無料ブログはココログ

突然訪れた寂しい秋

   夏が「さよなら」も言わずにいずこかに急ぎ足で立ち去り、代わって秋が突然訪れました。私が持ってる郷原宏選「ふと口ずさみたくなる日本の名詩」(PHP研究所)の中から、昔から大好きな尾崎喜八の「秋」を紹介します。コンピューターに囲まれた現代、こんな詩に接すると何だかほっとするでしょう。

   《父よ、秋です、朝です、あたらしい日光です。山々がなんとまじめに、物思わしげに横(よこた)はり、木々がなんと単純に落葉してゐる事でせう。旅びとの川が遠くから今朝着きました。椋鳥(むくどり)の一群が今日はじめて野に散りました。まるい、明るい粟の穂が老いたる者のたなごころの上で鳴ります。

   雁来紅(はげいとう)の赤い、村落の見える風景から、あなたの青空の雲を逐ひやらないで下さい。すべての到着したものは此処に滞在し、古くから在るものはいよいよ処(ところ)を得るでせう。豊かな形象にそれぞれ秩序の陰影をあたへ、もっと貧しい者をも「在ること」の偉大で鼓舞して下さい。

   わたしも今日は遠く行かず、家をいで、立ちどまり、やがて帰り、つねに周囲の空間を身に感じ、深く目ざめて世界と共にあるでせう》。解説によると、出だしの「父よ」は実在の父親ではなく、この世の父性的なもの、広い意味での神や造物主を表しているのだそうです。秋は音楽も寂しげに聞こえます。

瞬間の風速を読むスターター

   9月9日の日本学生対抗陸上選手権男子100メートル決勝、桐生祥秀選手が9秒98という記録を出したのは、どなたもご存知でしょう。昨日の朝日新聞の夕刊にその記録達成の陰の努力が出てましたので、この記事をお読みになっていない方のために紹介します。そもそも陸上の記録は選手とスターターで生まれます。

   陸上競技は追い風2メートルを超えると公認されません。この男子決勝の10分前に行われた女子100メートル決勝も追い風2.3メートルとなり公認されませんでした。男子決勝の号砲を鳴らす福井陸上競技協会の主任スターターの福岡渉さんは、ずっと50メートル付近の吹き流しを注視していました。

   すると、風に一定のリズムがあることが解ったのです。風は強風が吹いて弱まり、すぐまた強風が吹いて少し長い間弱まる繰り返しです。このリズムを把握したスターターの福岡さんは強風の時に「オン・ユア・マークス(位置について)」と告げ少し間をおいて「セット(用意)」でピストルを鳴らしたのです。

   風速の認定はスタートから10秒間の平均秒速で決まります。レース後、速報タイム「9.99」(後で9.98に修正)の横に追い風1.8メートルを示す「+1.8」が表示されたのです。風速2メートルを超さないタイミングを狙ったスターター、新聞の見出しは《桐生9秒台 支えた福井の職人魂》でした。

面白みがある「翻訳」の仕事

   今朝、9月19日の朝日新聞の「天声人語」は翻訳の話です。先頃、日本遺伝学会が「優性」と「劣性」という言葉づかいをやめると発表したのだそうです。これは遺伝子の特徴が現れやすいかどうかを示す訳語だったのが、優劣の語感が問題とされ、劣性遺伝病などと診断されると不安になる人がいるというのです。

   代わりとなる新しい言葉は「顕性」と「潜性」。このことについて「天声人語」はこう書いています。《少々とっつきにくいが、こちらの方が正確という。わかりやすさ、正しさ、そして受け止める人への気遣い。翻訳とは、かくも繊細なものか。だからこそ意味が加えられる余地があるのだろう。

   例えば「農薬」はごまかしのある訳語だと、翻訳家の垂水雄二さんが著書「悩ましい翻訳語」で述べている。「殺虫剤」とすべきところを農業の薬とすれば、悪い印象が薄まってしまう》と。これを読んで、一体、「悩ましい翻訳語」とはどんな本なのかネットで調べてみると、一般的に読まれている本ではなさそうです。

   どうやら「天声人語」を書く人は、古今東西、ありとあらゆる本を読んでないと書けないことを最認識しました。それにしても《最近はどうも翻訳の努力が足りないようだ。コミットメントやガバナンスなど、そのまま持ち込まれる例が目につく》など、どんなことでも見逃さない鑑識眼には脱帽してしまいます。

「広辞苑」の掘り出し日本語

   いつもブログの記事を書くのにお世話になってる「広辞苑」、《広辞苑の中の掘り出し日本語》(バジリコ㈱)という本を持ってます。その本で、「広辞苑」の中に「面黒い」という言葉があるのを知りました。早速、見てみると①「面白い」をたわむれに反対に言ったもので、「面白い」と同意と書いてあります。

   そして、②は近世、「面白くない」をしゃれて言ったもの。つまらない。とありますので「面白い」と「面白くない」のどちらでも使える言葉など、読んだ人が戸惑いますから、使わない方が無難でしょう。この本の解説に《完全に死語だと思う。こういうしゃれは、すごく年寄りくさく感じる》とあります。

   また、もう一つは「問うに落ちず語るに落ちる」で「広辞苑」を見ると《人から問われた時には、用心して胸の中の秘密を言わないが、何気なく話す時には、かえって真実のことを漏らしてしまうものだ》と載っています。警察ドラマで刑事が「どうだ落ちたろう」と自慢げの顔をするシーンです。

   この本の解説には《政治家の失言というのは、まさにこの典型だろう。うっかり漏らした言葉に、その人の本音が含まれている。もっとも政治家の場合は、あえて失言を装って本音をいうことで、世間の反応を見たり、ウケを狙ったりしているわけで、実は計算ずくのことが多い》とか。「広辞苑」第七版 は来年出ます。

メールの返信の返信の返信

   色々なマナーを集めた「楽しむマナー」(中央公論新社)という本に作家の角田光代さんが「携帯メールのマナー」という一文を書いています。その書き出しは《友人から携帯電話にメールがきた。…近況を書いて返信した。すると数秒後、返信の返信がきた。そのラストに「今度飲みにいかない?」とある。

   これは質問か、社交辞令か。また考え、返信の返信に返信。するとさらに返信がきて、いったいこのメール合戦はいつ終わるのかと途方もない気持ちになりつつ、ちっこい数字ボタンをフニフニと打ち、はたと気づいた。私たち、返信のやめどきがわからなくなっている?》と。この現象、よくあることです。

   返信合戦の終止符は難しく、お互いに返信しないと相手に失礼な気がして、返信が果てしなく続くのです。ところで、メールの返信は人それぞれのクセがあり、まるで待ち構えていたように間髪を入れずに返信がくる人がいるかと思えば、返信は必ず少し間を置いてからするものだと決めてる人もいます。

   いずれにしても、メールの返信は出来るだけ早くするのがマナーで、たとえ急ぐ用件では無くても、早く返信すると気持ちいいです。でも角田さんは早く返信すると、相手が「こんなに速い返信、相手をビビらせていないだろうか」とか「すっごい暇人と思われないだろうか」と不安になるんだそうです。いやはや。

懐かしい古いブログの記事

   今朝起きて、自分のブログ「ドアのない談話室」をチェックしたら、「人気記事ランキング」に3年以上前の2014年5月にアップした「超鉄道マニアからのコメント」が顔を出しているのにびっくりしました。このコメントが入った記事はもっと古く2009年9月にアップした「鉄道マニアの優越感」です。

   この記事のテーマは鉄道マニアなら誰でも知っているとかの「忍び錠」の話です。なにやら怪しげな言葉ですが、鉄道員なら誰でも持っている「謎の鍵」だそうで、この「忍び錠」のホームページをクリックしたら、ちゃんと立ち上がり、今でも誰でも10000円で手に入りそうなことが書いてあります。

   それをそのままコピーすると《忍び錠のホームページにようこそ。1本1万円で販売。硬金属製22グラム、全長97ミリ、先端穴の深さ17ミリ。当社では忍び錠をどなたにでも販売しております。職パス等、身分証明書等は一切いりません。お気軽にどうぞ。ヤマトの代引きで発送します》。

   まさか、こんな鍵を売ってる会社があるのに鉄道会社が何も対策をしてないとは考えられず、私見だとこの鍵を1万円で手に入れて、友人や知人に「鉄道マニアはこんな物を持っているんですよ」と自慢するのに使うのでしょう。もし、この鍵について、もっと詳しいことをご存知の方はコメントをして頂けると嬉しいです。

最果てのジャズ喫茶

   昨日、9月14日の「朝日新聞」夕刊で《東の果て ジャズの鼓動》という大きな見出しと喫茶店らしき写真を見ました。記事を読んでみると、この喫茶店は北海道のJR根室本線の終点、根室駅前のジャズ喫茶「サテンドール」。東京から約1600キロ続いている線路も、もうここで途切れます。

   そんな場所にジャズ喫茶があるなんて何だか感動します。ここは地元のジャズ愛好家が作った「ネムロ・ホット・ジャズ・クラブ」の活動拠点で、このクラブの事務局長である谷内田(やちだ)一哉さん(79)は「サテンドール」のオーナーでもあります。この店のオープンは1978年で約40年前。

   谷内田さんは大学時代を東京で過ごし、根室に戻って脱サラをして「サテンドール」のオーナーになったのです。ここを取材に訪れた記者は《店内の棚には約3000枚のレコードが並び、ジャズの優しい音色が約90平方メートルの店内を包み込みます》と書いています。

   そして《温かいコーヒーを味わい、駅に向かった。釧路まで約135キロ、1両編成の気動車が北の街を走っていく》で記事を結んでいます。最果てのジャズ喫茶、ネットに「サテンドール」の店内の映像があり、行ってみたいけれど東京→新函館北斗→南千歳→釧路→根室、16時間16分ではいささか躊躇です。

面白いピアノの調律の話

   音楽はこれ無くしては生きていけない位好きですが、楽器は何一つ触れたことがなく、まったく知識がありません。勿論、最もポピュラーな楽器といえるピアノですらです。しかし、ピアノの調律については昔から興味があり、その関係の本をいっぱい読んでいて、珍しい裏話を沢山知ってます。

   かなり前に他界した指揮者の岩城宏之さんが書いた音楽随筆集「オーケストラの職人たち」(文藝春秋社)という本の中に「プロによるプロのためのプロフェッショナルな調律」という一文があります。面白いので、私のように楽器の知識はなくても音楽が大好きな方に掻い摘んで紹介します。

   岩城さんが知ってるプロの調律師は、リヒテル、ミケランジェリ、ケンプ、シラフなど世界の巨匠に気に入られ、つねに名指しで仕事をしてきた人なのです。ピアニストは自分の言葉で正確に言えない人が沢山いて、「何だかイヤだ」とか「何だかイイ」とか言っている人のピアノを調律するのです。

   調律で一番神経を使うのは鍵盤のタッチの感じだそうです。勿論、ピッチを完全に整えるのは当然ですが、世界の一流ピアニストは88の鍵盤それぞれに微妙なタッチの好みがあって、厚さの違う絆創膏みたいな物を貼り付けて調整するのです。ピアノの調律師を描いた小説「羊と鋼の森」が読みたくなりました。

32回目の命日夏目雅子さん

   27歳の若さでこの世を去った女優の夏目雅子さん、2017年9月11日が32回目の命日なんだそうです。もし、生きていたら、今年の12月17日で60歳を迎えたのだとか。昨日、ネットで《夏目雅子の母の後悔 「女優だから」とためらった白血病の治療とは?》という記事を見つけました。

   その記事によると、1985年2月、体調不良で都内の病院に緊急入院した雅子さんは、4階の病室で「ここから飛び降りてでも私は劇場に行く!」と半狂乱になっていたんだそうです。上演中の舞台「愚かな女」は初の主演で、すでに評価を得ていた雅子さんにとって、途中降板は受け入れることが出来なかったのです。

   そして、家族みんなで彼女を説得している時に「愚かな女」を演出している福田陽一郎氏が病室を訪れた時のやりとりはこの記事を、直接お読みになって下さい。本当の病名「急性骨髄性白血病」は本人には告知されてなくて「重度の貧血」と言われていた夏目雅子さんは直ぐに退院出来ると思っていたかも知れません。

   しかし、真実は血液のガンと言われる白血病、抗ガン剤を飲めば頭の毛が抜けるのは必然で、治療についてのお母さんの苦悩が、この記事に詳細に書いてあります。夏目雅子さんの映画で、私が、唯一、観たのは渡瀬恒彦さんと共演の「時代屋の女房」、ふと彼女の素敵な笑顔が脳裏をよぎりました。

マニアックな衝撃的二冊の本

   人様のエッセイを読むと知識が増えます。ことに、丸谷才一さんと村上春樹さんは情報源の双璧で、どのくらいブログのテーマにさせて頂いたか解りません。そして、漫画家の東海林さだおさんも、「そんなことってあるんだぁ」と驚くべきことを書いていて、皆様に聞いて頂きたくなってしまいます。

   つい最近刊行された「猫大好き」(文藝春秋社)というエッセイ集の中に《読書の秋の”食べ合わせ”一緒に読んではならない本》というタイトルの一文があります。まずその一冊は、ヴィクトリア・プレイスウエイト著、高橋洋訳で紀伊国屋書店刊行の「魚は痛みを感じるか?」というタイトルの本です。

   詳しいことをここに書くことは出来ませんが、結論は「魚は痛みを感じる」のです。色々な科学的実験の結果、生きてる魚はお刺身にされる時に痛がっているというのです。これを知ったら、これからお刺身が食べられなくなるかも知れません。それで、一緒に読まない方がいいもう一冊の本は「ヒトは食べられて進化した」

   ドナ・ハートとロバート・サスマン共著、伊藤伸子訳で刊行されたのは2007年、2012年に第7版だそうですからかなり売れている本です。一匹の豹らしき動物がヒトの頭部をくわえて引きずっている挿絵に東海林さんは衝撃を受けたとか。それにしても、世の中にはマニアックな本があるものです。

女性アルト奏者の矢野沙織

   ジャズに関心がある方なら、アルトサックス奏者、矢野沙織をご存知でしょう。10代の時にプロにデビューし何枚もCDを出し、私など5枚も持ってます。ウィキペディアによると、矢野沙織は小学4年生の時ブラスバンド部でたまたまサクソフォンの担当となり、この楽器を始めました。

   その後、小学6年生の時にジャコ・パストリアスのアルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」の収録曲「Donna Lee」に感銘を受けてジャズに目覚め、この曲を作ったチャーリー・パーカーに興味を持ち、ジャズの世界に入っています。そして、2003年9月に出した初めてのアルバムは「YANOSAORI」。

   当時、矢野沙織は銀座の「スィング」をはじめ東京中のライブハウスで演奏していたのは知っていましたが、残念ながら、まだ一度も生演奏を聴いたことがありません。その代わり、アルバムは「YANOSAORI」は勿論のこと、二枚目の「O2」も「SAKURA STAMP」も何度繰り返し聴いたか解りません。

   ことにジャズのスタンダード「When You’re Smiling」など、矢野沙織らしさがよく出ていて何度聴いても魅せられます。その矢野沙織(HP)もいつしか30歳になり、ホームページを見ると日本各地でライブを開催しているようで、益々の活躍を祈るばかりです。では矢野沙織の演奏です。

リラックス出来る「新幹線」

   今朝、インターネットで《「エリート不倫」は、なぜ新幹線で油断するのか?》という記事を見つけました。勿論、国会で阿倍首相や大臣を鋭い論理で追求し、非常に知的なイメージを持つ山尾志桜里議員のことです。まさか、山尾議員がこんな事態に直面し、離党することになるとは夢にも思いませんでした。

   この記事によると、山尾議員は「このハゲー!」で有名になった豊田議員と同じ1974年生まれの東大法学部出身。大学卒業後に司法試験に合格し、検事になったいわばエリートで、その後、民主党が大勝する2009年の衆院選で当選して国会議員になり、また、実業家と結婚し一児の母親でもあります。

   それが、こともあろうに9歳年下の弁護士と不倫で、その弁護士は「企業コンサルタントや離婚・男女問題」を得意にしてるそうです。「週刊文春」はこの二人の行動を僅か一週間で四日間も写真撮影に成功してるのですから、いくら弁舌に長けた山尾議員と言えどもまったく反論する余地がありません。

   この記事は《新幹線は、エリートであれ、元アイドルであれ、衆人環視にあることを忘れさせ、うっかり男女の関係性をあらわにしてしまう。日本が世界に誇る新幹線が、いかにリラックスできる空間であるかの証左とも言える。新幹線設計者にとっては、これもひとつの栄誉かもしれない》で結んでいます。

映画「裏窓」の裏話

   三谷幸喜さんと和田誠さんの対談集「それはまた別の話」(文藝春秋)、面白くて面白くて、かなり前に出版された本なのに、今もなお時々読み直しています。何しろ、語っている内容は有名な映画が12本、読むと人に話したくなり、幸いなことに私はこの「ドアのない談話室」を持っています。

   この12本の映画の中から今回選んだのはアルフレッド・ヒッチコック監督の「裏窓」。この映画の解説は誰でもすでにいっぱい読んだり聞いたりしてるはずですが、対談ならではの、初耳の情報ってあるんです。何しろ対談の一人は演出家の三谷さんなので、こんなことを言ってます。

   恐らく、ヒッチコック監督が苦労したのはアパートの住人が窓に近づく必然性をどうやって演出するか。ともかく、こちらから見た窓近くの出来事を描くのですから、住人が窓に近づかないとどうしようもありません。そこで選んだ季節が夏。クーラーの無い時代で暑いから窓を開けたり近づく必然性があるのです。

   数え切れない位にこの映画を観てるのに、夏を選んだ意味をこの対談で初めて知りました。また、ヒッチコックは「ダイヤルMを回せ!」で初めてグレース・ケリーを使って気に入りこの「裏窓」、そして「泥棒成金」と三本連続で彼女を使った話も面白いです。いやはや、映画の話は時間の経つのを忘れきりがありません。

「鉄道マニア」と「鉄道ファン」

   新刊の本屋で、所澤秀樹著「鉄道時刻表の暗号を解く」(光文社)という本を発見、奥付を見ると2017年8月20日初版とあり、先月出たばかりです。「鉄道マニア」とはおこがましくて言えない「鉄道ファン」の私は、こういう類の本が好きで、何はともあれ買ってきて、早速、全体のチェックをしました。

   まず、直ぐに目に留まったのは《時刻表の楽しみのひとつに、JR線の運賃計算というのがある。(ここでいう「運賃」とは「普通旅客運賃」である)。今の世の中、運賃検索ソフトなどもあって、手作業で運賃を計算する人など少なくなったとは思うけれども、実は、このJR線の運賃算出方法こそが時刻表の醍醐味。

   時刻表において昔と比べめっぽう複雑化した事柄の大代表であり、それを手作業でやって、見事、正解を導き出したときの喜びときたら、なかなか堪えられないものがある》。と書いてあります。運賃計算などインターネットでたちどころに解るものが、一体、なんでと誰だって思ってしまいます。

   よく読んでみると、どうやら、複雑化の要因は、JRが「JR北海道」「JR東日本」「JR東海」「JR西日本」「JR四国」「JR九州」の6つに分かれていて、「運賃計算のルール」が各社微妙に違うため、路線がまたがっている場合大変なのです。「鉄道マニア」も「鉄道ファン」も、是非、この本をご一読下さい。

CD388枚のウォークマン

   かって現役時代、通勤電車の中で、一日たりとも使わない日が無かったソニーのウォークマン「NW-A848」。リタイアして家にいることが多くなってから、音楽は家の装置で聴く関係上、すっかりウォークマンと疎遠になっています。何だか申し訳ない思いで、昨日、久しぶりに取り出しました。

   そして、バッテリーをフル充電し、いつも使っているソニーのヘッドフォンで聴いてみると、まったく変わりない素晴らしい音が耳に響きます。そこで、収録されている全てのCDを改めて集計しました。私のアルバムの名前の登録方法は、ジャズは頭に○、クラシックは◎、ポップスは●を必ず付けることにしています。

   それを集計すると○が94枚、◎が227枚、●が67枚で合計388枚。つまり、何と388枚のCDが横47ミリ×縦104ミリ×厚7ミリのウォークマンの中に収録されているのです。例えばクラシックにスポットを当てて内容を調べて見ると、ベートーヴェンの交響曲は、勿論、第1番~第9番全てあります。

   また、好きなマーラーの交響曲も第1番~第9番が全て入っていて、第2番の「復活」だけでもCD10枚近くはあります。あと、ブルックナー、ドボルザーク、チャイコフスキー、ブラームスも全ての交響曲が収録されています。このウォークマン、これから、時々取り出して聴くことにしました。何しろ音質がとても良いのです。

変化した日本の女子バレー

   4年に一度行われるバレーボールの「ワールド・グランド・チャンピオンズ・カップ」女子大会が、昨晩、開幕し世界ランキング6位の日本は、10位の韓国と初戦で戦い、3-0で下しました。バレーボールの観戦が殊更好きな私は、テレビの放送開始の午後7時を心待ちし、2時間たっぷり楽しい時を過ごしました。

   日本は、キャプティンだった木村沙織選手がいなくなり、中田久美監督になって初めて観る試合です。ベンチに見慣れない外人男性がいるので、ネットで調べたら、何と日本女子バレー史上初めての外人コーチだそうです。国籍はトルコ人で名前はフェルハト・アクバシュ氏、5月1日から来日してるようです。

   そして、女子バレーに関するもう一つの情報は。前監督の真鍋氏が筑波大学に開発を依頼して誕生した女子バレー特訓ロボットです。この情報はずっと秘密にしていたのがここにきて公開、これを知った海外は「練習に革命が起きた」と驚愕の声が起きているいるそうです。やっぱり、日本は凄いです。

   ところで、これからの女子大会の日本の日程を紹介しましょう。今日の9月6日(水)午後7時ロシア(世界5位)、8日(金)午後7時ブラジル(世界4位)、9日(土)午後7時アメリカ(世界2位)、10日(日)午後6時中国(世界1位)。中田久美監督率いる日本女子バレー、幾つ勝つかとても楽しみです。

リモコンが誤動作しない仕組

   今や私達の回りはリモコンだらけです。テレビ、空調、オーディオ機器など、メイカーが違いまったく機能が異なる機器類をものの見事にコントロールしてくれます。ボタンを押す時に別に特別の注意をしなくてもほかの機器類に影響を与えることなど無いのはなぜだかご存知でしょうか。

   その理由は、全ての家電メイカーが加入している「財団法人・家電製品協会」によってメイカーごとにコード番号が決められていて管理されているからです。また。メイカーの内部で、製品別のコード番号も管理していて、リモコンの操作に影響を及ぼすことはまったく無いのです。

   リモコンは赤外線のパルス信号を発生する仕組になっていて、電信の「ツー・トトト ……‥」に似たように、点滅信号のパターンで情報を伝えています。つまり、2つのパルスのパターンを決めておいて「1」と「0」を表現します。例えば、0.5ミリ秒間点滅した後、0.5秒間休止するパターンを「0」.。

   また、0.5ミリ秒間点滅し、1.5ミリ秒間休止するパターンを「1」とするのです。こうしておいて、2進法の8桁の数字「00010000」と「01010000」になるので混同することがないのです。従って「財団法人・家電製品協会」に加入してない海外のメイカーのリモコンは要注意です。

生で放送されたNHK杯将棋

   「NHK杯テレビ将棋トーナメント」の2回戦、9月3日(日)の対局は森内俊之九段対藤井聡太四段で、異例にも何と生放送でした。これは私の推測ですが、藤井四段の勝敗はマスコミはとても関心が高く、いつものように録画の放送だと、NHKは結果が解ってる勝敗を伏せる立場になり、困るからだと思いました。

   ともかく、藤井四段が名人位を8期も保持した森内九段との対局は将棋ファンには堪りません。しかも、それが生放送で観られるとあってはこの日が来るのを待ちに待ってました。そして、9月3日、いつもより30分早い午前10時に森内九段の先手で対局開始です。ちょっと棋譜をご覧になってみて下さい。

   森内九段は王様をまだちゃんと囲わないうちに戦闘開始です。過去、森内九段の名人戦での戦いぶりを知ってる私としては何だか意外な印象です。王様の回りにまったく援軍がいない状態で、将棋はすでに終盤に突入し、藤井四段の56手目、森内九段の王様の頭に5七銀で、私は勝負あったと思いました。

   それにしても、森内九段は自分の王様に即詰みがあるのに受けないで93手目に6一馬、藤井四段の94手目7七桂の王手で投了です。恐らく、森内九段はかなり前の段階で、負けを覚悟していたように思えてなりません。もうちょっと際どい勝負を期待していた将棋ファンにはいささか残念でした。藤井四段強いです。

ゴーギャンの絶望的な人生

   少し絵に詳しい方なら、ポール・ゴーギャンの作品に「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか」という哲学的なタイトルの絵があるのをご存知でしょう。今日は「世界の名画 隠されたミステリー」(PHP研究所)という本から、ゴーギャンの救いの無い絶望的な人生を偲びます。

   ゴーギャンはアルルでのゴッホとの共同生活が失敗に終わり、1891年、南太平洋のタヒチに渡りました。しかし、タヒチは彼が夢見ていた楽園ではなく、貧困と病気に苦しみ、1893年にフランスに戻ります。ところが、財政状態は好転せず、悩んだ末に再びタヒチに戻ることを決意します。

   今度は世俗的な成功の望みを捨てて、この地に永住する覚悟でした。1895年9月にタヒチに到着した彼を待ってたのは相変わらずの貧困で、絵の具も買えないくらいに経済的に困窮し、それに加えて体調も崩してしまったのです。更にそこにもたらされたのは、妻のもとに残してきた娘アリーナの訃報です。

   絶望したゴーギャンは自殺を決意します。そんな状況の中での約一ヶ月、昼夜を問わず懸命に描いたのが「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか」です。絵の完成後、ゴーギャンは丘の頂上に登り、多量のヒ素を飲んで自殺を図りますが未遂に終わります。何という悲惨な人生でしょうか。

世界的トランペッターの激怒

   世界的なジャズ・トランペッター、日野皓正さんが演奏中の舞台でドラムを叩いていた中学生のスティックを取り上げ、投げ捨てた映像がテレビに流れたので、ご存知の方は沢山おられるでしょう。一体、どういうことか知りたくてこれが詳しく書いてある「週刊文春」9月7日号を買って読みました。

   この事件は8月20日、世田谷パブリックシアターの「日野皓正presents”Jazz for kids”」の公演で起きたのです。何しろ、入場料を取ってる本番の演奏会で起きてる事だけに驚きます。確かにドラム・ソロは観客の注目を集め、気分がよくなるので恐らく乗りに乗ってしまったのでしょう。

   ところで、「週刊文春」に中学生本人と父親のコメントが出ているの紹介します。まず中学生《自分が悪いんだと納得しています。日野さん自身はすごくいい人ですが……。ただ今回の件でバンドが無くなるという事態には絶対なって欲しくないです》。なら何でと言いたくなるのは私だけではないはずです。

   そして父親も《ジャズを理解している人からすれば。うちの子が悪い。私もそう思っていますし、子供も反省しています》と。なんのことはなく、中学生も父親も日野さんの行為は理解してるようです。では、日野皓正さんの「定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台」をじっくりお聴きになって下さい。

苦難の道だったW杯出場

   何はともあれ、昨晩、日本はW杯出場を決めて本当によかったです。恐らく、ハリルホジッチ監督は香川選手も本田選手もはずし、もしこれで負けたら、何を言われるか解らない追い込まれた状態だったに違いありません。それを浅野選手と井出口選手の二人の若い選手が救ってくれました。

   それにしても、長友選手の絶妙のクロス、実によかったです。オフサイドラインぎりぎりだったので、相手からクレームがつかないか心配でしたが、誰からも異議がない素晴らしいゴールでした。オーストラリア戦は終盤になって何度も痛いめに合ってるので、いやな予感がしてたのです。

   ところが、後半37分、井手口選手は左サイドでデフェンスを一人かわし。中央までドリブルで進み、思い切って蹴ったボールは二人の間を抜いてゴール右上に飛び込んだのです。勿論、代表初ゴール、頭の中は真っ白になったそうです。正直いって、二点差になってやっと勝利を確信しました。

   試合後、報道陣の黒山に囲われた若手を横目に見ながら、本田選手は「今日は俺でないでしょ」と一言だけ言ったと日刊スポーツに出てました。また、香川選手も「あれだけの刺激を若手がくれたので、僕らも活躍しないと代表に残れない」と言ってたそうです、これで明らかに歴史が変わったのです。(ハイライト

夏目漱石の原稿執筆の姿

   昨2016年9月20日に刊行された「〆切本」(左右社)という本をご存知でしょうか。沢山の有名作家が出版社からの原稿の催促を受けながら作品を書いている姿が楽しめ、ちょっと変わった本が読みたいと思っている人にお勧めの一冊です。その中から、今日は夏目漱石の「文士の生活」という一文を紹介します。

   何しろ、漱石が原稿をどうやって書いているのか、そうやたらに公開されることは無いので、漱石ファンにとってはたまりません。漱石の文章をそのままコピーすると《書き始むると、筆は早くもなし、遅くもなし、先ず普通といふところであらう。原稿は一度書いたままで後にテニヲハの訂正をする位のもの。

   時間は、夜でも朝でも昼でも、別に制限はないが、何時にしても。筆を執ってる間は、相応な苦しみはある。併し私は、書き始めると、殊更に勿体つけて、態と筆を遅らすと云うようなことは断じてない》。これを読んでも漱石の真面目さがよく出ていて、何だか微笑ましくなってしまいます。

   更に《障子に日影の射した処で書くのが一番いいが、此家ではそんな事が出来ぬから、時に日の当たる縁側に机を持ち出して、頭から日光を浴びながら筆を取る事もある。余り暑くなると、麦藁帽子を被って書くやうな事もある。かうして書くと、よく出来るやうである。凡て明るい処がよい》。確かに漱石の小説は明るいです。

「広辞苑」のとても愉快な語釈

   毎日、ブログの記事を書いていると、国語辞典は欠かせないアイテムで、私は普通名詞と固有名詞が一緒に載っている「広辞苑」の電子版を愛用しています。ところで、国語辞典の言葉の説明文を語釈と言いますが、この語釈には、微笑ましいものがあり、今日はその傑作を幾つか並べますので、是非、楽しんで下さい。

   まず、みぎ【右】の語釈は《南を向いた時、西にあたる方》、地図は北が上なので、北を向いた時のほうがよさそうですが、なぜか南を向いた時です。でも、あまり大きな問題ではありません。次はゆび【指】で《手足の末端の、枝のように分かれた部分》。読んでいると、指が何だか愛おしくなります。

   次にれんあい【恋愛】は《男女が互いに相手をこいしたこと。また、その感情》。しからば、こい【恋】とは《一緒に生活できない人や亡くなった人に強くひかれて、切なく思うこと。また、そのこころ》。何だか、もう少し説明の方法がありそうですが、考える人は大変なので我慢してあげましょう。

   それでは、最後にくち【口】は《動物が体内に食物を摂取する、あな状の器官、高等動物では、唇・歯・舌などをそなえて消化管につながり、また人類などでは音声を発するのにも使う。鳥類では嘴(くちばし)となる》。いやはや、「あな状の器官」とは辞書を編集した人の苦労が出ています。確かに口は穴です。

決して無力ではない音楽の力

   今朝の朝日新聞に《音楽の力「第九」》というタイトルでこんな話が載ってたので、ちょっと古い出来事なのですが、紹介したくなりました。永遠に忘れることが出来ない2011年3月11日、指揮者の佐渡裕さんはイギリスのBBCフィルハーモニックとピアニストの辻井伸行さんと国内ツアーの最中でした。

   佐渡さんは辻井さんと横浜のホールに入った直後に大きな揺れが襲いました。当然、公演は中止になり、オーケストラは帰国して、佐渡さんは神戸の自宅に戻りました。佐渡さんは、自分には命を助けることも、食べ物を届けることも出来ず、また、譜面を開く気にもならずに友人のさだまさしさんに電話したそうです。

   そして、「音楽ってなんて無力なんだ」と号泣。さださんに「きっと佐渡さんが必要になる時が来ますよ」と慰められ電話を切りました。その後、携帯電話が鳴ってドイツのマネージャーから、急遽、日本支援のコンサートを開くのでベートーベンの「第九」を指揮して欲しいと言う依頼です。

   佐渡さんは、この状況下に「第九」を指揮するなんて断ろうと思いましたが、「第九」は連帯の意味を持つ曲と説得されて承諾。3月26日にドイツでコンサートが行われ、曲が終わっても観客は沈黙したまま。やがて立ち上がって黙祷です。佐渡さんの「ダンケ!」に堰を切ったように拍手です。決して無力ではない音楽の力!

英語の「慣用句」

   「慣用句」は日本語にしかないものではなくて、英語にもあるのをご存知でしょうか。ネットに13の英語の「慣用句」を並べているサイトを発見したので紹介します。英語と言っても、ごく初級の単語しか使ってないので、どなたでも理解出来るのは間違いありません。話のタネに知っておいてもいいでしょう。

   そのサイトは《日常会話に役立つ英語慣用句!これだけは覚えておきたい厳選13イディオム【第2弾】》。【第2弾】とあるところを見ると【第1弾】があるはずですが、探してみても見つからないのでこれで我慢して下さい。ともかく、この中から、一つだけ取り上げますので、後はご自分でお読みになって下さい。

   その一つは「mind your own business」訳すと「人のことは放っておけ」で、例文の会話は《Hey Mike. You look so depressed these days. Why don’t you see a therapist?》(ねぇ、マイク。最近、落ち込んでるみたいだね。セラピーを受けてみたら?)。それに対する返答は次の通りです。

   《It’s none of your business! Mind your own business!》(君には関係ないだろ! ほっといてくれよ)。この解説に《“business” は文字通りの商用ではなくあらゆる「問題」や「状況」を指し、小学生ですらオモチャの取り合いでこのフレーズを使ったりします》とありますが、何だか通常の会話のように思えます。

素敵な曲「ニューヨークの秋」

   村上春樹さんの「雑文集」(新潮社)、音楽の話がいっぱいあるのでよく読みます。何しろ、大学生でジャズ喫茶を経営していたくらいですから、その知識たるや普通の人の比ではありません。私みたいに「昔はよくジャズ喫茶に通ったなぁ」どころではなく、村上さんは常にジャズ喫茶にいたのです。

   ところで、今回、この「雑文集」の中の私の眼を引きつけたのは「ニューヨークの秋」というタイトルの一文。私がなんでこのタイトルに興味を持ったかというと、実はこのジャズのスタンダード曲が昔から大好きで、村上さんは、一体、この曲の何を書こうとしてるのかやたらに気になったのです。

   ところが、この一文を読むと、村上さんは友人のジャズ・ベーシスト、ビル・クロウがクロード・ウイリアムソン・トリオに参加して、日本のレコード会社がCDを出すことになり、その中に入れるライナーノートを村上さんに書いて欲しいという依頼を受け、旅先のホテルの一室でサンプルCDを聴いている話です。

   そして、そのCDのタイトルが「ニューヨークの秋」。勿論、私がこのCDを持っていないし、聴いたこともありません。しかし、タイトルに使っているからには、「ニューヨークの秋」が中に収録されているのは間違いないでしょう。村上春樹さんの雑文を読んで、素敵な曲「ニューヨークの秋」が無性に聴きたくなりました。

地球で遊ぶ「グーグルアース」

   かなり前に買った《「グーグルアース」で地球を遊ぼう!》という小冊子を読み直しています。大抵の方が自分のパソコンに「グーグルアース」はすでにダウンロードしてあると思いますが、もしまだだったら、このサイトをクリックしてダウンロードして下さい。このとてつもなく凄いソフトが無料で使えます。

   まず最初にすることは自分の住所を検索することで、いつも見慣れている風景が立ちどころに出てきて驚きます。中には、現在、更地になっているのに前にあった建物が出てくることがありますが、グーグルが撮影した時期が古いということで仕方がない現象でしょう。でもグーグルは時々撮り直しをしてるようです。

   ところで、《「グーグルアース」で地球を遊ぼう!》には最初のページに世界遺産など有名な場所がずらずらと並んでいます。「ナスカの地上絵」「五稜郭」「モンサンミッシェル」「故宮」「エジプトのピラミッド」「エアーズロック」「アマゾン川」「ケネディ宇宙センター」「マッターホルン」「エベレスト」「東京タワー」など。

   ともかく、この名前をこのまま入れて検索すれば、次から次にこの場所の映像が出てきて、初めて「グーグルアース」に接した方は、あまりにも楽しくて時間の経つのを忘れるかも知れません。でも、「グーグルアース」の有効な利用方法としては、初めて訪問する場所の住所を検索して、予め観ておくと役に立ちます。

全米オープン期待大の選手

   8月28日(月)にテニスの4大大会の一つ、全米オープンが幕を開けます。錦織選手がケガで欠場になり、WOWOWが、連日、生放送するのに楽しみが無くなったと思っていたら、男子は世界43位の杉田祐一(28)選手、女子は世界45位の大坂なおみ(19)選手が期待出来ると今朝の日刊スポーツに出てました。

   新聞によると、まず杉田選手は2006年10月にプロに転向し、28歳にして才能が花開き、7月にトルコで行われたアンタルオープンに優勝しています。身長176センチ、体重67キロと錦織選手に比較して身長は2センチ、体重は7キロも下で、海外に拠点を置いたこともありません。

   また、大坂選手は、昨年、ウインブルドンを除く3大会に初めて出て、すべて3回戦まで出場してすっかりツアーに定着しています。ウインブルドンも今年は初出場で、またまた3回戦に進みました。そして。3回戦の相手は5回も優勝しているビーナス・ウィリアムズ選手で、負けはしましたが、彼女は大坂選手を絶賛。

   今年2月には日本代表にデビューし4戦全勝して日本の大きな戦力となりました。これで。杉田選手も大坂選手も全米オープンは大いに期待出来そうです。もしかしたら、錦織選手の欠場でがっかりしてる全国のテニス・ファンを大いに喜ばせてくれるかも知れません。期待は果てしなく大きいです。

難しい演奏会の拍手

   ピアニストの青柳いづみこさんのエッセイは音楽の知識が増えるのでよく読みます。「ピアニストは指先で考える」というタイトルの随筆集の中に「拍手」と言う一文があり、音楽の専門家が拍手を論じています。クラシックのコンサートでは、拍手は一曲が終わった時にすることになってます。

   ところが、終わりがよく解らない曲があり、その場合、初心者は会場全体が拍手に包まれてから手をたたくのが無難です。ともかく、まだ曲が終わってないのに拍手をしたら一大事。会場全体の冷たい視線を浴びて、直ぐにその場から消えたくなるのは間違いありません。ともかく、コンサートを台無しにしてしまうのです。

   青柳さんはこう書いてます。ピアニストが一番困るのは、ショパンやドビッシーの小品を続けて弾く場合で、演奏家は途中で拍手が起きないように身振り手振りで演出するんだそうです。例えば、腕を振り上げたままおろさなかったり、顔を上げないようにして、観客に「まだ終わってない」ことを示すとは大変です。

   確かによく知っている曲ならいいのですが、あまりポピュラーではない曲だと、終わったかどうか解らないので拍手のタイミングに困ります。演奏家は逆に終わったことを示さないといつまでたっても拍手がきません。いやはや、演奏会にはCDやLPを聴くのとは違い拍手のタイミングの苦労があります。

地球が自転している理由

   かねがね知りたいと思っていた地球が自転する理由について、私と同じ疑問を持っている人がいるとみえてネットのYAHOO!知恵袋に質問がありました。回答者がどんな立場の人か解りませんが、その複数の回答は、あまり確信的とは思えません。でも誰も証明不能の出来事ですから仕方ないでしょう。

   自転の理由を知るには、まず地球誕生の経緯を認識する必要があります。解答の一つをそのまま引用すると《あくまでも私の思考に拠るものですが,太陽から分裂してそこに集まった物質が地球などの惑星に成ったのですが,太陽から分裂した時飛び散った勢いは,太陽の自転をそのまま引き継いだ勢いだったのです》と。

   つまり、地球は太陽から分裂して出来たもので、太陽の自転をそのまま引き継いだという説明です。更に《さて太陽から飛び出た物質は,その時一緒に地球だけでなく月に成る物質も含まれていたのです。後から月の部分は,地球にぶつかった物がその衝撃で契れて出来たという説もあります》。

   どうやら、月も太陽から飛び出した物質で《最初は自転していたのが、月は地球に余りにも近い為に,地球の重力に引かれて回転を止められ,だるまさんの底の重りのように地球に向かった側で重さが偏って,同じ面をこちらに向けているのです》だと。ほかの解答も知りたい方はYAHOO!知恵袋を直接お読みになって下さい。

«クラシックをジャズで演奏