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変わった食べ物

   ゲテモノ料理の食材専門店があり、メールで註文出来るのには驚きです。このお店の人気一位が「ワニのテール肉」、二位は「ニシキヘビフェレ」、三位「カエル肉」。「ワニのテール肉」には「ゲテモノ料理の王様と言っても過言ではないでしょう。串焼きやステーキでどうぞ」などとコメントがついてます。

   「商品カタログ」をクリックすると、信じられない食べ物が写真入りで沢山出てきて、みんな私が卒倒しそうなものばかり。ここで働いてる社員の皆さんは、恐らくこの類のものが平気で食べられる方々で、私みたいに写真を見ただけでも駄目な人間には尊敬に値します。

   話は変わって、四国の愛媛県松山市に「清まる」というお店があって「とんかつパフェ」なるものがメニューにあり、これもまたびっくりです。この店にはほかに「スイート チョコかつ定食」「よりスイート バナナチョコかつ定食」「甘味 あんこかつ定食」「イケる あんチーズかつ定食」などがありますが、これらもかなり変わった食べ物ですよね。

   ネットにこの「清まる」に食べに行ってきた人のレポート(          )が幾つもあるところを見るると相当有名なお店なのかも知れません。まさか東京で「とんかつパフェ」は食べられないと思っていたら、何と国分寺に「恵比寿屋」というお店があるではありませんか。でも、私はちょっと遠慮しときます。

分かり易い野球の技術論

   スポーツ・ジャーナリスト二宮清純氏の書いた「プロ野球の一流たち」(講談社)実に面白いです。プロ野球をこよなく愛し、単に上辺だけではなく今一歩中に踏み込みたいと思ってる人にとって、格好の読み物かも知れません。素人でもよく解る野球の技術論と言えるでしょうか。

   本の帯に「投球の極意、打撃の神髄!」と書いてありますが、この本を読むと、投手と打者の真剣勝負の実態が手に取るように解り、野球の面白さが倍加すること受け合いです。二宮氏は大学を卒業したあと、直ぐにジャーナリストの道を歩んでるようで、別に何かスポーツをしていたわけではなさそうです。

   しかし、取り組んでるジャンルはかなり幅広く、何でもござれです。沢山本を出していますが、軽妙な筆致で前からの大ファン。内容を沢山紹介したいのですが、無理なので興味がある方には買って読んで貰うことにして、二宮氏が横浜ベイスターズ工藤公康投手をインタビューした時の話を一つだけ紹介します。

   工藤投手は打者と対決しながら、次の打者がウエイティング・サークルの中での素振りを何気なく観察してると、どのコースに的を絞ってるかが大体読めるのだとか。「バッターは狙ってるコースをイメージしてバットを振っていますからね。狙ってないコースを振るバッターはいないでしょう」と工藤投手は言ってます。なるほどなるほど。

肥満に悩んだシューベルト

   ある本で、シューベルト(   )は肥満に悩みダイエットに取り組んでいたことを知りました。シューベルトのお父さんは学校の経営者で、シューベルトは神学校で音楽を学んだあと教員養成課程を終えて父親の学校をちょっと手伝うなど、フリーター的な生活を生涯にわたって貫いたということですから、経済的にはかなり恵まれていたのですね。

   彼は17歳頃から作曲を初め「野ばら」や「魔王」などを若い時期に生み出して、音楽家として歩く道を定めました。シューベルトは同じように音楽の道を歩む友人たちと多くの交流を持ち、友人の家に居候したりして、かなり自由で気ままな生活をしてたようです。

   そんな規範も制約もない生活がシューベルトの肉体に現れて、友人たちから「ビア樽」とからかわれるような肥満体になってしまったのだとか。あの繊細で叙情的な音楽を沢山作曲したシューベルトがお腹が出た肥満体だっとはとても想像出来ませんね。

   シューベルトはこれではいけないとダイエットに取り組んだのですが、その方法はあまり水も食事もしない過激なもので、シューベルトは空腹をまぎらわす為に作曲に没頭し沢山の名曲を生み出したのだとか。ダイエットの無理や長く続けた不摂生が影響したのかシューベルトは31歳で世を去りました。歌曲集「冬の旅」大好きです。

推理小説ファン必見の映画

   ネットで「アガサ・クリスティの10冊」という推理小説ファンにとって堪らないサイトを見つけました。アガサ・クリスティ(         )は1920年にデビューして、世を去るまでに長編小説66本、中短編が156本、戯曲15本を残し、日本では早川書房がほぼ全ての作品を翻訳して出版しています。

   そのサイトの冒頭に《100冊近い作品の中から10冊に絞り込むのは、なかなか辛いところがある。「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」といった有名処が漏れてしまっているが、 クリスティが凝らした趣向に合わせて、バランスよく選んでみたツモリである》と書いてありますが、10冊選ぶとなると人それぞれの好みですね。

   ところで、この中に「検察側の証人」があるのにはすっかり嬉しくなってしまいました。クリスティの作品は数多く映画化されていてみんな観ています。「そして誰もいなくなった」も「ナイルに死す」も「鏡は横にひび割れて」も。そして、何と言っても特別なのは「検察側の証人」です。

   この短編小説を名監督ビリー・ワイルダーが脚色し監督したサスペンス映画の大傑作「情婦」。邦題にちょっと問題があるのですが、何しろ凄い映画です。ラスト10分間に「どんでん返し」が2回もあり「絶対に筋を人に言わないで下さい」と映画館に書いてあったとかのこの映画、レンタル屋にあるので推理小説ファン必見です。

100円が1千万円

   京都競馬場で10月19日に行われた中央競馬会の第13回「秋華賞」(動画)で、1~3着を着順通りにぴったり当てる「3連単馬券」の配当が、1千98万2020円になり話題になっています。何しろ100円が1千万円に千円が1億円になったのですから話題になっても不思議ではないですよね。

   この「秋華賞」に出走した馬は全部で18頭。その馬の1着、2着、3着を的中させたわけで、もの凄く低い確率であるのは言うまでもありません。1着になった「ブラックエンブレム」は18頭中11番人気、2着は8番人気、3着になったのは16番人気の馬で、人気の高い有力馬が上位3頭に1頭も入らなかったのが、こんな異例の高配当になった次第です。

   ちなみに、この「3連単馬券」は4,896通り発売され、当たり馬券の《4・1・15》は4,275番人気。この馬券は100円換算で410票しかなかったとか。いやいや「……しかなかった」と言うより「……もあった」の方が適切かも知れませんね。

   しかし、上には上があるもので、中央競馬の史上最高の配当額は2005年10月22日のレースに出た同じ3連単の1千8百46万9120円(100円がです!)だそうです。年1回の「日本ダービー」しか馬券を買わない私には、こんな幸運の訪れる可能性はありません。

海賊船の撃退兵器

   アフリカ・ソマリア沖で商船を襲う海賊の被害が急増しているのだそうです。しかし、それを護衛する軍艦の数に限りがあるため、商船は何とか自衛しなければなりません。火器を搭載出来ない商船が海賊船と戦う手段として、現在、日本は「放水銃」を使っているのだそうですが、有効射程は数十メートルしかなく戦う道具として不充分。

   ところが、アメリカの商船が装備しているのは「長距離音響発生装置(LRAD)」(   )と言って、人間を不快にする周波数の大音量(150デシベル)を発生させる機械で、有効射程距離は300~500メートルに及び、これが耳に入った相手はその不快感に堪えきれずに逃げるしかなくなるのだとか。

   これは暴動の鎮圧などに使用するために開発された音響兵器で、相手を殺傷せずに攻撃意欲を無くさせる「ノン・リーサル・ウエポン(非殺戮性兵器)」の一種。大きさは直径80センチ程度のおわん形で、価格は約2,000万円だそうです。

  そのほか、相手に電子レンジのような高周波を浴びせる「アクティブ・ディナイアル」という機械があり、これを受けた相手は「皮膚の表面がちりちりと痛んで逃げ出すしかなくなくなる」ということですが、日本の商船もこれをアメリカから買って、海賊船を撃退するしかありませんね。以上、10月26日付「夕刊フジ」の記事からの紹介です。

男の隠れ家ジャズ・スポット

   「男の隠れ家」という月刊雑誌があります。毎月必ず買ってる訳ではなくて、その隠れ家が何であるかを見てから、買ったり買わなかったり。11月号の「男の隠れ家」は、東京、大阪、京都、神戸、青森、一関、秋田、仙台、盛岡、山形などの有名なジャズ・スポットで、ほかに好きなマイルス・デイビスの特集記事があったので買いました。

   この雑誌で紹介されてる東京のジャズ・スポットは、六本木の「JAZZ HOUSE alfie」と「Billboard Live TOKYO」、新宿の「SOMEDAY」国立の「NO TRUNKS」吉祥寺の「SOMETIME」中目黒の「楽屋」、そして、代官山の一風変わった名前の「晴れたら空に豆まいて」など。

   「ジャズの帝王」と言われた偉大なトランペット奏者マイルス・デイビスも、今年、9月28日に18回目の命日を迎えたのだそうですが、もう、そんなに経ってしまったんですね。何十枚もあるマイルスのアルバムの中から一枚だけ選ぶとしたら絶対に「カインド・オブ・ブルー」。持ってないジャズ・ファンは、是非、お手許に。

   マイルスと言えば、映画「死刑台のエレベーター」で、雨のそぼ降る夜のパリの街をジャンヌ・モローが彷徨い歩くバックに流れていたマイルスのトランペットは、特筆に値する演出で、映画が一段と締まっています。若干25歳のルイ・マル監督のこの傑作サスペンス映画、久し振りにまた観たくなりました。

「鍵」の歴史と将来

   「鍵」は社会生活に絶対に欠かせないものですが、これについて先日の朝日新聞で《進化する「鍵」》と題した記事を読みました。インターネットに載ってる情報と併せて紹介します。「」を大きく分けると、鍵穴に差し込む昔からあるアナログ式と電気信号で操作する電気式の2種類があります。

   アナログ式の歴史は古く、歴史上の最古の鍵と錠は、紀元前2000年~3000年前のエジプトだそうで、神殿などに納めた高価な神具や王の持ち物を狙う不届き者を防ぐためだっだとか。そんな大昔から「泥棒」がいたんですね。

   そして、日本に伝わったのは飛鳥時代と言われ、1998年に大阪の野々上遺跡から出土した鉄製の「海老錠(えびじょう)」が錠前としては日本最古で、飛鳥時代に日本で作られたものだと推測されています。時は流れて現代は電気式で、暗証番号を入れるもの生体認証によるものなど色々と出てきました。

   ホテルで使われているカード式の電子錠はドアにセットされている読取機にカードを差し込むか、かざすだけでドアが開くので、大変に便利です。今後、一般の家庭でも普及しそうですが、前に間違ってICカード「Suica」を差し込んだところ、ドアが開いてしまうトラブルがあったそうで、便利の一方、ちょっと不安な面もありますね。

世界の三大悪妻

   この前「世界の三大美女」を紹介しましたが、今度は「世界の三大悪女」です。私の持ってる「世界の三大なんでも事典」(三笠書房)には「世界の三大悪女」ではなくて「世界の三大悪妻」で載っていますが、大変な業績を残した偉大な人物も、奥さんには苦労していたことを知って何だか微笑ましくなってしまいます。

   この本で取り上げてる「世界の三大悪妻」は、まず、ギリシャの哲学者ソクラテスの妻クサンチッペ。弟子のクセノフォンの著書「饗宴」の中に「人前で夫を罵倒し頭から水を浴びせたりして、現在は言うまでもなく、過去にも未来にもこれほど耐え難い女はいないだろう」と書いてあるのだそうです。

   次はモーツアルトの妻コンスタンツェ写真)。彼女は浪費家で家事の能力がなく、夫の今わの際に遊び歩き、遺品の楽譜が高く売れるように、ワザと破りまくったということですが、音楽ファンとして何だか悲しくなる話。もっといい奥さんがいたら、長生きして、その作品は更に一段と輝きを増してたかも知れませんね。

   そして、もう一人の悪妻はロシアの小説家トルストイの妻ソフィアで、財産を貧しい人に与えたい夫の意志に反し、作品の版権を取得するのにやっきとなる強欲ぶり。愛想を尽かしたトルストイは82歳で末の娘を連れて家出して、そのまま肺炎で亡くなったとか。そんな環境の中で「アンナ・カレーニナ」や「戦争と平和」を書いたなんて驚きです。

人選が難しいWBC監督

   来年の3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表の監督人事が混沌としています。これに関して10月21日付の「日刊スポーツ」に詳しく載ってましたので、ちょっと私見を入れて紹介します。まず、第1回の体制検討会議が10月15日(水)に開催されましたが、その時の出席メンバーは6人。

   コミッショナーの加藤良三氏、コミッショナー特別顧問の王貞治氏、楽天監督の野村克也氏、ヤクルト監督の高田繁氏、阪神シニアディレクターの星野仙一氏、そして、野球解説者の野村謙二郎氏ですが、何故このメンバーなのかさっぱり解りません(私見)。

   それはそうとして、その時の発言の要旨は加藤氏「急がねば」王氏「現役監督は難しい」野村克也氏「王さんが一番いい」高田氏「日本一になったチームの監督がいいのではないか」野村謙二郎氏「王さんと同意見」星野氏「今は口をつぐんでる時」で、会議の流れから、オリンピック直後に「私は受けない」と言っていた星野氏に決まりそうな感じで報道されました。

   それを知ったイチロー選手が「最強のチームを作ると言う一方で、現役監督から選ぶのが難しいでは、本気で最強のチームを作ろうとしてるとは思えない」更に続けて「北京のリベンジと捉えているとしたら、チームが足並みを揃えることなど不可能でしょう」と発言。第2回の会議が10月27日(月)に行われるようですが、果たしてどうなるのでしょうか。

コンサートの拍手のルール

   音楽好きにとって、とても面白い本を本屋の店頭で見つけました。著者は茂木大輔さんというNHK交響楽団のオーボエ奏者で、タイトルは「拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術」(中央公論新社)。独特のユーモラスな文体で、演奏者の立場から、拍手に限らずコンサートや音楽全般のことを色々と論じています。私一人が楽しんでいるのは勿体ないくらい面白く、ちょっと紹介してしまいます。

   まず、本のタイトルの拍手について著者は「拍手適正運用機会規制法」などと命名し、席に着いてから曲が終了するまでを順を追って詳しく説明しています。まず、指揮者の登場には盛大な拍手をすること。舞台の袖にいるステージ・マネイジャーが「パチパチパチ!」と拍手して観客を誘導するんだそうです。

  当たり前ですが、曲が始まったら終わるまでは拍手はしないこと。しかし、時々間違えて途中で手を叩く人がいますがチャイコフスキーは交響曲第5番も第6番「悲愴」も中間で堂々と終わるので注意が肝要と書いています。ただ、例外はベートーヴェンの「第九」の演奏会で、途中で4人のソリストの登場の時だけだとか。

   曲が完全に終わらないうちに拍手するフライング拍手は曲の味合いを台無しにするので、絶対に避けて欲しいと強調しています。そのほか、拍手のことに限らず、演奏者の立場から「指揮者によって演奏の何が違うのか」など、実に色々とクラシック音楽を語っていますので、音楽ファンは、是非、一読を。

二人で遊ぶ古典的ゲーム

   「バックギャモン」というゲームをご存知でしょうか。二つのサイコロを振って出た目で駒を進め、ゴールを目指す言わば「双六」で、持ち運びが出来る立派な盤を使い二人で遊びます。囲碁も将棋もチェスも好きで、実際に自分でやってるのですが「バックギャモン」は、相手に恵まれず遊んだことがありません。

   しかし、どんなものかは昔から大体は知っていて、かねがね面白そうだと思っています。百科事典にその歴史が載っていますので紹介します。ルールや遊び方については、インターネットに克明に書いたサイト(サイトA  サイトB   サイトC   サイトD   サイトE)がありますので、それを読んで下さい。

   「バックギャモン」の歴史は古く、その原型は古代エジプトによって遊ばれた「セネト」と呼ばれるもので、ツタンカーメン王の墓からも「セネト」の道具が発掘されているとか。その後改良が行われ、日本に伝来したのは奈良時代とも飛鳥時代とも言われています。一時はかなり普及しましたが、江戸時代に賭博の一種として幕府に禁止されました。

   サイコロを使うために偶然性に支配され、勝負は囲碁や将棋みたいに純粋な思考力だけでは決まりませんが、それでも戦略を必要とするところにこのゲームの醍醐味があります。「日本バックギャモン協会」もあり、パソコンのゲームソフトが発売されるなどで、新たなブームが起こりつつあるそうです。

「ベルばら」の作者への勲章

   宝塚歌劇団が上演して大ヒットした「ベルサイユのばら」つまり「ベルばら」の作者が池田理代子さんであることは大抵の方がご存知ですよね。その池田さんにフランスを代表する勲章「レジオン・ドヌール」が贈られることが決定したそうです。

   そもそもこの賞はナポレオンが1802年に制定したもので、かなり多くの日本人が受賞しています。今回、池田さんの受賞の理由は長年にわたり日仏の文化交流に貢献したということですが「ベルばら」のヒットによって日本人のベルサイユ宮殿への関心が高まり、フランスの観光収入に寄与したということもあるのでしょうね。

   ところで、宝塚歌劇団が上演した「ベルばら」について、ちょっと調べてみました。1974年に初演してから何度も何度も再演を繰り返して、2006年1月9日には通算上演回数が1,500回に達し、同年の3月17日に通算観客動員数400万人を記録した宝塚史上最大のヒット作品です。

   オスカル役をしたのは榛名由梨安奈淳汀夏子、そして、アンドレ役は麻生薫 、榛名由梨、麻実れい瀬戸内美八など宝塚を代表する沢山のトップ・スターが演じています。池田理代子さんは東京教育大学(現筑波大学)在学中に書いたこの作品がヒットして多忙になり大学を中退、その後、1995年に45歳で東京音楽大学声楽科に入学し卒業しています。

ブログの記事作成の内輪話

   ブログの記事作成の内輪話です。まずテーマ、これは料理を作るのと同じで、西洋料理、日本料理、中華料理、時にはインド料理やベトナム料理などを取り混ぜて、出来るだけ飽きないで食べて頂けるように、毎日食材や味付けを考えて作っています。しかし、時々調味料の加減が悪くて美味しくなかったかなぁと心配になることがあります。

   さて、書いた原稿が、このような形になるまでの手順は、恐らくブログを構築している会社によって違います。私が利用させて頂いているNiftyさんの「ココログ」という「ブログ」は、最終的な記事になるまでに3段階のステップがあります。まず、全体の長さを決めてオリジナルな原稿を書きます。

   次に、活字が小さくなって文章全体を眺めることが出来るプレビュー。そして、OKをクリックして記事が完成し、改めて眼を通してみると、そのままでは駄目なことが。例えば「……こんな事態を引き起こすのを読めなかった麻生太郎総理大臣の胸中は……」みたいな文章の「麻生太郎」の「麻」が行の終わりで「生太郎」が行の初めになっていて名前が分断されてることがあるのです。

   これでは失礼なので何とかしなければなりません。そこで「……こんな事態を引き起こすのを……」の中の「の」を「こと」に変えて一文字増やし、行の最初から「麻生太郎」になるように調整するのも、文章作成上の大切な作業の一つです。こんな手順で原則として毎日更新を心掛けてる拙いブログ、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

衝かれた日本代表の弱点

   一昨日の対ウズベキスタン戦のサッカー、ホームなので絶対に勝たなければならなかったのに、負けに等しい引き分けになってしまいました。それについて、翌日の「日刊スポーツ」が克明に分析していたので、読んでいない人のために、その概略を紹介します。元日本代表監督ジーコが、先月、ウズベキスタン代表のテクニカル・アドバイザーに就任。

   敵将のカシモフ監督が「ジーコとはゆっくり話し合い、ひとつひとつが大いに役に立った」と言ってる通り、同氏から適切な助言を貰ったのが、今回、日本が苦戦した要因というのです。当然、ジーコは日本代表の弱点をよく知っています。

   ジーコが監督時代に指摘していた弱点は、まず集中力の欠如。二番目に、肝心なところで決定力を欠く技術の問題。次に、駆け引きが苦手でいい人過ぎて試合運びが下手。そして、最大の弱点はプレッシャーに弱いということ。

   今回、日本は試合開始から、ウズベキスタンに予想外の激しいプレッシングに合い、リズムを狂わされてしまったのだとか。そう言えば、攻撃の要になる遠藤中村も、激しいアタックを受けていましたよね。他のライバル国にも影響を与えかねないジーコは、岡田ジャパンにとって、とてつもなく大きな「壁」になったと記事を結んでました。

鳥取砂丘の美観性

   昨日の朝日新聞「天声人語」に、鳥取県議会で鳥取砂丘での落書きを禁じる条例が成立したことが書いてありました。「馬の背」と呼ばれる丘を足で削って、斜面に大きな字や絵を残す観光客が後を絶たないためだそうです。

   この条例によって、来年の4月から、囲んだ面積が10平方メートルを超える落書きに限り、最高5万円の過料と現状回復を命じるそうです。しかし「考える葦である」人間のことですから、恐らく9.99平方メートル以内におさめて刑罰から逃れる人が沢山居て、法律に頼るのは無理のような気がするのですが。

  砂丘については前にブログに書きましたが、鳥取砂丘には年間、大変な数の観光客が訪れています。それらの人が美観性にちゃんとした見識を持ってないと、こんな事態になってしまうんですよね。インターネットに観光ガイドがあり、美しい風紋との出合いについて、こんなことが書いてありました。

   「風が吹いた早朝、人影もまばらな砂丘に立つと、一面さざ波のような模様の風紋に出合える。足跡を残すのがためらわれるほどに美しい情景で、そこには、生きている砂丘があり、自然の息吹が感じられる。……」と。まだ行ったことがないのですが、ちょっと見てみたい誘惑にかられています。

世界の三大美女

   インターネットに「世界の三大美女」の話がありました。ここに書いてある通り、日本での三大美女は、昔から「クレオパトラ(エジプト)、楊貴妃(中国)、小野小町(日本)」と言われていますが、これは世界的な美女の一人であるヘレネ(ギリシャ)を日本が勝手に小野小町に入れ替えてしまったのだとか。

   しかし、ヘレネはギリシャ神話上の実在してない人物だし、楊貴妃にしたって、玄宗皇帝が愛しすぎたために安史の乱を引き起こしたので傾国の美女と呼ばれているし。唯一、珠玉の輝きを放っているのは、ブレーズ・パスカルに「クレオパトラの鼻がもう少し低ければ歴史は変わっていただろう」と言わしめたクレオパトラ。

   近頃、クレオパトラは実は美女ではなかったという説も出ていますが、クレオパトラが美女と言われてる所以は、顔立ちの問題だけではなさそうです。ローマの英雄ジュリアス・シーザーがエジプト征服を目指してる時、女王クレオパトラは、自らの身を毛布でくるんで贈り物としてシーザーに捧げ、ローマと同盟を結んでエジプトを守りました。

   また、シーザーが亡くなった後、今度はマーク・アントニーに取り入って、身を挺してエジプトのために頑張ったということで、高く評価されているのかも知れませんね。それにしても、誰がどんな経緯でこの「世界の三大美女」を決めたか解りませんが、イマイチこの選択はすっきりしません。美女はもっとほかに沢山居そうで。

秋を彩る美しい音楽

   NHKFMの価値は絶大です。視聴料がとても安く感じらるほどです。12日の日曜日に放送した海外オペラアワー、ヴェルディ作曲の歌劇「二人のフォスカリ」を例のDATに録音して聴きました。演奏はベルトラン・ド・ビリー指揮のウイーン放送交響楽団オーストリア・ウイーン・コンツエルトハウスのライブ録音です。

   ヴェルディの沢山のオペラの中でそうポピュラーなものではなく、普通、CDを買ってまで聴くことはないオペラです。それがDATの威力で全曲録音して、好きな時に聴けるのですから、NHKとDATに感謝です。何しろDATは丸々4時間続けて録音出来るので、その価値は測り知れません。

   生まれて初めて聴いたこのオペラ、中々よくてヴェルディという作曲家のオペラへの思い入れには舌を巻くばかり。それにしても、秋は本当に音楽が美しく響きます。取り敢えず、ちょっとだけ聴くつもりだったのが、思わずのめり込んで、全曲約1時間50分のオペラを一気に聴いてしまいました。

   更に、この後にサン・サーンスの「ピアノ協奏曲第5番ヘ長調」とかベートーヴェンの「交響曲第7番イ長調」などが、同じ指揮者のスイス・ロマンド管弦楽団の演奏で録音されています。オペラを聴いた後、録音した全てを、結局、最後まで全部聴くはめに。これから深まりゆく秋とともに、音楽に陶酔する日々が続きそうです。

思ってた以上に凄いロボット

   この前ブログに書いたロボットの展示会に行ってきました。「みなとみらい駅」は行ったこともなく、結構、距離がありそうだったのでちょっと考えましたが、やっぱり最新のロボットを見たい誘惑に負けて。ところが、池袋から横浜まで副都心線を使うと非常に短時間で行けるのには驚きました。

   初めて見る「みなとみらい駅」の綺麗なことに感心しながら、駅員さんに会場の「パシフィコ横浜」の場所を訊いたらこの駅の直ぐ上というので、ものの数分で着くと思いきや、延々と歩き会場に到着するまで10分近く掛かりました。そして、中に入ると、だだっ広い展示場に沢山の人がいっぱい。

   ずらっとブースが並んでましたが、私のお目当てはテレビのCMでよく見る「ASIMO(アシモ)」。会場内に設けられたステージでデモがあるとかで整理券を配ってましたので、いち早くゲットして時間が来るまで色々なブースを観て歩きました。ロボットは実用のものと遊びのものに分かれ、遊ぶロボットもこれから益々面白くなりそうです。

   ステージの真ん前の椅子に座って待ってると、いよいよアシモ君の登場です。スポットライトを浴びてステージに現れたアシモ君はまるで芸能人のようです。サッカー・ボールを蹴ってゴールに入れたり、トレイで飲み物を運んだり、駆け足をしたり、動きのスムーズさにびっくり。最新のロボットに接し楽しい時間を過ごしました。

JRの「往復割引」制度

   JRに「往復割引」という制度があります。これはJR側からすると、帰りにJR以外の交通機関を利用されないように作られた制度ですが、片道601キロ以上は往復で買うと1割引の特典があります。例えば、東京~姫路は644.3キロで片道9,560円。

   行きと帰りを別々に買うと、9,560円×2=19,120円ですが、往復で買うと19,120円×0.9=17,210円となり、1,910円も安くなります。遠くになればなるほど割引金額が大きくなるのは言うまでもありません。しかし、トクになるのは601キロ以上の場合だけではないのです。

   例えその距離に満たなくても、601キロ以上の駅までの往復を買った方が安くなる場合があるのです。例えば、東京~大阪は556.4キロなので割引は適用されずに8,510円×2=17,020円。これを東京~御着(640キロ)の往復割引で買うと9,350×2×0.9=16,830円で190円安くなります。

   そんなことまでして安くしなくてもいいという人には無理に勧めませんが、制度は有効に活用した方がいいですよね。この制度はお盆や正月は駄目みたいな制約もなく、往復で買うと有効期限が2倍になるので大変便利です。

モーツアルトの謎

   毎年、ゴールデン・ウイークに有楽町の東京国際フォーラムで行っている「熱狂の日」音楽祭(   )の会員になってる関係で、事務局から定期的にメールが送られてきます。その最近のメールの中に大ニュースとして《モーツァルトの自筆らしき楽譜がフランスのナントで発見された》というのがありました。

   その曲の演奏に掛かる時間は3分とのことですが、モーツアルトが生誕してもう250年以上も経ってるのに、まだこういった新発見があるのですね。ところで、モーツアルトの最後は謎に満ちてます。ウィーン市の公式記録では「急性粟粒疹熱」によって他界とされていますが、実際は「リューマチ熱」であったとも言われています。

   また、モーツアルトが妻のコンスタンツェに宛てた手紙の中に「私に嫉妬するヤツが食べ物に毒を入れ、その毒が身体中を回り、身体全体が痛み苦しい」と書いていたとか。当時「サリエリがモーツァルトを毒殺した」という噂が流れ、モーツアルトの永遠のライバルだったアントニオ・サリエリは死ぬまでこの噂に悩まされ続けました。

   この話をベースに映画「アマデウス」が作られ、数々のアカデミー賞を受賞しましたが、私としてはあまり好きな映画ではありません。モーツアルトは誰かに依頼された「レクイエム」の作曲半ば36歳で世を去り、弟子のジュスマイヤーが完成させたのは有名な話で、巷間、依頼人はヴァルゼック伯爵と言われていますが真相は謎です。

世界的権威のあるノーベル賞

   今年のノーベル賞、日本人が四人も受賞とは凄いですね。うち一人はかなり前にアメリカに帰化していますが、この四人の学者の身辺、大変な騒ぎになって、普段の生活のペースが完全に崩れてるようです。ノーベル賞について、ちょっと調べてみました。この賞の第1回授賞式は1901年11月27日。

   ノーベル賞はダイナマイトの発明で知られるアルフレッド・ノーベルの遺言によって制定されたもので、現在の授賞式はノーベルの命日にあたる12月10日と決められています。さて、その経緯。ノーベルはダイナマイトの発明によって巨額の財産を築きました。

   ノーベルはこの発明が、まさか人間の殺傷に用いられるようになるとは夢にも思ってなくて、申し訳ない気持ちのためかこの遺産を、毎年、色々な分野で世の中に貢献した人に賞金の形で贈ることを遺言状に書いたのです。部門は[物理学賞][化学賞][医学・生理学賞][文学賞][平和賞]。

   このほかに[経済学賞]があるのですが、これは[アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞]と呼ばれ、厳密に言うとノーベル賞ではないのだそうです。また、数学の分野にノーベル賞が存在しないのは、ノーベルが数学者を嫌っていたためなどの説があるのだとか。ノーベル賞(    )は世界的権威のある偉大な賞です。

最新ロボットの展示会

   ロボット100以上を一堂に集めた展示会「ROBO JAPAN 2008」が10月11日(金)~13日(日)の3日間、神奈川県の「パシフィコ横浜」で開催されることが「夕刊フジ」に載ってました。5年前の2003年に「ROBODEX」というロボット展示会があったようですがこの間の研究の成果は著しく、ロボットは格段に進歩しています。

   必見のロボットが3つばかり書いてあったので紹介します。まずホンダの「ASIMO(アシモ)」。CMや各種イベントに引っ張りだこのこのロボットは最大時速6キロで走れ、トレイを持って飲み物を運んだり、人とすれ違うと道を譲ることが出来て、バッテリーが減ると自分で充電可能です。

   次に三菱重工業の「wakamaru(ワカマル)」。これは人と暮らすために開発されたロボットで、相手の顔を見ながら会話をしたり、握手をするなど非常にコミニケーション能力が高く、イベントや会社の受付などに、現在、活躍の場を広げてるそうです。

   そして、ALSOKの「reborgQ(リボーグQ)」。これは施設の警備などを人間と一緒に行うロボットで、人間とロボットの分担が可能だとか。会場の「パシフィコ横浜」は、みなとみらい駅から徒歩3分、入場料は大人1500円、中高生1000円、小学生600円。ロボットに興味のある方は、最新のロボットを見学してみたらいかがですか。

凄い偶然

   偶然って凄いです。一昨年のある夜、銀座の有名なジャズ・クラブ「スウィング」で北村英治のライブを聴き、そのことをブログに書きました。まだブログを始めて日が浅い頃です。そうしたらHR-Millerさんという知らない方からコメントが入り「実は私も昨夜、同じ演奏を聴いていて、今日のブログでそのことを書きました」と。

   早速読むと、北村英治の軽快なクラリネットが響く満員のクラブの中で、HR-Millerさんの直ぐ近くに私は居たんですね。それがエンで、それからHR-Millerさんのブログを毎日読んで、たまにコメントを入れたり、HR-Millerさんも私のブログを読んでくれたりして、面識がないままにブログとメールの関係が続いています。

   HR-Millerさんについて私が知ってることは、元アメリカンフットボール選手、趣味の一つにウインドサーフィン、そして、有名な企業の営業をされてること。またまた、普通、あり得ないような出来事が起きました。幾日か前、私が「加賀百万石の金沢」というタイトルで9月第一週の土日月に家内と金沢に行ったことを書きました。

   すると、HR-Millerさんからコメント(非公開)が入り、何と「私も9月の第一週に金沢に行ってました。金土の2日間です。お知り合いになったきっかけのライブといい、山本さんとは、何かご縁がありますね」とあるではありませんか。広い日本なのに同じ日に二人とも金沢に居たとは、偶然って凄いです。

バナナでダイエット

   市場から消えていたバナナがやっと戻ってきたようです。そんなことになった原因は、9月の下旬、テレビで「朝食にバナナを食べるのが肥満の解消に最適」という放映があったからで、ダイエットに気を使ってる人がバナナを大量に購入するという行動に出て、ダンボール箱ごと買い占める過熱ぶり。

   日本中の売り場からバナナが品薄状態になった上にブームは他の国にも波及して、端緒となった「朝バナナダイエット」(      )の韓国語版はソウルの大手書店で売上一位になってるんだそうです。そして、台湾でもテレビで「バナナを食べるのがダイエットに最高」と放映されたとかで、バナナの売れ行きはピークに達したとか。

   こんなブームになる前から、朝食の時に一本バナナを食べるのが習慣になっている私としては大弱り。しかし、ここにきて、やっと普通の状態に戻ったようで、手に入らない時にお店の人が「ちょっとの間だけですよ」と言ってたそうですが、ブームって直ぐに去ってしまうのですね。

   それにしても、バナナは腸にいいようで、長い間続けてるせいか非常に快適に作用しています。それに、ちょっとお腹が空いてる時に食べるのにも重宝でバナナは中々グッドです。バナナについてもっと詳しいことを色々と知りたい方は、インターネットに「バナナ大学」というサイトがありますので読んで下さい。

楽しいオーディオ・ショウ

   有楽町の東京国際フォーラムで開催の「2008東京インターナショナルオーディオショウ」に行ってきました。オーディオは卒業したといっても、やっぱり、オーディオには関心がありますからね。昔と違って会場に入る手続きが大変です。住所氏名を書いて申込み、カードを貰って胸に下げないと入場出来ないのです。

   まず最初に訪問したのは「DENON」のブース。総合カタログに私の愛用している名作の誉れ高いカートリッジ「DL-103」が載ってるのを見ましたが、40年以上前に発売になった製品が今もなお売上を持続しているとは凄いですね。オーディオ評論家の斉藤宏嗣氏が沢山の聴衆を前にオーディオを熱く語っているのを聴きました。

   次に訪れたのが「CEC」。かって中央電機といってアナログ・ディスク(LP)をかけるフォノ・モーターで有名な会社ですが、今は主にアンプのメイカーです。入口付近のテーブルに座っておられた社員の方に話し掛けました。「フォノ・モーターで有名だったのに現在は作ってないんですね」その方「そうなんです。沢山の方にそう言われます」。

   それから、私と同じ年代の方だったせいかオーディオ談義の花が咲き、昔懐かしいオーディオ機器の話を色々と。そしてその後、幾つかのブースに行って楽しいひと時を過ごしました。超高級な機器の音を沢山聴いたあと、家に帰って音楽を聴いて、安い装置ながら自分の音の心地よさを再認識。オーディオ・ショウは私の装置の引き立て役です。

面白い言葉の遊戯

   織田正吉氏の本「ことば遊びコレクション」(講談社)から、この前「ローマ字と英語の回文」を紹介しましたが、氏が書いた「ジョークとトリック」(講談社)にも、思わず人に話したくなる面白い話が実に沢山載ってます。今回はその本の中から「逆に読むと別の意味になる言葉」を紹介します。

   例えば[シルクロード→道路苦し][薬→リスク][予想→嘘よ][スリム→無理す][高島田→だまし方]。JR信越本線の荻川駅の前後の駅は新津と亀田、ホームの駅名表示板を逆に読むと「ついに・だめか」。著者は前にテレビで、タレントを荻川駅に立たせて、それを読ませているのを見たことがあるそうです。

   また、英語では[vips(要人たち)→spiv(詐欺師)][live(生きる)→evil(悪)][drawer(手形振出人)→reward(報酬)][golf(ゴルフ)→flog(むち打つ)][dog(犬)→God(神)]。著者はGodとGを大文字で書いているのでそのまま書きますが、神はこう書かねばいけないのかも知れません。

   「磨かぬ鏡(みがかぬかがみ)」「西か東に(にしかひがしに)」「Madam,I’m Adam.」のように逆に読んでも同じになる文章を回文(      )と言いますが、さかさに読むと別の意味になってしまうものを、回文「palindromes」を逆に綴って「semordnilap」と言うのだそうです。きっと日本人が作った造語ですね。

加賀百万石の金沢

   9月第1週の土日月に家内と金沢に行ってきました。羽田空港から小松空港までほぼ1時間、空港からJR金沢駅近くのホテルまで高速バスで約40分、羽田空港を飛び立って約2時間でホテルに到着。旅行会社は有楽町西武8階の「PTSトラベルナビ」で、大変親切に我が家恒例の年一回の旅行のお膳立てをしてくれました。

   さて、加賀百万石の城下町、金沢。金沢と言えば有名なのは「兼六園」ですが、前に行ったのでパスして、ホテルで貰った観光案内「金沢城下町見て歩き地図」に出ていた「ひがし茶屋街」に行くことにしました。ここは特徴のある古い建物がずらっと並び、非常に風情の漂う街の佇まいで、格好のカメラの被写体です。

   中にお土産屋や料理屋など幾つかお店があり、細い横町の瀟洒な喫茶店で、都会の喧噪を忘れ、しばし静寂のひと時を過ごしました。そしてその後、同じ案内に出ていた金沢の魚河岸「近江町市場」に行きましたが、その日はちょうど日曜日で開いてる店はほんの僅か。残念ながら市場の活気を見ることは出来ませんでした。

   翌日はもう一つの茶屋街「にし茶屋街」を歩きましたが、月曜日だったせいか何だか寂しい雰囲気で人影もまばら。市の運営している記念館で島田清次郎という小説家の原稿などの資料を見学、しかし、私のまったく知らない人物でした。ずっと天気がよくて、快適な金沢の旅でした。ただ、ブログの更新を二日パスしました。

執念深かった学問の神様

   丸谷才一氏のエッセイは思い掛けない知識が増えて非常にためになります。これは丸谷氏がほかの本から引用して書いた「神様になる」(文藝春秋社)というエッセイからの紹介なので、又聞きの又聞きですが、学問の神様、菅原道真はかなり執念深かったという話です。丸谷氏のエッセイはこの類の話が多く、正にブログのタネとネタの宝庫です。

   「方略試」という国家試験があって、貞観12年(870年)、道真26歳の時にこの試験を受けたのだそうですが、出題と採点は都良香という人で、この方は道真の成績を「中の上」とし、それでも及第にしたとか。もともと、この「方略試」は点が辛いので有名で、かなり優秀な人がみんなギリギリに合格になってるのだそうです。

   軒なみにこういう点をつけられている訳ですから、及第になっただけでもよしとしなければならないのに、自信満々の道真は違いました。「いくら何でもこの採点はひどいじゃないか!」と都良香に不満をもっていて、ずっと後になっても、二人の仲はしっくりいかなかったのだそうです。

   都良香の方はすっかり忘れていても、道真さんはいつまでもその採点を覚えていたのですね。菅原道真は、自分を太宰府に左遷した藤原時平を恨み、死んだ後になっても雷になって祟ったそうで、菅原道真の人となりがこのエッセイでよく解ります。それにしても、千年以上前の出来事の記録が、こんなに詳しく残っているのは驚きです。

重要法案がまさかの否決

   米議会下院の「緊急経済安定化法案」の否決のニュースにはびっくりしました。議会の始まる前に共和、民主両党が超党派で合意し、可決間違いないと思っていたのが意外な展開。今やアメリカの金融危機は益々深刻な様相を呈し、その対策の柱となっているこの法案を可決しないと米金融機関の業績悪化に歯止めが掛かりません。

   否決されたニュースが流れたあと、ニューヨーク株式市場の株価は暴落し、その流れを受けて欧州市場日本市場も平均株価の急落は眼を覆うばかり。ブッシュ大統領は「失望した。事態を前進させるため、議会との調整を続ける」と言っていますが、果たしてどうなるのでしょうか。

   こんな深刻な状況になっているにも拘わらず、この法案が否決された背景は、7千億ドル(約75兆円)という超多額の税金を不良資産買い取りに使うことに対する国民の強い反発に、両党の議員が選挙への影響を恐れているからです。確かに、金融機関の経営に多額の税金を投入することへの不満も解らないわけではないですが。

   しかし、現在のアメリカ経済の状態はそんなことを言ってる場合ではなく、政府首脳は「恐慌」がやってきたらもっと悲惨になることを強調して、この法案の可決に全力を挙げないとアメリカのみならず世界中が大変なことになってしまいます。とにもかくにもアメリカ経済が好転しないと、世界が安定しないのです。

飛行機のブレーキ

   足が地に着いてる自動車は、ブレーキを掛ければ地面に対する摩擦抵抗で減速したり停めたりすることが出来ます。では、空を飛んでる飛行機(航空会社別の写真集裏話1裏話2航空実用事典専門用語辞典)はどうやって減速させるのかご存知でしょうか。その答は簡単で、翼の空気抵抗を大きくすればよいのです。

   つまり、エア・ブレーキの「スポイラー」がその役目で、飛行中に使用する「フライト・スポイラー」と地上に降りてから作動させる「グラウンド・スポイラー」の二種類あります。どちらも主翼の上面に設備されていて、通常は翼と同じ面になっていますが、必要な時にコックピット(パイロットの日記)のレバーの操作で立ち上がります。

   すると、翼面に沿って流れていた空気の邪魔をすることになり、スピードが落ちる原理です。着地してから滑走路を走ってる時に両方を併用するとスピードは急激に減速し、滑走距離を短くすることが出来ます。この辺になると、もう、コンピューター制御を離れてパイロットの腕の見せどころ。

   そして、もう一つ着陸時に速度を落とすために、機首を上げる方法があります。この「機首上げ操作」のことを「フレア」と言い、風を考慮しながらエンジンをうまく調整しなければならないので、着陸離陸より難しいと言われている所以です。以上、私の愛読書「飛行機に乗るのがおもしろくなる本」(扶桑社)からです。

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