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ジャズ喫茶のリクエスト

   最近はたまにしか行きませんが、昔は頻繁にジャズ喫茶に通い、リクエストをするのが楽しみでした。ジャズ・ファンなら大抵の方が知ってる吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」のオーナーで沢山のオーディオやジャズの本を出版してる寺島靖国氏が「辛口!JAZZノート」(講談社)に、このリクエストのことを書いています。

   その書き出しは《ぼくがジャズ喫茶をはじめた動機は簡単だ。レコード係の抜く手も見せぬ「神業」にあこがれたからである。……》。ジャズ喫茶に足繁く行ってる方はご存知のことですが、ジャズ喫茶にはリクエストというシステムがあり、自分の聴きたいLPやCDをお店の方に頼んでかけて貰うことが出来るのです。

   その方法は二通りあって、店に用意してあるリクエスト・カードにアルバム名やプレイヤーを書いて所定の箱の中に入れるのと、置いてあるノートに書き込む方法です。しかし、その書くアルバム名にはジャズ・ファンのミエがあって、出来るだけ名盤と言われ大向こうを唸らすような玄人ぽいLPやCDを書かなければなりません。

   そうしないと、何だかレコード係に笑われそうな気がして、いくら自分が聴きたくてもやたらなアルバム名は書けないのです。すると、アルバム名をちらっと見たレコード係は、棚の沢山の中から眼にも留まらない早業で目的のものを取り出しミエの返礼をするのです。何だか久し振りにジャズ喫茶に行ってリクエストがしたくなりました。

ウインブルドンとWOWOW

 テニスのウインブルドン2012、錦織圭選手のフランスのフローラン・セラ選手との2回戦を、昨晩、WOWOWでじっくり観ました。1回戦に勝ってウインブルドン初勝利を飾った時も嬉しかったですが、この2回戦の錦織選手、欲を言えばファースト・サーブの入る確率をもう少し高くして欲しかった位で、危なげがなく勝ちました。

   ともかく、錦織選手のテニスは凡ミスがほとんどなく、ラインぎりぎりのショットが実に正確に入り、観ていて気持いいです。前に出てきたセラ選手の頭の上を越してエンド・ラインいっぱいに落ちたループ・ショットにはしびれました。何しろウインブルドンで3回戦に進出したのは松岡修三さん以来だそうです。

   ところで、ちょっと男子テニス・プレイヤーのランキング表をご覧になって下さい。世界ランク1位はジョコビッチ選手、2位ナダル選手、3位フェデラー選手、4位マリー選手、5位フェレール選手という世界の名立たる顔ぶれの僅か下の20位に錦織選手が位置してるなんて何だかとても嬉しいです。

   そして、2012年ウインブルドン組合せ表をクリックして見ると、添田選手も1回戦に勝っていて、2回戦に勝つと3回戦は日本人同士の対決になります。WOWOWはこのあと、日本人の試合は勿論のことかなり沢山の放映をするようで、また、サッカーのヨーロッパ選手権の決勝戦も楽しみです。

承諾に「OK」を使う由来

   何か承諾したり、了解するような時に「OK」がよく使われます。この由来についてある本で知りましたので紹介します。アメリカの第8代大統領は、マーティン・ヴァン・ビューレンという人物だそうですが、日本人にはあまり聞いたことがない名前ですね。この方はニューヨーク州のKinderhookという村の出身でした。

   そのために、それにちなんで彼には「Old Kinderhook」というあだ名がつけられていて、当時は名称をイニシアル化することが流行っていたので、彼の後援会は「OKクラブ」と呼ばれていたのです。そして、この「OKクラブ」は中々力があり、ここに所属してると何かと便宜が図られました。

   それで、その力ある様子から何かを承諾する時に「OK」と言うようになったのです。最近は一般的に略語を使うことが多いですが、当時も会話に略語を使うことが格好よかったらしく、若者を中心に火がつき、やがて、一般にも浸透していって、アメリカ中に広まり、やがて世界中で通用するようになり現在に至っています。

   ところで、インターネットに「OKの語源」というサイトがあり、以上紹介したマーティン・ヴァン・ビューレン大統領の説のほかに、もう一つ、第7代アンドリュー・ジャクソン大統領がスペリングが不得意で“all correct”を“oll korrect”とよく書き間違えて新聞で取り上げられた結果、これが広まったという説も書いてあります。

消費税法案が衆議院で可決

   消費税の増税法案が衆議院で可決されました。1997年4月に5%になってから17年ぶりの増税で、2014年4月に8%、2015年10月に10%に引き上げられる法律です。テレビのインタビューを見ていてもこれに対する国民の反応は「国の財政安定の為にやむを得ない」と「生活が苦しくなる」の賛否両論です。

   ところで、世界主要各国の消費税率がどうなってるかご存知でしょうか。ちょっと一覧表をご覧になって下さい。最も高い国はスウエーデンとデンマークで何と25%。これを見た限りでは日本の税率はかなり低い印象ですが、これらの国は子供の教育費が無料とか年金などの社会保障が充実していて単に税率だけの問題ではありません。

   現在、日本の消費税は全て一律になっていますが、ヨーロッパの国などでは食料品は税率を下げたり、中には非課税の物もあるようで、運営方法は色々です。日本でも、税率を上げたら、生活必需品の税率だけは別にする「軽減税率」の導入を検討するそうですが、恐らくそのリスト作りは大変な作業でしょう。

   ともかく、税率が10%になると、政府の消費税収入は13.5兆円増加して、そのうち10.8兆円が基礎年金の国の負担を維持するために使い、残り2.7兆円を新たな社会保障に使うそうです。しかし、これに対する国民の負担はかなり増加して、必然的に消費抑制が予測され、これが景気に与える影響が心配です。

音楽に精通している元首相

   本箱の中の元総理大臣小泉純一郎氏が書いた「音楽遍歴」(日本経済新聞社)が目に触れ、読み直しました。ともかく、氏の音楽への造詣の深さは特筆もので、もう脱帽するしかありません。熱っぽく書いてる内容が音楽の入門書と言ってもいいくらいに奥が深く、何度読み直しても引き込まれます。

   中でもことに好きなのはオペラのようで、慶大の学生だった19歳、20歳頃からイタリア・オペラに熱中し、レコードを買ったり、実際に実演も観に行ってたようです。また、イギリスに留学していた二年間にはロイヤル・オペラハウスやロイヤル・フェスティバルホールにもよく通っていたようですから筋金入りのオペラ・ファンです。

   ともかく、小泉氏と音楽との掛かり合いは12歳の中学生の頃からで、正式に先生についてヴァイオリンを習い、演奏会まで行っているのですから、単なる音楽好きのレベルではありません。何しろ、首相の在任中でも忙しい時間を割いてコンサートに行ってたようで、このような首相は後にも先にも小泉氏だけでしょう。

   氏の音楽への思いの深さ、知識の広さは世界の音楽好きの政治家にもよく知られていて、首相時代にドイツのゲアハルト・シュレーダー首相に招かれて、バイロイト音楽祭のワーグナーの歌劇「タンホイザー」を一緒に鑑賞しています。この経緯なども面白く、氏の音楽談義とても魅力があるので実際にお読みになることをお勧めします。

相手に同調する心理

   「シンクロニー傾向」という言葉があります。これは心理学の用語で、好意を抱いてる相手に接していると、それが異性でも同性でも、仕草、言葉遣い、話す声の強弱やスピード、間の取り方、そして、話す内容までが何となく似てきて、それを「シンクロニー傾向」と言うのだそうです。

   つまり、相手との関係を良好に持続したい気持が無意識に表れるのであって、自然にそうなってしまうのです。中には今まであまり好きではなかった食べ物なども相手に気に入って貰いたいあまり、いつの間にか好きなってしまうこともあります。要するに相手と同じレベルになりたいのです。

   ということは、この心理を利用して、好きな相手に自分を好きになって貰うことが不可能ではないというのです。例えば、喫茶店で会話を交わしている時、相手がコーヒーを口に運んだら、自分もカップを持ち上げる、また相手が水の入ったグラスを手にしたら、たとえ飲みたくなくても水を飲むなど。

   ところで、竹内一郎著「人は見た目が9割」(新潮社)という本に「シンクロニー傾向」のことが載っていて、誰かとの会話で①こちらが使った単語が相手の言葉に混じって出てくる②こちらの話に頻繁に頷く③よく相槌を打って会話を盛り上げてくれるのは同調の表れと書いてあります。ともかく、同調は友好の基礎です。

好きな果物のベストテン

   朝日新聞の土曜日恒例の「beランキング」、昨日は《いちばん好きな果物》のベストテンです。アンケートの方法は編集部が選んだ40以上の果物から「アスパラクラブ」会員に一人三つを選んでも貰った集計の結果で回答者は2,303人。朝日新聞の読者以外の方のために紹介します。

   1位の栄冠に輝いたのはバラ科の植物とかのイチゴです。江戸時代の終わりに輸入され、明治時代になって栽培されるようになったそうですが、この1位は何だか肯けます。そして、2位はモモで東西を問わず世界各地で栽培され、この語源は沢山の実をつけることから「百(もも)」になったという説があるそうです。

   3位のメロンは北アフリカや中近東が原産地で、日本で温室栽培が行われるようになったの大正時代だそうですが、今や高級果物として贈り物によく使われます。4位はミカン、冬の代表的な果物でビタミンCが豊富なことから風邪の予防に良いとされています。5位のリンゴはアダムとイブの神話の世界にも登場します。

   6位のカキは「古事記」や「日本書記」にも載ってる古い果物で、同点の6位がもう一つあって梨、これも弥生時代から食べられていたそうです。8位のスイカは原産地がアフリカで紀元前5000年頃からあったとか。あと9位はバナナで10位はブドウ、私ごとですが、バナナを朝必ず1本食べる習慣が20年以上続いています。

鎌倉時代の文化と法律

   たまには鎌倉時代に思いを馳せるのも悪くないでしょう。平安時代まで文化を主導してきたのは公家や貴族たちで、優雅で華美な文化はおっとりした彼らの生き方を表していました。時代が変わり、鎌倉時代になって登場してきたのが武士たちで、武士が世の中を支配するようになって、当然、文化の傾向が大きく変ってきます。

   しかし、伝統文化を受け継ぐ公家の権威もまだ影響力を残していて、源頼朝をはじめ幕府の指導者たちは貴族文化の摂取にも努めていました。従って、和歌の分野でも優れた歌集を残し、後鳥羽上皇の命により、主に藤原定家が選にあたった「新古今和歌集」がこの時代の代表的なものと言えるでしょう。

   そして、様々な文学も盛んになり中でも軍記物に人気があって、盲目の芸人、琵琶法師が街角で節をつけて語り聞かせていました。ともかく、新しい時代の武士が主人公になっているのが魅力を持っていて、ことに人気が高かったのが「平家物語」や「源平盛衰記」などで文字が読めない民衆を大いに喜ばせていたのです。

   ところで、鎌倉時代を詳しく述べている「鎌倉時代の勉強をしよう」というサイトがあり、この中に鎌倉幕府が作った法律「御成敗式目(ごせいばいしきもく)」の現代語訳全文が載っていて、これを読むとこの時代がかなり解ります。この要点を書いたものもありますので、歴史に興味がある方は、是非、お読みになって下さい。

アイドルだったモーツアルト

   モーツアルトが大好きな音楽ファン沢山います。私もその一人ですが、音楽評論家の坂崎紀氏が「クラシックの快楽」(洋泉社)という本の中でモーツアルトのことを色々と書いているので紹介します。氏は腹を立てないで欲しいと前置きしてモーツアルトは現代の「作られたアイドル」に酷似していると書いてます。

   つまり、モーツアルトのお父さんが大変な人物で、さしずめ「ステージ・パパ」のやり手のマネージャーといったところで「神童」を売り物にヨーロッパ中を巡って金儲けに積極的だったとか。そのため、モーツアルトは体力を消耗して多くの病気を患い36歳の若さで世を去る原因になったというから何だか悲しいですね。

   ともかく、小さい頃からモーツアルトの才能は抜きん出ていて、最初の交響曲を書いたのが1764年~65年の9歳の頃。また、最初のオペラ「アポロとヒアキントス」を書いたのが1767年の11歳の時だったそうですから、生まれつきの才能に加えてお父さんの教育も凄かったに違いありません。

   しかし、モーツアルトが作曲家としての本領を発揮するのは1781年、26歳以降のことで、傑作と言われてる交響曲第39番、第40番、第41番「ジュピター」を作曲したのは1788年で亡くなる3年前のことです。そして、「レクイエム」を未完成のまま世を去ったのは有名な話ですが、もっと長く生きて欲しかったです。

オリンピック競技日程と放送

   ロンドン・オリンピックまであと一ヶ月ちょっととなり、日本オリンピック委員会(JOC)は日本選手団の主将と開会式の旗手を発表しました。主将は陸上男子やり投げの村上幸史選手で旗手はレスリングの吉田沙保里選手。吉田選手には主将の打診もあったそうですが辞退して念願の主将になって大喜びです。

   さて、オリンピックは、7月27日の開会式から8月12日の閉会式までの17日間で、全競技日程が発表になっていますのでご覧になって下さい。サッカーだけは開会式の前にスタートするのは、こうしないと決勝戦が閉会式の前に終わらないためで、やむを得ない措置なのかも知れません。

   そして、この競技を放送するNHKの放送時間は総合テレビが230時間、BSが350時間、ラジオが103時間。地上波のスケジュールも発表されているので、これもご覧になって、観たい放送をメモっておくのがいいでしょう。ロンドンとの時差の関係で深夜になる放送も沢山あって、見逃した人のために録画も随時流すようです。

   また、民放もNHKで放送しない種目をインターネットで生中継する予定のようで、そのスケジュールについては7月中旬に発表するそうです。いずれにしても、沢山の種目を、しかも深夜放送をライヴで観るわけにはいかないので、録画しておいて後で観るのがいいでしょう。楽しみな17日間が間近に迫りました。

ミステリー・ファン座右の書

   ミステリー評論家の新保博久氏が編集した「私が愛した名探偵」(朝日新聞社)という本があり、私の大切な一冊です。何しろミステリーに登場する古今東西の100人近い名探偵を各界の著名な方が論じていて、ミステリー・ファンにとって掛け替えがない宝物のような本と言ってもいいかも知れません。

   まず冒頭に登場するのがアガサ・クリスティが生んだ名探偵ミス・マーブルとエルキュール・ポワロで、宮部みゆきさんがミス・マーブル、コピー・ライターの真木準さんがエルキュール・ポワロを熱く論じています。クリスティはこの二人の探偵を作品ごとに使い分けて登場させ、難事件を解決しています。

   また、私が好きな作家の一人、クロフツが生んだ名探偵フレンチ警部を評論家の紀田順一郎氏が書いていますが、クロフツの第一作「樽」にはフレンチ警部は登場せず、あとの作品からこの警部を固定しました。鉄道技師だったクロフツは緻密なアリバイ崩しを沢山書き、フレンチ警部の活躍に驚歎した覚えがあります。

   あと、この本に登場する名探偵はサム・スペイド、シャーロック・ホームズ、明智小五郎、金田一耕助、メグレ警視、フィリップ・マーロウなどお馴染みの顔ぶればかり。この本の出版されたのが2001年ですからまだ手に入ると思いますので、ミステリー・ファンが、是非、持っていて欲しい座右の書として推薦します。

しびれたNHK杯の将棋対局

   実に面白い将棋を観ました。第62回NHK杯将棋トーナメント1回戦第11局が日曜日にありましたが、この対局を見逃した将棋ファンはかなり損をしたかも知れません。対局はA級棋士の深浦康市九段対若手の角倉啓太四段。解説が角倉四段の師匠の石田和雄九段ときては最初からワクワクする条件が揃っています。

   というのも、NHK杯ではベテランの八段や九段が若手の四段や五段に負かされるシーンを何度も見ていて、A級棋士といえども、コンピューターによって勉強している若手の棋士は簡単に勝てる相手ではありません。深浦九段も対局が始まる前の恒例のインタビューで「集中力を高めて対応したい」とかなり意識してました。

   そして、対局が始まると深浦九段は王様をアナグマに囲ったのに角倉四段は居玉のままで、深浦九段の固い王様に向かって序盤からドンドン攻めます。ここで、ちょっと棋譜をご覧になって下さい。「10手先」を6回クリックして60手目、深浦九段の打った歩を角倉四段が8三飛と取ったところで、これから先の数手が実に面白いのです。

   次に深浦九段が6五銀と角取りに出た瞬間、角倉四段は8七飛と飛車を切り、同銀の頭に8六歩と叩いたのです。もし深浦九段が同銀なら王の頭に歩を垂らされて万事休す。そこで、銀を取られても角で取るしかありません。その後、角倉四段は角成りを急いだ為に73手目の3九飛打を見落として負けました。負けても四段強いです。

今や「玉入れ」は大人の競技

   運動会に欠かせない競技に「玉入れ」があります。この基本的なルールは2組に分かれて、制限時間内に籠の中にどちらが多く入れるかを争う競技で、今まではどちらかと言うと幼稚園や小学校などの低学年が対象でした。それが、今は大人も楽しめるように考案されて、毎年九月には「全日本玉入れ選手権大会」が開催されます。

   ところで「玉入れ」の籠の高さはどのくらいかご存知でしょうか。恐らく昔は別に決められていなかったと思いますが、現在は「全日本玉入れ協会」があってちゃんとルールが存在します。1990年(平成2年)に北海道の和寒(わっさむ)町で「ふれあいまつり」というイベントがありました。

   その時、行われた「玉入れ」の際、実行委員会が決めた4メートル12センチというルールが現在は全国的に使われています。この根拠は1978年(昭和53年)2月にこの町が記録した最低気温がマイナス41.2度。つまり、実行委員会が何とか町にちなんだものがいいと考え出されたのがこの数字なのです。

   そして、100個の玉を入れる速さを競うタイム・トライヤル形式を考案したのもこの「全日本玉入れ協会」で、今年も9月2日(日)にこの町で「第17回全日本玉入れ選手権大会」が開催され、全国から沢山のチームが集まって、多額の賞金獲得を目指して熱戦を繰り広げます。今や「玉入れ」は大人の競技です。

LPの名盤が100円

   音楽やオーディオをとことん語る友人との月に一度の例会はこのところずっと渋谷で行ってる関係で、CDやLPの中古店「レコファン」に行くのが慣習になってしまいました。それで、今回見付けたのはカラヤン指揮ベルリン・フィルのベートーヴェンの「運命」と「第九」、シューベルトの「未完成」の2枚組のLPが何と100円。

   みんなCDで持っているものばかりなのですが、LPで聴きたくてつい買ってしまうのです。また、スリー・デグリーズの日本公演ライブの2枚組のLPが380円、そして、布施明のヒット曲が20曲収録してあるLPも100円で、合計5枚のLPが580円。家に帰って聴いたら盤質も全てグッドで大満足です。

   ご存知のように今はLPの生産はまったくしていません。しかし、相変わらずLPから離れられない音楽ファンが沢山います。その理由はアナログのLPにはデジタルのCDにはない柔らかさ優しさがあって聴きやすいのです。勿論、針音もなくダイナミック・レンジも広いCDの方が優れているに決まっていても。

   音楽ファンはこの店のことを大方ご存知だと思いますが、もし知らなかったら、渋谷駅から近いので一度行かれたらいかがでしょうか。LPだけではなく、CDにも結構掘り出し物があって、膨大な量をチェックしていたら瞬く間に一時間が経過します。ともかく、100円のLPに名盤が沢山あるので、是非、訪問してみて下さい。

曜日の順番を決めた方法

  天文学の本が好きで時々読みます。その中に「週」と「惑星」の関係について書いてあって、曜日の順番を決めた方法がネットにもありますので紹介します。一日は地球の自転、一ヶ月は月の満ち欠け、一年は地球の公転という具合にみんな天体の動きの周期に基づいて決められていますが、週だけはそうではありません。

   歴史を遡ると、昔は一週間が5日とか10日の時もあったそうですが、現在は地球上のどこの国でも7日と定められています。そもそも、週の概念が生まれたのは古代メソポタミアのようで、当時、観測出来た5つの惑星、水星、金星、火星、木星、土星に太陽と月を加えた7つで一ヶ月を分割することになりました。

   それなら、何で現在の順序を決めたかというと、インターネットにそのことを詳しく書いたサイトがあるのでちょっとご覧になって下さい。この順序を決めたローマ時代はまだ天動説で、地球から遠い順に土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月という順になってると考えられていました。

   そして、一時間ごとに時間を支配してるとして、最初の1時間は土星、次の1時間は木星、次は火星といった順番に24回並べると、25時間目は太陽で日になり、これを7日間並べると土日月火水木金の順になります(ネットの表を参照して下さい)。しかし、後にキリスト教の普及によって安息日の日曜日が週の初めとなりました。

将棋ファン必読の新刊本

   加藤一二三九段が書いた「将棋名人血風録」(角川書店)実に面白いです。まず、冒頭に将棋の歴史を書いていて、こんな詳しいことを読んだのは初めてで、これはもうブログに書かないわけにはいかないでしょう。そもそも将棋の起源は古代インドの「チャトランガ」というボードゲームであることが有力な説だとか。

   これが西方に伝わって「チェス」、東方に伝搬して「将棋」になったそうで、日本に伝来したのは中国で、取った駒が使える現行のルールになったのは室町時代後期。それが、急速に発展したのは、安土桃山時代に入ってからで、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の庇護と奨励が大きかったのだそうです。

   中でも徳川家康は特に熱心で、現存する最古の棋譜は、慶長12年(1607年)に家康の御前で京都の裕福な商人で漢方医だったその当時の第一人者、大橋宗桂と囲碁の本因坊家の当主、本因坊算砂が対局を行ったものだそうです。きっと、家康が誰かに記録をするように命じたのですね。

   そして、徳川家康は囲碁とともに将棋も幕府公認とし、大橋宗桂に俸禄を支給することを決めて、慶長17年(1612年)に最初の名人を名乗らせたそうです。つまり、今年2012年は名人が誕生してからちょうど400年目になるのだそうで、この本には名人についての面白い話が沢山書いてあって将棋ファン必読です。

地下鉄の「踏切」

   地下鉄「銀座線」の上野駅近くに「踏切」があるのをご存知でしょうか。当然、その「踏切」は地下ではなくて地上にあり、一体、何のことかと思われるかも知れないので、ちょっとその「踏切」の写真をご覧になって下さい。ちゃんと「銀座線 踏切」と書いてありますが、営業用の電車が通るのではありません。

   つまり、「銀座線」の車両が上野検車区という車庫に行くのに地上に出て走るために設けられたもので、一般の人が電車に乗って通るわけではないのです。しかし、「踏切」であるのは間違いなく、写真をよく見ると、何と電車が通る線路にゲートが設けられていて、これでは電車が通れないと思うでしょう。

   ところが、電車が通る時だけゲートが上がるようになっていて、何でゲートがあるかと言うと人が立ち入るのを厳重に防いでいるのです。というのは、地下鉄に電気を取り込むのは屋根にあるパンタグラフからではなくて、線路と平行に設けられた「第三軌条」というレールからで、これには高圧の電気が流れています。

   それに人が触れないようにゲートがあるのですが、踏切の所だけは電車は慣性で通過するようになっていて「第三軌条」は無く、人が歩いても危険がないようにしてあります。それにしても、地下鉄の「踏切」というのはここだけにしかない珍しい光景なので、写真を撮ってきて友人や知人との話の種にしたらいかがでしょうか。

試合を司るレフリーの力

   W杯アジア地区最終予選のオーストラリア戦(ハイライト)、負けないでよかったです。出来たら勝って欲しかったですが、サッカーのホームとアウェイの差は誠に大きく、あの大観衆を敵に回しての1-1は仕方ないかも知れません。日本はキックオフから圧倒されていて、10分も経たないうちに危ないシーンが何度も訪れました。

   しかし、キーパーの川島選手がことごとく防ぎ、日本の少ないチャンスに本田選手の鮮やかなパスを栗原選手がゴールして先取点を挙げて前半が終了。後半になると、日本の左右へのユサブリが利いて得点チャンスが再三にわたって生まれ、追加点を取ったら絶対に勝つと思っていたのに物事はそう簡単にはいきません。

   逆にPKを決められて同点になり、一人少ない中でのオーストラリアに何度となく攻め込まれ、川島選手のスーパーセイブがなかったら絶対に点を取られてました。そして、ロスタイムに絶好の位置でフリー・キックを得たのに、あのレフリー、非情にも本田選手のキックを観せてくれずに笛を吹いたのです。

   それにしても、この試合は退場者が二人も出たり、厳しい判定のPKがあったり、試合を司るレフリーの力は大きいです。これで日本は2勝1分けになり、勝点7は順調な成績と言っていいでしょう(予定と成績)。次は9月11日に日本のホームでイラク戦があり、この試合に勝って、是非、日本国民を少しでも安心させて欲しいです。

「東京スカイツリー」の工費等

   「東京スカイツリー」のことを詳しく書いた本を読みましたので、その中から総工費、高さ、作った理由、そして、所有者などを紹介します。まず、総工費は約650億円だそうで、世界一高い建物として知られているドバイの「ブルジュ・ハリファ」が約1400億円掛かっているとかですからそれの半分以下です。

   次にその高さは、最初は610メートルの計画だったのが、東京、埼玉、神奈川などの地域がかって「武藏」と呼ばれていたことに由来して、ゴロ合わせで634メートルに変更。それにもう一つの理由は、当時、中国が建築中だった「広州タワー」が610メートルの予定だったので、それを超えたかった為だとか。

   しかし、建造物の高さとしては「ブルジュ・ハリファ」が828メートルで世界第1位なのでそれに次いで世界第2位。あと、3位はサウジアラビアの「アブラージュ・アル・ベイト・タワーズホテル」が601メートル、4位は中国の「広州タワー」で600メートル、そして、5位がカナダの「CNタワー」の553.3メートルと続いています。

   ところで、「東京スカイツリー」は何のために作られたかというと、近年、200メートル級の超高層ビルがどんどん増加し、高さ333メートルの「東京タワー」では、今後、安定した電波を送信するのが難しくなるという理由。そして、所有者は東武鉄道㈱と東武タワースカイツリー㈱の二社だそうです。

消えた男子バレーの五輪出場

   男子バレーのオリンピック最終予選については、何度かブログに取り上げましたが、昨晩のイラン戦をもって終了し、締めを書くことにします。試合が始まる前にすでにセルビアとオーストラリアの二国がオリンピック出場が決定したことが解ってしまい、何だか白けた感じでイラン戦を観戦することになりました。

   結局、日本はイランにも負けて4位となり、念願のオリンピック出場ははかなく消えました。オーストラリア戦からかなり改善されたとは言え、何だか日本はサーブミスによってこの結果になったという印象が強いです。強力なスパイクを持ってるだけにだまって相手に1点与えてしまうサーブミスは残念でなりません。

   昨日のイランにしてもサーブミスは多かったですが、失敗した選手がみんな口惜しそうな表情をしてるのに日本の選手はまったく悪びれずにチームメイトと握手してるのがとても不思議な光景です。出来たら全出場国のサーブミス順位表を見たいのですが、そんな記録は公表しない方がいいとみえてネットにも無いです。

   決定したオリンピック出場国は、開催国のイギリス、ロシア、ポーランド、ブラジル、チュニジア、イタリア、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、セルビアの10ヶ国。あとの2ヶ国はドイツとブルガリアの最終予選の結果です。日本は残念でしたが、何はともあれ10日間、男子バレーの迫力を堪能し楽しかったです。

魅力的なロック・グループ

   銀座のソニー・ビルの8階にホールがあり、そこに200インチの巨大な画面が設置されていて、色々な映像を無料で公開してるのを何度かブログで紹介しています。普段、全ての椅子が埋まるようなことはなく、何年か前にマイケル・ジャクソンの追悼映像を流した時にかなり沢山の人が観にきて満席だった覚えがあるくらいです。

   それが、昨日、ソニー・ビルに寄ったので8階に行ったら、ホールの外まで沢山の人で溢れ、中を覗くとほとんどの椅子が空いてない状態です。放映してるのは「L'Arc〜en〜Ciel」(ラルク・ アン・ シエル)というロック・グループで、結成20周年を迎えてのDVD発売に先駆けての放映だそうです。

  つまり、その情報を知ったファンが大挙して押しかけたようで、音楽好きの私がこのグループを20年間まったく知らなかったのに驚きます。何とか座る場所を見付け、ちょっと聴いたら圧倒的に迫力のある演奏に引き込まれ、結局、約40分全て聴いてしまいました。ともかく、4人のメンバーが非常に魅力的で人気があるのが解ります。

   家に帰りネットで調べてみたら、1991年2月に大阪で結成されたグループで、最初はほとんど関西で活躍してたのが、最近は東京でもライヴも数多く行い、かなりの観客を集めているのだそうです。基本的に音楽は何でも好きですが、ジャズとクラシックを主に聴いてる人間が知らなくても仕方がないと、自分で自分を慰めました。

道は険しいW杯アジア予選

   一昨日はバレー、昨日はサッカーのどちらも負けられない試合を二日続けて観ました。埼玉スタジアムの6万人を超える観客の熱気の中で始まったW杯アジア地区最終予選のヨルダン戦、テレビの画面から凄い緊張感が伝わってきて、もうドキドキです。そして、コーナーキックから前田選手の鮮やかなヘッディングによる先取点。

   これで何だか少しほっとした感じです。ともかく、サッカーの先取点くらい価値あるものはありません。それにしても、日本はキックオフからボールを完璧に支配し、パスもよく繋がってミスも無く、本田選手が立て続けに2点目、3点目を取り、香川選手が正確なシュートで4点目を取って前半に4-0になって勝利を確信しました。

   それで、後半になって本田選手がPKの5点目を入れてハットトリックを達成。こんな点差が開いたサッカーの試合を観るのは久し振りで、本田選手、香川選手、長友選手の三人が揃って出てるサッカーはもう最高、選手が怪我をしないことを願いながら、ゆったりとした気分で試合(全ゴール・シーン)を楽しみました。

   今後のスケジュール(結果・順位表)は6月12日にアウェイで行われるオーストラリア戦、9月11日にホームでイラク戦、11月14日にアウェイでオマーン戦、来年の3月26日にアウェイでヨルダン戦、6月4日にホームでオーストラリア戦、そして、6月11日にアウェイでイラク戦になっていて、昨日勝っても道はまだまだ険しいです。

サーブミスが無い最高の試合

   男子バレーのオリンピック最終予選、昨晩のオーストラリア戦は、今までサーブミスで負けたイライラを解消してくれた最高の試合でした。ともかく、サーブミスがほとんどないので試合のリズムが実によく、連続得点が生まれるのです。何だか日本が変身した感じで最初から最後まで安心して観ていられました。

   サーブが決まれば、当然、ブロックの可能性が生まれ、第3セットの連続でブロックが決まったシーンなど、今朝、もう一度録画を観ましたがもう最高。ブロックがいいとスパイクをミスすることになり、オーストラリアの選手の顔が引きつってるのがよく解り、監督の表情も暗く声も出ません。

   しまいに何とエースのエドガーをベンチに下げざるを得なくなり、コートを出る時のエドガーの泣きそうな表情が印象的でした。それというのも、サーブが確実に決まった成果にほかならず、何で最初からこんなバレーが出来なかったのか不思議な気がします。コートを飛び回る日本選手の顔がいきいきと輝き、とても頼もしく見えました。

   昨日、日本をあんなに苦しめた中国が韓国に負けて3敗(成績表)になったので、日本は明日9日のプエルトリコ戦と10日のイラン戦に連勝すればロンドンに行くのが夢では無くなりました。それというのもサーブミスがほとんど無くなったからで、あと二試合を確実に勝ち取って、是非、オリンピックに行って欲しいです。

名門クラブへ移籍の香川選手

   香川真司選手の「マンチェスター・ユナイテッド」への移籍が決まり何だか嬉しいです。ただ、明日の大事なヨルダン戦を前にしての発表はちょっとタイミングが悪いかも知れません。ともかく、香川選手も「今はW杯予選に集中したいので、メディアの人も協力してくれたら嬉しい」とコメントしています。

   どうやら「マンチェスター・ユナイテッド」は香川選手の獲得に競り合ってる「チェルシー」の動きに焦って早く発表したかったようで「4年契約、年俸3億1千万円で合意に達した」と発表したのは「マンチェスター・ユナイテッド」の完全なフライングと「夕刊フジ」に書いてありました。恐らく、早く公にしたかったのでしょう。

   ともかく、移籍が公になって英国の新聞はそれぞれ大きく取り上げ、中でも「ガーディアン」紙は「香川選手は相手のMFとDFの間を突く才能と、幅広いプレー域を持つ選手」と絶賛。香川選手の加入により監督は従来の4-4-2から4-2-3-1にシステムを変更する構えだと報じているとか。

   それにしても、世界中にファンを持つ大クラブのシステムを変更させるほどの影響力を持つ香川選手凄いですね。また「デーリー・テレグラフ」紙は監督は香川選手に「背番号7」を与えると報じているそうで、この背番号はベッカム、ロナルド、オーエンなどスーパースターの系譜。今から香川選手の活躍にワクワクしています。

美しい旋律の「レクイエム」

   旋律と声楽の美しさに魅せられて、クリスチャンではないのに「レクイエム」よく聴きます。カソリック教会のミサで歌われる聖歌を「レクイエム」といい、沢山の有名な作曲家が作品を残しています。ネットにそのリストがありますが、中世からバロックにかけての古い作曲家を除き、古典派やロマン派の著名な作曲家を次に書きます。

   モーツアルト、ハイドン、ベルリオーズ、ブラームス、ブルックナー、ドボルザーク、フォーレ、グノー、サン=サーンス、リスト、シューベルト、スッペ、ヴェルディ、シューマン、ブリテンなど15人。あまり、知られていない作曲家を入れたらまだ20人以上の作曲家が「レクイエム」を作曲しています。

   ところで「三大レクイエム」とはかねがね誰を言うのだろうと思っていたら、インターネットの「教えて!goo」にその質問があり、どういう方か解りませんが、二人の回答者がともにモーツアルト、フォーレ、ヴェルディを挙げています。もしかしたら、これが「三大レクイエム」の定説になってるのかも知れません。

   モーツアルトの「レクイエム」はあまりにも有名で、ネットにも詳しく書いたサイトがあり、この選択は誰も異存がないでしょう。また、フォーレの「レクイエム」も実に魅力的で、この曲の清涼感はもう最高。そして、私としてはヴェルディよりブラームスの「ドイツ・レクイエム」を聴く方が多いです。「レクイエム」本当にいいです。

「頭」と「胸」が頭に付く慣用句

   前に「口」「手」「目」「足」「一」が頭に付く「慣用句」を並べましたが、今回は「頭」と「胸」が頭に付く慣用句を列挙します。まず「頭」は、頭が上がらない、頭が痛い、頭が固い、頭が切れる、頭が下がる、頭が古い、頭から水をかけられたよう、頭から湯気を立てる、頭が割れるよう、頭に入れる、頭に来る、頭に血が上る。

   頭の上の蠅も追えない、頭の黒い鼠、頭の天辺から足の爪先まで、頭を上げる、頭を痛める、頭を抱える、頭を掻く、頭を切りかえる、頭を下げる、頭を絞る、頭を悩ます、頭を撥ねる、頭を捻る、頭を冷やす、頭を丸める、頭をもたげるなど28。頭が下がると頭を下げるは同じようにみえて微妙に違います。

   そして、今度は「胸」で、胸が熱くなる、胸が痛む、胸が一杯になる、胸が躍る、胸が裂ける、胸がすく、胸が高鳴る、胸が潰れる、胸が詰まる、胸が膨らむ、胸が塞がる、胸三寸に畳む、胸に一物ある、胸に納める、胸に刻む、胸に迫る、胸に手を当てる、胸に秘める、胸のつかえが下りる、胸を痛める、胸を打つ。

   胸を躍らせる、胸を借りる、胸を焦がす、胸を突く、胸を潰す、胸を撫で下ろす、胸を張る、胸を膨らませるなど29。一つ一つ意味を考えながらお読みになって下さい。聞き慣れないものはこの際「広辞苑」などでお調べになるといいでしょう。ネットの「慣用句辞典」を活用して、文章に使うと表現の幅が広がります。

サッカーW杯アジア最終予選

   男子バレーがオリンピック最終予選を戦ってる最中に、昨夜はサッカーのW杯アジア地区最終予選のオマーン戦。何しろ、大事な初戦に香川選手、長友選手、本田選手などが揃って出場とあっては埼玉スタジアムを埋め尽くした観客は6万3千人とかで、テレビの画面からサポーターの異様な熱気が伝わってきました。

   キックオフしてから1分も経たないうちにコーナーキックなど日本の猛攻は眼を見張るようで、12分に長友選手が折り返しのボールを上げ、本田選手が左足でボレーシュートをゴール右隅に決めた先制点が大きかったです。あの1点で日本は余裕が出たのは明らかで、パス回しもうまくいってて危なげが無く前半が終了。

   そして、後半6分に香川選手の絶妙なパスを前田選手がキーパーをかわして追加点、更に9分に岡崎選手が体勢を崩しながら3点目のゴールを入れた時、勝利を確信しました。ともかく、3点差ぐらい落ち着いて観られる試合はありません。監督はイエローカードを受けた内田選手を下げたりして、安全に初戦の勝利をものにしました。

   試合後にザッケローニ監督は「サポーターのみなさんの後押しもあって、素晴らしいゲームが出来たと思う。ベンチから見る風景は素晴らしかった。選手もサポーターの後押しを受けてこのゲームの重要性を確認し、私が描いた通りのゲーム内容になった」とコメントをしたようです。では、全てのゴールを何度でもご覧になって下さい。

人工頭脳搭載のパソコン将棋

   私の将棋の好敵手はパソコンで、いつも熱戦を繰り広げています。最近はまったく行かなくなってしまいましたが、前は街の将棋クラブに足繁く通い、おじさんが決めてくれる対戦相手に初段で勝ったり負けたりしてました。しかし、クラブは換気扇が役に立たないほど煙草の煙が凄く、それが嫌でいつしか足が遠のいたのです。

   そこで何年か前に買ったのが定評がある「AI将棋」(最新ヴァージョンの最強は何と五段とかです)。気分よくなりたいので、私が60%位勝つようにレベルが設定してあり、時間を見つけては楽しんでいます。ともかく、このソフト、人工頭脳が組み込んであるとかで、実にいい手を指してびっくりすることがあります。

   うっかりしたチョンボはほとんど無く、攻めも受けも正確で絶妙な手を指されて負かされた時など、口惜しくてもう一度やりたくなるのは人間と指してるのと変わりありません。パソコンはこっちが勝つとその手順を記憶しているようで次の対局に生かします。それに、劣勢になるとメロメロになってしまうのも人間と同じです。

   ただ、困るのが「投了」しないことで、頭に金が乗るまで指します(人によって棋力が違うので仕方ないかも)。また、こちらに勝ち目がなくなって、シャクなのでリセットしてしまうと相手はそれを憶えていて、こちらが確実に勝ちそうな時にリセットして復讐します。相手がいなくて困ってる人に生きてるような「AI将棋」絶対にお勧めです。

またしてもサーブミスの連発

   昨晩から始まった男子バレーのオリンピック最終予選、初戦のセルビア戦はまたしてもサーブミスの連発でストレート負け。日本のサーブミスをセルビアの主将は「お礼を言いたい気持です」と言ってます。いくらミスしても選手は悪びれず、監督は怒らず、観てる方のイライラは最高潮に達します。

   ともかく、この前のワールドカップの時とまったく同じことをやってるなんて信じられません。相手コートに入るよりミスの方が多い選手が何人もいたら勝てるわけが無いでしょう。グーグルで「男子バレー サーブミス」のキーワードで検索したら何と上から三番目にW杯の時に書いた私のブログ「サーブミスで三連敗」が出てきてびっくり。

   確かに、強いサーブを入れないと有利に展開しないのはよく解りますが、サーブミスをすると確実に相手に1点入るのを、監督も選手もどう考えているのか訊いてみたいです。セルビアの方も日本に負けずにサーブミスは多かったですが、それを強烈なスパイクでカバーして試合には勝ってます。しかし、日本は負けています。

   今朝の「日刊スポーツ」の見出し《これじゃ「トクテン」もつかない…ミス連発 20ポイントサービス 日本完敗》の通りで、植田監督が「サーブが全てだった。序盤から多く出てしまったことが、今日のゲームの敗戦につながった」と言ってるのを読んで、監督もサーブミスが敗戦の原因と認識してるのが初めて解りました。

後で解った「山吹」の意味

   太田道灌は築城の名手で、歌人としても一流です。道灌が鷹狩りに出掛け、俄雨にあって農家に入り、頼んだのに蓑を借りられなかった話は有名ですが、道灌は差し出された「山吹」の意味が直ぐには解らず、後で人に教えられて解ったということを書いた童門冬二氏の本を読み、何だかブログに書きたくなりました。

   初夏の昼下がり、道灌が武蔵野の草原を馬を駆けさせていると、辺りが薄暗くなって大粒の雨が落ちてきました。まことに思い掛けない雨で、従者が「あちらに民家が……」と指を指します。どこかで雨宿りをしないとどうしようもなく、道灌と従者が「ごめん」と言って土間に逃げ込むと、奥から若い女性が出来ました。

   道灌は「思わぬ雨にあってしまった。すまぬが、蓑を貸して貰えぬか。あとで、城の者から返させよう」と言うと、その女性は外に出て行き、帰ってくると黙って差し出したのは一枝の「山吹」です。雨に濡れて、八重の花の黄色が薄暗い土間の中でひときわ鮮やかです。しかし、道灌には意味がさっぱり解りません。

  道灌はびしょ濡れになって城に戻り、近臣たちの集まりでその話をすると、中村重頼という者が《拾遺和歌集の中に「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(蓑)一つだに なきぞかなしき」という歌があります。その女性は蓑がないのを言えなかったのでしょう》と。それがきっかけで道灌は歌道に精進して立派な歌人になったのです。

紙も鉛筆も使わないパズル

  マーティン・ガードナー(パズル問題集)という名前を聞いて、直ぐに誰だか解った方はかなりパズルが好きな人です。2010年に95歳で他界したアメリカの数学者で、実に沢山のパズルの本を書いていて、アメリカの有名な科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」誌上に25年間も「数学ゲーム」というコラムを書いてたことでも著名です。

  パズル(論理パズル問題集)がこよなく好きなものですから、氏のパズルの本は何冊か持っていて、その中の「新しい数学ゲームパズル」にある私が好きなパズルを一つ提供します。何年か前にブログに書いた記憶がありますが、ご覧になってない方がおられると思いますので、再度、書きますので挑戦して見て下さい。

   《2台のミサイルが向き合って置いてあり、互いに真っ直ぐに相手に向かって発射されました。Aミサイルの速度は時速9,000キロメートル、もう一方のBミサイルは時速21,000キロメートル、両方の距離は1,317キロメートル。同時に発射したミサイルが、衝突する1分前の距離を紙と鉛筆を使わないで解いて下さい》。

   次に回答を書いておきますので、どうしても解けなかった方がご覧になって下さい。2台のミサイルの合成時速は9,000キロ+21,000キロ=30,000キロ、従って分速は30,000キロ÷60=500キロ。つまり500キロが回答で、距離の1,317キロは何の関係もなく、1分以内に解けたら頭脳がとても柔軟です。

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