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ドラマチックな演歌

   音楽ならどんなジャンルでも好きなのですが、何故か演歌が苦手でほとんど聴きません。しかし、ただ一曲だけ好きな曲があります。それは、石川さゆりさんの「天城越え」。吉岡治作詞、弦哲也作曲のこの曲、詞とといいメロディといい凄い曲です。

   着物の石川さゆりさんが、ちょっと半身になってこの曲を歌うと思わず引き込まれてしまいます。最近、テレビを観ていて《「天城越え」を歌う会》とかが有るのを知りました。メンバーは浅丘ルリ子さん、加賀まりこさん、森光子さんほか。一番の歌詞を全部書いてしまいます。

   《隠しきれない移り香が いつしかあなたに浸みついた 誰かに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか 寝乱れて 隠れ宿 九十九折り(つづらおり) 浄蓮の滝 舞い上がり 揺れ堕ちる 肩のむこうに あなた…… 山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える火をくぐり あなたと越えたい天城越え》。

   強烈で、とてもドラマチックなこの歌詞。女優さんが歌いたくなるのが解る気がします。これぞ演歌の名曲です。

古典的なパズル

   久し振りに簡単なパズルの問題を提出します。H.E.デユードニーの「パズルの王様」(ダイヤモンド社)にある古典的な問題です。

   《オートバイで遠乗りに出掛けました。往きは1時間に10マイルで走りましたが、帰りは混雑がなかったので、1時間に15マイルで飛ばすことが出来ました。では、平均速度は時速何マイルでしょうか?》。答えを逆の文章で書いておきますので、答えを出してから読んで下さい。イギリスが生んだ世界最高のパズル作家、ヘンリー・アーネスト・デユードニー、大好きです。

   《。ねうょしでいなはでルイマ五・二十はえ答のたなあ、かさま。すでルイマ二十、で間時十る割ルイマ十二百は度速均平、でのなルイマ十二百復往。間時十計合らかすで間時四でのなルイマ五十速時はり帰、てしそ。すまりか掛間時六でのなルイマ十速時はき往、とるすとルイマ十六を離距、ばえ例》

勝敗を分けたプレッシャー

   世界卓球選手権の女子シングルスの決勝戦を観ました。ともかく、準決勝の4人とも中国選手で、世界ランク1、3,4,5位の選手というのですから凄いです。今回はランク1位のチョウ・イネイ選手が準決勝でカク・ヤク選手に敗れるという番狂わせで、決勝戦はランク4位のカク・ヤク選手とランク5位のリ・ギョウカ選手の10代同士の対決になりました。

   最初からリ・ギョウカ選手が好調で、強烈なスマッシュが決まって瞬く間に3対1、あと1セット取れば優勝という絶対的に有利な場面。しかし、ここからが大変です。リ・ギョウカ選手はプレッシャーからか、それまでなかった凡ミスを連発して、カク・ヤク選手が3セット連続で取って逆転で優勝しました。

   カク・ヤク選手はブレーメンの大会の団体戦の時に、唯一負けた選手とかで、その後一年間、ナショナル・チームからはずされていたのに発憤しての金メダルです。それにしても、この試合を観ていた日本選手の寂しげな表情が印象に残りました。

五線譜の価値

   クラシックでもジャズでもロックでも、どんな音楽でも表現出来る五線譜って本当に凄いですね。五線譜の歴史をちょっと調べてみたら、10世紀頃、最初は1~2本の線を引いていたのが、その後、7~8本の線が使われるようになり、現在の5本になったのは17世紀のことだとか。

   ところで、この五線譜について音楽評論家の武川寛海さんが、ある本の中でこんな事を書いています。ゴッホの「ひまわり」は完成した芸術品でそのままで鑑賞の対象となり、大変な金銭的な価値が生じますが、モーツアルトの楽譜は、見ただけでは無音で、演奏が伴わないことには単なる骨董品的な価値しかないというのです。

   従って、楽譜には絵画のような贋造はなく、誰かが手を加えたとしても「似たように作曲した」というだけの話で、お金にはならないのだそうです。つまり、五線譜には「モーツアルトの著作権」みたいなものは存在しないのですね。

映画ファンの貴重なサイト

   前に映画ファンに、是非、知っていて欲しいサイト「映画大辞典」を紹介しましたが、昨日、HMVの店員さんに、もう一つ「allcinema」という凄いサイトを教えて貰いました。この二つのサイト、それぞれに特徴があって、映画ファンは絶対に「お気に入り」に登録しておくべきかも知れません。

   まず「映画大辞典」の方は、検索が映画名の頭の二文字だけで出来るのでスピードが早く、そして、その映画を観た人のコメントが充実しているので大変参考になります。また、人によっての評価や点数の違いを楽しむ事が出来ます。同じ映画なのに0点の人と10点の人がいたりして。

   一方「allcinema」の方は、その映画がビデオかDVDで出てるかどうかや価格まで解り、また、レンタル可能か否かの情報も入っているんですよね。そして、解説も結構詳しく書いてあります。もし、ある映画が観たい時、この「allcinema」で調べてから、買うか借りるかを判断するのがいいと思います。二つとも映画ファン必見です。

エキサイティングな展開

   連続ドラマ「孤独な賭け~愛しき人よ~」について再度書きます。ドロドロが更にドロドロになって、一体どうなることやら非常にエキサイティングな展開です。何しろ、登場人物のほとんどが一筋縄ではいかない悪い人ばかり。夜10時の放映に納得する大人のドラマです。

   それにしても、原作も凄ければ演出も秀逸で俳優の演技力にも驚き。関わりたくないような気の強い女性を、何人もの女優さん達がよくもあんなにリアルに演じられるものかと感服してしまいます。そして、男性もみんな迫力がある恐さです。

   もう、こうなったら絶対に最後まで観なければならなくなってしまいました。久し振りに硬派のドラマに接して毎週ワクワク。「お金」にはかえられない「愛」の存在がどこかにあるのでしょうか。まったく筋を知らない私としては、とても決着が楽しみです。

着地の瞬間は「勘」

   ちょっと前、前輪が出ない状況での着陸を、パイロットが巧みに対応して大事に至らずに済んだ事件がありましたね。着陸について元パイロットの石崎秀夫さんが「機長のかばん~離陸から着陸までのチェックリスト~」(講談社)という本の中に詳しく書いているので紹介します。勿論、通常着陸の話です。

   ジャンボ・ジェット機のパイロットのいるコックピットは、地面からビルの4階くらいの高さにあるのだそうです。しかし、パイロットは訓練によって、自分からかなり離れている車輪のタイヤの位置が頭に明確にイメージされているのだとか。ところで、飛行機は飛行中、ほとんどの事がコンピューターによってコントールされていますから「勘」に頼るようなことは何もないはずです。

   でも、いよいよ着陸の体勢に入り、高度をどんどん下げて「あと1メートル」「あと50センチ」「あと30センチ」「間もなく着地」の判断は「経験に基づく勘」なのだそうです。つまり、パイロットには車輪付近との距離感が頭の中に克明に入っているので、あのようなトラブルに対応出来たのですね。

   あの時の機長は「車輪の出ない着陸はいつも訓練していますので、安心していて下さい」とアナウンスして乗客を安心させ、パニックに陥るのを回避した素晴らしいパイロットでした。

日帰りの小旅行

   先日、栃木県の足利市に友人夫婦と家内の四人で日帰りで行ってきました。足利は日本最古の学校「足利学校」があることで有名ですが、その創建の時期については諸説があって、奈良時代とか平安時代とか色々と言われています。

   しかし、今では室町時代の1432年に、上杉憲実が庠主(しょうしゅ)と呼ばれる学長制度を設けたり、自分の蔵書を寄贈したりして、学校を再興したのが、その始まりとされています。この学校では兵学や医学も教えていたので、戦国時代には、実践的な学問を身につけたこの学校の出身者が戦国武将にしばしば仕えていたとか。

   学生が講義を受けた教室「方丈(ほうじょう)」、学生達が書物を書き写したり生活していた「衆寮(しゅりょう)」、食事を作った学校の台所「庫裡(くり)」などを見てきました。また、足利でもう一つ有名なのが「鑁阿寺(ばんなじ)」。

   ここは足利氏2代目の義兼が1196年(建久7年)に守り本尊として大日如来を祭ったのが始まりで、足利一門の氏寺となったのだそうです。市民には「大日様」と呼ばれて親しまれている大変立派なお寺です。歴史の勉強をしながら、日帰りの小旅行を楽しんできました。

コンピューターの人間的思考

   この前「プロ棋士とソフトとの対決」という記事で、渡辺明九段と世界最強の将棋ソフト「ボナンザ」との世紀の一戦を紹介しました。結果は渡辺明九段の勝利で、プロ棋士の面目を保ったことが解っているのですが、内容について、米長邦雄日本将棋連盟会長の観戦記を、再度、書きます。

   ところで、今回の公開対局の前売り入場券はあっという間に完売し、インターネット中継のアクセスは240万回を超えたとか。それに、プロのタイトル戦でも、結果は社会面に載るのが通例なのに、一面で扱っている新聞があったくらい、この戦いは大きな関心があったのですね。

   さて、渡辺明九段が勝利を決めた絶妙の一手。それを一秒間に400万手を読む「ボナンザ」が見落として負けたとは。米長会長が対局を振り返っての総論は、序盤は互角で「ボナンザ」は完璧。

   中盤はむしろプロを圧して優勢だったのに、終盤で手痛いミスが出て、しかも、そのミスがいかにも人間的なのが非常に印象に残ったと米長会長は結んでいます。

韓国の上質な恋愛映画

   知人に勧められて、韓国映画「猟奇的な彼女」を観ました。初めて観た韓国映画ですが、あまりの出来映えに驚きました。それに「徹底的にいい人」が登場するのが凄いです。まず、冒頭のかって観たことがないような電車の中のシーン。

   ベロンベロンに酔っぱらった若い女性が、椅子に座ってる男性の頭に汚物を掛けてしまっても、その男性が少しも怒らないのにびっくりしました。そして、初めてその女性と会ったばかりの大学生が自分のセーターを脱いで、それで男性の頭の汚物を拭いてやったり、その若い女性を介抱してあげたり。

   それから、二人のやり取りが始まるのですが、その女性がどんなに我が儘を言っても、どんなに理不尽な事をしても絶対に怒らない大学生に、観てて違和感を感じないのが不思議です。観客を笑わせながら、それでいてロマンチック。音楽もいいです。

   また、チャ・テヒョン(大学生)とチョン・ジヒョン(彼女)の二人の俳優がとても魅力的です。そして、エンディングの「偶然とは、努力した人に運命が与えてくれる橋です」の台詞がきいていて、後味のよさ抜群の上質な恋愛映画。すっかり韓国映画が好きになりました。

三人のトーク番組

   日曜日の朝7時からの30分、フジテレビに「ボクらの時代」というトーク番組があります。司会者はいなくて、親しい間柄の三人が自由に語り合う内容で、大変面白くて録画して毎週観ています。

   13日は瀬戸内寂聴さん、美輪明宏氏、平野啓一郎氏でしたが、年代の違う三人なのに話は弾み、興味津々の話題ばかりでした。そして、20日の日曜日は言語学者金田一春彦氏の子供さん、金田一美奈子さん(長女でフリーライター)、真澄氏(長男で慶應義塾大学教授)、秀穂氏(次男で杏林大学教授)の三人。

   それにしても、金田一京助氏、春彦氏、そして、三人の子供さんの三代にわたってみんな「言葉に関する職業」ばかりというのが凄いですね。子供さん達は春彦氏に「徳川家が栄えたのは三代目の家光が偉かったからだ」とよく言われてたそうで、三人にはプレッシャーだったとか。

   この日の話題は、横溝正史氏が自分の小説の探偵に金田一耕助という名前を使った経緯とか、辞書を作る時の裏話とか、近頃の言葉の風潮とか、あっという間の30分でした。日曜の朝早くですが、知的な満足感が得られるので、早起きするか録画して、是非、観て下さい。

テレビの前が指定席

   昔から私の趣味はみんなインドアばかりで、スポーツは何一つやっていません。しかし、どんなスポーツでも観るのは好きで、テレビの前が私の指定席です。そこで、よく観るスポーツを列挙すると、まずテレビ放送の多いプロ野球社会人野球大学野球高校野球

   そして、サッカーラグビーテニスアメリカンフットボール卓球バドミントンバレーボール水泳競技陸上競技スキー競技アイスホッケー大相撲柔道レスリングボクシングゴルフハンドボールバスケットボールなど何でも観ます。

   私が野球の次に好きなラグビーのテレビ放送は、最近はレフリーが小型マイクをつけているので、選手とのやり取りなどが聞けて面白いです。また、どの競技にしてもテレビはリプレイが出るので、決定的瞬間が何回も見られて楽しめます。それにクローズ・アップで選手の表情が見えるのもいいですね。

   しかし、サッカーは、重要なオフサイドの瞬間がテレビではよく解らないのが難点かも知れません。スポーツを観るのは本当に楽しいです。でも、やっている人からは、やる方が遥かに楽しいと言われますが。

モーツアルトを愛する作家

   石田衣良著「I LOVEモーツアルト」(幻冬舎)という本を買いました。昨年、モーツアルトの生誕250年を記念して、作家が書いた音楽の本で文学の香りがする音楽評論が魅力です。それにしても「池袋ウエストゲートパーク」で有名な直木賞作家の石田衣良さん(本名は石平庄一さん)が、こんなにモーツアルトに詳しく、そして、愛しているのを知りませんでした。

   その本によれば、そもそも石田さんがクラシック音楽と出合い、最初に聴いたのはグレン・グールドの弾くバッハの「ゴルトベルク変奏曲」だったそうで、私もこの曲好きでよく聴きます。その後、石田さんはグールドのバッハをほとんど揃えて、よく聴いていたのが二十代の終わりの頃だったとか。

   そして、モーツアルトを聴くきっかけになったのは「ディヴェルティメントK138」「ピアノ協奏曲第20番」「クラリネット協奏曲」の三曲だったそうです。この本には「I LOVEモーツアルト石田衣良セレクション」という抜粋で10曲入ったCDが付録に付いていて、私がみんな好きな曲ばかり。思わず、石田さんと握手がしたくなりました。

プロ野球の情報サイト

   最近のプロ野球はアメリカに日本人選手が多数居て、今日の成績はどうだったなどの情報は欠かせないものになってきました。新聞やテレビでは解らない最新のメジャーの情報がかなり詳しく載っているインターネットのサイトがあります。全ての日本人選手の活躍がいち早く解り、動画も観られたりして中々のものです。

   また、全チームの順位表もあり、克明にアメリカのプロ野球を知ることが出来ますので、プロ野球ファンは「お気に入り」に登録しておくといいかも知れません。また一方、日本のプロ野球に関する情報はこのサイトを見ると、その日の全チームの勝敗はもとより、試合の経緯とか詳しい選手の記録も明確に解ります。

   そして、最新の順位表や打率表、防御率表もあり、全選手の写真入りのプロフィールや今までのトータル打率や防御率も載っていて、また、各チームに対するファンの痛烈なコメントも見られ、プロ野球に関する全てが把握出来ると言っても過言ではないでしょう。プロ野球ファン必見の二つのサイトです。

第一級のサスペンス小説

   作家の藤原伊織さんが、5月17日に59歳の若さで亡くなったことをインターネットで知りました。直ぐに脳裏をかすめたのは、江戸川乱歩賞直木賞を同時に受賞した「テロリストのパラソル」(サイト1 サイト2 サイト3)。

   私は本棚を探してみました。そして、その講談社の単行本を見つけ出し、冒頭の何ページかに眼を通してみたら、何年か前に面白くて一気に読んだことを思い出しました。主人公のアル中のバーテンダー島村が、ウイスキーを飲みながら新宿中央公園の芝生の上で横になってる時に起きた爆薬の炸裂事件。それがこの小説の発端です。

   テレビや新聞で報道された被害者の中に島村の知ってる名前があったのです。東大文学部出身の藤原さんらしく、例の安田講堂を舞台にした全共闘の大学紛争がからみます。そして、意外性のある結末の第一級のハード・ボイルド・タッチのサスペンス小説。藤原伊織さんのご冥福を心からお祈り致します。

連続ドラマを観る負担

   テレビの連続ドラマはあまり観ないのですが、このところ録画して必ず観てるのが「孤独の賭け~愛しき人よ~」。原作は五味川純平の古い小説です。私は読んでなくて筋を全然知りません。でも、「人間の条件」の原作者ということで、このドラマは最初から観るつもりでした。

   伊藤英明のクールでカッコいい青年事業家、長谷川京子の目的の為には手段を選ばないドライなデザイナー、そして、井川遙の淡々と仕事をこなす社長秘書、キャスティングも中々グッドです。先週の場面で、雨の中、訪ねてきた伊藤英明をチェーン・ロックをはずさずに家に入れなかった長谷川京子とのやりとりは見事な演出でした。

   まったくストーリーを知らずにドラマを観るのって、結構、いいものですね。ただ、連続ドラマは見始めたら絶対に観なければならないのが負担ですが。また一方、楽しみでもあります。今日も録画して、都合のいい時に観ようと思っています。とてもエキサイティングな物語展開で、次がどうなるかワクワクします。

世界中が見られる凄いソフト

   「Google Earth」が2007年1月にヴァージョン・アップ(Ver.4.1)したことを知り、早速、ダウン・ロードし直しました。今や有名になったこのソフト、知らない人はほとんど居ないと思いますが、本当に凄いです。何しろ、家に居て世界中のどんな場所でも、簡単に見ることが出来るソフトが、無料でダウン・ロード出来るとは驚きです。

   これに関する解説書、沢山出ています。このソフトを活用するには、本屋の店頭でよく選んで、最低一冊は持ってる必要があるかも知れません。最初にパーツの使い方をよく覚えて、自由にコントロール出来るようになってた方が楽しみが倍加します。目的の場所にいきつく検索方法は、原則として《地名》《緯度と経度》《住所》の三つ。

   例えば自分の家の住所を入力して、屋根が見えた時の感動は衝撃的です。高度の変化も自由自在。画面に住所が出て、その位置を示してくれます。また、住所の表示を消す事も出来ます。まず、日本の身近な所を眺め、それから、世界中の有名な場所をあちこち訪ねて楽しんで下さい。

裁判の「傍聴マニア」

   裁判の「傍聴マニア」の存在は、この前、「裁判官の爆笑お言葉集」で知りましたが、そういう集団もあるんですね。傍聴歴2年の26歳の女性や25年の43歳のサラリーマンも居たりして。「週刊現代」に《裁判「傍聴マニア」座談会》という記事があったので、読んでない人のために、ほんの少し紹介します。

   3月16日にホリエモンの判決公判を傍聴したマニアの話。小坂敏幸裁判長が「判決を言い渡します」と言うと、法廷中がシーンとなり、裁判長は「主文、被告人を懲役2年6月に処します」と言った後、少し間を空けたんだそうです。執行猶予がつくかどうか、みんなが固唾を飲んで見守る中、グッとタメてからポツリと「判決は以上です」と言ったとか。

   そのマニアによると、小坂さんは普段からかなりの演技派で、こういう演出をよくやる裁判官なんだそうです。他にも個性的で面白い裁判官が沢山居るみたいで、マニアは自分の好みの裁判官の法廷を選んで傍聴し、その事をブログに書いて楽しんでいるのですね。例えば「霞っ子クラブ」という女性グループのように。

ヘミングウエイの映画化

   アーネスト・ヘミングウエイの小説、結構、沢山映画化されています。その中で有名な作品は「老人と海」「武器よさらば」「誰がために鐘はなる」「日はまた昇る」。そして、私が大好きな二本の映画を紹介します。

   まず「殺人者」。この映画は後に「殺人者たち」という題名でリメイクされていて、以前、WOWOWが二本続けて放映しました。私はオリジナルの重厚な構成の方が断然好きで、出演はバート・ランカスターとエヴァ・ガードナー。ハード・ボイルド・タッチの大変面白いサスペンス映画です。生命保険の調査員が調べているうちに、驚くべき真実が段々と明るみに。ファースト・シーンからのめり込みます。

   そして「キリマンジャロの雪」。全体に漂うロマンチックな雰囲気がたまらない素敵な恋愛映画です。「ローマの休日」とは違うグレゴリー・ペックの魅力を見ることが出来ます。グレゴリー・ペックとエヴァ・ガードナーが初めて出合う酒場で、生演奏のモダン・ジャズをバックに、一本のマッチの火に二人が顔を寄せ合い、同時に煙草に火をつける有名なシーンは見もの。この二本、絶対にお薦めです。

意外な事実

   インターネットでこんな記事を見つけました。ニューヨークのSavvysoft社が開発したソフトに「TurboExcel」という名前をつけ、名前の中に「Excel」が入っているためマイクロソフト社と3年間争っていたのに終止符が打たれたというニュースです。

   このソフトは「Excel」で作成した表計算シートを別のフォーマットに変換して「Linux(OS)」上で開けるようにしたもので、このOSを使っている人にとっては、大変役に立つものなのですね。Savvysoft社は天下のマイクロソフト社といつまでも争う気はなく、結局、名前を「Calc4Web」に変えて和解したとか。

   ところでこの事件でマイクロソフト社が1985年に発表した「Excel」を始め「Word」や「Office」などの有名なソフトが正式に商標登録をしてないのが判り、今回、初めて出願したという意外な事実を知りました。そんなことになってるとは、誰一人として思ってなかったのではないでしょうか。

今更人に聞けないマナー

   「微妙なマナー」(河出書房新社)という本を持っています。この中には、日常生活で今更人に聞けないようなマナーが色々と書いてあります。例えば「中華料理の丸テーブルの上席は入口から一番遠い席、そして、もてなす側はその正面に座るのが正しいマナー」で「回転テーブルの廻し方は右回りが原則」になっているんだとか。

   また「訪問先で手みやげを渡すタイミングは玄関では無くて、部屋に通されてからがマナー」で、謙遜の意味でよく使う「つまらない物ですが」は言うべきでは無く「ささやかな物ですが」とか「心ばかりの物ですが」が正しいと書いてあります。

   その他「握り寿司は箸で食べるより手の方が粋」だとか「お年玉を渡す年齢は高校生までが常識」「列車のシートを倒す時は、後の人に一言声を掛けるのがエチケット」「おしぼりは手を拭くだけで、顔や首を拭くのはマナー違反」「料理店に香水をつけて行くのはマナーに反する」など、大体、常識的に判断すればいい事が多いのですが、何かと役に立ちます。

面白いゲーム「フリーセル」

   WindowsXPに「フリーセル」というゲームが入っています。昔からあるトランプの一人遊びをパソコン用にプログラミングしたもので、カードの移動をパソコンが自動的にやってくれるので大変楽です。ルールは単純なのですが、中々面白く何回やっても飽きないゲームで気分転換と頭の体操に時々遊びます。

   数は勘定してないのですが、一日一度は5分~10分程度遊んでるかも知れません。始めて以来、一回もクリアしていない成績表を見ると、5月11日現在、5895戦4418勝1477負で勝率75%。もう6000回近くも遊んでいるのに驚きます。ゲームには番号が付いていて1~1000000の100万通り。

   私はパソコンがランダムに選んだゲームで遊んでいますが、中には一つ一つ番号をつぶしているマニアの人も居るみたいですね。ここに紹介するサイトは凄いです。解決した番号の手順や難解で未解決の番号が書いてあったりして、正に「フリーセル・マニア」用。興味がある方は、時間のある時、研究してみて下さい。

野球の醍醐味

   知人から神宮球場のボックス・シートのチケットを頂き、昨晩は、横浜対ヤクルト戦のナイターを観てきました。そして、案の定、我が横浜は負けました。というのは、毎年、必ずチケットを頂くのですが、試合を観にいって横浜が勝ったためしがないのです。

   昨晩も点差が大きくひらき、試合終了まで居ないで球場を後にしましたが、それにしても、球場で生で観る野球はいいですね。席がネット裏の前から12番目で三塁線のラインがちょうど真っ直ぐ見える絶好の位置、つまり、ヤクルト・ベンチの直ぐ後です。従って、ヤクルト・ファンの思わず笑ってしまうようなユーモラスなヤジをまともに聞くことに。

   テレビとの大きな違いは何といってもその雰囲気ですね。ボールがバットに当たるあの独特な音も、また、打球が飛ぶと守っている9人全員が動き回る野球ならではの美しさも、球場に行かないと味合えません。横浜は負けましたが、野球の醍醐味を満喫し、楽しい時間を過ごしました。

モダン・ジャズの魅惑

   モダン・ジャズを大別すると、ウエスト・コースト派とイースト・コースト派に分かれます。1955年頃、西海岸のハリウッドを中心に映画音楽と結びつき、一般大衆に受け入れられて沢山の素晴らしいプレイヤーを輩出して発展したジャズがウエスト・コースト派。

   その特徴は知的でクールでメロディが親しみやすく、代表的なプレイヤーとして、チェット・ベーカースタン・ゲッツアート・ペッパーなどが挙げられます。一方、ウエスト・コースト派に対抗して、東海岸でジャズ本来の激しい動きや即興性を重視して演奏されるようになった、いわゆるハード・バップやファンキー・ジャズと呼ばれるのがイースト・コースト派。

   このハード・バップの口火となったのはマイルス・ディビスの「ディグ」というアルバムと言われていますが、マイルス・ディビスはその前にウエスト・コースト・ジャズの発展にも少なからず貢献していて、やっぱりマイルス・ディビスはジャズの中心的な存在ですね。私はウエスト・コースト派が大好きです。

心配な二人の投手

   メジャー入りが決定した時、松坂投手井川投手に抱いていた微かな危惧が現実になってしまいました。公式戦がまだ始まったばかりと言っても、二人の成績は悪すぎます。松坂投手の連続四球で無死満塁のシーンを二試合も見ては、誰もみんな唖然としたことでしょうね。

   また、井川投手にしても、1インニングにホームランを何本も打たれ、大量点を取られたりして、眼を覆う惨状です。レッドソックスが松坂投手に費やした金額が約60億円、そして、ヤンキースが井川投手に約31億円で合計約91億円、とてつもない金額が掛かっているだけに、日本人としてアメリカに申し訳ないという気持ちになってしまいます。

   6日日曜日の朝のテレビで張本さんの解説を聞いていたら、松坂投手の現在の成績について「こんなものでしょう」と当然のような口ぶりで、更に「何か新しいボールをおぼえなかったらメジャーでは無理ですよ」とか。一体、スカウトはどのような評価をしていたのか不思議な気分になってしまいました。

  そして、今朝のインターネットによると、名投手クレメンスがヤンキ-スに復帰するとかで、井川投手は戦力外になる可能性だってあると報じられていて、益々窮地に立たされそうです。公式戦の始まる前は自信満々の表情だったのが、ここにきて二人とも暗く沈んだ顔ばかり。これから先どうなるのか心配です。

「熱狂の日」の最終日

   昨日5月6日の日曜日、東京国際フォーラムミシェル・コルボ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア演奏のフォーレの「レクイエム」を聴いてきました。この曲好きで、CDでは数限りなく聴いているのですが、生で聴くのは初めて。会場は立錐の余地もない満席でしたが、チケットを早く買ったので、真ん中の前から7番目というとてもいい席がとれ、フォーレ独特の清涼感を満喫し、すがすがしい気分で家路につきました。

   いつも聴いているアンドレ・クリュイタンス指揮のパリ管とは違う演奏で、それぞれに特徴がありますが、何と言っても生演奏はいいですね。「熱狂の日」の事務局にはとても満足した旨のメールを入れときました。昨日は5月2日から始まった「熱狂の日」の最終日、一日だけで朝から夜まで5つのホールで26のコンサートがあり、広い東京国際フォーラムが沢山の人でごった返していました。

オーディオの魅力的な新商品

   銀座のソニー・ショールームでオーディオの新商品を見てきました。それは《ハードディスクオーディオレコーダー「NAC-HD1」 》といい、CD、FM/AM放送、インターネット音楽配信、デジタル/アナログ外部音源などを内蔵ハード・ディスクに非圧縮・高音質のまま貯め込んで、スピーカー・アンプに繋げて再生するオーディオ・コンポーネント機器です。

   ハード・ディスクの容量は250ギガで、CD約380枚が入力可能とか。これは従来のオーディオ機器には見なかったマシンですね。係の女性に実際に音楽を聴かせて貰いましたが、大変クリアないい音で、オーディオ・ファンとして直ぐに欲しくなってしまいました。

   LPなどのアナログ音源も、そのマシンにデジタルに変換して貯えてくれるのも凄いです。そして、曲目をディスプレィに一覧表示してくれて曲の選択も自由で、オーディオのマニアにとって、これからの必需品になるかも知れません。

   5月21日発売で、価格は110,250円(税込み)ということですが、銀座に出た折には、是非、ソニーショールームに寄って実物を見て下さい。係の女性が、親切、丁寧に色々と説明してくれます。

超リアルな映像

   何かと話題の多い映画「バベル」を観ました。そして、例の気持ち悪くなったとかの光の点滅シーンも、私はまったく大丈夫で、映画は期待を遥かに超えて面白かったです。ともかく、映像のリアリティの追求はかなりのもので、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督のこだわりは凄いです。

   それに映画構成の手法も大変珍しく、4つの異なる事柄を同時進行させるテクニックに、かってない新しいものを感じ、この4つが、一体、どう繋がるのだろうかというミステリアスな展開にも引きつけられました。映画はたった一発の銃弾が人間生活にもたらす怖さ恐ろしさを実に克明に描き出し、とてもドラマチックに仕上がっています。

   また、今回、この映画で菊池凛子さんがアカデミー助演女優賞にノミネートされましたが、ブラッド・ピットケイト・ブランシェット、アドリアナ・パラッザなど全ての主演者の素晴らしい演技に圧倒されました。しかし、この映画は高度な思想を持ってるだけに、恐らく、褒める人と貶す人が極端に分かれるでしょうね。

   それにしても、暗い物語の結末が、アン・ハッピイ・エンドになってない事に、監督の「人生は何が起きても希望はあるんだ」という暖かさを感じました。観てよかったです。

瞬間的な首位に歓喜

   プロ野球に天変地異が起きました。我が愛する横浜ベイスターズが、昨日、瞬間的でもトップに立ったのです。まだペナント・レースが始まって30試合ばかりで、勝差ゼロの首位と言っても、考えられない事態に直面して、欣喜雀躍、狂喜乱舞(大袈裟と笑わないで下さい)です。

   内容を仔細に眺めて見ると、昨日現在、巨人の得点149点に対し横浜は107点、失点は巨人95点で横浜110点、本塁打は巨人35本で横浜19本、チーム打率は巨人0.287で横浜0.265、防御率は巨人3.00で横浜3.91。

   つまり、主要なデータは全て巨人が上なのに勝率は横浜の方が高いということは、原監督には申し訳ありませんが大矢監督の手腕。恐らく一日天下(身の程わきまえています)と思ってますが、せめて今日だけいい気分にさせて下さい。巨人ファンの皆さん許して下さい。

安上がりな遊びの考案

   小説家の阿刀田高さんが「知的時間と遊ぶ本」(KKベストセラーズ)という本の中で、暇な時、紙と鉛筆だけで知的に時間を過ごす方法を色々と紹介しています。例えば、阿刀田さんが作った二人の会話。

   A「うまい金儲け方法を教えてやろうか」B「うん。頼む。教えてくれ」A「しかし確実に儲かる方法なんだから、タダではダメだ。千円出せ」B「本当に儲かるのか」A「間違いない」B「よし、頼む」こうしてBが千円札を出したら、Aはそれを受け取って「では教えよう。今、オレがやったと同じことを他の人にやれ」。こんな会話を作るのは、結構、難しそうですね。

   また、こんなのもあります。「あ・け・ま・し・て・お・め・で・と・う」の十文字を並べ替えて、幾つ意味のある文章を作れるかという遊びです。阿刀田さんの作った作品。「押しあけて戸まで梅」「あとで馬召しておけ」「あとで馬締めておけ」「馬止めて桶で足」「雨音で消して埋め」などで、ちょっと無理がありますが面白いです。

   阿刀田さんは、今の世の中はお金の掛かる遊びは沢山ありますが、安上がりに知的時間を遊ぶ方法を自分で考えたらどうですかと言ってます。

騙される快感

  意外性に騙される快感を味合いたい方(?)のために、面白い洒落た映画を紹介します。アメリカ映画の「テキサスの五人の仲間」(これから観る予定の方はクリックしないで下さい)。タイトルもファースト・シーンもちょっと西部劇っぽいのですが、全然違います。この映画だけは、ストーリーを知ったら、まったく観る価値がなくなってしまうので内容は書けません。

   でも、ちょっとだけ教えますとトランプの「ポーカー」が主役です。だからと言って、別にプレイをしたことが無くても「ポーカー」がどんなゲームか知っていれば楽しめます。例え知らなくても映画の中で説明があるので大丈夫。ある映画雑誌の映画評が、べた褒めの満点評価だったので、かねがね観たいと思っていたら、前にNHKBSで放送があったので録画して観ました。

   実にセンスのある映画で、日本の映画作家には悪いけど、アメリカ人にしか作れない映画と言っても過言ではないでしょうね。シナリオも演出も演技も秀逸です。ラストで事の真相を知った時、思わず「やられたぁ!」と叫びたくなる映画です。レンタル屋にありますので、是非、一見を。そして、観た後で他の人のコメントを読んで下さい。

嬉しい復活公演

   小澤征爾さんの約1年5ヶ月ぶりの復活公演、とても嬉しいです。4月29日、ウィーン国立歌劇場でワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」のコンサートに、会場を埋め尽くした満員の聴衆は酔いしれたとか。

   公演後、小澤さんは沢山のファンのサインの求めに快く応じた後、記者団に「去年は大変迷惑を掛けて申し訳なかったが、これからは上手に休養を取り、病気をしないようにしたい」と語ったそうです。元氣になって本当によかったです。

   小澤さんのCDはよく聴いているのですが、私が生で演奏を聴いたのは、かなり以前にたった一度だけ。サントリー・ホールで、新日本フィルの「第九」を聴いた時の感動は今も忘れられません。何しろ小澤さんは世界的なスターなので、どうしても外国での公演ばかりになって、日本で演奏することが少ないのはとても残念です。

   最近は日本の音楽家も沢山世界で活躍していますが、小澤さんくらい世界中のクラシック・ファンにその力を認められ、長い間、愛され続けているのは希有のことではないかと思います。いつまでも元氣で活躍される事を心から祈るばかりです。

スポーツの誤審

   スポーツの判定に誤審は「つきもの」と言われます。しかし、誤審によって不利な判定をされた方は、「つきもの」で済まされる問題ではありませんよね。生島淳著「世紀の誤審」(光文社新書)という本を持っています。この本には、世界的に問題になった大きな誤審とか真相が色々と書いてあって、かなり面白いです。

   例えば、2000年のシドニー・オリンピックの柔道の決勝戦で、篠原信一が相手のフランスのドゥイエに必殺技が決まり、一本で勝負あったと思ったら、審判の誤審でポイントは逆にドゥイエにつき、更に有効を取られてドゥイエの優勢勝ちになり、篠原は銀メダルになってしまった事件。

   また、2002年のワールドカップのイタリア対韓国戦で、同点で延長戦の時、ペナルティ・エリアの中でイタリアのトッティが敵に囲まれ、明らかに倒されてPKと思ったのに、審判はトッティがワザと倒れたシミュレーションと判定して二枚目のイエローカードでトッティは退場。結局、安貞恒が決勝のゴールを決めて韓国がベスト8に進出した事件。

   この二つともテレビで観ましたが、審判の判定に無性に腹が立った記憶があります。その他にも、世界に報道された大きな誤審とか審判の裏話などが沢山書いてあって、何度読み直しても飽きない本です。

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