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百人一首とパズル

   「数理パズル百人一首」というヘンな本を持ってます。この本は百人一首の一つ一つにそれに関連したパズルの問題があり、著者の雅孝司さんは「まえがき」で理系と文系の融合などと言ってます。例えば、源 宗于朝臣の「山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めも草も かれぬとおもへば」はこんな問題です。

   「その山里はずいぶん人里離れてるようですが、歩いてどのくらい掛かりますか?」「朝早く出発して日没まで歩いて、勿論夜は眠りますが、片道三泊です」。では問題、往復では全部で何泊しましたか?考えて解らない時は次の回答を見て下さい。逆さまに書いてあります。

   「すで泊七で部全、泊三もり復てし発出朝の日翌てしそ、泊一で地的目、き着に地的目てし泊三きとく往」。問題はそう難しくありませんが、文章を逆に書くのは大変でした。

パスタとスパゲッティ

   パスタ大好きです。ことにクリーム系が。調べてみたら、パスタとはイタリア料理で小麦を加工した食品全般をいい、スパゲッティはその一種なのですね。スパゲッティの歴史は古く、イタリアよりも中国が先のようで、中国の4000年前の遺跡で見つかっているとか。

   ところで、本場イタリアでは、太さによって呼び方が違い、太さが2ミリ弱のものが「スパゲッティ」で、それより細い1.6ミリ前後のものを「スパゲッティーニ」といい、更に細いものを「フェデリーニ」と呼び、1.2ミリ未満になると「ヴェルミチェッリ」または「カッペリーニ」と言い分けるのだそうです。

   これを食べる時の女性がフォークとスプーンを巧みに使ったワザは芸術的で、思わず見とれてしまいます。インターネットにパスタについて色々と書いた幾つかのサイト(    )があるので紹介しておきます。

オーケストラの裏話

   知人から、指揮者の小林研一郎さんが書いた「小林研一郎とオーケストラへ行こう」という本を頂きました。その知人は小林さんと知り合いということで何冊か頂いたらしく、それを私がまた頂戴した次第でとても嬉しいプレゼント。その本にはコンサートの裏話が色々と書いてあって面白いです。

   例えば、オーケストラには「ライブラリアン」と呼ばれる楽譜係がいて、曲目が決定すると「ライブラリアン」は楽器の編成を調べて、全体の譜面から楽器ごとのパート譜を作成するそうですが、コピー機のなかった時は大変な仕事だったみたいです。

   そして、それが弦楽器の場合、弓を上げる時と下げる時(ボーイングというのだそうです)の指示を譜面に書き入れたり、演奏で両手がふさがってない所や、瞬間休止する所を探してページをめくる場所を考えたりするんだとか。

   演奏を見ていて、ヴァイオリンの弓の動きがまったくきれいに揃っていることや、譜面をめくる時、音楽の流れに違和感がないのを不思議に思っていたら、ちゃんと裏で配慮してる人がいるのですね。楽器をやっていない私にとっては、正に目から鱗が落ちるです。

日本語の複数形

   英語には明確な複数形があって、例えばBOYS、GIRLSなどとSをつけて簡単に複数を表現出来ますね。しかし、日本語では、単数と複数の違いを厳密に義務づけていないので、少年が何人いても「少年」で通用します。

   でも、複数を表す手段がまったくない訳ではなく、後に「ら」とか「たち」をつけて「少年ら」とか「少年たち」と言えば絶対に複数を表しますが、それは人間を対象にする時だけに限られていて「鉛筆たち」とか「本ら」とは言いません。

   また、繰り返し記号を付けて「山々」とか「家々」と言うことはあっても「川々」がないのは、絶対的なルールがある訳ではなくて、日常的に山が連なって存在することはあっても、川が幾つも流れてるいるのを同時に見ることはないという、慣用によって使わないのだと「日本語使い方考え方辞典」(岩波書店)に書いてあります。

   しかし、犬や猫が沢山集まっていることは、日常的にあり得ることですが「犬々」とも「猫々」とも何故言わないのかは説明してありませんでした。やっぱり、日本語は明確さを欠いてる一面がありますね。

餃子を食べた後は必ず牛乳

   餃子を食べると、自分では解らないけれど、イヤな匂いを他の人は敏感に察知しますよね。その化学的な根拠は、ニンニクにはアイリンという物質が含まれていて、食べると胃の酸素反応の働きでアイリンがアリシンという物質になり、そして消化の進行とともに硫黄化合物に変化してあの独特の匂いを発生するんだとか。

   それに対し、何故牛乳がいいかと言うと、タンパク質や脂肪を沢山含む牛乳は、胃中で硫黄化合物を吸収しやすいので、ニンニクを食べた後に牛乳を飲むと、匂いの元を包み込んで消してしまうのだそうです。人に不快感を与えないために、餃子を食べた後は、是非、牛乳を。

眼が離せないプロ野球

   今年のプロ野球は、日米ともに眼が離せません。まず日本。愛する我が「横浜ベイスターズ」(東京生まれなのにかなり熱狂的です)は大矢監督に代わってチームが心機一転したことだし、「巨人」から移籍した工藤選手と仁志選手が大いに活躍しそうな予感でワクワクしています。

  何はともあれ開幕の巨人戦が待ち遠しくて待ち遠しくて。心の中では開幕三連勝。そんなこと、あり得ないかなぁ。これ読んだ巨人ファンが激怒した恐い顔が眼に浮かびます。

   また、アメリカのプロ野球も今年は大変なシーズンになりそうですね。松坂投手とイチロー選手、松井選手との対決やら、井川投手がどんなピッチングをするのか話題豊富で興味津々。何しろ「レッドソックス」も「ヤンキース」も、凄い金額を支出したピッチャーですから、その注目度は半端ではありません。

   しかし、日本の野球ファンは大弱り。松坂投手には抑えて貰いたいし、イチロー選手も松井選手も大いに打って欲しいしで困ってしまいますね。正に「矛盾」。いずれにしても、早く来い来い四月です。

甘美な旋律いっぱいのオペラ

   先日、テレビでプッチーニの歌劇「蝶々夫人」のアリア《ある晴れた日に》をたまたま耳にして、何だか全曲聴きたくなり、久し振りにレナータ・テバルディのソプラノ、トゥリオ・セラフィン指揮ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団、管弦楽団でプッチーニの美しいメロディに酔いました。

   このオペラ、日本の長崎を舞台にした名作で、プッチーニは作曲当時、イタリア駐在の大使の助力を得て「さくらさくら」「越後獅子」「お江戸日本橋」「かっぽれ」などの旋律をこの中に取り入れたことでも有名です。

   その他、プッチーニは「トスカ」「ラ・ボエーム」「マノン・レスコー」「西部の娘」「つばめ」など美しい旋律いっぱいの沢山のオペラを作曲していて、どれを聴いても心が安まります。

   この前、オリンピックで荒川静香さんが金メダルを取った時の曲が歌劇「トゥーランドット」の中のアリア《誰も寝てはならぬ》だったのは有名で、その直後、このオペラのCDがかなり売れたとか。プッチーニのオペラは誠に甘美な旋律に満ちています。

朝食に一本のバナナ

   朝食時に必ずバナナを一本食べてます。この習慣、かなり前に身体にいいということを確か家内が誰かに聞いてきて始めたことなんですが、この前テレビを見ていたら、私と同じような人が他にもいるのを知り、我が意を得たりと嬉しくなりました。

   バナナは種がなくても、茎の根の部分から竹の子のように生えてくる新芽によって繁殖するのだそうです。そして、バナナがブドウなどと違うのは、人間が手を加えたのではなくて、自然の遺伝子変化によって種がなくなったとか。つまり、突然変異により種なしバナナが出現したのですね。

   ところでそのバナナ、調べてみたら、健康上、色々といいことばかり。まず、バナナにはブドウ糖、果糖、ショ糖などの糖質が多量に含まれていて、食べるとエネルギーが長く持続し、それでいてカロリーが低いので太らないとは理想的な食べ物ですね。ちなみに、食パン1枚が約211kcalに対しバナナ1本は約86kcalなんだそうです。

   また、バナナには免疫力を高める効果があるので、ガンの予防に役立ち、沈静作用があるため、イライラが抑えられるとは、凄い効用です。これからも、朝一本のバナナを続けようと思っています。

日本アカデミー賞の授賞式

   第30回日本アカデミー賞の授賞式を観ました。最優秀作品賞はフラダンスに人生をかけた女性達を描いた「フラガール」。大手ではない独立系映画会社の制作した作品が受賞したのは10年ぶりとか。また最優秀主演男優賞は「明日の記憶」の渡辺謙さん、主演女優賞は「嫌われ松子の一生」の中谷美紀さんでした。

   ところで、ステージの上での受賞スピーチ、渡辺さんも中谷さんも感動の涙、涙で、感激している気持ちはよく伝わっていましたが、俳優なので、もう少し派手な言葉の演技があってもよかったのではないかと、勝手なことを思ってしまいました。

   さて、次は本場アメリカのアカデミー賞の授賞式が2月25日、WOWOWがキムタクをゲストに招いて実況中継をするようですが、出来たら菊池凛子さんの受賞スピーチが聞けたらと楽しみにしています。

一般の人が裁判に参加

   1957年制作の「十二人の怒れる男」というアメリカ映画があります。監督はシドニー・ルメットで主演はヘンリー・ホンダ。陪審員制度をテーマにした裁判映画です。18歳の少年が殺人容疑で逮捕されて裁判にかけられ、目撃証言も証拠も信憑性があり、少年にとってかなり不利な状況です。

   有罪か無罪かの判決は12人の陪審員の評決に委ねられていて、全員一致にならなければなりません。11人は有罪の意見ですが、1人だけそれに疑問を持ってる陪審員がいて結論が中々出ないのです。そして、長時間掛けて議論に議論を重ねた末に、結局、どうなるのかという一種のサスペンス映画です。

   さて、日本では陪審員制度(有罪、無罪の決定は陪審員で量刑は裁判官が決める)ではない裁判員制度(裁判員は裁判官と一緒になって有罪、無罪、量刑まで決める)がすでに平成16年5月(2004年)に制定されて、平成21年5月(2009年)より施行されることになっています。

   アメリカ映画で観る限り、選ばれた陪審員全員は裁判中ホテルに缶詰になって、他の人との接触が許されないみたいですが、日本の「裁判員制度」ではどうなるのでしょうか。また、裁判員の保護はどうするのでしょうか。問題点が色々とありそうです。

「熱狂の日」のプログラム

   「熱狂の日」のコンサートのプログラムが発表になりホームページに載ったので、早速、印刷してみました。有楽町の東京国際フォーラムの6つのホールで、ゴールデン・ウイークの5月2日(水)から5月6日(日)までの5日間、朝の9時から夜の11時半まで約200回のA4五枚のコンサートのプログラム壮観です。

   今年のテーマは「民族のハーモニー」ということで、有名な作曲家のポピュラーな名曲が盛り沢山。ただ、パソコンで印刷したものは、活字が小さくて見難いので、いずれ、もっと大きな字のスケジュール表が出来て東京国際フォーラムに行けば貰えると思います。

   「熱狂の日」について、昨年、もう少し詳しく書いた記事が、カテゴリーの「別にしておきたい記事」にありますので、ご覧になって下さい。なお、前売券の発売は3月17日(土)からだそうです。

知らずにテレビ出演

   かなり前のことですが、テレビに二度も出ています。出たと言っても映されたというのが正確な言い方ですね。まず一度目は、会社の帰りにふと見たら、有楽町の洋品店のショー・ウインドーに、洋服の宣伝で男のマネキンが飾ってあったのです。それが本物の人間で、身体が固まり、瞬き一つしないで前方をじっと見つめていて大変絵になる光景。

   私は立ち止まって暫くそれに見入ってしまいました。ところが、どこかのテレビ局が「街の話題」とかのテーマで、たまたまそのショー・ウインドーを映していたのですね。それを知らなかった私は全国にその姿が放映されてしまったのです。翌日、会社に行くと、朝一番に九州の博多の事業所の社員から「昨日の夜、有楽町にいませんでしたか?」と電話があって、ことの成行きを知った次第。

   もう一回は「出没!アド街ック天国」が「鎌倉」だった時です。小町通りにある「る・ぽてぃろん」というフランス料理のお店の中で、その撮影にちょうどぶつかって映されてしまったのですね。放送されたビデオ、今でも大事に持っています。ちなみにそのお店「箸で食べるフランス料理」で、大変美味しくて雰囲気が好きで鎌倉に行った時の昼食は大抵ここで食べることにしています。

善意の傍観者

   宮崎県東国原知事の所信表明演説、大変な数の傍聴希望者が殺到したようで、関心の高さが解ります。傍聴人を抽選で決めたのは、宮崎県議会初まって以来の出来事とか。それにしても「オール野党」とも言える中での演説が、何とか無難に済んでよかったです。

   宮崎県に何の関係もなく、東国原氏の知り合いでなくても、物事はうまくいった方が気分がいいですからね。中継録画で「表情研究家」とかいう肩書の女性が知事の顔を見ながら「今や緊張がピークに達した表情をしています」などと真面目な顔で言ってるのには驚きました。そんなこと、誰が見たって解りますよね。

   知事の演説は、ジャーナリストや評論家の評価も中々よかったようで「素人政治家」のスタートはまずまず上々の滑り出し。宮崎県を何とかいい方向に持っていこうとしている知事の熱意が県民にも伝わったみたいで、傍聴人の中には涙を流していた人も居たようです。

   まったく裏にしがらみのない新しい知事の演説に、県民は安心したのではないでしょうか。次は21日から始まる代表質問、是非、うまく乗り切って欲しいと思っています。単なる善意の傍観者として。

心躍るジャズ・ピアノ

   最近、マッコイ・タイナーのライヴに行った方のブログをお二人も読んで、ジャズ・ピアノについて書きたくなりました。私もマッコイ・タイナーは好きなんですが、ここではデイヴ・ブルーベックのことを取り上げます。

   ブルーベックと言えば、アルト・サックスのポール・ディスモンドと共演したアルバムがいっぱい出ていて、大変魅力的なジャズを聴かせてくれています。ブルーベックは最初はトリオだったのですが、その後カルテットを結成、ディスモンドとのコンビはかなり長く続きました。

   二人のマッチングは誠に絶妙で、聴いていて時の経つのを忘れます。ブルーベックのピアノはクラシックの要素を巧みに取り入れていることでも有名で、彼の人気が高まったのは、カレッジ・コンサートによって、大学の若者達の多くの支持を得たことが大きな要因。

   私の大好きなアルバム、ウオルト・ディズニーの曲ばかりを集めた「デイヴ・ディグズ・ディズニー」、どのくらい繰り返し聴いたか解りません。この中の「When You Wish Upon A Star(星に願いを)」実にいいです。

さすが芥川賞受賞作

   「文藝春秋」三月特別号で第136回芥川賞受賞作、青山七恵著「ひとり日和」を読みました。二十歳の女性が遠縁の七十歳を過ぎてるおばさんの家に下宿した一年間が、誠に淡々と描かれ、読み終わった後の寂寥感、孤独感が何とも言えません。

   23歳の若い作者の鋭い観察力と、現代の若者の今風の感覚に魅せられて、一気に読んでしまいました。選考委員の石原慎太郎氏も村上龍氏も絶賛していましたが、描写も会話も秀逸、芥川賞をとる小説はこうなんだという説得力があるいい小説です。

   この題材が作者の実体験に基づくものなのか、まったくの想像上のものかは定かではありませんが、人生って寂しくて、切なくてと落ち込んでいる女性に、まだ大人のほんの入口に立ったばかりなんだから、元氣を出して頑張ってと激励したい気分。

   受賞のことばに「今は驚きと嬉しさでいっぱいです。これからも、決して浮わつかず、おごらず、書いていくつもりです」とありましたが、次はどんな小説を書くのか二作目が楽しみです。

インターネットの凄いサイト

   インターネットには驚嘆に値する凄いサイトが数多くあります。「カテゴリー」の《辞書的な記事(娯楽全般)》を見て頂くと、その驚くべきサイトにリンクしてる記事が沢山あって、何か調べる時に大変便利です。人間って偉大だなぁと思わず唸ってしまいます。

   例えば「映画大辞典」には、現在、14,513本(毎日更新)の映画が登録されていて、題名の頭から2文字の検索で、外国映画も日本映画もその映画の全てが解り、映画が好きな人にとってはたまりません。沢山の人のそれぞれ違う「批評」を読むことが出来ます。

   そして「相撲の全部の決まり手のイラスト」「芭蕉の全作品の解説」「大変な数の古典落語のリスト」「百人一首全部の解説」「芥川賞・直木賞の全受賞作品」「新聞76社のコラム」「アカデミー賞ほか映画賞の歴代の受賞作品」など参考になるサイトが目白押し。

   また《辞書的な記事(鉄道)》には「山手線全駅」「地下鉄全駅」「京浜東北線全駅」の説明など大変実用的なサイトがいっぱいです。更に《辞書的な記事(パズル)》には「ペンシル・パズル」「論理パズル」など面白いパズルの問題が沢山あって、時間がある時楽しめます。

   そのほか《別にしておきたい記事》には120年以上経ってもまだ未完成の文化遺産、スペインの「サグラダ・ファミリア」の貴重な写真56枚を見ることが出来るサイトとか、「世界一長い名前の駅の看板」の写真とかがあり、本当にインターネットは凄いです。

知事の仕事は大変

   宮崎県知事の東国原英夫氏、就任以来、誠に多忙を極めています。そもそも、宮崎県は新しい知事を待ってたようなタイミングで「鳥インフルエンザ」問題が発生し、就任早々の知事は現地に飛んでいったり、東京に来たりして東奔西走。そして、今度は副知事問題で、連日、新聞やテレビを賑わしています。

   東国原氏は言うまでもなく政治はまったくの素人、右も左も解らない人が、知事のような要職についたらどうなるのだろうかという妙な親近感があって、判断、言動に関心をもって眺めています。知事の仕事って、結構、大変そうですね。

   選挙で争った人を副知事候補に挙げて「サプライズ人事」と報道されていましたが、県民から「しがらみがないという判断で投票したのに何たることか!」などの声があがって断念したみたいで、テレビで表情を見ていると、かなりイライラしてるようです。

   この間は記者会見で、副知事についての質問攻めにあい「あなた達は副知事の質問だけで50分全てを費やすつもりですか!」と気色ばんでました。宮崎県はもうすぐ県議会。相当に厳しい質問を浴びせられるのは充分に予測されますので、完璧な理論武装をして対処することを願うばかりです。

ミュージカルの主役が歌は苦手

   オードリー・ヘップバーンは大変歌が苦手だったようです。ミュージカル「マイ・フェァ・レディ」の映画化の際、ヘップバーンは歌の部分だけ誰かに「吹き替え」をやってもらうことを条件に出演を承諾したそうです。ミュージカル映画なのに歌に自信のない女優さんに白羽の矢を立てるとは驚きですね。

   それほどヘップバーンの人気が高かったということかも知れません。こうして「吹き替え」を担当したのはマーニ・ニクソンで「王様と私」のデボラ・カー、「ウエスト・サイド物語」のナタリー・ウッドの「吹き替え」をやったことでも有名です。

   ちなみに、ブロードウエイの舞台でヒットした「マイ・フェァ・レディ」はミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」でも好演したジュリー・アンドリュース

   このように歌が駄目だったオードリー・ヘップバーンですが、映画「ティファニーで朝食を」の中で、ギターをつまびきながら、鼻歌程度に主題歌「ムーン・リバー」を歌ったのが最初にして最後の歌声だったとか。

創作だった逸話

   ベートーヴェンの作品にピアノ・ソナタ第14番「月光」という美しいピアノ曲があります。この曲は、巷間「月光の曲」と言われていて有名です。

   その経緯は「月の冴えた冬の夜、ベートーヴェンが友人と散歩していると、あるみすぼらしい家からピアノの音が聞こえてきました。窓から覗いてみると、月の光の中で弾いているのは盲目の少女。彼は家に入り少女に代わって、即興で演奏を始めたのですが、それが誠に美しい曲で、ベートーヴェンは弾き終わると急いで家に帰り、譜面に書き留めたのがこの曲」という有名な逸話からです。

   ところが、音楽評論家武川寛海氏の音楽史の本を読んだら、それはまったくの作り話で、ベートーヴェンの原譜には、ただ「幻想曲」と書いてあっただけとか。武川寛海氏の音楽史の本にはこんな類の話が山ほどあって実に面白いです。

   ちなみに東大卒で大学教授でもあった武川氏は、ゴダイゴのヴォーカリスト、タケカワユキヒデ氏のお父さんです。

アカデミー賞の受賞スピーチ

   アカデミー賞助演女優賞にノミネートされてる菊池凛子さん、最近は新聞、雑誌にも紹介されていて、日本に帰ってきたら、沢山の映画会社やテレビなどから声が掛かることでしょうね。先日、FM放送で聞くともなしに聞いたアカデミー賞に関する情報。賞を受賞すると、ステージに上がり簡単なスピーチを行うのが慣例です。

   それが、短い中に印象に残る洒落たことを言ってて好きなんですが、このスピーチは45秒以内と決められているのだそうです。それで、アカデミー賞の事務局からノミネートされてる全ての人に「スピーチの練習をしておくように」と言って45秒しか録音出来ない録音テープを渡されているとか。何だか切ない話ですね。

   菊池凛子さんも、この前「練習しときます」などと言ってましたけど、それで賞を貰えなかった時には、結構、虚しい思いをするのではないでしょうか。何とか取れればいいと思っているのですが、ノミネートされてる人の中に強力なライバルが居るみたいで、どうなることやら2月25日が気になるところです。

東京の大仏様

   東京で生まれて東京に住んでいながら、知らないところ沢山あります。最近、あるガイド・ブックで東京にも大仏様があるのを知りました。大仏様と言えば奈良や鎌倉、それが東京にも存在するとは。その大仏様があるのは、東武東上線の下赤塚駅から徒歩約15分の「乗蓮寺」というお寺です。

   このお寺の歴史は古く室町時代の応永年間(1394年~1428年)に開山したとその本に書いてあります。1591年(天正19年)には徳川家康から10石の朱印地を寄進されたり、8代将軍の鷹狩りの際には休憩所として使用されたりした由緒あるお寺で、将軍が使った膳部はお寺の宝になっているそうです。

   しかし、大仏が出来たのは、そんな昔ではなく、1977年(昭和52年)とか。建立された目的は日清・日露戦争や第二次世界大戦などの戦没者の霊を慰めるためで、座高約8メートルのこの阿弥陀如来は「東京大仏」と呼ばれ今や東京の名所になってるそうです。今度、行ってみようと思っています。

携帯電話だってパソコン

   ブログに毎日、記事を書くには多少の工夫を必要とします。原則的に記事は、朝、パソコンで作成しますが、時として電車の中で書くことがあります。

   つまり、電車に乗ってる時、携帯のメールで記事を書いて家のパソコンに送信しておいて、家に帰ってから「ワード」や「一太郎」にコピー、貼り付けます。そして、修正や加筆など添削してから改めてブログに貼り付け、そのあと、インターネットのサイトにリンクして完成。

   それというのも、私は割合に携帯のメールを書くのが早いので、そんな事が出来るのかも知れませんね。電車の中を有効利用、30分もあったらかなり長い記事が書けます。携帯だってパソコンです。

大好きな三人の作曲家

   ワーグナーブルックナーマーラーの三人の作曲家が大好きです。しかし一方、この名前を聞いただけで眉をひそめるクラシック・ファンも沢山います。好きな人は滅茶苦茶に好きで、嫌いな人は滅茶苦茶に嫌いなこの三人の個性的な作曲家、私にとっては大変な魅力を持っていてよく聴きます。

   この三人は曲想がよく似てるんですよね。たゆたう波のようなうねりが曲全体を支配し、冗長な流れの中に美しいメロディが随所にあって、一度その虜になったら、抜け出すことは出来ません。

   ブルックナーの交響曲は第0番から第9番までの全10曲。マーラーは第1番から第9番の9曲の他に、よく交響曲の中に入れられてる声楽曲「大地の歌」を加えて同じく10曲、第10番は未完成です。

   そして、ワーグナーの作曲した交響曲は一曲だけですが、オペラや楽劇はどれも長くて重厚な曲ばかり。私の容量20ギガのソニーのディスク・ウォークマンNW-HD5には、三人の全ての交響曲が入れてあり、外出の際には常にカバンの中です。この三人、本当に好きです。

ハッカーの脅威

   マイクロソフトのOS「Vista」が1月30日に発売になりました。約5年振りの新しいOSに、パソコン業界はパソコンの売上の伸びにかなり期待してるようです。これからユーザーはどんな反応を示すのでしょうか。発売日には販売店に沢山の人が並びましたが、私はもう少し様子を見ようと思っています。

   ところで、インターネットでこんな記事をみつけました。「コンピューター・ハッカーが「Vista」の脆弱性を見つけようと本格的に動き出し、「Vista」はこれまでで最も安全なOSだというマイクロソフトの主張が試されている」と。本当に恐い世界ですね。

   ハッカーはきっと頭のいい人達なんでしょうから、その頭脳をもっと別の方法で生かせばいいのに、新しいOSの弱点を見つけてウイルスを送り込み、マイクロソフトの自慢を打ち砕こうとしてるのですから呆れます。

   そして、セキュリティのソフト会社はそれに対抗して、英知を尽くしてウイルスの進入を防がねばならないのですから大変です。正にイタチゴッコ。この戦いは永久に続きそうです。

世界1位も体調不良では無理

   テニスの「東レ・パンパシフィック・オープン」で世界ランク1位のシャラポア選手が、準決勝の途中で体調不良を訴え、棄権して敗退したのにはびっくりしました。

   シャラポワ選手は、全豪に続く3週間連続の試合というハード・スケジュールで、しかも真夏のメルボルンから冬の東京、また、球足の遅いハード・コートから速い人工芝コートへと環境の変化も激しく、ついにダウンした感じです。それにしても、杉山愛選手が準々決勝でシャラポア選手を右に左に走らせた末に第1セットをとった時には大興奮。

   ひょっとするとひょっとするのではないかと思わせましたが、その後、第2、第3セットでは圧倒的な強さを見せつけられて逆転され、あの迫力ではやっぱりシャラポア選手が絶対に優勝だと思っていたらこんな結果になり、何が起こるか解らないものですね。どんなに凄い選手でも、体調が悪かったら勝負は勝てません。

スピルバーグ監督の傑作

   シネマハウス社の「ミステリー・サスペンス映画の愉悦」という本には、沢山の傑作サスペンス映画が紹介されています。中でもスティーブン・スピルバーグ監督の「激突!」、本当に面白いです。結構、有名な映画なのでご覧になってる方は多いと思いますが、未見の方は必見です。

   話は至って簡単、ハイウエイで巨大なタンクローリーを追い越したばかりに訪れる恐怖です。この映画を面白くしてるのは、原作、脚本のリチャード・マシスンに負うところも多いようですが、単純な話をこれだけのサスペンス映画にしてしまうスピルバーグ監督の手腕には脱帽するしかありません。

   何かの本で読んだのですが、この映画に使用したタンクローリーは一般公募して、スピルバーグ監督が最も怖そうな外観の車を選んだとか。そう言えばヘッドライトが獲物を追う猛獣の目のように見えます。例の「映画大辞典」で沢山の人のコメントを読んで、是非、レンタル屋で借りて観て下さい。スピルバーグ監督が25歳の時に作ったサスペンス映画の傑作です。

オールマイティの「PASMO」

   昨年12月に「PASMO」が発表になった時、インターネットに載った情報を「著しい技術の進歩」という記事で書きましたが、今回、地下鉄の駅に置いてあった「PASMOご利用案内」を読んだら、その時と大きな違いがあるので驚きました。よって「著しい技術の進歩」を削除し、改めて「PASMO」について書きます。

   3月18日よりスタートする「PASMO」、やっぱり「Suica」と同じに改札口でタッチが必要です。そして、種類は「記名PASMO」と「無記名PASMO」と「PASMO定期券」の3通りで、更に、小児用の「記名PASMO」と「PASMO定期券」があります。

   「記名PASMO」は購入時に名前、性別、生年月日、電話番号を登録しておくと、紛失した時に残っていた金額をそのまま引き継いで再発行が出来るそうです。

   「PASMO」はJR、私鉄全線、地下鉄全線、バスが使えるオールマイティ、そして、使用方法もチャージ方法もほとんど「Suica」と同じ。但し、便利性では、全ての交通機関が一枚でOKの「PASMO」の方が上ですね。詳しいことはこのサイトを読んで下さい。

魅力いっぱいの井上陽水

   この前「うたばん」に井上陽水が出演していたのにびっくりしました。陽水は、従来、ああいう番組には出ないミュージシャンだと思っていたら、最近はそうではないのですね。陽水大好きです。詞もメロディも格調高くて歌もうまく、思わず引き込まれる魅力がいっぱい。

   沢山いい曲がありますが二枚組のアルバム「ゴールデン・ベスト」の中にある「とまどうペリカン」など私のお気に入りの曲でよく聴きます。実にいい曲です。

   《夜のどこかに隠された あなたの瞳がささやく どうか今夜のゆく先を 教えておくれとささやく 私も今さみしい時だから 教えるのはすぐ出来る ………》。この詞に大変ロマンチックな美しいメロディがついてて、陽水が澄んだ特徴のある素晴らしい声で歌っています。

  また、アンディ・エズリン・トリオが陽水の作品10曲をジャズで演奏しているアルバムも私の愛聴盤の一つで、この中の「飾りじゃないのよ涙は」や「心もよう」など何度でも繰り返し聴きたくなります。ジャズにもよく似合ってる陽水といった感じ。このような優れたアーティストが日本にいるなんて誇りです。

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