8年)に創部。まだ、東京5大学だったところに1925年に加盟して東京6大学野球連盟が誕生しました。そして、6大学リーグ戦での成績は1819戦244勝1520負55分で勝率0.134、1946年春の2位が一番高い成績で、唯一、優勝経験がないチームです。

   このチームの話題として、1999年に竹本恵さんが入部して6大学史上初の女性選手が誕生。また、プロ野球の選手は横浜ベイスターズの前身、大洋ホエールズに入った新治伸治氏ほか全部で5人います。ともかく、連敗を止めて少しでも成績が上がったら、桑田真澄氏のコーチ手腕が高く評価されるのは間違いありません。

テレビで凄い対局の可能性

   将棋が好きな方なら、何を今さらという情報ですが、テレビをうっかり見逃したらいけないので、念のためお知らせしておきます。現在の名人は森内俊之九段で、4月に行われる防衛戦はA級順位戦のトップの棋士が挑戦することになりますが、目下、羽生善治九段が6戦全勝のトップ、また昨年と同じ名人戦になりそうです。

   ところで「第62回NHK杯テレビ将棋トーナメント」も佳境に入り、毎週、日曜日の午前10時30分から熱戦を繰り広げています。昨年、4連覇を達成した羽生九段は順調に勝ち進み、5連覇を成し遂げるか否かに将棋ファンは興味津々です。そこで今年のトーナメント表をちょっとご覧になって下さい。

   このトーナメントはAブロックとBブロックに分かれて戦い、両ブロックのトップが決勝戦を行うことになるのですが、今度の羽生九段の相手は、何と森内俊之名人と藤井猛九段が戦った勝者。藤井九段もかなり強いので予断は許しませんが、森内九段が勝つとテレビで名人戦と同じ対局が観られる凄いことになります。

   その森内九段と藤井猛九段の対局は、1月20日の日曜日の午前10時30分から深浦康市九段の解説で行われます。まだ、羽生九段の名人への挑戦が確定したわけではありませんが、それに先駆けて森内九段と羽生九段の対局が観られる可能性がある大一番を将棋ファンの為に声を大にしてお知らせしました。

ブログと「自己主張」

   岡部敬史著「ブログ進化論」(講談社)によると、ブログは「情報伝達」と「自己主張」で成り立っていて、最も理想的なブログの文章はこの二つがほどよいバランスを保っていることなんだそうです。しかし、私のブログは「情報伝達」がメインで、まったくのゼロではありませんが「自己主張」は基本的に影をひそめています。

   それには理由があるのです。サッカーが好きな方なら誰でもご存知ですが、日本代表がトルシェ監督だった時、かなり活躍していた中村俊輔選手を監督は日本代表からはずし、新聞やテレビで話題になったことがありました。確かサッカー・ファンはトルシェ監督の判断に賛否両論があった覚えがあります。

   当時、私はまだブログを始めたばかりで、そんな強い言葉ではなかったのですが、ともかく、トルシェ監督に対してちょっと批判的な記事を書いたのです。すると翌日、知らない方から「中村選手をよく知ってるトルシェ監督の下した判断を素人がとやかく言わないで欲しい」とかなり強い語調のコメントが入ったのです。

   そこで、賛否両論があるような記事を書くと、賛成ではない方から反対意見が入って、コメントにメール・アドレスが書いてないとメールを送れずに言われっぱなしになり、あまり気分がよくないのを知りました。これはブログを始める時に知人からアドバイスされたことでもあり「自己主張」はあまりしないように心掛けています。

原発1基分の宇宙太陽光発電

   原子力発電の問題が新聞やテレビを賑わせていますが、今や人類は電気なくしては生きていけません。当然、誰でもが考えることは太陽エネルギーによる発電で、小電力ならすでに実用化されて「ソーラー発電」と呼ばれていますが、原子力や水力などに匹敵するほどの大電力に至ってないにのが現状です。

   それが、最新の「週刊朝日」に宇宙航空研究開発機構(JAXA)主任開発員、藤田辰人氏の記事で驚くべきことが書いてあるではないですか。それは、宇宙空間に直径1.25キロメートルの太陽光パネルを広げ、太陽のエネルギーで発電した電気をビームで地球に送る「宇宙太陽光発電」が2030年代に実現するというのです。

   「宇宙太陽光発電」は地球上の発電とは違い、昼夜で発電量に差がなく、天候にもまったく左右されずに、24時間365日、フルパワーで発電出来るのが特徴で、地上での発電の5~10倍もあるんだそうです。JAXAは2030年代に「ひまわり」などの静止衛星が回る高度3万6千キロメートルの軌道上に発電システムを構築。

   これは原発1基分に相当する100万キロワットの能力を持ち、発電した電気をマイクロ波かレーザーのビームを使い宇宙から地球に送電するのだというから凄いです。この「宇宙太陽光発電」は政府の「宇宙基本計画」に盛り込まれているそうですが、願わくば2030年を待たずにもっと早く実現して欲しいものです。

黒澤明監督の大傑作

   WOWOWは元旦から今日6日まで黒澤明監督の映画が目白押しです。「悪い奴ほどよく眠る」「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」「赤ひげ」「どですかでん」「デルス・ウザーラ」「影武者」「乱」「夢」「八月の狂詩曲」「まあだだよ」。暮に「野良犬」「暗い日曜日」「七人の侍」を放映してるので主な作品はほとんどと言っていいでしょう。

   みんな観た映画ばかりでビデオ・テープを持ってるのですが、きれいな映像で保存して置きたくてこの中から「七人の侍」と「天国と地獄」を録画しました。二本とも好きな作品で、何度も繰り返し観てるのですが、昨日、「天国と地獄」を観て、改めてシナリオ、演技、演出が三位一体となった大傑作だと思いました。

   ともかく、最初から最後まで無駄なシーンが一つもなく、この映画を初めて観た方は黒澤監督の凄さを知ったのに間違いありません。テーマが子供の誘拐なので、上映当時、あまり大きな宣伝が出来なかったと聞いたことがありますが、犯人を追い詰めていく推理は切れ味鋭くサスペンス映画としても超一級です。

   ちょっと「映画大辞典」のシネマ・レビューをご覧になって下さい。183人の投稿者っがいて8点~10点が何と約76%、平均点が8点を超えてる映画などそうあるものではありません。昔、場末の小さな映画館で観た時、画面に「終」が出た途端、誰かが拍手したきっかけに館内が大拍手で包まれたのを覚えています。

正月に聴くジャズの名盤

   お正月に聴くジャズは何にしようか、昨日、ジャズ評論家の神舘和典さんが書いた「ジャズの鉄板50枚+α」(新潮社)という本を取り出しました。裏表紙に《興奮、感動、滋味、哀愁。初心者でも絶対に楽しめる100%品質保証のジャズのアルバム50枚厳選……》などと書いてあり、初心者向けのジャズのガイド・ブックです。

   しかし、初心者ではなくても、ジャズ評論家がどんなアルバムを50枚の中に入れてるのか興味があって買った本ですが、みんな名盤ばかりで目次を見てるだけでも、もうジャズの世界にのめり込みます。ことに、100回以上は確実に聴いてる「チェット・ベイカー・シングス」とマイルス・デヴィスの「カインド・オブ・ブルー」。

   この二枚ともLPの時代からのベスト・セラーで、ジャズ史に残るアルバムと言ってよく、ちょっとジャズが好きな方ならこの名前を見ただけでもワクワクしてしまうのは間違いありません。「チェット・ベイカー・シングス」など、LP2枚とCD1枚の3枚も持っていていて、その中から昨日はCDを聴きました。

   ともかく、このアルバムは何度繰り返し聴いても飽きないのです。そして、「カインド・オブ・ブルー」もヴォリユームをいっぱい上げて盛大に聴きましたが、神舘さんが「こんなカッコイイ音楽はない」と言ってるのがよく解ります。新しい年の初めに、この二枚の名盤がジャズをこころいくまで徹底的に堪能させてくれました。

箱根駅伝と踏切

   「第89回箱根駅伝」(日本テレビ)は日本体育大学の総合優勝で終わりましたが、箱根駅伝の難所でもあり名所でもあった第1区と第10区の蒲田踏切が、線路を高架にした為に無くなって初めての駅伝です。テレビの中継画面に昨年まであった線路がちょっと映りましたが画期的な出来事と言っていいでしょう。

   何しろ、昨年までの蒲田踏切近辺はここを通過する選手を観るために沢山の人で賑わっていたのが普通の道路になって恐らく減ったに違いありません。過去にこの踏切で酷い目に合ってる選手が何人かいて、中でも2002年に大東文化大学の選手が通過する時に遮断機が下りてしまったのは有名なことです。

   昔からこの踏切は存在し京浜急行は駅伝のある日には電車のダイヤを変更したりして調整しているという話を聞いたことがあり、現にこんな事態が起きたことは無かったのに、2002年は何か手違いがあったのでしょう。いずれにしても、踏切がなくなって、駅伝のみならず一般の人にとっても大変なプラスになりました。

   これで、箱根駅伝のコースでの踏切は第5区、第6区の箱根登山鉄道の小涌谷踏切だけになりましたが、この踏切を無くすことは出来そうもありません。箱根登山鉄道も駅伝の時にはダイヤの変更とか特別の対策をしてるようで幸いにして過去に何のトラブルも発生してないようです。ともかく、今年の駅伝も無事に終わりました。

日本の男子柔道に強敵

   日本の男子柔道に頭痛のタネが出来ました。これは大晦日の「日刊スポーツ」の記事ですが、2008年北京オリンピックの柔道男子100キロ超級の金メダリスト、石井慧氏が今年中にアメリカ国籍を取得し、アメリカ代表として2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの出場を目指すというのです。

   同氏は昨年7月にすでにアメリカのグリーン・カード(永住権)を取得、アメリカの国籍を取得するためには、普通、アメリカの滞在期間が最低5年は必要で、その審査期間も約1年はかかると言われています。しかし、石井氏は金メダリストという実績があり、アメリカ柔道連盟の協力があればもっと早く取得出来る可能性があるとか。

   今年2013年中にアメリカ国籍を取得して代表になっても、それだけではオリンピック出場は難しいので、2014年以降、世界ランキングを上げるため、ヨーロッパの大会などに出場してポイントを稼ぎ、何とか2016年のリオデジャネイロのオリンピックに間に合わせる作戦なんだそうです。

   石井氏はこう語っています。《ロンドンでの日本柔道はふがいないと思いました。今回、(井上)康生さんが監督になりましたが、大丈夫かな、と不安があります。リオ五輪にアメリカ代表として日本と戦いたい。メダルというよりも「打倒日本」「打倒井上ジャパン」でリオに出たい》。井上ジャパンにとってやっかいな強敵になりそうです。

驚異的なテレビ番組表

   お正月はテレビを観ることが多く、番組のチェックはそれぞれの方法でされていると思いますが、ネットの驚異的なテレビ番組表を紹介します。私は前から使っていますが、至れり尽くせり考えられる全ての可能性を網羅した最強のデータベースかも知れません。それでは「YAHOO!JAPANテレビ」をクリックしてみて下さい。

   「使い方ガイド」を読めばいいのですが、愛用者として基本的な使用方法をちょっと説明します。まず、右にある[地域設定]を確認すること。次にその上にある[番組表の表示設定]が「番組内容」と「見たい!ボタン」にチェック、そして「ジャンルの強調」が強調なし、「表示範囲」が24時間になってるのが標準です。

   テレビがデジタルになってから、番組選択が多岐にわたり、新聞のテレビ番組表に苦労されてる方が沢山おられるのではないかと思いますが、この番組表を使えばもう大丈夫。日本で放送しているほとんどのテレビ番組のチェックが出来ると言っても過言ではなく、非常に重宝するのは間違いありません。

   あまりマニヤックでなければ、普通、よく観るのは「地上波」「BS 101~192」「BS 193~233」(WOWOWの映画など)の三つ。番組内容の解説も見られるし、映画、スポーツなどジャンル別の検索も出来るし、「お気に入り」に登録して、是非、活用されることをお勧めします。ともかく、このデータベース本当に凄いです。

2013年幕開けのご挨拶

   明けましておめでとうございます。2013年、巳年の幕が開きました。さて、新しい年の最初の記事を書くにあたり、昨年は何を書いたのだろうと読んでみました。やはり、新しい年の一番最初に聴く音楽のことを書いています。そうなんです。かなり前から続いている「それってなに?」と言われそうな私のしきたりがあります。

   クラシックはマーラーの「大地の歌」、そして、ポピュラーはサッチモことルイ・アームストロングのアルバム「ハロー・ドーリー!」を元旦に聴きます。別に何の意味もないのですが、毎年やってる習慣を崩したくないし、それに変える理由もなく、今日も盛大に聴くことにして、起きるやいなや二枚のCDを取り出しました。

   但し、「大地の歌」は昨年はバーンスタインでしたが今年はブルーノ・ワルター指揮ウイーン・フィルの知る人ぞ知るの名盤です。いささか録音が古く音が悪いのが難点ですが、カスリーン・フェリアーのソプラノとユリウス・パツァークのテノールがマーラーの弟子ワルターの指揮を盛り立てています。

   そして、続けてサッチモがトランペットを吹きながらご機嫌に歌ってる「ハロー・ドーリー!」で、この二枚を聴き終わってこの記事を書いてます。今年も毎日更新を心掛け、出来るだけ幅広く話題を探して書こうと思っていますので、相変わらずろしくお願い致します。では、東京湾の初日の出の映像のYouTubeです。

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