無料ブログはココログ

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

2009年幕引きのご挨拶

   今日は2009年の大晦日です。一年間、私の拙いブログを読んで頂き、誠に有難うございました。今年の1月1日から今日までの記事を数えてみたら、この記事を入れて364本。毎日更新している結果で、スタートした2006年7月からの累計は1,271本になり、その全てを「バックナンバー」のクリックで読めます。

   一年の締めにあたって、ちょっとブログの裏話をしてしまいます。まず、テーマの決め方は同じような話題が続くことを避け、昨日は中華料理だったから、今日は西洋料理、明日は日本料理にしようとか。そして、構成は原則として5行1ブロックで「起承転結」になぞらえて4ブロック、スクロールしないで読める長さにしています。

   また、タイトルの終わりは原則として名詞を用い、長さは全角で13文字以内。これを超えると表示が2行になってしまうので、形にこだわる私としては何とか1行に納めたい為に「」を半角にしたりして工夫しています。そして、過去に同じタイトルがないか記憶を呼び覚ましてチェック。

   そのほか注意してるのは名前で、例えば「鳩山由紀夫」が行替えの関係で「鳩山由」と「紀夫」の二行に分かれないように、文章に「、」や接続詞を使って調整しています。ところが、一行の長さはパソコンによって違うので、この努力の成果は私のパソコンだけに過ぎないことに気が付き愕然。それでは、来年もどうぞよろしくお願い致します。

フィギュアスケートの採点

   フィギュアスケートをよくテレビで観るのですが、見た目の美観性は何となく解るような気がしても、点数の付け方がさっぱり理解出来ません。それで、好奇心旺盛な私は、本屋の店頭で荒川静香著「フィギユアスケートを100倍楽しく見る方法」(講談社)という本を見つけ買ってきました。

   まず最初に2004年から導入された現在の「新採点方式」について書いていますが、荒川さんだって「新採点方式」が導入された当初は「どうして?」と思うことばっかりだったというのですから、一般の人が理解出来るはずがありません。6年前の採点方式と現在の根本的な違いは減点法が加点法になったことだとか。

   つまり、現在の方法はワザごとに決められている基礎点に選手の演技に対しての点が加わっていく採点で、高度のワザには高い基礎点が、易しいワザに低い基礎点が付けられています。この本にはそれぞれのワザの基礎点の表が載っていますが、スピンの種類だけでも14種類もあり、全ての基礎点が微妙に違うのには驚きました。

   それに、最初の頃は基礎点が毎年変わり、前の年には「難しい」と認定されていたワザが、急に「簡単なもの」に変更されたり、その逆もあって選手は戸惑い、引退した選手もいるのだそうです。この本には採点方法だけではなく、フィギュアスケートの魅力がいっぱい載ってますので、好きな方は、是非、座右に置いて下さい。

読んでみたい手記の原文

   昨日の「日刊ゲンダイ」に年末の特集記事として《天敵落合を腐した原監督優勝手記のもっとスゴかった「原文」》というタイトルで、原監督が「読売新聞」に書いた手記を話題にしてました。私はその手記を読まなかったのですが、「日刊ゲンダイ」に大体の内容が書いてあったのでコピーします。

   《WBCに中日の選手は一人も出場しなかった。どんなチーム事情があったか分からないが、日本代表監督の立場としては、「侍ジャパン」として戦えるメンバーが中日にはいなかったものとして、自分の中で消化せざるを得なかった》。ずっと、原監督の胸中にあった鬱憤をはき出した感じですね。

   更に続けて《野球の本質を理解した選手が多く、いつもスキのない野球を仕掛けてくる中日の強さには敬服するが、スポーツの原点から外れた閉塞感のようなものに違和感を覚えることがある》などと書いていて、その当時「原、落合中日を猛批判」と取り上げられ、かなり話題になったんだそうです。

   しかし、読売関係者の話によると、原監督が担当者に渡した原稿はこんなものでは無く、もっと強烈な内容で、全体の3分の2が落合監督を批判することばかりでこのまま載せたら大変なことになると判断したのか原監督に頼んで変えて貰ったのだとか。ちょっとその原文を読んでみたいです。

貴重な浮世絵コレクション

   絵が好きで、日頃、西洋絵画や日本画は見ていても、あまり浮世絵に接する機会が少ない人の為に沢山の浮世絵が見られる無料のサイトを紹介します。まず「WEB浮世絵」というサイトで、浮世絵を代表する葛飾北斎や歌川広重らの名作など、非常に貴重な作品を沢山鑑賞出来ます。

   次は「浮世絵ぎゃらりい」で、江戸時代に絶大な人気を得て活躍した豊国(国貞)、国芳、広重ら歌川派の浮世絵師を中心に、浮世絵の歴史や技法といった基礎知識から専門的な話までを幅広く取り上げていて、浮世絵に関心がある人に取って大変価値のあるサイトと言えるかも知れません。

   そして、次に、是非、「お気に入り」に登録して頂きたいのは「浮世絵画像データベース検索システム」で、国立博物館や国立国会図書館を始め、日本全国の美術館、博物館の浮世絵を観ることが可能で、この中には葛飾北斎の有名な「冨岳三十六景」などもあり、正に浮世絵の宝庫です。

   また、ゴッホをはじめモネ、マネ、ロートレック等の印象派の画家達が浮世絵を愛し、ヨーロッパ文化に大きな影響を与えた事は広く知られる様になりましたが、ことにゴッホの浮世絵への傾倒ぶりは眼を見はるものがあり「ゴッホ浮世絵コレクション」などもありますので、しばし、浮世絵の世界を楽しんで下さい。

プロ野球ファンの驚愕

   「週刊ポスト」新年号の記事を読んで驚愕しました。福井県福井市にある「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」に長嶋茂雄氏が受賞した様々な賞のトロフィーやカップなどの記念品、ユニフォームやバット、グローブなどの野球用品、更に財布、時計、サングラスなどのプライベートな物までが展示されているというのです。

   その館長の山田勝三氏の話によると、長嶋茂雄氏関連のコレクションは現在約1,000点。これは全部、氏の長男、長嶋一茂氏に頼まれて買った物で、長嶋茂雄氏の了解を得てるかどうかは知らないと言うことですが、一茂氏はより高く売るための交渉をしていたというから驚きます。

   一般の新聞には載らないこの情報を野球評論家、広岡達朗氏は関係者から聞いて慌てて「週刊ポスト」を買ったそうですが、誰だってびっくりしますよね。広岡氏は「一茂の行為は野球人として考えられない。息子とはいえ、偉大な父の功績を処分する権利があるのだろうか…」と言ってるようですが、野球ファンとしても考えられません。

   「週刊ポスト」は長嶋一茂氏に取材を申し込んでいるそうですが、長嶋一茂氏からコレクターの山田勝三氏に「ポストから取材が来て答えなければならないが、山田さんはどう答えたか教えて欲しい」と問い合わせがあったそうで、長嶋茂雄氏と一茂氏の関係は、一体、どうなっているのでしょうか。何だかとても暗い気分になるニュースです。

銀座の快適な待合わせ場所

   銀座で誰かと待合わせする時の絶好の場所を紹介します。有楽町駅方面から歩いてきて西武と阪急の間の通路を抜けて斜め左前方に眼を向けるとソニー・ビルが見えます。ここにはソニーのショールームがあって、テレビ、パソコン、カメラなどのソニー製品が置いてあり、専門の方が懇切丁寧に説明してくれます。

   また、このビルには食事が出来るお店も何軒かあり、そして、8階が私が大推薦の待合わせ場所です。この階はOPUS(オーパス)と名付けられ、200インチの巨大な画面が設置されてる劇場があって誰でも無料で自由に入れます。前にマイケル・ジャクソンの映像をかなり長い期間放映していて、ブログに書いたことがあります。

   この劇場は、映画の予告編やアニメ映画、また、毎年8月の学校の夏休期間中は沖縄の水族館の3D映像、そして、現在は北海道の旭山動物園の3D映像を上映していて、眼鏡を貸してくれて無料で観られます。私は水族館も動物園も何回か観ていますが、魚も動物も画面から飛び出すような迫力ある映像で、一見の価値があります。

   更に、ロビーには銀座の街が一望出来る窓の前にカウンターがあり、その上にパソコンが数台並んでいてインターネットが自由に使えます。ビル内には「待ち合わせに8階をご利用下さい」と書いてあることだし、劇場で映像を観たり、パソコンを使いながら、相手を待ったらいかがでしょうか。実に快適で素敵でお洒落な空間です。

推理ゲーム「海亀のスープ」

   「海亀のスープ」という推理ゲームがあります。アメリカの大学生が考案したということですが、出題者は一人で回答者は複数。回答者が出題者に「Yes」か「No」で答えられる質問をして、それによって推理しながら正解を当てるゲームで、前に紹介した「パソコン相手の数当てゲーム」と同類と言えるかも知れません。

   それでは問題です。《ある海辺にレストランがあり、一人の男が入ってきてメニューを眺めていると「海亀スープ」という料理名がありました。男はそれを注文し、運ばれてきたスープを飲むと青ざめ、二、三口しか飲まずに料金を払い、レストランを後にします。そして、その男は自らの命を絶ちました。一体、その理由は?》。

  この問題の回答が用意されていて、それを当てるプロセスを楽しむのです。例えば質問「その男の職業は海に関係していますか?」答「Yes」、質問「その男は何か特別な体験をしましたか?」答「Yes」などと重ねていき、正解を導き出すのです。ここには「海亀のスープ」を挙げましたが、これがこのゲームのタイトルになっています。

   もし、サスペンスに溢れた「ショートショート」を自分で作ることが出来ない場合は、問題集があるようなので、それを使うしかありませんね。出題者は回答を紙に書いて隠しておきタイトルだけ言ってゲーム開始です。但し理屈っぽいことが大好きで論理的な人間ばかりが集まらないと、このゲームは成立しないのは勿論です。

山下達郎の永遠の名曲

   今夜はクリスマス・イブです。すると、真っ先に頭の中に流れるのが山下達郎の「クリスマス・イブ」。《雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ …》。何と魅力的な曲でしょうか。何年経っても、何度繰り返し聴いても決してあせることがない永遠の名曲です。

   幾日か前の朝日新聞にこの曲のヒットの経緯が載ってました。そもそも爆発的に人気が出るきっかけになったのは1987年に国鉄の民営化で設立されたJR東海が、1988年12月から5年連続で流したテレビのコマーシャルだとか。その撮影の舞台は名古屋駅で、一作目は深津絵里さんで二作目が牧瀬里穂さんが出演。

   JR東海には曲名の問い合わせが殺到し、1989年にはチャート1位に躍り出て「あのお堅い国鉄が…」と企業イメージが一新されるというまれに見る大成功。JR東海は1989年春の人気就職企業ランキング1位になったり、そのコマーシャルは数々の広告賞を受賞したというからこの曲の力は偉大ですね。

   ともかく、詞もメロディも最高で、数あるクリスマス・ソングの中から一曲と言われたら私が選ぶのは「クリスマス・イブ」。《…心深く秘めた想い 叶えられそうもない 必ず今夜なら言えそうな気がした まだ消え残る君への想い 夜へと降り続く 街角にはクリスマス・トゥリー 銀色のきらめき 》。溜息が出るほど美しい曲です。

双葉十三郎とチャンドラー

   かなり前にレイモンド・チャンドラーの生誕100年記念で発刊された「レイモンド・チャンドラー読本」に久し振りに眼を通していたら、何と映画評論家双葉十三郎氏のエッセイが眼に留まりました。その内容はチャンドラーの文章の特殊性がテーマで、言葉の使い方、描写、形容の仕方などを書いています。

   本を買った時に読み落としていたものですが、読んでみると中々面白くて一気に読了。双葉氏は「大いなる眠り」(「Big Sleep」)を翻訳していて、その仕事をした理由を「チャンドラー・ファンとして、一度くらい手掛けてみなければ……」などと書いています。今まで絶版だったのが名訳として復刊とか。

   ところで、チャンドラーの小説は、何も私が改めて説明することもないのですが、普通のミステリーとはちょっと違います。私立探偵フィリップ・マーロウのところに持ち込まれた事件を、時に拳銃をちらつかせて解決していくハードボイルドで、私も一時熱中したことがあるのですが、最近は純粋推理ものに偏りほとんど読んでいません。

   しかし、チャンドラーは原作が映画化されている「湖中の女」「さらば愛しき女よ」「大いなる眠り」(邦題は「三つ数えろ」)などのほか、映画用に脚本を書いた「見知らぬ乗客」「深夜の告白」「愛のあけぼの」などがあり、双葉十三郎氏の映画評論の世界と大いに関係があります。これらの映画、みんな好きです。

銀座の金春通り散策

   12月20日の日曜日、本屋に行ったら千谷美恵さんという女性が書いた「とっておき銀座」(祥伝社)という文庫本が眼に留まりました。ペラペラと見てみると、冒頭に銀座のイラストや地図などがあり、好きな街、銀座を詳しく紹介しています。これはもう買わねばなりません。買って著者の千谷美恵さんのプロフィールを見てびっくり。

   千谷さんは銀座金春通りにある明治元年創業の呉服屋「伊勢由」の娘さんで、1989年にウエスタンミシガン州立大学、1990年に立教大学を卒業後、外資系の銀行「シティバンク」に入行し、1996年31歳の時に何と銀座支店長に抜擢。しかし、呉服屋の後継者がいないため、銀行を辞めてあとを継いだのだとか。

   そこで、お店を見てみようと金春通りに行ったら、その日は日曜日でお休み。帰り際にふと見るとお店の前のビルの4階に画廊があるのを発見。画廊が好きな私は、早速、4階にエレベーターで昇ると、中は20点ばかりの絵が展示してあって、画廊の中にそれらを描いた何人かの芸大の美術の女子学生さんや卒業生が居ました。

   恐らく、学生さんが何人か集まってみんなで共同で画廊を借りて、絵を展示しているのですね。中々いいアイデアで絵の値段を聞いたらまだ決めてないと言ってました。暫く女子大生の素敵な絵を鑑賞したり、話をしたりしたあと外に出たら、そのビルの一階に「金春湯」という銭湯がありました。久し振りに金春通りを歩き楽しかったです。

カラオケの人気ベスト・テン

   朝日新聞19日土曜日の「beランキング」は通信カラオケのベスト・テンです。約11万曲を配信している業界最大手の第一興商の通信カラオケ「DAM」シリーズのデータに基づくもので、2005年~09年の5年分を集計した結果だそうですから、その精度はかなり高いものがありますね。

   そのベスト・テン1位は浜崎あゆみ、2位倖田來未、3位EXILE、4位Mr.Children、5位コブクロ、6位北島三郎、7位大塚愛、8位サザンオールスターズ、9位HY、10位美空ひばり。1位から3位までは、07年~09年までの3年間不動だそうで圧倒的な人気の高さが解ります。

   また、今年よく歌われたベスト・テン1位はGReeeeNの「キセキ」、2位秋元順子の「愛のままで」、EXILEの「Ti Amo」、HYの「366日」、高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」、EXILEの「Lovers Again」、一青窈の「ハナミズキ」、倖田來未の「愛のうた」、GReeeeNの「愛唄」、中島美嘉の「ORION」。

   これらの曲の中であなたが今年よく歌った曲は何位になってるでしょうか。ところで、通信カラオケについてる採点機能が今まではビブラートをきかせると最悪の点数になったのが、それを歌のテクニックとして判定して点数を上げる機能が開発されたのだそうです。それにしても、美空ひばりが10位に入ってるのは凄いです。

感動の「第九」演奏会

   昨日19日、サントリー・ホールで「炎のコバケン」こと小林研一郎指揮日本フィルハーモニー交響楽団が演奏の「第九」を聴いてきました。「第九」を聴かないことには年が越せない我が家の行事。近年はすっかり小林研一郎一辺倒になってしまい、三ヶ月前にチケットを買って、待ちに待ってた演奏会です。

   小林研一郎の「第九」には特徴があり、弱音は思い切り小さく、強音は「炎のコバケン」躍如の大きさで、コントラストが激しい演奏に耳が合わない方もいるようですが、好きな者に取っては堪りません。指揮台で飛び跳ねるような指揮振りは迫力があり、昨日も出だしから小林研一郎の世界にのめり込みました。

   そして、第二楽章も第三楽章も小林研一郎ならではの「第九」を展開し、流れるように第四楽章に入ります。昨日の四人のソリストはソプラノ菅英三子、アルト相田麻純、テノール錦織健、バリトン青戸知、合唱は東京音楽大学合唱団。オーケストラをバックに朗々と響き渡る人間の声の何と美しいこと。

   「歓喜の歌」の激しい音の高鳴りの中で、やがて訪れるエンディング。眼にいっぱい涙をためて今年の「第九」が終わり、家内とまだ余韻が残っている感動を語らいながら、六本木の街をあとにしました。世界にも日本にも色々なことがあった2009年も、もう直ぐ幕が降ります。来年はどんな年になるのでしょうか。

もう一つ驚異的な翻訳ソフト

   前に51カ国の言語に対応してる翻訳ソフト《Google翻訳》を「驚異的な翻訳ソフト」というタイトルのブログで紹介しましたが、もう一つ、無料のソフト《Infoseek「マルチ翻訳」》を紹介します。対応してるのは「英語」「韓国語」「中国語」「フランス語」「ドイツ語」「イタリア語」「スペイン語」「ポルトガル語」の8言語。

   翻訳のプロは勿論のこと、学生や研究者など使ってる人が沢山いるそうで《Google翻訳》と並んで無料で翻訳出来る代表的なソフトです。例えば日本語→英語にして、ことわざの「一石二鳥」と入れてみて下さい。直ちに「Killing two birds with one stone.」と出てきます。

   そして「今日19日はサントリー・ホールの「第九」の演奏会に行きます」と入れたら「I go for ”the ninth”concert of the Suntory hall today on 19th.」と出ました。固有名詞のサントリー・ホールの「S」も大文字になってるし、「第九」を”the ninth”と訳すなんて凄いですね。

   また、このソフトは関西弁に翻訳(?)出来る機能もあって、例えば「先に行ってて下さい」と入れて「関西弁」をチェックすると「先に行っててくれんかの」と出たりして、ちょっとした遊び心もあるソフトです。《Google翻訳》にしても《Infoseek「マルチ翻訳」》にしても、このような驚異的なソフトを開発する人に敬意を表します。

「いいえ」の使い方

   金田一春彦著「日本語を反省してみませんか」には日本語の面白い話が沢山あります。例えば「いいえ」の使い方。誰かに質問された時の答え方は、英語の場合はそれが肯定だったら「Yes」、否定だったら「No」と言えばいいのですが、日本語の「はい」と「いいえ」はこれとはちょっと違います。

   質問が「明日は出掛けませんね?」と否定形で訊かれ、出掛けないないのなら、英語だったら何が何でも「No」と答えればいいのですが、日本語では「いいえ」とは言わずに「はい」と答えなければならないのはどなたもご存知です。それで、誰かに「コーヒーをお飲みになりますか?」と勧められた時の対応です。

   もし、飲みたくなかったら「いいえ」と言えば一言で済んでしまいますが、何か相手につっけんどんな印象を与える気がして「いいえ」と言えずに、まず「はい、有難うございます」と言ってから「しかし、ちょっと私は眠れなくなるたちなので……」とおもむろに断るのが日本人の特徴だそうです。

   ともかく日本人は「いいえ」が中々言えないで、普段の会話で使うのは二つの場合だけだとか。一つはへりくだる場合で「あなたは英語が得意ですね」の答は「いいえ、とんでものない」。また、相手が「私はどうも力がなくて……」と言った時には「いいえ、あなたは本当は力があるんですよ」と励ます時だそうです。

心を満たす珠玉のポップス

   かまち潤さんが書いた「20世紀ポップス名曲事典」にペラペラ眼を通していたら、眼に留まったのがダイアナ・ロスライオネル・リッチーがデュエットしている「エンドレス・ラブ」の解説。途端に、かなり前に私がヒットした有名なポップスを集めて作った1枚のMDが頭に浮かび、久し振りに聴きました。

  この曲を入れてるのは勿論ですが、あとグレン・キャンベルの「恋はフェニックス」、ホイットニー・ヒューストンの「この愛にかけて」、アメリカの「名前の無い馬」、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」、アバの「ヴーレ・ヴー」、ビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」、ワム!の「ケアレス・ウィスパー」など全16曲。

   みんな心を込めて選んだ曲ばかりで、世界に一枚しかないこのMD、珠玉のようにキラキラと輝いている私の宝物です。嬉しい時も、悲しい時も、満ち足りた時も、心にぽっかり穴が空いた時も、このMDは私と一緒に喜んでくれたり、慰めてくれたり、励ましてくれたりして、いつも心の糧になっています。

  このMDの最期の曲に選んだのが「ウィ・アー・ザ・ワールド」(貴重な全曲の動画)。この曲、有名なミュージシャンが1985年にアフリカ救済の為に心を一つにして演奏したものですが、ついこの間、この世を去ったマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーの作曲が実に美しく胸を打ちます。音楽って本当にいいです。

昔が懐かしい007

   映画館で上映している時に見損なった「007 慰めの報酬」をDVDをレンタル屋から借りてきました。そして、3、40分ぐらい観たところで、どうにもこうにも我慢の限界に達して中断し、そのまま返却。この映画、映画館で上映してから日数がもう大分経っているので、ちょっと辛口の批評をしても、差し支えないでしょう。

   ともかく、出だしから物語の展開がまったく訳が解らないのです。本来、007シリーズは一話一話の完結で、まったく続編はなかったのに、どうやらこの映画はそうではないようなのです。しかし、そうならそうで、普通はそこに至るまでのあらすじの紹介があってしかるべきなのにそれすらありません。

   それで早速、例の「映画大辞典」(慰めの報酬)で観た人のコメントを見てみたら、まったく私と同意見がいっぱいで納得。《よくわからないままに話が展開して、エンディングを迎えてしまった感じです》《アクションはまあまあよかったです。でもね、話がよくわかりませんでした》《最後まで話の筋があんまり分かんなかったんです》など。

   映画を観ていて話がよく解らなかったら、もう観る価値がないですよね。過去の007に傷をつけてる感じで、お金を沢山掛けてよくもこういう映画を作るものだと感心してしまいます。返却したあと、ショーン・コネリーの「ロシアより愛をこめて」を観て、口直し、いや眼直しをして怒りの矛先を納めました。

1等がよく出る宝くじ売場

   通りがかった池袋の宝くじ売場が大変な人で大混乱です。言うまでもなく「年末ジャンボ宝くじ」を買う人が並んでいる風景で、その売場は毎年この状況なんだそうです。最後尾のプラカードを掲げている係の人は約一時間待ちなどと言ってましたが、そんなに人気のあるわけを、売場脇に貼ってあるポスターを見て直ぐに納得しました。

   《この売場から1等3億円(前後賞共)が6年連続出ました》《平成の億万長者61人の記録更新中》。何とか一攫千金を夢見てる人にとって、この文句、利きますねぇ。しかし、この現象は当たり前のことで何の不思議もありません。この売場から1等がよく出るという噂を聞いて買いに来る人が連日長蛇の列を作ります。

   すると、その売場で扱う宝くじの総枚数は圧倒的に大きくなり、当然、その売場から1等の出る確率が増加します。例えば1日10枚しか売れない売場と、1日10,000枚売れる売場を比較すればこの理屈は明白です。ところが、何とか当てたい人間の心理は、どちらの売場も確率は同じであることに気がつかずに一時間並びます。

   ところで、1等2億円の当たる確率は10,000,000分の1。現在の東京都の人口は約12,000,000人で、その中の一人が選ばれるイメージですから、とてつもなく小さな確率で、当たるのが不思議なくらいです。でも、確率がゼロにならない為に、人の並んでない閑散とした売場で今年も10枚だけ買いました。

一年間が解るミステリー雑誌

   一年に一度、毎年12月に発刊されるミステリー雑誌「このミステリーがすごい!」(宝島社)2010年版が発売されました。今年はあまり読まなかったのですが、ミステリー小説の一年間の動向を知るには、やっぱりこの雑誌は買わねばなりません。それで、真っ先に見るのが「このミス」が選んだ2009年の国内と海外のベストテン。

   2009年の国内の第1位は東野圭吾の「新参者」(講談社)で、東野圭吾は2006年版の「容疑者Xの献身」(映画化)に次いで二度目の1位です。その解説に《秀逸なオチのついた人情話が一つに合体すると、これまであまり例を見ないタイプの長編ミステリー》と書いてあり、何だか読みたくなってしまいますね。

   そして、海外の第1位はドン・ウィンズロウ著「犬の力」。その内容は《血みどろの麻薬戦争に巻き込まれた、DEAのエージェント、ドラッグの密売人、コールガール、殺し屋、そして司祭。戦火は南米のジャングルからカリフォルニアとメキシコの国境へと達し、苛烈な地獄絵図を描く》(角川書店)とかでミステリーというよりサスペンス。

   それにしても、最近は佐藤圭著「100冊の徹夜本」で《10年に一冊出るか出ないかクラスの大傑作》と紹介されていたリチャード・ジェサップの「摩天楼の身代金」(文藝春秋社)みたいな小説は出ないですね。この小説、紹介通りの手に汗にぎる面白さでしたが、残念ながら絶版になってしまい、読むには古本屋か図書館です。

ジャズ喫茶に行く理由

   久し振りに高田馬場のジャズ喫茶「マイルストーン」に行ってきました。相変わらず、店主がひとりでお客さんに水を出し、コーヒーを入れ、CDやLPを掛け、忙しいことこの上もありません。私が店に入った時に掛かっていたのはマイルス・ディビスの「マイ・ファニー・バレンタイン」JBLの「OLYMPUS」がご機嫌で鳴ってました。

   家で聴いているだけではなくて私が、時々、ジャズ喫茶に行くのは幾つか理由があります。まず、家とは違う装置で聴きたいこと、ジャズの好きな人(   )ばかりが集まってる雰囲気がいいこと、そして、もう一つ、店主が選んだLPやCDが聴けること。中には廃盤になっている貴重なアルバムもあります。

   家では、今日は何にしようかと選択に悩んだ末に、結局、いつも聴いてる好きなアルバムを取り出すなどして、偏ってしまうのですよね。ところが、ジャズ喫茶は自分で選ぶ必要がなく、店主が独断と偏見で選んだアルバムを掛けてくれて、こちらはただひたすら聴いていればいいのです。

   勿論、店主に頼めばリクエストは受け付けてくれるのですが、そんなことはしないで今度は何を掛けるのかなぁと待っているのもジャズ喫茶の楽しみの一つかも知れません。一度、30年以上もこの仕事をしている店主に、膨大なコレクションの中から演奏するCDやLPをどんな方法で選んでいるのか聞いてみようと思っています。

日本全国の新聞を読むサイト

   全国47都道府県52紙の地方新聞が無料で読める「47NEWS(よんななニュース)」というサイトがあります。何しろ52紙のニュース、トピックス、コラムなどを、随時、読むことが出来る便利なサイトで、中には共同通信社配信のニュースなどもあり「お気に入り」に登録しておく価値は充分にあります。

   ちょっと、試しにクリックしてみて下さい。そして、左上の「地域ニュース」にマウスの矢印を持っていくと一番上に「都道府県別」が出てきます。それをクリックすると、全国47都道府県の名前が表示されますので、それから選べばOK。例えば北海道だと「北海道新聞」などその地域の代表的な新聞の見出しが出てきます。

  その中から興味のあるのを選択して、故郷の色々な出来事を知ることが出来ます。東京の新聞には出ていないその地方独自のニュースを知って、懐かしい思いをすることだってあるでしょう。また、珍しい話題を見つけ故郷に電話を入れて家族や友人を驚かせてみるのも面白いかも知れません。

   ともかく、全国の新聞のボリュームは大変なもので、それを毎日更新している仕組みが凄いですね。最近のインターネットの充実ぶりには目を見張るものがあり、クリックするだけで、日本全国の情報を知ることが出来るとは驚くばかりです。このサイト、「お気に入り」に登録して大いに活用して下さい。

腰を抜かす驚きの真実

   昨日(10日)の朝日新聞の朝刊に東京都民が腰を抜かすような驚きのニュースがありました。そして、その事は昨晩のテレビのニュースでも放送しています。10月のコペンハーゲンでの「国際オリンピック委員会総会」で上映されたオリンピックを東京都に招致する為のPR映像の制作費用が、何と約10分間で5億円というのです。

   これは9日の東京都議会の一般質問で民主党の議員の質問によって明らかになったもので、税金を納めている都民は誰も唖然としたのではないでしょうか。「東京五輪招致委員会」(会長は石原知事)が技術が高いという理由で広告代理店「電通」に制作を依頼したもので、あまりにも高い金額に専門家からも疑問の声が。

   しかし、議員の質問に対する石原慎太郎都知事の答弁は「招致を左右する映像だったので支出は適切」と事も無げに言ってました。そして、新聞の記事によると、総会で上映される前にこの試写を見た石原知事は「全然迫力がない」などと繰り返し不満を漏らしてたというのですから、何と言ったらいいのか言葉がみつかりません。

   おまけに招致に失敗し、多額の費用が無駄になったと思ったら、石原知事は次の誘致活動の試金石になったという発言。また「電通」は都に約5億円を請求しているが、都は数千万円の値引を要請しており、年内に支払額を確定させるとか。始める前に、一体、どんな契約を結んだのか、何もかもびっくりすることばかりです。

映画館で大喧嘩をした人の話

   インターネットの掲示板サイト「発言小町」に映画館で大喧嘩をした人の話がありましたので、そんなことにならないように参考の為に紹介します。書き込みをしている方は20歳後半の奥さんで、ある夜、ご主人と映画館で映画を観ながら音を気にして一粒一粒口に入れ、秘めやかにポップコーンを食べていたのだそうです。

   すると、突然、隣に座っている女性に「食べる音や匂いが気になって映画に集中出来ないから止めて欲しい」と言われました。その奥さんは直ぐに謝って食べるのを止めたのですが、ご主人が「なんで謝るの?うるさく食べてるわけじゃなし、まわりにだって食べてる人いるじゃない」かと小さな声で言ったのだそうです。

   その場は何とか収まり、そのまま映画が終わって明るくなった途端、その女性が「あなた達のせいで映画に集中出来なかった、チケット代弁償しなさいよ!」とご主人に言い、口げんかになって、回りの人が仲裁にはいったりして、大変な騒ぎになったんだとか。奥さんは映画館で物を食べるのはもうコリゴリと書いていました。

   確かに、隣の人が何か音を立てて物を食べていたら気になるのは事実ですが、映画館の売店で売ってるんですからこれを何とかしないと。ところで、この問題に対しての特集か「映画館でポップコーンはうるさいですか?」というテーマで色々の人の様々な沢山の意見が載っていて、結構面白いので読んで下さい。

東京の「とんかつパフェ」の店

   テレビを見ていたら「とんかつパフェ」を紹介していて、女性アナウンサーが美味しいと言いながら食べてました。愛媛県松山市にこの珍しい食べ物「とんかつパフェ」で全国的に有名なお店「清まる」があって、前にブログで取り上げたことがあるのですが、再度、このことを書きます。

   この「とんかつパフェ」(写真入りの愉快な体験記)を食べるには四国の松山まで足を運ばないと駄目だったのが、12月3日にオープンした東京都八王子市の「東京ミートレア」の中に何と「清まる」の支店があるではないですか。途中から見たのでよく解らなかったのですが、テレビで放映してたのはもしかしたらこのお店かも知れません。

   住所は東京都八王子市南大沢2-1-6(電話042-653-3729)、京王相模原線「南大沢」駅下車で、営業時間は11:00~22:00。《関東初出店となる、とんかつ専門店「清まる」(愛媛県松山市)の「とんかつパフェ」、とんかつとパフェを融合させた超変わり種メニュー》と書いてあります。

   そして《食べ方には「公式マニュアル」があり、とんかつはウエハースの代わりという認識なので、とんかつの上にアイスと生クリームを乗せ、スライスしたリンゴを挟んで食べるのが正式ルール》なのだそうです。世の中にはとてつもない食べ物を考案する人がいるもので、話の種に、一度、食べに行かれたらいかがですか。

板挟みの苦悩

   昨日の朝日新聞の朝刊に岡田克也外務大臣の次の談話が載ってました。「日米合意を一方的に白紙に戻すことで、信頼関係がなくなるのではないかという危機感を持っている」と。言うまでもなく沖縄の普天間飛行場の移設問題で、中々結論を出さない日本政府にアメリカが怒り出したのです。

   確かに日米合意は前政権の時に交わされたものですが、アメリカから見れば「日本政府」との約束に違いありません。アメリカは「辺野古に移設する現行計画」の実施を強く求め、それ以外には考えられないと言っています。しかし、連立を組んでいる社民党福島瑞穂党首がそれに強固に反対し、鳩山由紀夫首相は板挟みの状態です。

   この現実を前にして、首相は、一体、どんな結論を出す積もりなのでしょうか。昨日の「日刊ゲンダイ」にこんな記事がありました。《新たな移設先として、鹿児島の種子島沖の無人島、馬毛島(まげしま)が浮上した。ここは種子島の西方約12キロに位置し、島の面積は8.4平方キロで普天間飛行場がすっぽり収まる広さ》。

   更に続けて《鳩山首相は昨日(6日)も公邸で岡田外相と約1時間20分にわたって移設問題を協議した。馬毛島は、当初、おとしどころとして、主要な極秘カードと位置づけられていた。外相との会談では普天間の機能の一部を移す案が話し合われたとみられている》と。それでアメリカは納得するのでしょうか。

砂漠が舞台の二本の映画

  1989年に日本公開の西独映画「バグダッド・カフェ」が、20年ぶりにリバイバルで劇場公開されるというニュースを新聞で見ました。普通、リバイバルされる映画に手を加えることは珍しいのですが、今回はパーシー・アドロン監督自らが再編集し、色も調整したとかで、あまりにも美しい映像に驚かされるとか。

   この映画、独特の雰囲気を持っていて、上映時、かなり人気が高かったようですが、人によって評価が分かれる映画かも知れませんね。私も、こういう類の映画は好きなのですが、若干、シナリオが不満です。しかし、主題歌の「コーリング・ユー」も素敵な曲だし、主演女優のマリアンネ・ゼーゲブレヒトの演技中々出色です。

   ところで、もう一本、砂漠を舞台にした映画に「パリ、テキサス」があります。映画の出だしは一人の中年男が砂漠の中を歩いてます。結構、速い足どりで歩く歩く。観客は、一体、何があったんだろうという疑問でどんどん映画の中に引き込まれ、その理由が次第に解ってくる切ない愛の物語。実にチャーミングな映画です。

   どちらかというと、私は「パリ、テキサス」の方が好きで、こっちは何度も繰り返し観ています。ヴィム・ヴェンダース監督の非常に優れた演出とナスターシャ・キンスキーの魅力的なこと。「映画大辞典」(映画が好きな方は必見、毎日更新)の平均点は「バクダッド・カフェ」が7.17点で「パリ、テキサス」は7.90点になってます。

待ち遠しいサッカーの祭典

   来年の「サッカーW杯南アフリカ大会」の1次リーグの組合せが決まり、いよいよ決戦の時が迫った感じです。FIFAランク43位の日本のEグループは、3位のオランダ、11位のカメル-ン、26位のデンマークと全てのチームが格上です。しかし、格上が勝つとは限らないのですから、頑張るしかありませんね。

   岡田武史監督も言ってましたが「ワールド・カップに楽に勝てるチームがいるわけがない」のです。第一、全32チーム中、日本より格下は52位の韓国、77位のニュージーランド、84位の北朝鮮、86位の南アフリカの4チームだけなのですから、1位のスペインや2位のブラジルのいるグループに入らないでよかったと思わないと。

   ともかく、サッカーが好きな者にとって、6月11日から7月11日までは、ワクワクする1ヶ月です。ところで、岡田監督が目標にしているベスト・フォーに日本が入る可能性はどのくらいあるのでしょうか。まず、初戦の相手カメルーンに勝って、勝点3を上げれば、少し光が見えてくるかも知れません。

   そして、16チームが戦う決勝トーナメントで2回勝てばベスト・フォー。茨の道ではありますが、何とか目標を達成して、世界中のサッカー・ファンを唸らして貰いたいものですね。それには、素人の私見で、岡田監督がフォワードに誰を選ぶかがキーのような気がします。まだ先のことですが来年6月11日が待ち遠しいです。

難しい数量の表現

   数量の範囲は「以上」「以下」「未満」などを用います。例えば「20歳~」は「20歳以上」で、「~20歳」だったら「20歳以下」、そして「~19歳」は「20歳未満」です。また、時間を表す時には「1月1日以降」などといい、当然、1月1日は含まれます。つまり「以」が使われる表現はそれが含まれるのです。

   また、今日から「三日前」とか「五日後」は今日は含まれていない言い方で、「一日前」や「一日後」を考えてみれば解ります。従って「一週間前」は昨日から数えて七日前、「一週間後」ならば翌日から数えて七日目がそれに該当することになります。つまり「前」は昨日までの日数で「後」は翌日からの日数。

   そして「~おき」という表現は、例えば「一年おき」と言ったら二年に一回のことを言います。つまり、間に入っているのが一年だから「一年おき」になる訳で、オリンピックの開催は「三年おき」が正しいのですが、一般的には「四年おき」と言ってるようで、誤解を避ける為には「四年ごと」という表現がいいのかも知れません。

   それで、長い期間についていう言葉で「足かけ三年」があります。これは実際の日数に関係なく、暦の上での年が何年関わっているかで、ある年の12月から翌々年の1月までの実質は1年2ヶ月ですが「足かけ三年」といいます。いやはや、数量の表現、難しいです。(参考:岩波書店の「日本語使い方考え方辞典」)

日本の硬貨の材質とデザイン

   日本の硬貨のことが書いてある本を読みました。インターネットにも硬貨のことを書いたサイトがありますが、1円玉のデザインをじっくり観察したことがあるでしょうか。実はここに描かれている木らしきものは造幣局では「若木」と読んでいて、この世に実在しない架空の木なんだそうです。

   裏は「1」の数字にドーナツ型の線がかかっていますが、表と裏が同一人物のデザインではなく、まったく別の人のデザインが採用されたもので、この1円玉が発行されたのは1955年(昭和30年)4月1日。現在、流通している硬貨の中で、デザインを一般公募で選ばれたのは1円玉だけだとか。

   他の硬貨は全部造営局内部のデザイナーがデザインしたもので、500円玉は桐が描かれていて、以下、100円玉は桜、50円玉が菊、10円玉が宇治平等院鳳凰堂と唐草、そして、5円玉は稲穂に歯車と水で、いずれも日本の風土や文化に根ざした絵柄が採用されています。

   ちなみに、硬貨の素材は500円玉がニッケル黄銅、100玉が白銅、50円玉も白銅、10円玉が青銅、5円玉も黄銅。1円玉はアルミニウム製で、やっぱり一番安い材質を使ってるようですが、1円以下で出来ているのでしょうか。インターネットに過去に発行された「記念硬貨」の一覧表があります。

論理パズル2問

   昔からある論理パズルを2問提供します。これは2問とも有名なので、知ってる方がいるかも知れませんが、改めて挑戦してみて下さい。結構、論理の楽しさが味合えます。まず1問目《コインが8枚あります。そのうち1枚は本物より軽い偽造コインです。天秤を2回だけ使ってこのコインを見つけ出して下さい》。

   2問目は《赤が3つ、白が2つの5つの帽子があります。A、B、Cの3人に全部を見せてからアイ・マスクをして貰い、それぞれに帽子をかぶせました。当然、自分のかぶった帽子は何色だか解りませんが、他の二人のは見えます。そして、残った2つの帽子は隠しました。そこで、Aに「あなたのかぶってる色は?」A「解りません」。

   次にBに同じ質問「あなたのかぶっている色は?」Bは少し考えて「解りません」。最期にCに聞くと、AもBも解らないといったことから推理してCは自分のかぶってる色を当てました。Cのかぶってる帽子は何色で、どんな推論で自分のかぶっている帽子の色が解ったのでしょうか?》。以上の回答

   数学の問題とパズルの違いは前者は公式を使って解ける問題で、後者は数式を使えずに論理的な思考、発想の転換などによって解く問題と何かで読んだことがあります。世界にはパズルの専門家が沢山いて、幾多の名作、佳作、傑作が生まれています。しかし、この2問の論理パズル(問題集)はちょっと易しいかも知れません。

論理パズル2問の回答

   まず1問目の回答《1回目は2枚を残し、3枚ずつを天秤に乗せます。その結果バランスしたら、残した2枚のどちらかが偽造コインで、次に2枚を天秤に乗せれば解決。また、傾いたら、軽い方の3枚の中に偽造コインがある訳で、1枚づつを天秤に乗せてバランスすれば残した1枚が贋造コイン。傾いたら軽い方が贋造コイン》。

   次に2問目の回答《Cは「自分のかぶってるのは白」と仮定します。そうすると、Aが「解らない」と言ったのは、Bは白であるはずがありません。そこで、BはAが「解らない」と言った途端に「私は赤である」というはずがやっぱり「解りません」と言う回答。AもBも「解らない」というのはCが白である仮定は誤りで正解は赤》。以上の問題

   1問目のコインの問題はそう難しくなく、何だ子供だましと思った方がいるかもしれません。そこで、この贋造コインを探すウルトラ超難問を紹介します。《ここに、外見上はまったく区別のつかない13枚のコインがあります。しかし、この中に1枚だけ贋造コインが混ざっていて、それが本物の12枚より重いか軽いか解りません。

   そこで、天びんを3回だけ使って、1枚の贋造コインを見つけだすには、どうすればいいですか?》。この問題を解くにはかなりの論理的な思考力を必要とします。もし8枚のコインの問題を難なく解いて、もの足りなく思った方は、是非、この問題に挑戦してみて下さい。これぞ論理パズル(問題集)の傑作です。

楽しみが多い師走

   今年も師走になりました。世界にも日本列島にも、色々のことがあった2009年もあと少しで幕が降ります。12月に入ると、街のあちらこちらで大好きなクリスマス・ソングが聞こえるようになり、楽しみな「第九」の演奏会があって、25日は一人娘の誕生日です。さて、沢山のクリスマス・ソングの中に、私にとって特別な3曲があります。

   山下達郎の「クリスマス・イブ」、ワム!の「ラスト・クリスマス」、そして、アーヴィン・バーリンの「ホワイト・クリスマス」。《雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ ……》何年経っても、何度繰り返し聴いても決してあせることがない永遠の名曲「クリスマス・イブ」。

   また、快適なテンポが心地よい「ラスト・クリスマス」を聴いていると、クリスマスのロマンを感じて何だか華やいだ気分になります。そして「ホワイト・クリスマス」も何とも美しくて魅力的で、いくら聴いても飽きません。そこで、15人の違う歌手が歌ってるのを編集して詰め込んだ世界にたった一枚のMDを持ってます。

   いつもだとクリスマスの後になるのが、今年は19日の土曜日に「サントリー・ホール」の小林研一郎指揮の「第九」演奏会に家内と行くことになってます。「第九」を聴かないことには一年が終わらない我が家。今年はどんな演奏会になるのでしょうか。来年2010年がいい年であることを念じながら、あと一ヶ月を過ごそうと思っています。

週刊「松本清張」が発刊

   《週刊「松本清張」》という「週刊誌」、いや「本」が発刊されているのをご存知でしょうか。「週刊」とついているので「週刊朝日」や「週刊文春」を思い浮かべるかも知れませんが、これはそういう類のものではありません。その創刊号は「点と線」がテーマで、第2号は「砂の器」第3号「ゼロの焦点」第4号「黒革の手帖」。

   第5号「わるいやつら」第6号「天城越え」第7号「けものみち」第8号「霧の旗」第9号「球形の荒野」第10号「夜光の階段」第11号「眼の壁」第12号「Dの複合」第13号「清張名作選」(1月12日発売)の全13号で終わりです。つまり、この本の発行元デアゴスティーニ・ジャパン社は最初からその計画なのですね。

   さて、創刊号(290円)の「点と線」ですが「誕生秘話」「時代背景」「トリックの裏話」「清張の自筆メモ」「時刻表のエッセイ」など面白い記事が満載。その当時、多発していた疑獄事件や汚職事件でカギを握る課長補佐や係長が自殺したニュースがよく流れていたのに清張は眼をつけました。本当は自殺ではなくて他殺では?

   しかし、単なる他殺を自殺に見せかけるのは難しく、そこで清張は警視庁のベテラン刑事に「心中に見せかけたらどうだろう」と相談に行ったんだそうです。すると「それなら、ぼくだって騙されるかも知れない」と言われたので、俄然、自信をつけて書き始めたのだとか。トリックの裏話など非常に面白いので本を買って読んで下さい。

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »