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またしても球団の買収話

   昨日のキヨスクの「東京スポーツ」のマエダレ(新聞の内容を書いた紙をこう呼ぶのだそうです)に《ノジマ横浜買収》とあり、どんなに成績が悪くても「横浜ベイスターズ」をこよなく愛する人間が読まない訳にはいきません。買ってみると、更にその後に大きな赤い字で《相模原ドーム浮上》とあるではないですか。

   昨年も「ノジマ」は買収問題に顔を出していましたが、買収に名乗りを上げたのは「住生活グループ」が先で、本拠地を横浜からよそに移すのではないかと言われ、オーナーら球団が猛反対して、結局、この話はキャンセル。しかし、今年も「ノジマ」は大きな一手を用意してTBSに猛アピールをかけているそうです。

   その一手とはドーム球場の建設で、しかも「ノジマ」の本店が相模原市とあっては本拠地を横浜から移す可能性はなく、球団のフロントも「今度ウチを買ってくれるならノジマになるんじゃないか」と言ってるようで、こういう話はどうなるか解りませんが、もしかしたら実現する可能性が出てきたかもしれません。

   それに、この話の背景にはちょっと先のことですが、2027年に開業予定になってる東京と名古屋を結ぶリニアカーの中間駅が相模原市内に設置されることが決定的になってるそうで、ここから名古屋まで約40分。ただ「横浜ベイスターズ」は今年も最下位に定着している酷い成績で、売却話にこの点がちょっと引っかかります。

SL(蒸気機関車)に乗る方法

   この前、西武電鉄の企画で秩父鉄道のSL(蒸気機関車)に日帰りで乗ってきたことをブログで書きましたが、このSLは基本的に秩父鉄道(SL係048-523-3317)が土曜日と日曜日に、毎週、運行しています。関東近郊に住んでいて、SLに乗りたい方のために、その運行時間や乗車方法を紹介します。

   まず、秩父鉄道全線の路線図と位置関係をクリックして下さい。秩父鉄道は羽生駅と三峰口駅を結ぶ線で、始点の羽生駅は東武伊勢崎線と接続していて、途中の熊谷駅は高崎線・上越新幹線、寄居駅はJR八高線・東武東上線、御花畑駅はここから徒歩約5分で西武池袋線の西武秩父駅に接続しています。

   そして、秩父鉄道の誇るSL「パレオエクスプレス C58 363」の走行は、往路が熊谷駅(10:10)~寄居駅(11:00)~御花畑駅(12:19)~三峯口駅(12:50)、そして、復路が三峰口駅(14:03)~御花畑駅(14:31)~寄居駅(15:39)~熊谷駅(16:18)で武川駅、長瀞駅、皆野駅、秩父駅にも停車します。

   書いてある時間は土曜日と日曜日の発車時刻で、このSLに乗るには、通常の乗車券のほかにJRみどりの窓口で「SL座席指定券」(700円)かSL係に電話予約で自由席の「SL整理券」(500円)を予め買わないと乗車することが出来ません。鉄道好きでSLに乗りたい方は、土曜日か日曜日に、是非、行ってみて下さい。

定着したブログのスタイル

   昔から物事の展開や物語の文章などにおける四段構成を表す概念に「起承転結」があります。私のブログのスタイルをこれになぞられて4つのブロックに分けて書くことに定着して大分経ちますが、これによって毎日更新がとてもスムーズになりました。ともかく、テーマさえ決めれば全体の構成がうまくいき「起承転結」様々です。

   だからといって、全ての記事が理論通りになってる訳ではありませんが、書き出しはどうして中間は何を書き締めはどうするかの参考になり、いいことを考えついたものだと自画自賛しています。また、読んで頂くためにはタイトルも重要な意味を持ち、見ただけで眼が背けられないようにいつもあれやこれやで苦労しています。

   それに、何といっても4ブロックに分けた20行という長さはパソコンのディスプレイ一面に収まり(パソコンによる)、スクロールしなくて最初から最後まで読めるのも利点で、長さは接続詞や句読点を付けたり取ったりして調整しています。つまり、1行が30文字、20行を隙間無くびっしり書いたとして30文字×20行=600文字。

   これは、400字詰め原稿用紙1枚半でちょうど読みやすい長さではないだろうかと勝手に決めています。ともかく、2006年7月に右も左も解らずにスタートしたブログも、今年の7月でちょうど5年。旅行で家にいない時以外は毎日更新してこの記事が1,812件目、積み重ねの凄さを改めて認識しています。

面白さ抜群ヒッチコック映画

   久し振りにアルフレッド・ヒッチコック監督の「北北西に進路を取れ」を観ました。最近のハリウッドときたら、ハラハラドキドキの手に汗握るサスペンス映画はまったく作ってないようで、こういう類の映画が観たいと思ったら古い映画から何か探すよりありません。その筆頭に挙げたいのはヒッチコック映画です。

   数あるヒッチコック映画の中かで何が一番かの順位など付けられっこありませんが、徹底的に娯楽性を重視して選ぶとなると、この映画が最高でしょう。ともかく、娯楽映画はこう作るんだというお手本のような映画で、日常のごく平和な生活に、突然、恐怖が訪れるヒッチコック得意のパターンです。

   主人公のケーリー・グラントは人違いされて事件に巻き込まれます。敵だか味方だかはっきりしない美女エヴァ・マリー・セイントがこの映画を盛り立てます。広大な平原でヘリコプターに狙われる有名なシーンなど何度観ても楽しめ、かって見ないこんな構図をよくぞ考えたとヒッチコックの凄さに舌を巻くばかりです。

   そして、ラストはラシュモア山の岸壁の四人のアメリカ大統領の彫刻の上の追いかけっこ。ある本によると、シナリオ・ライターと打ち合わせの段階からヒッチコックの頭の中にこのシーンがあったそうで、実に面白く映画を作っています。もし、観てない方がいたら、今日にでも直ぐにレンタル屋に行くことをお勧めします。

活躍中の災害救助ロボット

   福島第一原発に投入されている災害救助ロボットは、アメリカ、スエーデン、ドイツなど外国製が目立ちますが、唯一、活躍中の国産は「Quince(クインス)」。これについて、昨日の朝日新聞朝刊に詳しく書いてあり、このロボットの開発元は千葉工業大学と東北大学で、動画を観ると階段などドンドン昇り降りします。

   千葉工大未来技術研究センター所長の話によると「がれきの中を走る性能は世界一。それに加え、すべて自前なので、現場からのリクエストにも短期間で応えられるのが強み」と言ってますが、その映像を見た限りでは、何だか小回りが利いていて、活躍の場が非常に広そうで頼もしい存在です。

   水位計や汚染水採取のための装備を取り付けて、一ヶ月以上、走行試験や操作の訓練を繰り返してきたようで、米国製のロボットでは行き着けない原子炉建屋の地下まで降りて汚染水の分析などをしてるいるとか。確かに、放射能の危険を伴った場所での作業は、ロボットに活躍して貰うのが最もいいのは間違いありません。

   そのほか、掃除ロボット「ルンバ」で知られる米アイロボット社製でアフガニスタンで実績が折り紙付きの「パックボット」、アメリカがイラクなのど偵察に使ってる無人ヘリコプター「T-Hawk」、チェルノブイリ原発で実績があるスエーデンの「Brokk」などが、現在、福島第一原発で活躍してるロボットと新聞に書いてありました。

400年以上前の侵略戦争

   中江克己著「日本史を動かした意外な誤算」(青春出版社)という本に朝鮮出兵に乗り出した豊臣秀吉の誤算が書いてあります。天正18年(1590年)、天下統一を完成させた豊臣秀吉は無謀にもその矛先を外国に向けました。もっとも、秀吉が海外進出を口にしはじめたのはその数年前からなのだそうです。

   秀吉は周囲に「国内を統一した上は、これを弟の秀長にまかせ、わしは権威ある名を後世に残すため、朝鮮と明国を征服するつもりだ」と誇らしげに語っています。それで、天正19年(1591年)、秀吉は諸大名に出兵を命じ、翌年、まず小西行長ひきいる1万2千人の軍勢が700艘の船(よくそんな沢山!)で出発。

   続いて、加藤清正などの1万人と黒田長政らの5千人が釜山に上陸して北上し、主都の漢城(ソウル)に迫りました。いやはや、豊臣秀吉の野望は留まることを知らずに大変なことを行ってますね。しかし、最初は優勢だった戦はやがて明と朝鮮の反撃にあって苦戦を強いられ次第に追い詰められます。

   その頃、年号は天正から文禄になり更に慶長に変わっていて、慶長3年(1598年)8月18日、戦の最中に秀吉が伏見城で病死し、これを契機に撤退して7年間続いた戦争の幕を閉じました。秀吉の考え違いから始まった侵略戦争が400年以上前に行われていたとは、日本は大いに反省しなければならない出来事です。

不世出の大歌手の23回忌

   今日、6月24日は美空ひばりさんの命日で23回忌です。テレビ局が色々と特集を組み、懐かしい映像を放映していますが、この不世出の大歌手を偲ぶ意味で座右に置いて欲しい二枚のCDがあります。私が持っている唯一の美空ひばりさんのCDで、発売当時、かなり話題になった知る人ぞ知るのベストセラーです。

   その二枚とは「美空ひばり トリビュート」と「美空ひばり トリビュート オリジナル・セレクション」。トリビュートは、代表曲15曲を選び、それぞれを違う歌手が独自のアレンジで演奏しています。まず、1曲目は「悲しい酒」ですが、これをヨーロッパの匂いに包まれたcobaのアコーディオンをバックに谷村新司が心を込めて熱唱。

   続いてはANRIが歌う「愛燦燦」で、少しだけコーラスを入れたバラード調の編曲が実にいい雰囲気を漂わせ、独特の魅力を醸し出しています。また、12曲目は、作詞が星野哲郎、作曲は船村徹の名曲「みだれ髪」。ピアノのソロをバックに五島良子が情感たっぷりに歌っていて、このアルバムの白眉と言っても過言ではないでしょう。

   そして、最後にこのトリビュートに参加した全員で「We Are The World」風に「川の流れのように」を歌い、実に素晴らしい企画です。それで、もう一枚は美空ひばりさんが「川の流れのように」ほか全15曲を歌ってるCDで、発売から約10年経っていますが廃盤になっていません。音楽が好きな方に推薦する二枚のCDです。

知らなかったことを知る対談

   対談の名手、阿川佐和子さんが各界の著名人と対談している「阿川佐和子のこの人に会いたい」(文藝春秋社)に長嶋茂雄氏との対談がありました。対談は2010年10月なので去年、長嶋氏のプロフィールに1936年千葉県生まれとあり、長嶋氏が74歳の時ですがさすが阿川さんは色々なことを聞き出しています。

   まず、倒れて入院した時はまったく意識がなかったのだそうです。その当時はアテネ五輪の五ヶ月前で、長嶋氏はすでに日本代表監督に就任していましたが、お医者さんに「今度のオリンピックはやめましょう」と言われ、先生がそう言うのでは仕方ないと諦めたそうでショックが大きく孤独だったと長嶋氏は言ってます。

   ずっと遡って長嶋氏が選手時代の話で、昭和38年頃、ドジャースからオファーがあったのだそうです。長嶋氏にとってメジャーは前からの憧れで行きたかったのに、どうやら巨人軍が断ってしまったみたいですが、長嶋氏が抜けた巨人は考えられず、球団が断ったのは当然でしょう。そんなことがあったのを初めて知りました。

   また、阿川さんの「長嶋さんは現役時代にハメを外しちゃったことはないのですか?」の質問に長嶋氏は「まあ、ありますね。若いときは若いなりに、男である以上はね」と答えています。どの程度のハメか解りませんが、ハメを外すことなど絶対にないと思っていたので意外に感じました。知らなかったことを知る対談って大好きです。

女性の活躍が目立つジャズ界

   昨年、ジャズ雑誌「スィング・ジャーナル」が休刊になり、最近の動向などジャズに関する情報がすっかり入らなくなりました。それが、20日の朝日新聞夕刊に、人気の女性アーティストが出演して「ブルーノート東京」で6月7日に開催された「Women in JAZZ」(ステージの演奏がちょっとだけ観られます)のことが載ってました。

   ジャズ界は、この数年、若い女性ミュージシャンの活躍が目立つようで、市原ひかりや矢野沙織に続いて、纐纈歩美や寺久保エレナが脚光を浴び、ジャズ界はまるで女性天国のようだと新聞に書いてあります。それで、今回のイベントは守屋純子セクステットをバックに話題のスターがゲストとして出演の趣向だったとか。

   寺久保エレナは渡辺貞夫や山下洋輔らが絶賛するアルト・サックス奏者。今年3月に高校を卒業したばかりで、矢野沙織がデビューした時と同じかも知れません。そのほか実力派として人気が高い平賀マリカやファッション性に富んだステージが評判高いジャズ・ヴォーカルのmeg、そして、阿川泰子が最後を飾ったそうです。

  矢野沙織も今年は24歳になり、もうベテランの境地。都内のあちこちのライブ・ハウスで吹きまくっていると思っていたら何やら体調不良で一時活動を休止するとかがホームページにありました。先日、最新のアルバム「BeBop at the SAVOY」を聴きましたが、一段と上手さが増したように思ったのに残念です。

悪女の美女が競演の映画二本

   映画評論家の山田宏一さんが書いた「美女と犯罪」という本がありますが、犯罪にからんでいる美女って中々いいです。例えば、ジェームス・M・ケインの「倍額保険」を映画化したビリー・ワイルダー監督の「深夜の告白」。この映画の足首にブレスレットをしたバーバラ・スタンウイックの悪女ぶりは堪りません。

   保険外交員のフレッド・マクマレイがものの見事にだまされます。最初は犯罪の匂いを感じて断っていたのに、スタンウイックの魅力の前についに悪に加担して悲惨なことになり瀕死の重傷を負ってたどり着いた深夜の事務所。息も絶え絶えの中でことの顛末を上司にテープレコーダーに録音してるところから映画は始まります。

   そして、もう一本は同じ原作をリメイクした「白いドレスの女」。物語の展開がまったく違い、真夏のジャズのコンサートを聴いているシーンが映画の発端で、二流弁護士のウイリアム・ハートが知り合った白いドレスの色っぽい美女キャスリーン・ターナーに「うちのベランダの風鈴を見に来ない?」と誘われて大変なことになります。

   オリジナル作品のビリー・ワイルダー監督は何本も傑作を作っているベテランですが、「白いドレスの女」のローレンス・カスダン監督は元々は脚本家で、この映画が監督としてのデビュー作品です。どちらも面白いサスペンス映画に仕上がっていますので、是非、レンタル屋で借りてご覧になって二人の悪女振りを比べてみて下さい。

濁点の有無による言葉遊戯

   織田正吉著「ことば遊びコレクション」(講談社)から今回は濁点の有無による言葉遊戯を紹介します。「世の中は澄むと濁るのちがいにて福に徳ありふぐに毒あり」「世の中は澄むと濁るのちがいにて人は茶をのみ蛇は人をのむ」「世の中は澄むと濁るのちがいにて刷毛に毛がありはげに毛がなし」という類のものです。

   これは日本語だけにしか出来ない言葉遊戯で、濁点の有無によって意味がまるで違ってしまう言葉を使って「ジョセイ(女性)は女だがショセイ(書生)は男」「セイ(背)は高い方がいいがゼイ(税)は低い方がいい」「カラスは黒いがガラスは白い」など色々とありそうでちょっと考えてみると楽しいかも知れません。

   慈円という人が作った歌に「庭の雪にわがあとつけて出でつるをとはれにけりと人や見るらむ」というのがあり、この意味は《私が庭に足跡をつけて出ていったのを見て、誰かが訪ねてきたと人は見るだろう》で、まるで推理小説のトリックのような歌と織田氏は書いていますが、これに濁点を二つつけると次のようになります。

   「庭の雪にわがあとつけで出でつるをとばれにけりと人や見るらむ」で《私が庭の雪に足跡をつけないで出て行ったのを、飛んでいったと人は思うだろう》というおかしな歌に変化すると織田氏は書いていますが、よくぞこういうことを沢山知ってるものだと、織田氏の知識にはいつもただただ感心するばかりです。

SLに乗った日帰り旅行

   昨日(6月18日)、西武鉄道の「レッドアロー 秩父SLと4000系」という企画で日帰りで家内と秩父方面に行ってきました。駅に積んであったパンフレットを見て知ったのですが、まだ乗ったことがない特急レッドアロー号に乗れて、SLを間近に見られ、しかも2時間以上乗れるとあっては参加しないわけにはいきません。

   コースは往路が池袋駅(8:30)特急レッドアロー号→綾瀬駅(9:45)4000系電車→長瀞駅(10:17)SL→三峰口駅(12:50)、そして、復路が三峰口駅(14:21)普通電車→御花畑駅(14:43)徒歩5分→西武秩父駅(15:25)特急レッドアロー号→池袋駅(16:46)で何といってもSLに乗る2時間33分が光ります。

   費用は、昼食の辨当とお茶が付いて大人5,300円で子供3,600円。特急の1車両55名の参加者で、西武鉄道の社員4名が同行です。ともかく、初めて乗った特急レッドアロー号約20分の車窓映像)の乗り心地実によく、線路ギリギリに立ち並ぶ住宅の中を猛烈に飛ばしていくスピード感もう最高で鉄道好きには堪りません。

   そして、長瀞駅から乗ったSLにはまったくしびれました。あの独特の汽笛、もうもうとした白い煙、むせ返るような石炭が燃える匂い、55名の参加者は写真の撮りまくりです。西武鉄道の4人の社員は非常に親切で実に楽しい一日でした。それにしても、あのSLの美しい姿が脳裏からいつまでも消えません。

易しくて難しい野球のルール

   いくら野球を観るのが好きでも、自分でやってないとルールに精通してる人はあまりいないかも知れません。別にそんなに詳しくなくても、基本的なことさえ知っていれば野球は充分に楽しめるからです。しかし、栗村哲志氏が監修した「わかりやすい野球のルール」(成美堂出版)のようなを本を持ってると、野球が一段と楽しくなります。

   例えば、現在、日本のパシフィック・リーグとアメリカのアメリカン・リーグで採用している「指名打者制度」があります。これは言わずと知れたピッチャーは投げるだけで、打つのは指名打者が打つシステムですが、こんなルールがあるのをこの本で知りましたので、知らない方のために紹介します。

   各チームは必ずしも「指名打者制」を使う必要がないというのです。必要がないというより、もし、試合前のメンバーを交換する時に指名打者が書いてなかった場合、その試合では指名打者が使えません。つまり、監督がうっかりして指名打者を書き漏らすと、この有利な特典が使えなくなってしまいます。

   そのほか、指名打者が消滅するルールとして①指名打者が守備についた場合②投手がほかの守備位置についた場合③ピンチ・ヒッターが投手になった場合④投手が指名打者の代わりに打った場合など。この本には、長年、野球を観ていながら知らなかった野球のルールが沢山書いてあり、野球の面白さが倍加しました。

今年の夏の節電対策

   いよいよ電力消費が多い夏を迎えます。昨日の「夕刊フジ」に東京メトロの夏場の節電対策が載ってました。それによると、7月1日から9月22日の間、一部を除いて駅の冷房を正午から3時間、ストップすることを決めたそうです。それに伴い、現在、高めに設定してある駅や車内の冷房温度設定を従来に戻すとか。

   東京メトロの駅で冷房設備のあるのは137駅だそうで、そのうち100駅の駅の冷房を正午から3時間止めるが、例外として秋葉原駅や市ヶ谷駅など利用客の多い約40駅は止める時間を短縮して正午から1時半までか、1時半から3時までのどちらかを選択し、その代わり、エスカレーターは普通に運転して15%の削減を達成。

   現在、平日の日中は通常時の8割程度で電車の運行を続けていますが、それだけでは15%の削減が出来ずに、やむを得ず駅冷房の一時停止に踏み切ったそうですが、節電対策として良い方法かも知れません。ともかく、今年の夏の節電対策は重要な課題で、何かいいアイデアが必要です。

   《いま求められている節電対策に富士通はお客様とともに取り組みます。自社実践で30%削減を達成した「節電セルフチェックリスト」を無料で差し上げます》というコンピューター大手の「富士通」の記事がインターネットにあります。電話番号が載っていますので、節電に頭を痛めてる方は問い合わせてみたらいかがでしょうか。

ピラミッドの謎への挑戦

   考古学者の吉村作治氏が書いた「ピラミッドの謎」(講談社)には、ピラミッドに関するありとあらゆることが書いてあり非常に面白い読み物で、その中からほんの少しだけ紹介します。まず、驚くことに、古代エジプト人はピラミッドのきちんとした建造法の記録を何も残してないのだそうです。

   従って、五千年前に建築されたピラミッドの謎を解くには、今までに発見されている記録や、別の建造物の分析などから推測するしか方法がありません。しかし、設計者が設計図は勿論のこと、沢山の模型を作成したことは解っていて、設計図は方眼紙に書いてあるというから凄いですね。

   いずれにしても、ピラミッドの底面の四辺をその高さの二倍で割るとちょうどπの値になり、底面積はその高さの二乗にπを掛けた値になるそうで、円周率が正式に認められたのはピラミッドの建造後二千五百年以上も経ってのことですから、その数字は驚異的と言わなければならないと吉村氏は書いています。

   ともかく、ピラミッドはクレーンもトラックも道具類が何も無い時代に、石切場から切り出した石を規定の寸法にして建築現場に運び、一つ一つ積み上げて作ったもので、まだ解らないことが沢山あります。考古学者にとって、この謎の解明は永遠の課題で、それへの挑戦は今後もずっと続いていくことでしょう。

リストの美しいピアノ協奏曲

   リストのピアノ協奏曲第1番と第2番を立て続けに聴きました。リストはピアノ協奏曲を生涯でこの二曲しか残していませんが、どちらも好きで時々聴きます。私の持ってるこの二曲が入ったCDは、ユージン・オーマンディがフィラデルフィア管弦楽団を指揮していて、ピアノはフィリップ・アントルモン、実にいい演奏です。

   第1番はいかにもピアノの達人、リストらしい技巧的な曲で、ある評論家が書いたものを読むと、演奏はかなり難しいらしく、国際コンクールなどでも、ピアニストはあまりこの曲に手を出さないのだとか。しかし、聴いていると、激しさの中に甘美な旋律が心地よく、ショパンやラフマニノフとは一味違うロマン性に酔ってしまいます。

   この協奏曲の楽章は4つまでありながら、楽章の切れ目がないので、もし、演奏会でこの曲を聴いたら、初心者は終わりの拍手のタイミングが難しいかも知れません。そして、第2番も第1番と同じに楽章の切れ目がなく演奏されますが、一段とロマンチックな曲想で終わりの部分の美しさなどもう最高です。

   ところで、リストはピアニストとしては当時のアイドル的存在で、聴いていた女性ファンの失神が続出したとの逸話も残っていて、また、多くの女性と恋愛関係を持ち、その一人と約10年間の同棲生活。そして、3人の子供が生まれ、そのうち1人はワーグナーと結婚しています。つまり、リストはワーグナーの義理のお父さんです。

プログラマーの天敵「虫」

   コンピューターのプログラマーにとって「虫」は天敵です。経験のない方がいきなり「虫」と言われても、何のことやら解らないと思いますが、コンピューターが期待通りに動作しない時は、マシンの故障などではなくて、ほとんどがプログラムのどこかにミスがあり、そのミスのことを「虫」と言います。

   「虫」とは英語の「bug(バグ)」をそのまま訳したもので、ミスを修正して正しいプログラムにする作業を「debugging(デバッギング)」と言い、時に大変な労力を必要とします。期限の迫っている仕事のプログラムなどは、早く完成しなければならないと焦るために中々ミスが発見出来ずに徹夜になることだってあります。

   ミスには二通りあって、論理的な誤りと命令を間違えた単なるケアレス・ミス。プログラムは英作文と同じで、文法通りになってない場合と単語の使い方とかスペルのミス、それで、後者を発見して修正するのはそう難しいことではありませんが、問題は前者の場合で、このミスの発見はそう簡単ではなく相当に時間が掛かります。

   その昔、プログラマーの仕事をやってた頃、何度も何度もチェックしても中々「虫」が見つからずに頭を抱えた苦い思い出があります。木下恂著「ソフトウェアの法則」(中央公論社)という本に《プログラマーは常に最悪の事態を予想する資質が必要である》と書いてありますが、最悪の事態を経験しなくて本当によかったです。

「犬好き」と「猫好き」

   作家の柳美里さんの「私語辞典」(朝日新聞社)に〈猫〉という項目があって《他人の夢の話と猫自慢ほど退屈なものはない。どちらもとりとめがなく、当人が思うほど面白くない》などと書いています。確かに自分のペットの猫の自慢話を目を細めてする人がいますが、犬を自慢する人だって決して負けていません。

   ところで、人間は犬好きと猫好きの二手に分かれるそうで、どちらが好きかによる性格や傾向の違いなどをインターネットに色々と書いてあるサイトがあります。それによると、犬好きの人は「みんなと一緒」がよくて、猫好きな人は「一人でそっと」を好むなどと書いてあり、ひょっとすると的を射た意見かも知れません。

   そして、犬好きはアウトドア派で猫好きはインドア派。犬好きは人の好き嫌いがあまりないが、動物の好き嫌いが激しい、また、猫好きは人の好き嫌いが激しいが動物の好き嫌いはあまりないそうです。そして、犬好きは人を支配したがり、猫好きは人を尊重するとかですが、これらの意見をあなたはどう考えるでしょうか。

   我が家は犬も猫も飼ったことがありませんが、昔、野良猫が家にいついたことがあります。そんな長い期間ではなかったのですが家内の世話を見て、到底、飼う気分にはならずに現在に至っています。しかし、もし飼うとしたら猫より犬の方がいいような気がしますが、毎日、欠かさず散歩させるのは面倒だし……。

天才が意識的に間違えた作曲

   脳科学者の茂木健一郎氏と作曲家の江村哲二氏との対談「音楽を考える」(筑摩書房)、実に面白いです。この中にモーツアルトがハイドンに捧げた弦楽四重奏曲のうちの一曲、K465〈不協和音〉の話が出てきて、江村氏がその会話の中で、この曲について今まで聞いたことがない興味深い話をしています。

   この曲の冒頭、モーツアルトは和声学的に明らかな間違いをしていて、そのため、出だしが調和してなく濁って聞こえ〈不協和音〉のニックネームの由来で、ちょっと聴き込んでいるクラシック・ファンなら知ってる話です。でも、もしご存知なかったら詳しく書いてあるサイトがありますので、ちょっと読んでみて下さい。

   モーツアルトが何故そんなことをしたのかは謎で、専門家の意見も色々と分かれています。19世紀の一時期には、ある作曲家や音楽学者が「間違いだから直そう」と、楽譜に加筆訂正したこともあったと江村氏は語っています。しかし、今は原典主義と言って楽譜は改ざんしてはいけないことになってるのだそうです。

   江村氏はモーツアルト自身も作曲学的には間違っているのを、当然、承知して作ったものと思うと言ってますが、確かにモーツアルトのような天才がそんなミスを冒すはずがなく、やっぱり永遠の謎と言えるでしょう。ともかく、弦楽四重奏曲第19番〈不協和音〉の冒頭を聴いて「音の濁り」を確認してみて下さい。

言わない方がいい「前置き」

   吉村達也著「その日本語が毒になる!」(PHP研究所)には日本語の興味深い面白い話が沢山載ってます。その一つに、言わない方がいい「前置き」があり色々な例が書いてあります。例えば、最悪中の最悪の「前置き」として《いい?絶対に驚いちゃダメよ》を挙げていて、これほど残酷な切り出しはないと力説しています。

   勿論、相手が取り乱してパニック状態になるのを恐れて言う「前置き」なのは言うまでもありませんが、これを聞いた途端、一体どんなことが起きたんだろうと心臓の鼓動が高鳴り、顔から血の気が引き本題を言う前にパニック。そして《実は……》で二度もショックを与える言ってはならない「前置き」と書いています。

   また《お言葉を返すようですが》も余計な「前置き」で、それを聞くと、一体、どんな反論を言うんだろうと見構えてしまい結構感じの悪い一言だと。つまり、相手は「反論の反論」を投げ返す態勢に入り、決していい心理状態にはならずに相手から素直に意見を聞く姿勢を奪ってしまうというのです。

   そのほか、言わない方がいい「前置き」として《こんなことを言っては語弊があるかも知れませんが》とか《こんなことを聞いて気を悪くしないでね》とか。後者はこの言葉を言われた段階で、すでに相手は気分的に不快になり、少しも状況を柔らかくすることに役立っていません。いやはや、確かに「前置き」は言わない方がよさそうです。

絶対にお勧めのジャズのCD

   吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」のマスターでジャズ評論家の寺島靖国さんが「辛口!JAZZノート」(講談社)で、私の好きなジャズ・アルバム「チェット・ベイカー・シングズ」(CJ28-5151)のことを絶賛していて嬉しくなります。このアルバムについては、昔から思い入れが深くブログに何回か取り上げています。

   その書き出しは《どんなハードなジャズ・ファンにも、安らぎとくつろぎで聴くレコードが、一枚はあるはずだ。もしなければ、いますぐ「チェット・ベイカー・シングズ」をライブラリーに加えていただきたい。……》ですが、著名なジャズ評論家だけに、こんな文章を読むと何だかとても幸せな気分になってしまいます。

   まだCDのないLP(レコード)の時代、小雪がちらつく寒いクリスマス・イブに私はこのアルバムと銀座のジャズ喫茶で初めて出合いました。以来、チェット・ベーカーの虜になり、かなり長い年月が流れていますが、相変わらず今もよく、ベイカー独特のトランペットと中性的な声のヴォーカルを聴いています。

   ともかく、このアルバムに収録されている14曲が凄いのです。中に有名な「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」が含まれていますが、全て恋の歌。前に新宿の高島屋に「HMV」があった頃、ここのジャズ売場の若い店員さんとかなり長時間、このCDを熱く語り合った覚えがあります。もし、持っていなかったら絶対にお勧めのCDです。

人を褒める四字熟語

   Wikipediaによると「四字熟語」とは漢字四文字で構成されていて、慣用句的に用いられる言葉と定義しています。ともかく、ちょっと「四字熟語データバンク」をご覧になって下さい。五十音で検索出来て、実に沢山の四字熟語が見られるので「お気に入り」に登録しておくと非常に役に立ちます。

   その中から人を褒める四字熟語を幾つか紹介します。まず男性を褒める言葉として「質実剛健」「智勇兼備」「眉目秀麗」などがありますが、中には「謹厳実直」のように融通が利かない人を皮肉ったり「聖人君子」のように真面目一方の人をからかって使う言葉がありますから、褒められてると思っても油断がなりません。

   次に女性の褒め言葉も沢山あって、まず「八方美人」。これは広辞苑によると《どの点から見ても欠点のない美人》という意味ですが、一般的には誰にでもいい顔をする人のことを言い、どちらかというとけなす言葉でしょう。男性の「知勇兼備」は女性では「才色兼備」、「眉目秀麗」は女性は「容姿端麗」と言います。

   そのほか「明眸皓歯」「純真無垢」、そして、主に少女のみにしか用いない「純情可憐」など。また、漢字検定上級に出てくる、普通、あまり使わない「宛転蛾眉」(えんてん がび)「一顧傾城」(いっこ けいせい)「沈魚落雁」(ちんぎょ らくがん)があり「沈魚落雁」以外の二つは「四字熟語データバンク」にも広辞苑にもありません。

親しい推理作家同士の対談

   アクセスが多く「人気記事ランキング」によく顔を出してる「西村京太郎と山村美沙」ですが、文藝春秋社の「ビックトーク」という古い本の中に《事実は推理小説より奇なり》と題されたお二人の対談があり、亡き山村さんを偲びちょっと紹介します。お二人がまだ京都に住んでいなかった頃のかなり昔の対談です。

   その対談の内容は、山村さんが自宅のマンションで暴漢に頭部を殴られて入院した話で、かなり重傷だったらしくずっと昏睡状態が続き、集中治療室に入れられて脳外科、内科、外科の先生が集まって、最悪の事態を予想してたんだそうです。何しろ、山村さんが気がついたのは集中治療室に入って六時間後の夜中の二時。

   一時は殴られたショックで記憶喪失状態になってたようで、治療のお陰で完全に治ったのですが、犯人は検挙されていません。山村さんは西村さんに「先生と私が親しいのを知っている先生の熱狂的なファンが怨んで私を襲ったのかしら……」などと冗談を言い、西村さんは「そんな熱烈なファンはいません。(笑)」と。

  山村さんは「空き巣に殴られて、忘れちゃってわからない。犯人もわかんないというんじゃ推理作家としてどうも……」などと言っていますが、二人はこの事件が推理小説のネタにならないかと色々と論じています。それにしても、二人の会話はとても親しそうで、山村さんが早く亡くなれたことを悔やむばかりです。

息を呑む面白い将棋

   6月5日の日曜日「NHK杯テレビ将棋トーナメント」で佐藤康光九段対永瀬拓矢四段の息を呑む面白い将棋を観ました。本当は昨日のブログで書きたかったのですが、まだ、NHK杯のホームページに棋譜が出ていなくて、やっぱり、棋譜を観て頂いた方がいいと思い、一日ずらして今日書くことにします。

   この対局は恐らく将棋ファンの眼を釘付けにした一局に違いありません。本来、九段と四段の対局などめったに実現しないNHK杯ならではの将棋で、四段が九段の貫禄の前に見るも無惨に負けてしまうのか、それとも、近頃の若手の強さを世に示す一戦になるのか、始まる前から興味津々でワクワクしてました。

  永瀬四段は序盤から解説の鈴木大介八段にこんな手は見たことがないと言わしめた新しい手の連発です。そして、ぐいぐい押しまくりどうなることかと手に汗握り見ていたら何と千日手。そして、先手、後手を逆にして指し直した将棋が、またまた、いやな展開の将棋になり、お互いに手を変えずに再度の千日手。

   これは二人とも「我慢比べに負けたくない」 という意地と意地とのぶつかり合いの結果で、NHK杯初まって以来という三回目の対局が始まりました。しかし、18歳の永瀬四段の鋭い攻めは息つく暇を与えない迫力で、ついに佐藤九段は額の汗を拭いながら投了。永瀬四段が鮮やかな寄せで勝った棋譜を、是非、ご覧になって下さい。

50種類の「かりんとう」

   「かりんとう」は子供の頃から好きなお菓子の一つで、Wikipediaにこんなことが書いてあります。「小麦粉を砂糖・水・イーストや、食塩、重曹などと共に練り合わせ、棒状に成形してつくった生地を植物油で揚げ、黒砂糖や白砂糖でつくった蜜でからめて乾燥させた駄菓子の一種」と。

   また、インターネットに「Karinto Fun!」という「かりんとう」を愛する人のために、歴史、レシピや全国の色々な情報を集めた「かりんとう」の専門サイトがあります。何しろ、全国74都道府県の「かりんとう」の写真やライターの食べた感想などが載っていて、その熱の入れ方とあまりの詳しさに驚いてしまいます。

   ところで、この「かりんとう」の専門店「麻布かりんと」というお店があるのをご存知でしょうか。ホームページを見てみると、どうやら50種類のオリジナルの「かりんとう」を取り揃えているようで、その全ての写真が載ってます。最近、この店が池袋「西武百貨店」の中に出店したとかを知ったので行ってみました。

   いやはや、お店に並んでいる50種類の「かりんとう」は誠に壮観。そして、お客さんはかなり精通しているようで、色々な種類の小さな袋(300円~400円)を迷わずどんどん籠に入れています。しかし、私は何を選んだらいいのか解らないので、店員さんに代表的なものを教えて貰い、家に帰って食べたら美味しかったです。

復刊して欲しい雑誌

   時々ブログに取り上げている土曜日の朝日新聞恒例の「beランキング」、昨日は《復刊して欲しい雑誌》のベストテンです。調査の方法は、例によって朝日新聞の無料会員サービス「アスパラクラブ」のウェブサイトでアンケートを実施、1980年以降に休刊した雑誌を対象に2,193人が選んだ結果です。

   1位「朝日ジャーナル」(朝日新聞社)、2位「科学と学習」(学研教育出版)、3位「ロードショー」(集英社)、4位「太陽」(平凡社)、5位「平凡パンチ」(マガジンハウス)、6位「科学朝日」(朝日新聞社)、7位「FOCUS」(新潮社)、8位「月刊プレイボーイ」(集英社)、9位「週刊明星」(集英社)、10位「噂の真相」(噂の真相社)。

   この中に「朝日ジャーナル」と「科学朝日」の二つが入っているので朝日新聞社は「身内」の手前みそと思われかねないと、気にしてるコメントが書いてありましたが、どちらもいい雑誌だったのを覚えているので、胸を張っていいかも知れません。それにしても、雑誌名を見ていると昔が懐かしくなってしまいます。

   しかし、私としては、復刊して欲しい雑誌のトップに挙げたいのは昨年の7月に休刊になったジャズ雑誌「スイングジャーナル」。この雑誌の休刊を知った時の衝撃は今も脳裏に鮮明に残っていて、ベストテンに入るわけがなくても何とか復刊して欲しいのですが、賛同してくれるのは、かなりジャズが好きな人だけでしょう。

日本語の「単数」と「複数」

   岩波新書に金田一春彦著「日本語」という上下二冊の名著があります。この中に日本語の「単数」と「複数」のことが書いてあり、英語との違いが面白いので紹介します。つまり、英語ではご存知の通り卵が一つの場合は「an egg」ですが、二つ以上になったら形を変えて必ず「eggs」と言わなければなりません。

   ところが、日本語では一つであろうが二つであろうが幾つあっても「卵」。日本語に数の区別がないことは、ヨーロッパ人にとっては驚くべきことで、軽蔑の気持すら抱かせるのだそうです。それで、あるアメリカの言語学者が日本人は思考においても「単数」と「複数」の区別をすることが出来ないといってるとか。

   しかし、日本語でも「単数」と「複数」の区別する方法ははちゃんとあって「私ども」「学生たち」「子供ら」のように使えばいいのですが、但し、これは人の場合のみで、物の場合は「卵ども」「卵たち」「卵ら」とは言えないのです。物で複数表現が出来るのは「山々」や「木々」や「日々」などの限られたものだけであまり見当たりません。

   日本語の複数形についての特徴は「複数」であることをどうしても示したい時だけ「たち」などをつければよくて「学生が大勢歩いている」でも「学生たちが大勢歩いている」のどちらでも構わないのです。英語は複数だったら絶対に複数形にしなければいけないのでこの点やっかいと金田一先生は言ってます。

20年以上前のモバイル健在

   20年以上前に評判になったベストセラーの電子手帳、シャープのZaurus「MI-C1-S」というモバイルを未だに使っています。別に壊れているわけではないし、機能も現在のものと比較して遜色がなく、データも沢山入っていて廃棄してしまう理由がまったくなくて、何だかこの愛用のマシンのことを書きたくなりました。

   というのは、今もインターネットでこのマシンをオークションで入手することが出来るのを、最近、知ったからで、付属品も沢山在庫があるようで、しかも本体の現在の入札価格が何と1円(発売時92,400円)。この値段の設定なら欲しい人が沢山いるのではないかと思いますが、本体の在庫数などの詳しいことは解りません。

   ちょっと、このマシンの機能を紹介すると、実に使い易い「アドレス帳」、名前を付けて登録出来る「ワープロ」、付属のペンでディスプレイに書ける「手書きメモ」、自分で項目が自由に設計出来る「データベース」、エクセルのような「表計算」、そして、「辞書」「電卓」も簡単に使えて、持っている価値は充分にあり非常に重宝しています。

   それに、携帯電話とラインで接続して、インターネットやメールも出来る機能もあるのですが、現在の携帯は独自にそれが可能なので繋がるコードは発売していません。ともかく、「データベース」も「手書きメモ」も非常に使い勝手がよく、一度、シャープのサービス・ステーションに行って現在の対応などを聞いてみようと思っています。

最も美しい比率「黄金比」

   数学の話を書きますが、簡単なことなので顔をしかめないで読んで下さい。皆さんは「フィボナッチ数列」というのを覚えておられるでしょうか。昔、学校で数学の時間に習ったはずですが忘れているかも知れません。その数列とは1,1,2,3,5,8、13、21,34,55,89,144,233……でちゃんと規則性があります。

   その規則性は最初の二つの数字は1,そのあとは、前の二つの数字の和が限りなく並んでいます。つまり、1+1=2、1+2=3,2+3=5,3+5=8,5+8=13,8+13=21,13+21=34と延々と続き、この数列を発見した人は13世紀のイタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ。

   そして、この数列が何を表すかの代表的なモデルとして知られているのがウサギが増えていく状態で、一つがいのウサギが一つがいのウサギを生んで増えていく数がこの数列にほかなりません。ところで、この隣り合わせの数字の比率(約8対5)が有名な「黄金比」でこの世で最も美しい比率と言われています。

   それで、ヨーロッパではミロのビーナス、パリの凱旋門、ギリシャの遺跡パルテノン神殿などこの「黄金比」が利用されていますが、我々の身近なところでは、タバコのパッケージ、テレホンカード、クレジットカード、名刺など。詳しいことは、この「芸術・自然と数学の融合」や「黄金比のいろいろ」というサイトを読んで下さい。

外出先でも快適な音楽環境

 常にカバンの中にある愛用のソニーのウォークマン「NW-A846」(32ギガ)に収録している曲を、昨日、久し振りにチェックしてみました。アルバム名の頭に記号を付けてジャンル別に分けてあり、ジャズは○で81枚、クラシックは◎で215枚、ポピュラーは●で52枚、パソコンを通さないで直接入れたLPの☆が10枚。

   これだけ収録されていても容量32ギガの偉力でまだ62%。クラシック215枚の内容は、交響曲がベートーヴェンの全9曲、マーラーも「大地の歌」を入れて全10曲、ブルックナーの交響曲全9曲など主要な曲はほとんど網羅、そして、オペラも「アイーダ」「トスカ」「カルメン」など全曲が入っています。

   ともかく、合計358枚のCDが常にカバンが入ってるわけで、電車の発車時刻までの間も何かの行列に並んでいる時もまったく苦になりません。それに使い勝手が非常によくて、プレイ・モードがノーマル、リピート、シャッフル(ランダム演奏)とあって、ジャズやポピュラーを聴く時の威力は絶大です。

   また、音質選択のイコライザーも、オフ、ヘビー、ポップス、ジャズ、ユニークなどがあり、カスタムというオーディオ・アンプ並に高音や低音が調整出来るのも用意されていて、しかもそれが二つ。最初から付いているイヤフォーンもいい音ですが、ちょっと大きいヘッドフォンで電車の中でも快適な音楽ライフを楽しんでいます。

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